講演・口頭発表等 - 辻井 良政
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esp2突然変異を導入した水稲系統における米粉特性と種子貯蔵成分と遺伝子発現の変化
堀清純 (農研機構 作物開発セ), 飯島健 (農研機構 作物開発セ), 朱紅加 (農研機構 作物開発セ), 小山翔大 (東京農大), 小澤佳祐 (東京農大), 辻井良政 (東京農大), 山本敏央 (農研機構 作物開発セ), 山本敏央 (岡山大), 熊丸敏博 (九大 大学院), 奥西智哉 (農研機構 食品研)
日本農芸化学会大会2021大会 2021年03月 日本農芸化学会
開催年月日: 2021年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
イネのesp2変異体は、タンパク質ジスルフィドイソメラーゼ(PDI)の1つが欠損して種子貯蔵タンパク質のグルテリン前駆体等が高蓄積する。esp2変異を導入した多収品種オオナリの交配後代系統(オオナリesp2系統)と比較して、主食用品種コシヒ…【本文一部表示】
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乾熱処理脱脂粉乳の酸ゲル化能について
小野航 (東京農大 食加技セ), 岡大貴 (東京農大), 辻井良政 (東京農大), 野口智弘 (東京農大 食加技セ), 高野克己 (東京農大)
日本農芸化学会大会2021大会 2021年03月 日本農芸化学会
開催年月日: 2021年03月
記述言語:日本語
Low Heat(LH)系脱脂粉乳はヨーグルト製造において乳固形分を調整し、ゲル形成性を向上させるために古くからヨーグルトミックスに配合され利用されている。近年、ヨーグルトのゲル化能向上に…【本文一部表示】
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オボアルブミンおよびその他卵白タンパク質の加熱ゲル形成への寄与
小山翔大 (東京農大 大学院), 小山翔大 (東京農大), 辻井良政 (東京農大), 高野克己 (東京農大), 半田明弘 (東京農大), 半田明弘 (キユーピー)
日本農芸化学会大会2021大会 2021年03月 日本農芸化学会
開催年月日: 2021年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
卵白タンパク質は加熱に伴う変性および凝集により、3次元のネットワーク構造に水を保持したゲルを形成する。卵白タンパク質には、オボアルブミン(54%)、オボトランスフェリン(12%)、リゾチーム(3.4%)などによって構成されるが、それらがどの…【本文一部表示】
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コシヒカリ交雑体91系統の米飯物性特性の検討
早川椋太 (東京農大 大学院), 堀清純 (農研機構), 高野克己 (東京農大), 辻井良政 (東京農大)
日本農芸化学会大会2021大会 2021年03月 日本農芸化学会
開催年月日: 2021年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
米飯の物性は、米に含まれるアミロースやタンパク質の含有量や性状の影響を受ける。しかし、これらがどのように影響して米飯物性を制御しているかの知見は少ない。そこで、我々は新規の米飯物性制御の要因を見出すために、コシヒカリ交雑体の炊飯米の物性や理…【本文一部表示】
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ゲル濾過高速液体クロマトグラフィーによるクチナシ青色素の分子量測定法の検討
米山弥也子 (東京農大 大学院), 辻井良政 (東京農大), 高野克己 (東京農大)
日本農芸化学会大会2021大会 2021年03月 日本農芸化学会
開催年月日: 2021年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
クチナシ青色素とは天然系色素の1つであり、既存添加物として認可され様々な食品に使用されている。クチナシ果実から得られたゲニポシドとタンパク質加水分解物の混合物にβ-グルコシターゼを添加して得られる化合物であり、ゲニピンとアミノ酸・ペプチド…【本文一部表示】
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加熱殺菌による起泡性低下要因の探索
中根和可奈 (東京農大 大学院), 中根和可奈 (東京農大), 小山翔太 (東京農大 大学院), 小山翔太 (東京農大), 辻井良政 (東京農大), 高野克己 (東京農大), 半田明弘 (東京農大), 半田明弘 (キユーピー)
2021年03月 日本農芸化学会
開催年月日: 2021年03月
記述言語:日本語
卵白の起泡性は洋菓子製造などで広く利用される。産業上は、一般的に、安全性を担保するために加熱殺菌をした殺菌卵白製品が重用されている。しかし、殺菌卵白は生卵白に比べ起泡性が劣ることが課題となっているが、その原因は解明されていない。そ…【本文一部表示】
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大豆乾燥ストレスタンパク質・デハイドリンが豆腐カード形成能に及ぼす影響
瀬崎真由 (東京農大 大学院), 岡大貴 (東京農大), 高野克己 (東京農大), 辻井良政 (東京農大)
日本農芸化学会大会2021大会 2021年03月 日本農芸化学会
開催年月日: 2021年03月
記述言語:日本語
大豆中の乾燥ストレスタンパク質・デハイドリンはタンパク質食品の加熱時の歩留まり向上効果や解凍時の離水抑制効果があることが示されてきた。今回は、デハイドリンが豆腐カード形成能に及ぼす影響について検討を…【本文一部表示】
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コシヒカリ交雑体を用いた米飯物性の比較検討
早川椋太 (東京農大 大学院), 辻井良政 (東京農大), 堀清純 (農研機構 作物開発セ), 高野克己 (東京農大)
日本食品保蔵科学会大会 第69回大会講演 2020年06月 日本食品保蔵科学会
開催年月日: 2020年06月
記述言語:日本語 会議種別:公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等
本文一部表示 : 【目的】米飯の物性は、炊飯条件によって変化する。物性に影響する内部要因としては、アミロース含有率やタンパク質含有率、吸水率などの理化学的特性や米胚乳酵素活性量があり、アミロース含有率が高くなると米飯全体の硬さの上昇や粘りの低下、タンパク質含…【本文一部表示】
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HPLC法によるクチナシ青色素確認分析法の検討
米山弥也子 (東京農大 大学院), 大城沙織 (三栄源FFI), 石橋諒 (三栄源FFI), 箕川剛 (三栄源FFI), 辻井良政 (東京農大), 高野克己 (東京農大)
日本食品保蔵科学会大会 第69回大会講演 2020年06月 日本食品保蔵科学会
開催年月日: 2020年06月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
本文一部表示 : 【目的】天然色素の1つであるクチナシ青色素は、クチナシ果実から得られたイリドイド配糖体とタンパク質加水分解物の混合物にβ-グルコシターゼを添加して得られる化合物である。日本をはじめ、アジアでは既存添加物として飲料や製菓、冷菓など幅広く使用さ…【本文一部表示】
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品種間によるデンプンの理化学的特性の違いが製麺特性に与える影響
