講演・口頭発表等 - 内野 昌孝
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Aspergillus kawachiiのα-グルコシダーゼの精製と性状について 国際会議
内野昌孝,高野克己,中西載慶
第49回日本食品科学工学会大会発表要旨集(於名城大学) 2002年08月
開催年月日: 2002年08月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
新規甘味物質であるエチルグルコシドを高生産するAspergillus kawachii N-3株のグルコシダーゼを精製し,その各種性状を決定した.
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モロヘイヤ(Corchorus olitorius L.)粘質物の粘性とその性状 国際会議
津久井学、内野昌孝、高野克己
第51回日本食品保蔵科学会大会発表要旨集(於日本大学) 2002年06月
開催年月日: 2002年06月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
著者らはヤマイモやオクラの粘性に糖タンパク質が関与していることを明らかにしている.そこで,モロヘイヤの粘質物を試験したところ,粘性に糖タンパク質が関与し,その割合もヤマイモやオクラに比べ多いことを明らかにした.
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食品中のDNAの加熱安定性について 国際会議
内野昌孝、野口智弘、高野克己
第51回日本食品保蔵科学会大会発表要旨集(於日本大学) 2002年06月
開催年月日: 2002年06月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
食品の加工に加熱という工程を含むものが多いが,加熱食品のDNAについて論じた報告は少ない,そこで,小麦粉を各条件で加熱し,DNA抽出,PCRの増幅性から加熱食品中のDNAの安定性を論じた.
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米胚乳アミラーゼの精製と性状ならびに米飯食味への関連性 国際会議
杉中善行,内野昌孝,辻井良政,高野克己
2002年度日本農芸化学会大会発表要旨集(於東北大学) 2002年03月
開催年月日: 2002年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
米胚乳中のアミラーゼを精製し,各種性状の検討および炊飯への関与性を調べた.その結果,精製アミラーゼの温度,pH,金属塩にたいする性状から炊飯時の関与が伺えた.さらに,炊飯試験でデンプンのアミラーゼによる分解も確認した.
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RAPD法によるもち精米の品種判別について 国際会議
山岸亨,内野昌孝,高野克己
2002年度日本農芸化学会大会発表要旨集(於東北大学) 2002年03月
開催年月日: 2002年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
7品種のもち精米よりDNAを抽出し,RAPD法にて分析を行った.その結果,6つの品種で種特異的なバンドパターンが確認れた.これを利用することで,もち米流通時での品種判別が可能と考える.
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魚醤より分離したBacillus vietanamensisの耐塩性からみた魚醤製造への関与 国際会議
内野昌孝,前田治子,高野克己
2002年度日本農芸化学会大会発表要旨集(於東北大学) 2002年03月
開催年月日: 2002年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
魚醤より分離した細菌の耐塩性を調べた。その結果,塩の訓化と魚醤添加により24%まで生育が確認され,その塩濃度でもプロテアーゼの活性が確認されることから,この細菌の魚醤性状への関与が強く示唆される結果となった.
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魚醤より分離した微生物が産生するコラゲナーゼ様プロテアーゼの性状について 国際会議
前田治子,内野昌孝,高野克己
第48回日本食品科学工学会大会発表要旨集(於香川大学) 2001年09月
開催年月日: 2001年09月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
ベトナム産魚醤より分離したBacillusの産生するコラゲナーゼ様プロテアーゼについて精製し,性状を調べた.その結果,本酵素は塩化ナトリウムの添加により活性が上昇し,市販品に比べ高いコラーゲン分解活性を有することが明らかとなった.
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米胚乳ポリガラクチュロナーゼの分離・精製ならびに性状 国際会議
長友将人,辻井良政,内野昌孝,高野克己
第48回日本食品科学工学会大会発表要旨集(於香川大学) 2001年09月
開催年月日: 2001年09月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
胚乳中のポリガラクチュロナーゼ活性および炊飯前後の胚乳のペクチン量を測定した.また.同酵素を分離・精製し性状を決定した.その結果,各試料で同活性が確認され,炊飯によりペクチン量が減少していた.さらに,精製酵素は50℃,pH7で最大活性を示したた.
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Pseudomonas fulva Iizuka and Komagata 1963の再同定およびPseudomonas parafulva sp. nov.とPseudomonas cremoricolorata sp. nov.の提案 国際会議
内野昌孝,信太治,内村泰,駒形和男
日本生物工学会第49回大会発表要旨集(於山梨大学) 2001年09月
開催年月日: 2001年09月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
Pseudomonas fulvaについて再同定を行った.結果,同種内の菌株は4つの種に相当するグループに分かれ,そのうち基準株を含まない2グループを新種Pseudomonas parafulvaとPseudomonas cremoricolorataとして提案した.
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オクラ(Abelmoschas esculentus MOENCH.)粘質物を構成する多糖の構造とその粘性発現について 国際会議
津久井学,内野昌孝,高野克己
第48回日本食品科学工学会大会発表要旨集(於香川大学) 2001年09月
開催年月日: 2001年09月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
オクラ粘質物を水にて抽出し,多糖画分と糖タンパク画分を得た.これらをクロマトグラフィーにて分離・精製し,その組成や粘度,分子量を決定した.
