講演・口頭発表等 - 上原 巌
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クスノキの葉の抗菌作用に関する基礎的研究
上原 巌、倉本真峻、竹内啓恵、田中 恵
第2回中部森林学会大会 2012年10月 中部森林学会
開催年月日: 2012年10月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:信州大学
クスノキを供試材料とし,その葉から放出される芳香揮発成分および芳香蒸留水の抗菌作用について,日常の身近な細菌である大腸菌と黄色ブドウ球菌を用い,6月21~22日と8月10~11日にそれぞれ24時間芳香をトラップして実験を行った。実験の結果,実施日に日照時間が0.2時間だった6月の実験条件下では大腸菌,黄色ブドウ球菌の双方に対してクスノキの葉の芳香による菌体の増殖を抑制する作用は認められなかったが,日照時間が5.9時間だった8月の条件下においては双方の菌の増殖を抑制する効果がある程度認められた。また, 8月に行われた芳香蒸留水による抗菌作用の実験では,大腸菌に対してはその効果が認められたが,黄色ブドウ球菌に対しては認められなかった。これらの結果から,クスノキの葉の抗菌作用は,日照条件や季節によって異なることが示唆された。
キーワード:クスノキ, 抗菌作用,大腸菌,黄色ブドウ球菌 -
福島県南相馬市における放射線量の測定結果
上原 巌、橘 隆一、江口文陽、瀬山智子、大林宏也、中村幸人
第2回中部森林学会大会 2012年10月 中部森林学会
開催年月日: 2012年10月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:信州大学
東京農業大学の東日本支援プロジェクトにおいて継続調査を行っている福島県南相馬市の山林で測定した放射線量の結果について発表した。
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芳香蒸留水を施用した挿し木苗の養成
上原 巌
第2回関東森林学会大会 2012年10月 関東森林学会
開催年月日: 2012年10月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:新潟県三条市
樹木の精油などの成分が溶け込んだ芳香蒸留水には、抗菌作用を持つものがあることが知られている。本研究では、挿し木苗の養成にその芳香蒸留水がどのような効果をもたらすかを考察した。供試材料には、ポプラ、イチョウの挿し木苗を用い、イチョウには、イチョウ、クスノキ、サワラの芳香蒸留水、ポプラには、ポプラ、クスノキ、サワラの芳香蒸留水を定期的に与え、通常の水道水を施した対象区との成長比較を行った。その結果、イチョウの挿し木苗においては、クスノキ、サワラの芳香蒸留水を施した挿し木苗は成長が良好であり、それとは対照的にポプラの挿し木苗では芳香蒸留水を施した方が、成長が劣る結果が得られた。また、クスノキとポプラの芳香蒸留水に大腸菌に対する抗菌作用がやや認められた。
キーワード:挿し木,芳香蒸留水、イチョウ,ポプラ -
室内と野外での話し合いの比較
上原 巌、竹内啓恵
日本カウンセリング学会第45回大会 2012年09月 日本カウンセリング学会
開催年月日: 2012年09月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:麗澤大学
これまでのカウンセリングの研究においては、様々な手法やアプローチの方法が検討され、その効果についても多角的に研究がなされてきた。本研究では、その各手法の中でも、室内と野外におけるグループワークの効果の比較に着目し、調査を行ったところ、問題解決のアイディア、話し合いの場を移動した転地効果、参加者の表情、自分の考えの発言のしやすさ、のいずれについても、室内よりも公園において評価がやや高い結果となった。
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身近なみどりで、健康づくりの材料をさがしてみましょう
上原 巌
第2回 日本森林保健学会 学術総会 2012年06月 日本森林保健学会
開催年月日: 2012年06月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:東京農業大学、馬事公苑
東京農業大学および馬事公苑において、薬用樹木、植物をはじめ、健康増進、保健休養の材料、環境となるものをワークショップ形式で探した。
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地域における森林保健活動の進め方
上原 巌、竹内啓恵
第2回日本森林保健学会学術総会 2012年06月 日本森林保健学会
開催年月日: 2012年06月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:東京農業大学
各地域における身近な森林を活用した保健休養活動の進め方の手法について、ハード面、ソフト面の双方から発表した。
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保健休養を主目的とした放置林の保育施業管理
上原 巌、竹内啓恵
第123回日本森林学会大会 2012年03月 日本森林学会
開催年月日: 2012年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:宇都宮大学
現在の日本の森林・林業の抱える大きな課題の一つに、各地における放置林の問題があるが、本研究では、市民の保健休養に供するために放置林を活用する保育施業管理の手法について発表した。
