講演・口頭発表等 - 内野 昌孝
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日本の主食-お米
内野昌孝
第23回日本健康医学会総会 2013年11月 日本健康医学会
開催年月日: 2013年11月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(招待・特別)
開催地:東京農業大学
お米や御飯についての食品科学的機能性などについて紹介した。すなわち、現在、ご飯は昔に比べておいしさが高いが、これは品種改良時にコシヒカリを掛け合わせているため、ご飯のおいしさが美味しい状態に保たれていることを説明した。また、炊飯器の性能も向上し、品種の異なるものや保存期間の異なるものを炊飯して比較しても大きな違いがみられないことを示した。さらに、ご飯の元、すなわち米の胚乳部分に着目すると様々な加水分解酵素活性が確認されることから、これら酵素が炊飯過程中に働き、その結果、ご飯の美味しさを形成していることを明らかにした。
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製パン性におよぼすグリアジンのPDI-Ero1 処理の影響
塩野弘二、西堀史也、岡大貴、野口治子、野口智弘、内野昌孝、高野克己
食品分析研究会 2013年09月 食品分析研究会
開催年月日: 2013年09月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:東洋大学
小麦生地形成における各種結合には二分子のシステインがSS結合を形成するタイプが含まれている。そのため、この形成に関与するPDIおよびERO1に着目した。今回、製パン性におよぼすグリアジンのPDI-Ero1 処理の影響について調べた、その結果、グリアジンに対してPDIおよびERO1ともに内部SS結合の促進に働き、その結果、生地内の結合力が高まり、さらに炭酸ガス保持力が高まった結果、発酵時の膨張性が向上し、より柔らかいパンが形成された。
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次世代シーケンサーを用いたダイジョ(Dioscorea alata L.) の葉におけるフラボノイド合成系遺伝子発現量の変動解析
飯島 健, バビルパチャキル, 井土 岳, 松原紀嘉, 川原玲香, 野口治子, 内野昌孝, 高野克己
食品分析研究会 2013年09月 食品分析研究会
開催年月日: 2013年09月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:東洋大学
ダイジョ(Dioscorea alata L.)は同じ品種であっても個体により赤色色素の生産性が異なり、世代交代により色の発現の有無に違いがある。また、まれに個体によっては一個体中で赤色の葉と非赤色の葉が存在することも確認されている。そのため、ダイジョの葉における色素変異について調べた。今回、次世代シーケンサーを用いたダイジョ(Dioscorea alata L.) の葉におけるフラボノイド合成系遺伝子発現量の変動解析を行った。その結果、大半の遺伝発現系は赤色と非赤色間で大きな差は見られなかったものの、フラボノイド系の一部の遺伝子で発現の量が数倍~数十倍異なっていた。
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加工食品中のマメ科原材料検出法の開発
河村沙也加、入澤友啓、野口治子、内野昌孝、高野克己
食品分析研究会 2013年09月 食品分析研究会
開催年月日: 2013年09月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:東洋大学
我々は未知食材を検出するためにPCR-DGGE法を適用し加工食品のイネ科植物の検出法の確立を既にしている。今回、別な科をターゲットとするため、加工食品中のマメ科原材料検出法の開発を行った。目的試料および対照試料からDMAを抽出精製し、予めDNAデータバンクから入手した配列に基づいて作成したプライマーを用いてPCR反応を行い、その増幅性の有無を確認した。その結果、マメ科食材のみ反応が確認されたため、本方法はマメ科食材の検出に有効であることが明らかとなった。
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製パンにおけるアスコルビン酸のデヒドロアスコルビン酸への変換機構について
西堀史也,塩野弘二,岡 大貴,野口治子, 内野昌孝, 野口智弘, 高野克己
食品分析研究会 2013年09月 食品分析研究会
開催年月日: 2013年09月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:東洋大学
小麦生地形成における各種結合には二分子のシステインがSS結合を形成するタイプが含まれている。そのため、この形成に関与するPDIおよびERO1に着目した。今回、製パンにおけるアスコルビン酸のデヒドロアスコルビン酸への変換機構について調べた。その結果、ERO1がアスコルビン酸をデヒドロアスコルビン酸に酸化し、デヒドロアスコルビン酸がPDIを参加、さらに参加されたPDIが小麦グルテンのシステインを参加することで架橋が促進され、製パン性が向上した。
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小麦登熟過程におけるPDIおよびEro1の発現解析
徳本脩、塩野弘二、岡大貴、中澤洋三、野口治子、内野昌孝、野口智弘、高野克己