中根和可奈 (東京農大 大学院), 岡大貴 (東京農大), 辻井良政 (東京農大), 野口智弘 (東京農大 応生・食加技セ), 高野克己 (東京農大)
日本食品保蔵科学会大会 第69回大会講演 2020年06月 日本食品保蔵科学会
開催年月日: 2020年06月
記述言語:英語 会議種別:口頭発表(一般)
本文一部表示 : 【目的】うどん用小麦は、近年の安心・安全の高まりや地産地消の取り組みから、多くの品種が新たに国内で育種され上市されている。これらの小麦粉から製造されたうどんはそれぞれ特徴のある食感を示し差別化が図られているが、その物性差発現のメカニズムの詳…【本文一部表示】
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小麦デンプンの粒子径と糊化および老化特性の関係
柴田弥果 (東京農大 大学院), 岡大貴 (東京農大), 辻井良政 (東京農大), 野口智弘 (東京農大 応生・食加技セ), 高野克己 (東京農大)
日本食品保蔵科学会大会 第69回大会講演 2020年06月 日本食品保蔵科学会
開催年月日: 2020年06月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
本文一部表示 : 【目的】小麦デンプンは他のデンプンと異なり、粒子径が大きく異なる大粒子と小粒子が混在し、大粒子と小粒子の混在比率は小麦の品種によって異なることが知られている。両粒子径のデンプンは、糊化および老化特性に差異があることが報告されており、デンプン…【本文一部表示】
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GC/MS calibration‐curve‐locking database(CCLD)用いたヒト血漿メタボロミクス実験室間検証
姉川彩 (アジレント・テクノロジー), 相澤有美 (東京農大), 上山純 (名古屋大), 辻井良政 (東京農大), 羽野健志 (水産研究・教育機構), 秦康祐 (九大), 山下俊幸 (九大), 和泉自泰 (九大), 馬場健史 (九大)
質量分析総合討論会講演要旨集 2020年05月 質量分析総合討論会
開催年月日: 2020年05月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
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液卵白の予備加熱処理が加熱ゲルの特性に及ぼす影響
小山翔大 (東京農大 大学院), 岡大貴 (東京農大), 辻井良政 (東京農大), 半田明弘 (キユーピー), 高野克己 (東京農大)
日本農芸化学会大会 2020年03月 日本農芸化学会
開催年月日: 2020年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
本文一部表示 : 【目的】卵白の主成分はタンパク質(約10%w/w)で加熱ゲル化性などの加工特性に優れ、食品加工に広く利用される。加熱ゲルはタンパク質の加熱変性および凝集、ネットワーク構造化を経て形成される。従来、加熱ゲルの特性改変を目的とした予備加熱による…【本文一部表示】
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米飯の理化学的特性に影響をおよぼす遺伝子座を利用した用途予測の検討
望月賢太 (東農大 院), 辻井良政 (東京農大), 堀清純 (農研機構 作物開発セ), 高野克己 (東京農大)
日本農芸化学会大会 2020年03月 日本農芸化学会
開催年月日: 2020年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
本文一部表示 : 【目的】米は主食用、寿司米、酒造好適米および業務用米など調理法や用途によって、求められる性質は様々であり、それぞれに合った特徴を持つ品種が選抜され使用されている。現在はアミロース比率が選抜形質として利用され、その原因遺伝子も解明されている。…【本文一部表示】
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小麦ふすま含有成分が全粒粉パンの製パン特性および風味に与える影響
松田里菜 (東京農大 大学院), 岡大貴 (東京農大), 辻井良政 (東京農大), 野口智弘 (東京農大 応生・食加技セ), 高野克己 (東京農大)
日本農芸化学会大会 2020年03月 日本農芸化学会
開催年月日: 2020年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
本文一部表示 : 【目的】小麦全粒粉は歩留まり60%粉に比べ栄養価が高く、ふすまに含まれる様々な成分に富み、近年の健康志向の高まりを受けその需要が高まっている。ふすま成分の存在によって全粒粉のパンは特有の風味を示すが、全粒粉の風味や製パン性に関する詳細な検討…【本文一部表示】
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登熟中のコシヒカリ胚乳で発現する,良食味形質に関わる遺伝子の探索
齋藤彰宏 (東京農大), 江南和歩 (東京農大), 木村圭一 (東農大 院), 飯島健 (農研機構), 大山卓爾 (東京農大), 樋口恭子 (東京農大), 辻井良政 (東京農大), 高野克己 (東京農大), 堀清純 (農研機構)
日本植物生理学会年会 2020年 日本植物生理学会
開催年月日: 2020年
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
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乾熱殺菌卵白の加熱ゲル化時の構造変化について
小山翔大 (東京農大 大学院), 根本裕子 (東京農大 大学院), 岡大貴 (東京農大 応生), 辻井良政 (東京農大 応生), 野口智弘 (東京農大 応生 食加技セ), 半田明弘 (キユーピー), 高野克己 (東京農大 応生), 東京農大
日本食品科学工学会大会 2019年08月 日本食品科学工学会
開催年月日: 2019年08月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
本文一部表示 : 【目的】乾燥卵白(DEW)は液卵白ではみられない緻密なネットワークの弾力のある硬い加熱ゲルを形成するため、ハム、かまぼこおよび中華麺などの物性改良に広く利用されている。同効果の発現には、乾燥卵白の乾熱殺菌工程で生じるタンパク質の可溶性凝集体…【本文一部表示】
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卵殻施用が米飯の利用価値を広げる
辻井良政(東京農大)
日本食品科学工学会大会 2019年08月 日本食品科学工学会
開催年月日: 2019年08月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
本文一部表示 : 【目的】我が国では卵加工メーカーより排出される卵殻は1年間に14万トンに達する。卵殻はカルシウムを主成分とする多孔な構造のため、胃液で溶解されやすく、体内への消化吸収に優れカルシウム補給源となる。児童の骨折率の増加や高齢者の骨粗しょう症対策…【本文一部表示】
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乾燥による麺の性状変化と茄で麺の物性への影響解析
西堀史也 (東京農大 応生 食加セ), 三浦弘也 (東京農大 応生), 岡大貴 (東京農大 応生), 野口智弘 (東京農大 応生), 辻井良政 (東京農大 応生), 高野克己 (東京農大 応生)