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山村の植物の薬用利用(Ⅲ)
上原 巌
第1回中部森林学会大会 2011年10月 中部森林学会
開催年月日: 2011年10月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:石川県金沢市
長野県を中心とした山村における草本植物の薬用利用について発表した。
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樹木のヒーリング(Ⅲ)
上原 巌
第1回中部森林学会大会 2011年10月 中部森林学会
開催年月日: 2011年10月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:石川県金沢市
樹木の持つヒーリング作用やイメージ、伝承について、主にヨーロッパ、ケルト文化の視点から発表した。
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安曇野地域の里山を活用した「森の幼稚園」の1事例
上原 巌、山田季美予
第1回関東森林学会大会 2011年10月 関東森林学会
開催年月日: 2011年10月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:群馬県
長野県安曇野市郊外での1つの「森の幼稚園」の発足までと発足後の活動、および今後の可能性、方向性について事例発表した。
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英国BTCV・Green Gymのロンドンおよびブリストルにおける活動事例
上原 巌
第1回関東森林学会大会 2011年10月 関東森林学会
開催年月日: 2011年10月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:群馬県
イギリスの非営利活動団体BTCVにおける緑化活動を通した保健健康増進活動であるGreen Gymの2事例を発表した。
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福岡県柳川市の福祉作業所における森林療法の実践事例
上原 巌、覚知康博
第1回関東森林学会大会 2011年10月 関東森林学会
開催年月日: 2011年10月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:群馬県
福岡県柳川市にある通所の福祉作業所において、地域のヒノキ放置林を活用して療育活動を行った実践事例を報告した。
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埼玉県秩父市役所職員を対象とした森林療法ワークショップの事例
上原 巌、竹内啓恵
第1回関東森林学会大会 2011年10月 関東森林学会
開催年月日: 2011年10月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:群馬県
現在,心身の不調や慢性的な疲れを抱えながら毎日を過ごしているサラリーマンが多く,特にうつ傾向の人々が増えてきていることが指摘され,市役所,町役場などのおける地方公務員においてもその傾向が報告されている。そこで今回は,埼玉県秩父市役所の職員16名(男性9名,女性7名)を対象とした森林療法のワークショップを行い,地域の森林環境における保健休養効果を考察した。ワークショップでは,埼玉県秩父市の三峰高原(標高約1100m)に位置する三峰神社境内の環境を活用し,境内参道の散策(約500m),ヒノキ林内での除伐作業およびコースターづくり,林床でのリラクセーション,温泉での入浴を行い,それぞれのアクティビティ後には血圧,唾液アミラーゼの測定と,気分評価票の記入を行った。ワークショップ実施の結果から,対象者には,日常の職場空間から転地した森林療法を行うことによって,ストレス緩和などの効用が認められ,同時に,対象者の目的に応じるためには,事前のスクリーニング,グルーピングが必要とされることなどが課題として提示された。
キーワード:森林療法,ワークショップ,秩父市役所 -
クスノキの葉の抗菌作用について
上原 巌、田中 恵
第1回関東森林学会大会 2011年10月 関東森林学会
開催年月日: 2011年10月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:群馬県
クスノキとユーカリを供試材料とし,その葉から放出される芳香揮発成分の抗菌作用について,日常の身近な菌である大腸菌とブドウ球菌を用いて実験を行った。実験の結果,クスノキの芳香揮発成分は大腸菌に対して,一方,ユーカリの芳香揮発成分ではブドウ球菌に対して,菌体の増殖を抑制する作用が認められた。
キーワード:抗菌作用,クスノキ,ユーカリ,大腸菌,ブドウ球菌 -
森林と人間を見つめて
上原 巌
第1回日本森林保健学会 2011年06月 日本森林保健学会
開催年月日: 2011年06月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:東京農業大学
東日本大震災、福島第一原発事故を含む、被災、混乱期における森林の保健活動の意義について発表した。
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地域における森林保健活動のすすめ方
上原 巌
第1回 日本森林保健学会 2011年05月 日本森林保健学会
開催年月日: 2011年05月
記述言語:日本語 会議種別:シンポジウム・ワークショップ パネル(指名)
開催地:東京農業大学、馬事公苑
1.森林保健活動とは?
