講演・口頭発表等 - 辻井 良政
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保温時の米飯変敗に関与する細菌の分離と同定
代田望都、入澤友啓、野口治子、 内野昌孝、高野克己、岡大貴、辻井良政、 片岡利充、 宇都宮定
日本食品科学工学会 第58回大会 2010年09月
開催年月日: 2010年09月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
炊飯器内に混入し汚染を引き起こしていた微生物はB a c i l l u s 属細菌であると考えられた。
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形質および品種の異なる米胚乳中の各種酵素活性量の様相
辻井良政、本間俊充、三由知英、川島知剛、高野克己、鈴木啓太郎
日本食品科学工学会 第57回大会 2010年09月
開催年月日: 2010年09月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
特性および品種によって酵素活性の様相に差異がみられ、粉質米、飼料米および多収系品種はデンプン分解酵素および細胞壁多糖分解酵素のいずれにおいても活性量が高く、コシヒカリなどの一般的な良食味米の各酵素活性量は平均値か平均以下であった。
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米胚乳酵素活性量の品種ならびに生産地域による変動と食味に関わる酵素的要因の解析
川島知剛、高野克己、辻井良政
日本食品保蔵科学会第59回大会 2010年06月
開催年月日: 2010年06月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
米胚乳酵素活性量の様相の解析により、品種ごとにまとまった分布を示し、さらにコシヒカリとはえぬき、あきたこまちとひとめぼれが近い分布を示したが、きらら397は独立していた。その分布の要因として、β-galactosidaeとα-amylaseの寄与が大きかった。
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層別に調整した米粉の性状について
石川裕希、辻井良政、坂口栄一郎、矢口行雄、内野昌孝、高野克己
日本食品保蔵科学会第59回大会 2010年06月
開催年月日: 2010年06月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
層別に調整した米粉の性状について調べた。
損傷澱粉が多く、熱をかけづとも糊化できるの利用価値があった。 -
精米中の各種酵素活性量における品種間差異
川島知剛、高野克己、辻井良政
日本食品科学工学会 第56回 2009年08月
開催年月日: 2009年08月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
主成分分析の結果、第1主成分はα-amylase、β-glucanase、β-xylanaseおよびβ-galactosidaseとの間に高い正の相関が認められ、第2主成分はβ-mannosidaseに正の相関が認められた。加えて、品種ごとにグループを形成したことから胚乳中の酵素活性量は品種依存的な制御を受けていると示唆された。
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米飯食味形成に対する炊飯中の胚乳細胞壁の変化
辻井良政、清瀬紀子、立田奈緒美、矢口行雄、内野昌孝、高野克己
日本食品保蔵科学会 第58回大会 2009年06月
開催年月日: 2009年06月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
米飯食味形成に対する炊飯中の胚乳細胞壁の変化について調べた。
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米飯の粘りに関与する糊液でんぷんの形成に対する米胚乳でんぷん分解酵素の作用
根来亮、高野克己、辻井良政
日本農芸化学会 2009年度大会要旨集 2009年03月
開催年月日: 2009年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
α-アミラーゼでは80℃においても最大活性の20%が残存していた。活性染色の結果、米飯では20~60℃において55kDaから100kDaに、炊飯液では55kDaにそれぞれ主要な活性バンドを検出した。また、米飯では20~40℃において130kDaにも活性バンドを検出した。
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GABA・γオリザノールが高コレステロールラット給餌ラットの血液成分Myeloperoxidaseに及ぼす影響
伊藤倫子、小林謙一、山本祐司、 田所忠弘、東翔子、村井雅仁、辻井良政
日本生化学会第85回大会 2008年12月
開催年月日: 2008年12月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
GABAとオリザノールの摂取により、濃度依存的に、MPOの発現量が抑えられる事が確認された。
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GABA and γ-oryzanol are decreased Myeloperoxidase expression in high cholesterol-fed rats 国際会議
伊藤倫子、小林謙一、山本祐司、田所忠弘、東翔子、村井雅仁、 辻井良政
「コメと疾病予防」第2回稲国際シンポジウム 2008年10月
開催年月日: 2008年10月
記述言語:英語 会議種別:ポスター発表
GABAとオリザノールを摂取することで、濃度依存的に血清中TGは濃度依存的に低下した。一方、コレステロール、HDLに有意な差は見られなかった。
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ポテトデキストロース培地への生デンプンの添加はFusarium oxysporumのbud-cell数を増加させる
寺岡拓真、横田健治、辻井良政、鈴木啓史、村上圭一
日本植物病理学会 平成20年度大会 2008年08月
開催年月日: 2008年08月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
F. oxysporumの液体培養中のmicroconidiaの形成要因の一つとしてデンプンの分子量が大きく影響すると示唆された。た
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玄米の鮮度低下と蛍光強度の増加の関係について
辻井良政、高野克己
日本食品保蔵学会 第57回大会 2008年06月
開催年月日: 2008年06月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
2006年産米に比べ2004年産米の脂質が劣化していることが確認された。さらに中性脂質をSUPELCLEAN LC-NH2(スペルコ社製)を用いて分画後、TLC展開したところ、ステロール画分に蛍光スポットを検出した。