日本食品科学工学会大会 2019年08月 日本食品科学工学会
開催年月日: 2019年08月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
本文一部表示 : 【目的】麺は乾燥工程を経ることで茄で麺の物性が硬くなる。この要因は、グルテニンの不溶化やタンパク質と脂質の相互作用によるものと考えられている。しかし、乾燥によるグルテニンの不溶化の機序やタンパク質と脂質の相互作用による麺物性との関係性は不明…【本文一部表示】
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各種アントシアニンと酵母由来の核酸成分の相互作用について
渡辺つかさ (東京農大 大学院), 辻井良政 (東京農大 応生), 野口治子 (東京農大 農), 高野克己 (東京農大 応生)
日本食品科学工学会大会 2019年08月 日本食品科学工学会
開催年月日: 2019年08月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
本文一部表示 : 【目的】アントシアニン(AN)は植物に広く存在する赤色や赤紫色の色素成分で、その鮮やかな色調のため着色料や色素として広く加工食品にも利用されている。ANの色調は不安定で、光・温度・食品成分など様々な要因によって退色することが報告されている。…【本文一部表示】
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用途の異なる水稲品質の理化学特性に影響する遺伝子座の探索
望月賢太 (東京農大 大学院), 辻井良政 (東京農大 応生), 堀清純 (農研機構 作物開発セ), 高野克己 (東京農大)
日本食品科学工学会大会 2019年08月 日本食品科学工学会
開催年月日: 2019年08月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
本文一部表示 : 【目的】米は炊飯してそのまま食べる主食用以外に、酒造好適米、多収米など、用途に合った品種が選択されている。しかしながら、それらの米の用途を特徴付ける形質や用途別の品種特性を決定する遺伝子に関する知見はほとんどない。そこで我々は、品種の有する…【本文一部表示】
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デンプンの糊化挙動とデンプン粒膜との関係
柴田弥果 (東京農大 大学院), 西堀史也 (東京農大 応生 食加技セ), 塩野弘二 (東京農大), 辻井良政 (東京農大), 野口智弘 (東京農大 応生 食加技セ), 高野克己 (東京農大)
日本食品保蔵科学会大会 第68回大会講演 2019年06月 日本食品保蔵科学会
開催年月日: 2019年06月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
本文一部表示 : 【目的】デンプンは、水を加え加熱することで、デンプン粒が膨潤し崩壊する。この現象を糊化と呼ぶが、当研究室のこれまでの研究でデンプン粒表面にタンパク膜が存在することを見出し、この膜を取り除くことで糊化特性に変化が生じることを明らかにしている。…【本文一部表示】
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酒造好適米「山田錦」の米麹の特性解明
田島涼華 (東京農大 大学院), 辻井良政 (東京農大), 数岡孝幸 (東京農大), 高野克己 (東京農大)
日本食品保蔵科学会大会 第68回大会講演 2019年06月 日本食品保蔵科学会
開催年月日: 2019年06月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
本文一部表示 : 【目的】日本酒の醸造に適する酒造好適品種は、山田錦や五百万石がよく知られ、これらはコシヒカリなどの主食用米とはその特性が大きく異なる。酒造好適品種は、タンパク質や脂質を含んだ米表面を多く削り落とすことができるよう粒が大きく、胚乳組織細胞の発…【本文一部表示】
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徳島県伝統後発酵茶阿波番茶の年次傾向について 国際会議
内野昌孝 (東京農大), 越智晶子 (東京農大), 小山翔大 (東農大 院), 辻井良政 (東京農大), 高野克己 (東京農大)
日本農芸化学会大会 2019年03月
開催年月日: 2019年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
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コシヒカリに由来する良食味遺伝子座が及ぼす精白米に含まれる低分子量化合物への影響について 国際会議
辻井良政 (東京農大), 木村圭一 (東京農大), 米澤加代 (東京農大), 齋藤彰宏 (東京農大), 堀清純 (農研機構 作物開発セ), 高野克己 (東京農大)
日本農芸化学会大会 2019年03月
開催年月日: 2019年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
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鶏卵卵白加熱ゲル形成におけるシステイン残基の加熱挙動
小山翔大 (東農大 院), 岡大貴 (東京農大), 辻井良政 (東京農大), 野口智弘 (東農大 応生 食加技セ), 半田明弘 (キユーピー), 高野克己 (東京農大)
日本農芸化学会大会 2019年03月
開催年月日: 2019年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
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乾燥卵白可溶性凝集体の加熱挙動
根本裕子 (東京農大 大学院), 小山翔大 (東京農大 大学院), 岡大貴 (東京農大), 辻井良政 (東京農大), 半田明弘 (キユーピー 研究開発本部), 野口智弘 (東京農大 応生 食加技セ), 高野克己 (東京農大)
日本農芸化学会大会 2019年03月
開催年月日: 2019年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
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Lactobacillus agilis BKN88が持つ2種のフラジェリンの特性解析
江口直人 (東農大 院), 鈴木駿也 (東農大 院), 辻井良政 (東京農大), 須恵雅之 (東京農大), 横田健治 (東京農大), 五十君靜信 (東京農大), 梶川揚申 (東京農大)
日本農芸化学会大会 2019年03月 日本農芸化学会
開催年月日: 2019年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
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山田錦の酒造適性の要因の解明
矢嶋雄貴 (東農大 院), 辻井良政 (東京農大), 数岡孝幸 (東京農大), 高野克己 (東京農大)
日本農芸化学会大会 2019年03月 日本農芸化学会
開催年月日: 2019年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
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日本水稲品種における炊飯特性値形質のゲノムワイドアソシエーション解析
望月賢太 (東京農大 大学院), 辻井良政 (東京農大), 堀清純 (農研機構 作物開発セ), 高野克己 (東京農大)
