講演・口頭発表等 - 上原 巌
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大学における自然観察プログラムの構築
上原 巌
日本環境教育学会第18回大会(鳥取)研究発表要旨集 pp.148. 2007年05月
開催年月日: 2007年05月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
環境教育の指導者養成に取り組む教育研究機関が増えてきている。本学短期大学部環境緑地学科でも、平成14年度より「自然観察及び指導法」(2単位)という講義課目を設けており、本研究では、同科目における自然観察プログラム作成の内容を報告した。
講義は、自然観察に関する座学や、KJ法の後、農大キャンパス内、学外の都市公園においての実習を行い、4人1組のグループ毎にプログラムを作成、全員でその各プログラムを体験、評価するものとした。
その結果、作成されたプログラムは、学習型、体験型、レクリエーション型、休養型の4タイプに類別された。また、プログラムを作成し、体験を共有することによって、学生相互の他者理解や自己理解、連帯感などが促進されることも学生の感想からうかがえた。 -
医療関係者とのワークショップによる森林療法プログラムの構築
上原 巌
第118回 日本森林学会大会学術講演集(CD-R) 2007年04月
開催年月日: 2007年04月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
健康増進をはじめ、生活習慣病の予防、メンタルヘルスなどの一方策としても、森林療法の活用が期待されている。しかしながら、医療分野における具体的なそのプログラムの検討については、あまりなされてきていない。そこで本研究では、医療関係者を対象に、実際の森林環境を使ってのワークショップを行い、医療現場における森林療法の導入の可能性の考察と、具体的なプログラムの構築を行った。
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住宅地の二次林再生と森林療法の融合の試み-神戸市北区の社会福祉施設の事例
上原 巌
第57回日本森林学会関西支部大会発表要旨集 2006年10月
開催年月日: 2006年10月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
神戸市郊外の社会福祉施設において、施設隣接のアカマツ・コナラ林の二次林を活用しながら、知的障害、精神障害者が定期的に療育活動を行った結果、心理面、行動面、社会生活面で良好な変容があらわれたことを報告した。
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長野県信濃町における森林療法の展開
上原 巌
第55回日本森林学会中部支部大会発表要旨集 2006年10月
開催年月日: 2006年10月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
長野県信濃町において、森林療法を根幹とした保養事業の展開と町づくり、これまでの保養客の保養事例、効果などについて報告した。
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職場のメンタルヘルスのための森林療法の事例-奈良県立矢田山森林公園における事例
上原 巌
第57回日本森林学会関西支部大会発表要旨集 2006年10月
開催年月日: 2006年10月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
関西の1企業の従業員を対象にして、郊外の森林公園を活用し、森林療法のワークショップを実施した。活動前後の気分評価、および活動後の参加者の自己評価、活動中の参加者の変化から、森林公園を利用した保健休養においても、企業におけるメンタルヘルスを推進していくことのできる可能性を報告した。
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著名人の森林保養、森林散策の事例-夏目漱石、神谷美恵子、ベートーベンの事例から
上原 巌
第55回日本森林学会中部支部大会発表要旨集 2006年10月
開催年月日: 2006年10月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
夏目漱石のスコットランドでの神経衰弱の保養、神谷美恵子の軽井沢での結核療養、ベートーベンのウイーン郊外の温泉保養地での3つの事例を取り上げ、森林散策および保養における効果を考察した。
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森林環境を使ったカウンセリング・ワークショップ-都市近郊林を活用した医療・福祉関係者の研修会の試み
上原 巌
日本カウンセリング学会第39回大会発表論文集 2006年08月
開催年月日: 2006年08月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
東京・高尾の雑木林を利用して、医療・福祉関係者対象のカウンセリング・ワークショップを行った結果を報告した。
pp.271 -
森林療法の現況と今後の展望
上原 巌
日本アロマセラピー学会関西地方総会 2006年05月
開催年月日: 2006年05月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:京都府立医科大学
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住宅地における里山の再生と福祉利用の試み
上原 巌
第117回日本森林学会学術講演集(CD-R) 2006年04月
開催年月日: 2006年04月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
神戸市郊外の住宅地に残存したアカマツ・コナラ林の二次林を、社会福祉施設利用者・職員と地域住民が協同で再生活動を行い、その結果、心理的、社会的な効果が得られたことを報告した。