地域における森林散策、森林作業、健康づくりについて、公民館を起点にした高齢者の森林散策、地域の森林公園を拠点とした社会福祉施設の方々の森林療法、地域の放置林を活用した森のようちえんの活動などを例に取り上げた。
2.進め方
必要な場所、必要なもの、必要なひと、なぜうまくいかないのか?の4点についてそれぞれKJ法を用いてワークショップを行った。
3.実地研究
馬事公苑を会場に、都市部の市民の休養についての実地ワークショップを行った。 -
ユーカリの抗菌作用について
上原 巌、田中 恵
第122回日本森林学会大会 2011年03月 日本森林学会
開催年月日: 2011年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:愛媛大学
本研究では,クスノキとユーカリを供試材料とし,その葉から放出される芳香揮発成分の抗菌作用について,日常の身近な菌である大腸菌とブドウ球菌を用いて実験を行った。実験の結果,クスノキの芳香揮発成分は大腸菌に対して,一方,ユーカリの芳香揮発成分ではブドウ球菌に対して,菌体の増殖を抑制する作用が認められた。
キーワード:抗菌作用,クスノキ,ユーカリ,大腸菌,ブドウ球菌 -
森林療法の概要と今後の可能性
上原 巌
第62回日本森林学会関東支部大会 2010年10月 日本森林学会関東支部
開催年月日: 2010年10月
記述言語:日本語 会議種別:ポスター発表
開催地:宇都宮大学
森林療法の様々な形態とその効果、および今後の可能性について報告した。
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病院隣接の公立森林公園を活用した森林療法の事例
上原 巌(東京農大)・瀧澤 紫織・高井義文・藤田 梓・藤田隼人(天竜病院)・五條 智久(浜松医大)
第62回日本森林学会関東支部大会 2010年10月 日本森林学会関東支部
開催年月日: 2010年10月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:宇都宮市
今日まで,山間部に位置する社会福祉施設などにおいて様々な森林療法の事例が紹介されてきている。しかしながら,病院や,地域の森林公園を活用した実践の事例はまだ少ないのが現状のところである。そこで本研究では,地域病院が,病院隣接の森林公園を活用し,定期的な散策,軽作業,およびレクリエーションから成る森林療法を行うことによって,PTSD(Post Traumatic Stress Disorder心的外傷後ストレス障害),およびトラウマ関連疾患者の症状やコミュニケーションスキルにどのような変化があらわれるのか観察・評価し,森林環境における保健休養効果を検討した。定期的な森林療法の実践の結果,対象者には,ストレス指標の検査測定値,コミュニケーション面や,ひきこもり,社会性などの行動面においても変容が認められた。これらのことから,地域病院において,地域の森林公園を森林療法の場あるいは治療の場として活用する可能性が示されたものと考えられる。
キーワード:森林療法,地域病院,公立森林公園,PTSD -
森林の保健休養効果評価の1モデル
上原 巌
第62回日本森林学会関東支部大会 2010年10月 日本森林学会関東支部
開催年月日: 2010年10月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:宇都宮市
森林の保健休養効果の評価方法について、3つの尺度を用い、3次元的に評価するモデルを発表した。