日本農芸化学会大会 2019年03月 日本農芸化学会
開催年月日: 2019年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
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コシヒカリに由来する良食味遺伝子座が米および米飯の低分量化合物に及ぼす影響
木村圭一 (東京農業大学大学院農学研究科農芸化学専攻), 堀清純 (国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 次世代作物開発研究センター), 米澤加代 (東京農業大学応用生物科学部農芸化学科), 西堀史也 (東京農業大学応用生物科学部 食品加工技術センター), 岡大貴 (東京農業大学応用生物科学部農芸化学科), 飯島健 (国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 次世代作物開発研究センター), 齋藤彰宏 (東京農業大学応用生物科学部農芸化学科), 辻井良政 (東京農業大学応用生物科学部農芸化学科), 高野克己 (東京農業大学応用生物科学部農芸化学科)
日本食品科学工学会大会 2019年 日本食品科学工学会
開催年月日: 2019年
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
抄録 : 良食味であるコシヒカリは,現在まで約40年間日本一の米の生産量を誇っている.そのコシヒカリの米飯食味を向上させる遺伝子座が第3染色体短腕に確認されている.しかし,コシヒカリの良食味遺伝子座による理化学的な米飯特性については,いまだ解明されていない点が多い.そこで本研究では,コシヒカリと日本晴の交雑体を用いて米飯食味に関わる低分子量化合物を精白米,炊飯米および炊飯外液について解析することにより,コシヒカリの良食味遺伝子座が米飯食味に与える影響について検討した.解析の結果,コシヒカリと日本晴の低分子量化合物のプロファイルは,精白米,炊飯米および炊飯外液それぞれで異なっていた.交雑体では低分子量化合物のプロファイルが置換した良食味遺伝子座の由来する品種に近づいていた.また,今まで良食味の要因とされてきたグルタミン酸およびアスパラギン酸以外の低分子量化合物にも変動がみられた.従って,コシヒカリの第3染色体短腕の未同定遺伝子は,今まで食味に関すると言われていた以外の化合物組成に影響を与えていることが示唆された.(著者抄録)
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水稲栽培における卵殻由来Caの施用効果 国際会議
齋藤豊彦 (東京農大 大学院), 辻井良政 (東京農大), 有泉雅弘 (キユーピー), 倉田幸治 (キユーピー), 山本遼 (キユーピー), 大島宏之 (東京農大), 前田良之 (東京農大), 加藤拓 (東京農大)
日本土壌肥料学会 2018年08月
開催年月日: 2018年08月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
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日本水稲品種群の炊飯特性値と米飯品質との関係性について
○望月賢太1,辻井良政2,堀 清純3,高野克己2( 1 東京農大院農・農化,2 東京農大応生・農化,3(国研)農研機構・作物開発セ)
日本食品科学工学会 2018年度大会(第65 回大会) 2018年08月
開催年月日: 2018年08月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
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水田への卵殻施用肥が米飯の理化学的特性に及ぼす影響について(第1 報)
○辻井良政1,齋藤豊彦2,山本 遼3,倉田幸治3,加藤 拓1,有泉雅弘3,高野克己1( 1 東京農大応生・農化,2 東京農大院農・農化,3 キユーピー(株))
日本食品科学工学会 2018年度大会(第65 回大会) 2018年08月
開催年月日: 2018年08月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
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乾燥卵白加熱ゲルの高硬度化に関わるタンパク質凝集体の形成について
〇根本裕子1,小山翔大1,岡 大貴2,辻井良政2,半田明弘3,野口智弘4,高野克己2( 1 東京農大院農・農化,2 東京農大応生・農化,3 キユーピー(株),4 東京農大応生・食加技セ)
日本食品科学工学会 2018年度大会(第65 回大会) 2018年08月
開催年月日: 2018年08月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
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冷蔵保存米飯の経時な物性および低分子量化合物の変化
○望月賢太*1・辻井良政*2・原 幸一*3・高野克己*2(東京農大院農・農化*1、東京農大応生・農化*2、三菱商事㈱*3)
日本食品保蔵学会 2018年度大会(第67 回大会) 2018年06月
開催年月日: 2018年06月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
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阿波晩茶の発酵過程におけるポリフェノールの動態および微生物への影響
小山翔大*1 ・辻井良政*2 ・内野昌孝*2,3・野克己*2(東京農大院農・農化*1、東京農大応生・農化*2、東京農大生命・微生物*3)
日本食品保蔵学会 2018年度大会(第67 回大会) 2018年06月
開催年月日: 2018年06月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
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デンプン粒膜および成分がデンプンゲルの性状に与える影響
○齋藤凱暉*1・辻井良政*2・野口智弘*3・高野克己*2(東京農大院農・農化*1、東京農大応生・農化*2、東京農大応生・食加技セ*3)
日本食品保蔵学会 2018年度大会(第67 回大会) 2018年06月
開催年月日: 2018年06月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
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玄米摂取は肝中ビタミンA代謝変動を介して非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)を改善する
山本祐司, 藤田沙耶, 前田雪恵, 辻井良政, 鈴木司, 小林謙一, 高野克己 (東京農大 応生化), 亀井康富 (京都府大 生命環境), 重村泰毅, 岩崎優 (東京家政大 栄養), 前田雪恵 (アルファー食品)
日本栄養食料学会 2018年度大会 2018年04月
開催年月日: 2018年04月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
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2014‐16年度産の山形県つや姫の品質と登熟温度との関係について
矢嶋雄貴 (東京農大 大学院), 辻井良政, 松原芳樹, 木村圭一, 高野克己 (東京農大), 後藤元 (山形農総研セ)