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身近な森林環境を利用したトラウマ関連疾患治療の試み-浜北市天竜病院の森林療法プロジェクト
瀧澤紫織,五條智久,清水梓,白川美也子,山崎知克,他5名
第116回日本森林学会学術講演集(CD-R) 2005年04月
開催年月日: 2005年04月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
病院隣接の森林環境における定期的な森林散策を行った結果、トラウマ関連疾患の患者(児童)に回復がみられた事例を報告した。
担当部分:共同研究であるが、指導的に関与し、筆頭者で代表発表を行った。
上原 巌、瀧澤紫織、五條智久、内山 敏、清水 梓、白川美也子、山崎知克、黒田絵美、高井義文、水谷啓子、清水光弘 -
長野県信濃町における森林の保健休養事業の事例
上原 巌
第55回日本林学会関西支部大会発表要旨集 2004年10月
開催年月日: 2004年10月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
長野県信濃町における森林の保健休養事業の概要と、当地における人材養成等について報告した。
pp.4 -
森林環境を利用したグループエンカウンターの効果
上原 巌
第37回日本カウンセリング学会発表論文集 2004年06月
開催年月日: 2004年06月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
現在、カウンセリング分野においては様々なグループアプローチの手法が検討されている。本研究では、森林環境を活用したグループワークの手法とその効果、今後の可能性について報告した。
pp.63 -
Counseling workshop utilizing woods environment. 国際会議
Iwao UEHARA
8th International Plants and People relations Symposium. Program & Schedule. 2004年06月
開催年月日: 2004年06月
記述言語:英語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:兵庫県立淡路景観園芸学校
身近な森林環境を利用してのカウンセリング・ワークショップを異なる森林環境と、異なる対象者で実施した結果を報告し、共通して心理的な保養効果が得られたことを発表した。
pp.23 -
教職員のための森林カウンセリング・ワークショップ
上原 巌
第15回日本環境教育学会要旨集 2004年05月
開催年月日: 2004年05月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
長野県の高校教員を対象に、学校周辺の森林を利用してグループカウンセリングのワークショップを行い、その結果から学校現場における定期的な森林休養の可能性を考察した。
pp.91 -
ドイツ・バイエルン州の「森の幼稚園」における活動事例
上原 巌
第115回日本林学会大会学術講演集 2004年04月
開催年月日: 2004年04月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
ドイツにおける野外保育形態の一つである「森の幼稚園」について、バイエルン州アウグスブルクでの事例をあげながら、その保育効果と、保護者に対して行ったアンケート調査の結果を報告した。
pp.27 -
森林環境を利用したカウンセリングの可能性
上原 巌
日本カウンセリング学会第36回大会発表論文集 2003年11月
開催年月日: 2003年11月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
身近な森林環境を利用してのカウンセリングの方法(セルフカウンセリング、グループワーク)と、その事例、今後の可能性について発表した。
pp.103 -
森林環境の癒し効果について -森林との新しいつきあいを求めて:森林と心身のリハビリテーション
上原 巌
第52回日本林学会中部支部大会シンポジウム 2003年10月
開催年月日: 2003年10月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(招待・特別)
開催地:名古屋大学
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学校林を使った森林療法の試み
上原 巌
日本環境教育学会第14回大会研究発表要旨集 2003年06月
開催年月日: 2003年06月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
学校林を所有する長野県の高校の生徒を対象に、森林療法に関連したワークショップを実行し、それに対する生徒の評価と変化から、学校林を活用したホームルームや保健のあり方について考察した。
pp.129 -
森林療法における心理的効果に関する考察 -市民研究グループの活動事例より-
上原 巌
第114回日本林学会大会学術講演集 2003年03月
開催年月日: 2003年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
針・広葉樹の混交林において、セルフカウンセリングとグループワークの2つのプログラムを行い、それらに対する参加者の評価から、プログラムの効果を考察した。
pp.125 -
高等学校教職員の森林保健休養に関する意識 -長野県佐久地域を対象として-
上原 巌
第51回日本林学会中部支部大会研究発表会講演要旨集 2002年10月
開催年月日: 2002年10月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
長野県佐久地域の計273名の高等学校教員に森林における保健休養に関するアンケート調査を行った結果、森林で休養したいという欲求は強いもの、実際に森林に出かけている教員は全体の約4割に留まっていること、また生徒のみならず、教員自身のメンタルヘルスの一環として森林環境での保養休養に期待をしてことが明らかになったことなどを報告した。
pp.25