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GABA・オリザノールが高コレステロール給餌ラットの血液成分に及ぼす影響
伊藤倫子、小林謙一、山本祐司、田所忠弘、東翔子、村井雅仁、辻井良政
日本栄養・食糧学会 第62回大会 2008年06月
開催年月日: 2008年06月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
MPOの発現量はGABAとオリザノールを飼料に多く与えると、MPOの発現量が抑えられる事が今回の実験で確認された。この事からGABAとオリザノールには、MPOの発現量を抑制的にコントロールする作用があることが示唆された。
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精白米における各種酵素活性の局在性の検討
立田奈緒美、辻井良政、大類加奈子、内野昌孝、坂口栄一郎、高野克己
日本食品科学工学会大会 第54回大会 2007年09月
開催年月日: 2007年09月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
各酵素活性では、エステラーゼ(C4)、酸性およびアルカリホスファターゼ、ロイシンアリルアミダーゼ、ナフトール-AS-BI-ホスホヒドロラーゼ、αおよびβ-ガラクトシダーゼ、N-アセチル-β-グルコサミニダーゼ、DBEならびにα-グルコシダーゼの活性量が内外層でほぼ同様の活性値を示した。また、エステラーゼリパーゼ(C8)、バリンアリルアミダーゼ、シスチンアリルアミダーゼ、トリプシン、β-グルコシダーゼ、α- マンノシダーゼ、αおよびβ-アミラーゼならびにPGの活性量が外層で大きかった。
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PCR法による混米比率の微量測定法の開発
新井智美、内野昌孝、辻井良政、高野克己
日本農芸化学会大会2006年度大会 2006年03月
開催年月日: 2006年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
新たにヒメノモチ、かぜのこもち、コシヒカリの特異バンドを得た。また、PCRによるDNAの増幅定量性はKA-1で0.002~300ng、B1は2~200ng 、G22は40~400ng、WKA9は0.4~200ngであった。加工食品では、各品種の混合比率の増加に伴い目的バンドの蛍光強度が増加したことから、加工食品に含まれるもち米、ヒヨクモチ、こがねもち(みやこがねもち)の混合比率の推定が可能と考えられた。
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米飯の食味形成に及ぼす胚乳イソアミラーゼについて
富内聡、辻井良政、内野昌孝、佐藤広顕、高野克己
日本農芸化学会大会2006年度大会 2006年03月
開催年月日: 2006年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
活性染色の結果、米胚乳中のイソアミラーゼの存在ならびに炊飯中に同酵素が炊飯液中に溶出することを確認した。また、米胚乳イソアミラーゼをβ‐CDセファロース6Bおよびゲルろ過にて精製したところ、数個の活性ピークに分画された。これらの画分をSDS-PAGEに供したところ、いずれも100kDaのタンパク質バンドのみが検出されたことから、同酵素は100kDaで、一部は2~3量体を形成していると推察された。
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米飯の食味形成に及ぼすはい乳枝切り酵素の影響について
富内聡、辻井良政、内野昌孝、佐藤広顕、高野克己
日本食品科学工学会第52回大会 2005年08月
開催年月日: 2005年08月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
精製の結果、Zymographyで約70kDaに枝切り酵素の強い活性バンドが得られた。さらに約140、約200kDaの高分子域に活性バンドが得られ、2および3量体の形成やアイソザイムの存在を確認した。また、うるち米12品種のZymographyでは、多くの品種で約70kDaをメインに枝切り酵素の活性バンドが得られ、品種間で違いも見られた。
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PCRを利用したもち米の品種混合比率推定法の開発
杉田暁子、内野昌孝、辻井良政、高野克己
日本食品科学工学会第52回大会 2005年08月
開催年月日: 2005年08月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
各品種の混合試料に対しても判別プライマーは有効であった。CTAB 法ではもち米1g から3 3m g ほどのD N A が抽出できることから、ヒヨクモチ、コガネモチ、ワタボウシについては米としては1 . 2m g 以上、D N A としては4 0 n g以上であればP C R 増幅産物の濃度からもとの試料濃度を推察することが可能であることが示唆された。
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モチ米の加工特性に及ぼす糖質分解酵素の影響について
辻井良政、内野昌孝、佐藤広顕、高野克己
日本農芸化学会大会2005年度大会(北海道大会) 2005年03月
開催年月日: 2005年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
モチ米を資料とし、SDS-PAEGを用いたアミラーゼ活性染色の結果、4つの主要な活性バンドを検出した。品種により200kDa以上の活性バンドパターンが異なっていた。また、バンドの色調からイソアミラーゼと推定された。モチ米粉を用いた粘度試験や炊飯特性のヨウ素呈色およびテクスチャー測定の結果から、モチ米の加工特性にはα-アミラーゼだけでなくイソアミラーゼの関与も示唆された。
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米はい乳ポリガラクチュロナーゼの精製と性状
辻井良政、内野昌孝、佐藤広顕、高野克己
日本食品科学工学会第51回大会 2004年09月
開催年月日: 2004年09月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
米胚乳に内在するポリガラクチュロナーゼは、2つのアイソザイムが存在することを明らかにした。そのタンパク質をそれぞれ精製し、性状を明らかにした。
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大麦および発芽大麦を用いた醤油の製造
菊池修平, 谷口(山田)亜樹子 , 鈴木徳蔵, 辻井良政, 沖田健一
日本食品科学工学会第51回大会 2004年09月
開催年月日: 2004年09月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
発芽大麦を用いた醤油は、タンパク分解率は約80%と他の小麦および大麦醤油に比べて高く,ペプチド,アミノ酸が最も多く生成されていることが推察された。γ-アミノ酪酸量およびポリフェノール量は大麦原料の醤油は小麦原料の醤油に比べて高く,特に,発芽大麦を用いることにより増加した。