日本農芸化学会大会 2018年度大会 2018年03月
開催年月日: 2018年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
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高硬度ゲル形成乾燥卵白におけるタンパク質分子間の結合の様相について
根本裕子 (東京農大 大学院), 岡大貴, 野口智弘 (東京農大 食加技セ), 辻井良政, 高野克己 (東京農大), 江崎智弘, 児玉里紗, 半田明弘 (キユーピー 研究開発本部)
日本農芸化学会大会 2018年度大会 2018年03月
開催年月日: 2018年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
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異なる炊飯ジャーで炊いた米飯に含まれる低分子化合物量の差異について
辻井良政, 高野克巳 (東京農大)
日本農芸化学会大会 2018年度大会 2018年03月
開催年月日: 2018年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
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コシヒカリの第3染色体短腕の良食味QTLが登熟段階に及ぼす影響について
木村圭一 (東京農大 大学院), 辻井良政, 齋藤彰宏, 高野克己 (東京農大), 堀清純 (作物開発セ)
日本農芸化学会大会 2018年度大会 2018年03月
開催年月日: 2018年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
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高硬度ゲル形成乾燥卵白におけるタンパク質分子間の結合の様相について
根本裕子 (東京農大 大学院), 岡大貴, 野口智弘 (東京農大 食加技セ), 辻井良政, 高野克己 (東京農大), 江崎智弘, 児玉里紗, 半田明弘 (キユーピー 研究開発本部)
日本農芸化学会大会 2018年度大会 2018年03月
開催年月日: 2018年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
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2014‐16年度産の山形県つや姫の品質と登熟温度との関係について
矢嶋雄貴 (東京農大 大学院), 辻井良政, 松原芳樹, 木村圭一, 高野克己 (東京農大), 後藤元 (山形農総研セ)
日本農芸化学会大会 2018年度大会 2018年03月
開催年月日: 2018年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
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日本水稲品種群の米胚乳酵素活性量と炊飯食味形質の評価および遺伝子座の検出
堀清純, 飯島健, 鈴木啓太郎, 朱紅加, 米丸淳一 (農研機構 作物開発セ), 辻井良政, 木村圭一, 高野克己 (東京農大), 江花薫子 (農研機構 遺伝資源セ)
育種学研究 2018年03月
開催年月日: 2018年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
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日本水稲品種群における米胚乳酵素活性と炊飯米品質との関係
堀清純, 飯島健, 鈴木啓太郎 (農研機構 作物開発セ), 木村圭一, 小俣衣央梨, 仁木沙都美, 辻井良政 (東京農大), 江花薫子, 高野克己 (農研機構 遺伝資源セ)
日本農芸化学会大会 2018年度大会 2017年08月
開催年月日: 2017年08月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
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日本水稲品種群における米胚乳酵素活性と炊飯米品質との関係
堀清純, 飯島健, 鈴木啓太郎 (農研機構 作物開発セ), 木村圭一, 小俣衣央梨, 仁木沙都美, 辻井良政 (東京農大), 江花薫子, 高野克己 (農研機構 遺伝資源セ)
日本農芸化学会大会 2018年度大会 2017年08月
開催年月日: 2017年08月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
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登熟期間の日照条件による炊飯米の理化学的特性の変化
矢嶋雄貴 (東京農大 大学院), 辻井良政, 高野克己 (東京農大 応生), 後藤元 (山形農総研セ)
日本食品科学工学会大会2017年度大会 2017年08月
開催年月日: 2017年08月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
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低分子量化合物の網羅的解析と官能評価との関係性
三井悠河, 吉川知宏 (東京農大 大学院), 辻井良政, 高野克己 (東京農大 応生), 野口智弘 (東京農大 応生 食加技セ)
日本食品科学工学会大会2017年度大会 2017年08月
開催年月日: 2017年08月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
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良食味QTLによるコシヒカリの理化学特性の変化
木村圭一, 辻井良政, 高野克己, 飯島健, 堀清純
日本食品科学工学会大会2017年度大会 2017年08月
開催年月日: 2017年08月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
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米飯食味に影響を及ぼす米胚乳酵素に関する研究
辻井良政
日本食品科学工学会大会2017年度大会 2017年08月
開催年月日: 2017年08月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
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各種デンプン粒表層のタンパク質および脂質の機能について
牧野萌弥, 塩野弘二, 辻井良政, 高野克己, 野口智弘
日本食品保蔵科学会第66回大会大高知大学 2017年06月
開催年月日: 2017年06月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
デンプン粒より除去されたタンパク質量はコメデンプンが多く、LC/MS/MSによって両デンプンともに貯蔵タンパク質が同定された。また、除去された脂質量もコメデンプンが多く、TLCによる脂質定性の結果、両デンプンともに単純脂質では脂肪酸、複合脂質ではリン脂質を主体として構成されていた。膨潤度はコメデンプンではタンパク質除去および脂質除去により上昇し、トウモロコシデンプンではタンパク質除去により上昇した。粘度特性試験の結果、コメ、トウモロコシデンプンともに両処理において糊化開始温度が低下したが、最高粘度はタンパク質除去で上昇し、脂質除去で低下した。また、最低粘度および最終粘度は両処理ともに低下した。