日本食品科学工学会第60回記念大会 2013年08月 日本食品科学工学会
開催年月日: 2013年08月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:実践女子大学
小麦生地形成における各種結合には二分子のシステインがSS結合を形成するタイプが含まれている。そのため、この形成に関与す今回、小麦登熟過程におけるPDIおよびEro1の発現解析について調べた。PDIはアイソザイムが複数存在するがそのうちの1つが顕著に高い発現を示し、その発現は登熟後期まで続くことを明らかにした。
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PDI-Ero1によるグリアジンへのSS結合形成が製パン性に与える影響について
塩野弘二、西堀史也、岡大貴、野口治子、野口智弘、内野昌孝、高野克己
日本食品科学工学会第60回記念大会 2013年08月 日本食品科学工学会
開催年月日: 2013年08月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:実践女子大学
小麦生地形成における各種結合には二分子のシステインがSS結合を形成するタイプが含まれている。そのため、この形成に関与するPDIおよびERO1に着目した。今回、PDI-Ero1によるグリアジンへのSS結合形成が製パン性に与える影響について調べた。電気泳動などの結果、小麦グリアジンに有為に両酵素が働き、製パン特性を変えることが明らかとなった。
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小麦粉生地形成におけるアスコルビン酸とPDIおよびEro1の影響について
西堀史也、塩野弘二、岡大貴、野口治子、内野昌孝、野口智弘、高野克己
日本食品科学工学会第60回記念大会 2013年08月 日本食品科学工学会
開催年月日: 2013年08月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:実践女子大学
小麦生地形成における各種結合には二分子のシステインがSS結合を形成するタイプが含まれている。そのため、この形成に関与するPDIおよびERO1に着目した。小麦粉生地形成におけるアスコルビン酸とPDIおよびEro1の影響について調べた。その結果、アスコルビン酸はPDIおよびERO1の各反応を促進し、結果として製パン性を良くすることが明らかとなった。また、アスコルビン酸は酸化型および還元型どちらでも反応することを証明した。
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ヤマノイモ、オクラ及びモロヘイヤ糖タンパク質におけるシアル酸の存在と性状
津久井学、佐藤広顕、内野昌孝、高野克己
日本食品保蔵科学会第62回大会 2013年06月 日本食品保蔵科学会
開催年月日: 2013年06月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:山形大学
ヤマノイモ、オクラ及びモロヘイヤ糖タンパク質におけるシアル酸の存在と性状を調べた。
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野菜に付着する細菌の菌数制御に関する研究
河村沙也加、櫻井果歩、野口治子、内野昌孝、高野克己
日本食品保蔵科学会第62回大会 2013年06月 日本食品保蔵科学会
開催年月日: 2013年06月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:山形大学
野菜に付着する細菌の菌数制御のため、各種添加剤の効果を調べた。
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真空冷却パンの品質に及ぼすパンクラムの冷却速度の影響について
野口 智弘、伊藤 康平、早崎 美衣奈、伊賀 大八、井上 好文、内野 昌孝、高野 克己
日本農芸化学会2012年度大会 2013年03月 日本農芸化学会
開催年月日: 2013年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:東北大学
真空冷却パンの品質に対してパンクラムの冷却速度がどのように影響するかを調べた。
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冷凍すり身(イトヨリダイ)のゲル形成能低下を引き起こすプロテアーゼについて
若宮 英倫子、野口 治子、内野 昌孝、高野 克己
日本農芸化学会2012年度大会 2013年03月 日本農芸化学会
開催年月日: 2013年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:東北大学
冷凍すり身(イトヨリダイ)のゲル形成能低下を引き起こすプロテアーゼについて調べた。
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小麦粉生地タンパク質のジスルフィド結合形成に対する小麦粉内在PDI-Ero1の作用について
西堀 史也、岡 大貴、野口 治子、内野 昌孝、野口 智弘、高野 克己
日本農芸化学会2012年度大会 2013年03月 日本農芸化学会
開催年月日: 2013年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:東北大学