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高塩濃度下における魚消化管プロテアーゼの活性ならびにタンパク質分解の挙動 国際会議
前田治子、谷口(山田)亜樹子、三森一司、内野昌孝、高野克己
日本食品保蔵科学会第50回大会発表要旨集(於玉川大学) 2001年06月
開催年月日: 2001年06月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
食塩存在下での魚醤由来微生物生産酵素の活性や作用性に関して試験した。結果、魚醤製造時の食塩濃度25%では各種プロテアーゼの活性は大幅に低下し、魚醤由来のプロテアーゼの自己消化のみでは説明が付かない事が明らかとなった。
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純水中に長期保存したPseudomonas属細菌について 国際会議
内野昌孝、大須田麻紀子、高野克己、内村泰、駒形和男
日本食品保蔵科学会第50回大会発表要旨集(於玉川大学) 2001年06月
開催年月日: 2001年06月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
純水中に5年間保存したPseudomonas属細菌について、増殖速度および各種性状を調べた。結果、生育・性質とも変わらなかった。このことから、食品工場内の水環境にいる細菌は速やかに腐敗を引き起こす能力を有していることが明らかとなった。
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オクラ(Abelmoschas esculentus MOENCH.)粘出物の性状と粘性特性 国際会議
津久井学、内野昌孝、高野克己
日本食品保蔵科学会第50回大会発表要旨集(於玉川大学) 2001年06月
開催年月日: 2001年06月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
従来と方法を変えてオクラ粘出物の抽出を行い、その性状と粘度特性を調べた。結果、粘出物は分子量200万以上の多糖と分子量約50万の糖タンパクで構成され、報告とは異なっていた。また、pHや塩濃度、温度と粘度との関係を明確にした。
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魚醤より分離されたBacillus属細菌の魚醤製造におけるタンパク質分解の挙動 国際会議
前田治子、内野昌孝、村清司、高野克己
日本食品保蔵科学会第50回大会発表要旨集(於玉川大学) 2001年06月
開催年月日: 2001年06月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
魚醤からの微生物の分離およびその微生物生成されるプロテアーゼの食塩存在下での作用性を調べた。その結果、微生物由来のプロテアーゼは食塩添加により活性の上昇がみられ、その作用性も腸管由来プロテアーゼと異なっていた。
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Pseudomonas属細菌の同定に用いるゼラチン液化試験とカゼイン分解試験の比較 国際会議
内野昌孝、大須田麻紀子、内村泰、駒形和男
2000年度日本農芸化学会大会発表要旨(於東京) 2000年04月
開催年月日: 2000年04月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
Psudomonas属の同定に用いられるゼラチン液化試験の評価および新方法の開発を行った。結果から、ゼラチンの代わりにカゼインを使う方が判定が簡便であった。しかし、Pseudomonasの種の中にはカゼインを分解する菌株としない菌株が混在するため、同定上の再評価が必要。
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ベトナム産魚醤より分離したBacillus vietnamiensis sp. nov. 国際会議
前田治子、内野昌孝、信太治、高野克己、駒形和男
2000年度日本農芸化学会大会発表要旨(於東京) 2000年04月
開催年月日: 2000年04月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
魚醤の熟成過程における微生物の関与が示唆されたため、魚醤よりプロテアーゼ生産微生物の分離と同定を行ったところ、その微生物は新種であった。そこで新種Bacillus vietnamiensisを提案した。
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米飯の食味形成に及ぼす米胚乳アミラーゼの作用について 国際会議
内野昌孝、大兼久直樹、高野克己、鴨居郁三
日本食品科学工学会弟47回大会講演要旨集(於大妻女子大学) 2000年03月
開催年月日: 2000年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
米飯の食味形成の要因解析のため、溶出澱粉の生成に対する胚乳アミラーゼの作用について試験した。結果、胚乳アミラーッゼが炊飯過程中に溶出澱粉に作用していること、その作用性は米の品種により異なることを明らかにした。
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純水中における微生物の生残性について 国際会議
内野昌孝、内村泰、駒形和男
日本食品保蔵科学会第48会大会講演要旨(於東京農業大学) 1999年06月
開催年月日: 1999年06月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
Pseudomonas属細菌を中心とした微生物を純水中に保存、1、4年後に菌数を測定した。その結果、多くの菌株において生残性が認められ、さらにその菌数も多かった。
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DNA類似度と数値分類からみたPseudomonas属細菌について 国際会議
内野昌孝、内村泰、駒形和男
1998年度日本農芸化学会大会発表要旨(於福岡) 1999年04月
開催年月日: 1999年04月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
蛍光性のPseudomonas属の各種に対し、分類学的アプローチを行った。結果、DNA類似度の面からいくつかの種はまとまりが見られなかった。しかし、表現性状に基づく数値解析ではまとまりが見られため、表現性状に基づく種Taxospeciesをこれらの種に適用した。
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数値分類に基づくPseudomonas fluorescens とPseudomonas putida の関係について 国際会議
内野昌孝、内村泰、駒形和男
1998年度日本農芸化学会大会発表要旨(於名城大学) 1998年04月
開催年月日: 1998年04月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
P. fluorescens と P. putida 2種間の関係を明らかにするため研究を行った。結果から、表現型に基づくP. fluorescens の不均一性が認められた。また、各クラスターには、その基準株との DNA-類似度の低い菌株も存在した。両種がDNA-類似度では不均一であるという結果 を得た。