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糯蒸米の物性に影響する細胞壁の変化とその架橋化合物について
辻井良政, 望月賢太, 高野克己, 前田雪恵
日本食品保蔵科学会第66回大会大高知大学 2017年06月
開催年月日: 2017年06月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
物性値を変数として主成分分析に供したところ、おこわに適性のある硬く粘りの強い蒸米は全体の約1/5と少なく、やわらかい蒸米は約3/5と多いことがわかった。ヘミセルロース画分の主要構成糖であるD-キシロースやL-アラビノースの含量はサンプルにより差異がみられ、硬さとL-アラビノース含量との間に正の相関が得られた(r=0.672;p<0.02)。さらに細胞壁中のフェルラ酸の含有量が多いほど、硬い蒸米である傾向が示唆された。
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良食味QTLがコシヒカリ交雑体の理化学的特性に及ぼす影響
木村圭一, 辻井良政, 高野克己, 飯島健, 堀清純
日本食品保蔵科学会第66回大会大高知大学 2017年06月
開催年月日: 2017年06月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
炊飯特性における2015年の加熱吸水率(%)および膨張率(%)では日本晴は、280,257を示しNSLは261~275,226~243を示し、またコシヒカリは264、224を示した。米飯の物性値については、2014年の表面の付着量(mm)および全体の硬さ(gw/cm2)において日本晴は0.62,1658を示した。NSLは0.68~0.72,1451~1529を示し日本晴と比べ軟らかく粘りが強くなっていた。何れの試験項目であっても3カ年で同様の傾向であった。以上の結果より、NSLはタンパク質およびアミロース含量以外の要因による食味向上が明らかとなり、その他の理化学的特性について検討を行っている。
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起源の異なるアミラーゼと生デンプンの分解性について
根本裕子, 塩野弘二, 辻井良政, 高野克己, 野口智弘
日本食品保蔵科学会第66回大会大高知大学 2017年06月
開催年月日: 2017年06月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
米デンプンではタンパク質除去により、何れのアミラーゼにおいても分解率が低下し、脱脂処理では分解率が上昇した。小麦およびトウモロコシデンプンでは、タンパク質除去では分解率に一定の傾向がみられなかったが、脱脂処理では増加する傾向を示した。次に、各処理におけるデンプン表面の疎水性挙動の変化をデンプンの油層への移行量で評価したところ、小麦およびトウモロコシデンプンでは何れの処理でも移行量が多く、米デンプンで少なかった。また、小麦およびトウモロコシデンプンでは、タンパク質除去および脱脂処理によって移行量が大きく減少した。
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日本水稲遺伝資源における炊飯米の食味関連形質のゲノムワイドアソシエーション解析
堀清純, 米丸淳一, 鈴木啓太郎, 飯島健, 朱紅加, 辻井良政, 小俣衣央梨, 仁木沙都美, 木村圭一, 高野克己, 山崎将紀, 江花薫子
日本育種学会131回名古屋大学大会 2017年03月
開催年月日: 2017年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
調査した35の食味関連形質において,-logP値が3.0以上の遺伝子座を合計382ヶ所,-logP値が5.0以上の遺伝子座を合計45ヶ所検出した(図1).第6染色体短腕のWx座周辺に最も数多くの遺伝子座が検出され,第4染色体長腕,第5染色体短腕,第7染色体短腕,第8染色体短腕および第9染色体長腕に食味関連遺伝子座が集中して検出された.第6染色体短腕および第9染色体長腕では,出穂期においても遺伝子座が検出された.これらの遺伝子座が,日本水稲品種における炊飯米の食味関連形質の差異に関与していると考えられる.
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Physicochemical Properties of Rice are Affected by Ripening Temperature Conditions. 国際会議
Keiichi Kimura, Yoshimasa Tsujii, Noriyuki Asanome, Hajime Goto, Katsumi Takano
ISSAAS2016 Vietnam National Unversity of Agirculture Hanoi, Vietnam 2016年11月
開催年月日: 2016年11月
記述言語:英語 会議種別:ポスター発表
Ripening temperature decreased as the planting date progressed. There was no difference in the protein content between the different planting dates, but the amylose content increased as the planting date delayed. In the sensory test, the two cultivars tended to produce low scores after June 1. The enzyme activity varied between the different planting dates, and there were differences in enzyme activities between the two cultivars.
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Evaluation of the Freshness of Rice using a luorescence maging Method with UV-Light Excitation 国際会議
Yoshimasa Tsujii, Keiichi Kimura, Noriyuki Asanome, Hajime Goto, Katsumi Takano
ISSAAS2016 Vietnam National Unversity of Agirculture Hanoi, Vietnam 2016年11月
開催年月日: 2016年11月
記述言語:英語 会議種別:ポスター発表
We developed a method for measuring the quality of rice quickly and conveniently, by analyzing the fluorescence spectrum of rice. The system consists of two UV-A fluorescent lamps and a blue LED with a low-pass filter, a cooled CCD camera with an IR cutoff filter to capture the fluorescence image on a PC, and image processing software for measuring the fluorescence intensity of the image.