小麦生地形成における各種結合には二分子のシステインがSS結合を形成するタイプが含まれている。そのため、この形成に関与するPDIおよびERO1に着目した。小麦粉生地タンパク質のジスルフィド結合形成に対する小麦粉内在PDI-Ero1の作用について調べた。カラムクロマトグラフィーによる精製、電気泳動、CBB染色、抗原抗体法などの結果から小麦粉内在両酵素が十分働いていることが確認されたため、今後品種改良には両酵素をひとつの指標としてするめることが良いと判断した。
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ダイジョ(Dioscorea alata L.)の葉における色素変異に関する研究
飯島 健、バビル パチャキル、井土 岳、松原 紀嘉、川原 玲香、野口 治子、内野 昌孝、高野 克己
日本農芸化学会2012年度大会 2013年03月 日本農芸化学会
開催年月日: 2013年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:東北大学
ダイジョ(Dioscorea alata L.)は同じ品種であっても個体により赤色色素の生産性が異なり、世代交代により色の発現の有無に違いがある。また、まれに個体によっては一個体中で赤色の葉と非赤色の葉が存在することも確認されている。そのため、ダイジョの葉における色素変異について調べた。ダイジョ(Dioscorea alata L.)の葉における色素変異に関する研究を行った。その結果、DNAレベルでは色素に関与する遺伝子の配列に大きな変化が確認されなかったため、色素の有無の違いは遺伝子ではなく、調整機構に変化が起きていることが推察された
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カムカム色素(アントシアニン)の退色および加工原料の色調安定性について
村山 梢、野口 治子、飯島 健、内野 昌孝、津久井 亜紀夫、高野 克己
日本農芸化学会2012年度大会 2013年03月 日本農芸化学会
開催年月日: 2013年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:東北大学
カムカム色素(アントシアニン)の退色および加工原料の色調安定性について調べた。
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色素添加によるプルランフィルムの安定性
河村 沙也加、内野 昌孝、廣澤 竜太郎、赤地 利幸、高野 克己
日本農芸化学会2012年度大会 2013年03月 日本農芸化学会
開催年月日: 2013年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:東北大学
赤紫蘇色素添加がプルランフィルムに影響を与えるかを調べた。
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Aspergillus属種間でのα-グルコシダーゼによるエチル-α-グルコシドの生産性の相違について
戸倉 慶大、中西 載慶、内野 昌孝、野口 治子、高野 克己
日本農芸化学会2012年度大会 2013年03月 日本農芸化学会
開催年月日: 2013年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:東北大学
エチル-α-グルコシドは美肌効果、味質改善効果、体重増加抑制効果が期待できる糖誘導体であり、グルコシダーゼを用いて生産することができる。本研究ではAspergillus属4グループ間でのα-グルコシダーゼによるエチル-α-グルコシドの生産性の相違について調べた。その結果、Aspergillus nigerは高いエチルグルコシド生産性を示し、グルコースを基質とした縮合反応を示していたが、Aspergillus oryzaeはこの種に比べて生産性が低く、さらに縮合反応を示さなかった。
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餅米食味に影響する乗車中の胚乳酵素作用並びに変化の解析
渡邊香、辻井良政、飯島健、野口治子、内野昌孝、高野克己
日本食品科学工学会平成25年度関東支部大会 2013年03月 日本食品科学工学会 関東支部
開催年月日: 2013年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:東京農業大学
餅米食味に影響する乗車中の胚乳酵素作用並びに変化の解析を行った。
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大豆ホエーの食品物性改善とその機序について
若宮英倫子、野口治子、簑島良一、岡崎敏樹、内野昌孝、高野克己
日本食品科学工学会平成25年度関東支部大会 2013年03月 日本食品科学工学会 関東支部
開催年月日: 2013年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:東京農業大学
大豆ホエーの食品物性改善とその機序について調べた。
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発酵小麦デンプンの特性に関与する微生物について
野口治子、岡田尚子、吉原素子、内野昌孝、高野克己
日本食品科学工学会平成25年度関東支部大会 2013年03月 日本食品科学工学会 関東支部
開催年月日: 2013年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:東京農業大学
発酵小麦デンプンの特性に関与する微生物について調べた。