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Taste quality of pregelatinized brown rice 国際会議
Yukie Maeda,Masanori Honda1, Shinji Yatomi, Yoshimasa Tsujii, Katsumi Takano
ISSAAS2016 Vietnam National Unversity of Agirculture Hanoi, Vietnam 2016年11月
開催年月日: 2016年11月
記述言語:英語 会議種別:ポスター発表
Pregelatinization of brown rice made its cooking simple and easy, and improved the texture. Pregelatinization might make it easy to consume brown rice as the staple component of a healthy meal. Pregelatinized brown rice is suitable for use in salads. In addition to constituting the staple component of a main meal, pregelatinized brown rice can be used in several other ways.
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日本イネ遺伝資源系統における米胚乳酵素活性量の評価および品種間差異
堀清純, 飯島健, 鈴木啓太郎, 辻井良政, 小俣衣央梨, 仁木沙都美, 木村圭一, 高野克己, 江花薫子
日本育種学会第130回鳥取大学大会 2016年09月
開催年月日: 2016年09月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
各種酵素活性量とアミロース含有量やタンパク質含有量との間に有意な相関関係は検出されず,炊飯食味計による食味値との間では0.2~0.4程度の有意な相関関係を検出した.調査した日本イネ遺伝資源系統においては,澱粉分解酵素の活性量の低い品種が炊飯米の食味値が高い傾向が観察された.本研究の結果から,胚乳に存在する酵素の活性量の違いが,日本水稲品種の炊飯米の食味の品種間差の一部を説明している可能性が考えられた
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網羅的解析手法による副原料が製パンに与える影響の解析
吉川知宏, 野口智弘, 辻井良政, 高野克己
日本食品科学工学会第63回名城大学大会 2016年08月
開催年月日: 2016年08月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
副原料を全て加えたパンのクラムと、副原料をそれぞれ組み合わせて製パンした試料を比較したところ、最も様相に影響を与えている副原料は糖質であった。糖質に着目すると、糖質を加えることにより、糖質由来の糖量の増加だけでなく、発酵工程中で生産されるMalic acid、Succinic acidなどの有機酸量の増加、またSerine、Tyrosineなどのアミノ酸の資化への影響が見られた。
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米デンプンの糊化特性に及ぼすデンプン粒表層膜成分の影響について
塩野弘二, 辻井良政, 高野克己 , 野口智弘
日本食品科学工学会第63回名城大学大会 2016年08月
開催年月日: 2016年08月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
RVUによる糊化開始温度は、前者では75.1℃と未処理の77.1℃から2℃の低下であったが、後者は73.1℃を示しその低下は5℃と大きかった。最高粘度は未処理が103.8、前者は89.3、後者は115.9を示し、ブレークダウンはそれぞれ45.2、36.5、64.8となり、コンシステンシーは75.1、50.3、67.9となった。デンプン粒の表層成分を除去することにより、デンプンの熱的および糊化粘度挙動が大きく変化した。
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網羅的解析手法による副原料が製パンに与える影響の解析
吉川知宏, 野口智弘, 辻井良政, 高野克己
日本食品科学工学会第63回名城大学大会 2016年08月
開催年月日: 2016年08月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
副原料を全て加えたパンのクラムと、副原料をそれぞれ組み合わせて製パンした試料を比較したところ、最も様相に影響を与えている副原料は糖質であった。糖質に着目すると、糖質を加えることにより、糖質由来の糖量の増加だけでなく、発酵工程中で生産されるMalic acid、Succinic acidなどの有機酸量の増加、またSerine、Tyrosineなどのアミノ酸の資化への影響が見られた。
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米デンプンの糊化特性に及ぼすデンプン粒表層膜成分の影響について
塩野弘二, 辻井良政, 高野克己 , 野口智弘
日本食品科学工学会第63回名城大学大会 2016年08月
開催年月日: 2016年08月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
RVUによる糊化開始温度は、前者では75.1℃と未処理の77.1℃から2℃の低下であったが、後者は73.1℃を示しその低下は5℃と大きかった。最高粘度は未処理が103.8、前者は89.3、後者は115.9を示し、ブレークダウンはそれぞれ45.2、36.5、64.8となり、コンシステンシーは75.1、50.3、67.9となった。デンプン粒の表層成分を除去することにより、デンプンの熱的および糊化粘度挙動が大きく変化した。
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米飯の低分子量化合物の網羅的解析による登熟温度が異なる米のプロファイリング
木村圭一, 辻井良政, 高野克己, 浅野目謙之, 後藤元
日本食品科学工学会第63回名城大学大会 2016年08月
開催年月日: 2016年08月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
回帰ベクトルの正の値ではクエン酸およびインドール-3-酢酸などの化合物が上位に位置しており、登熟温度が高いほどこれらの化合物量が大きかった。また負の値では2’-デオキシウリジンおよび1,5-グルクノラクトンなどの化合物が上位に位置し、登熟温度が低いほどこれらの化合物量が大きい傾向にあった。このように登熟温度の違いにより米に含まれる化合物量に差異があることから、米飯食味にも影響を与えていることが示唆された
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長野県長和町産の特産ダッタンそばの苦味低減要因について
小山翔大, 辻井良政, 内野昌孝, 高野克己
日本食品科学工学会第63回名城大学大会 2016年08月
開催年月日: 2016年08月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
官能評価の結果、ダッタンそばは普通そばと比較して高い苦味値を示した。長和町産のダッタンそばは北海道産と比較して低い苦味値を示した。また、普通そば、長和町産および北海道産のダッタンそばの総ポリフェノール量は、それぞれ340.6、1867および1586mg/100gで、長和町産のダッタンそばは北海道産に比べ高い値を示した。
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米飯の低分子量化合物の網羅的解析による日本で育種されてきた米の品種プロファイリング
辻井良政, 菅家太喜, 高野克己, 飯島健, 堀清純
日本食品科学工学会第63回名城大学大会 2016年08月
開催年月日: 2016年08月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
炊飯外液で45種類の化合物が定性された。強度の大きいピークとしては、糖類(Sucrose、Glucose)、アミノ酸類(Aspartic acid、Glutamic acid)、有機酸類(Citric acid、Malic acid)であった。これらの化合物のピーク強度を変数した主成分分析の結果、遺伝背景ごとの様相に明確な違いはみられなかった。一方、コシヒカリを中心とする作付上位品種は日本在来種に比べると溶出化合物の寄与率が低いことから、各成分の溶出量が少ない傾向であることが示唆された。位置要因から特にアミノ酸量の寄与率が大きく、逆に糖類の量は寄与率が小さい傾向であった。このように米飯に含まれる化合物から、品種特性の傾向を把握することができる可能性が示唆された
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モチ蒸米の硬さと米胚乳フェルラ酸エステラーゼ活性量との関係について
守屋実奈, 高野克己 , 辻井良政
日本食品科学工学会第63回名城大学大会 2016年08月
開催年月日: 2016年08月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
モチ蒸米の表面の硬さは155~254(gw/cm2)、中心の硬さは476~730(gw/cm2)、全体の硬さは1464~2142(gw/cm2)の間で変動し、サンプルにより差異がみられた。フェルラ酸エステラーゼ活性量は0.07~1.22(U/g)であった。フェルラ酸エステラーゼ活性量と硬さとの相関を調べたところ、相関係数は中心の硬さでは-0.37、全体の硬さでは-0.44で、負の相関(p<0.05)であったことから、フェルラ酸エステラーゼ活性が低いほど、中心および全体が硬い蒸米になる傾向が示唆された。
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β‐アミラーゼとデンプン粒表層タンパク質の相互作用性について
塩野弘二, 辻井良政, 高野克己, 野口智弘
日本食品保蔵科学会第66回大会宮崎日南大学 2016年06月
開催年月日: 2016年06月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
F-2C画分を添加することで分解率は5.84と増加し、分解性が回復した。また、各画分をSDS-PAGEに供したところ、F-2Cにおいて 30、14および13kDaのタンパク質バンドが検出された。さらにこれらタンパク質バンドを切り出し、LC/MS/MSによるタンパク質同定を行ったところ、30kDaのタンパク質はglutelin(oryza sativa由来)、14および13kDaのタンパク質はprolamin(oryza sativa由来)と同定された
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LC‐QTOFを用いた米中成分の網羅的解析
滝埜昌彦, 辻井良政
日本分析化学会第65回高知大学大会 2016年06月
開催年月日: 2016年06月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
各試料中のγ-オリザノール類は全て分子関連イオンの相対質量誤差が3ppm以内で、プロダクトイオンの組成式から計算した構造式の妥当性数値も高い値であった。15種類のγ-オリザノール類の強度を用いて主成分分析を行った結果、精白米では自然栽培コシヒカリの様相は、明らかにはその他慣行栽培米とは異なっていた。炊飯米についても同様であったが、炊飯米では3試行での再現性は精白米に比べてバラツキが大きかった。
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タイの発酵茶ミアンの食品成分の特徴
小山翔大, 辻井良政, 内野昌孝, 高野克己
日本食品保蔵科学会第65回大会宮崎日南大学 2016年06月
開催年月日: 2016年06月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
LC/MSにおけるアミノ酸定量結果より茶葉の産地や品種が異なるため一律に比較はできないものの、ミアンでは一般的なアミノ酸の量が緑茶や碁石茶、阿波晩茶と比べて低い傾向であった。一方でγ‐アミノ酪酸およびテアニンは緑茶と近似した値を示し発酵過程での変動が生じなかったと考えられた。これは発酵液中の生菌数がミアンでは106~10、阿波晩茶では105~7と報告されているため微生物の生育などの差異により減少したと考えられた
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網羅的解析手法による製パン工程中での酵母及び小麦粉内在酵素作用の解析
吉川知宏, 野口智弘 , 辻井良政, 高野克己
日本食品保蔵科学会第65回大会宮崎日南大学 2016年06月
開催年月日: 2016年06月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
、酵母添加ではRaffinose,Sucroseが直ちに減少し、Fructose,GlucoseおよびMannoseは一時的に増加した後、減少した。また、Maltoseは生地発酵において他の糖に比べ遅れて減少したが、焼成によって増加した。Galactoseは生地の発酵による変化はみられなかった。これらのことから、製パン工程中における各糖類の挙動の一端を知ることが出来た。これら糖類の挙動は、小麦粉内在の糖質関連酵素の作用と酵母の発酵によって影響を受けた。
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日本で育種されてきた稲品種における米の理化学特性について
辻井良政, 木村圭一, 高野克己 , 飯島健, 堀清純
日本食品保蔵科学会第65回大会宮崎日南大学 2016年06月
開催年月日: 2016年06月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
化合物のピーク強度を変数した主成分分析の結果、遺伝背景ごとの様相に明確な違いはみられなかった。一方、コシヒカリを中心とする作付上位品種は日本在来種に比べると溶出化合物の寄与率が低いことから、各成分の溶出量が少ない傾向であることが示唆された。位置要因から特にアミノ酸量の寄与率が大きく、逆に糖類の量は寄与率が小さい傾向であった。このように米飯に含まれる化合物から、品種特性の傾向を把握することができる可能性が示唆された
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細胞壁架橋物質が糯蒸米物性に影響する可能性について
守屋実奈, 高野克己, 辻井良政
日本食品保蔵科学会第65回大会宮崎日南大学 2016年06月
開催年月日: 2016年06月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
糯蒸米の表面の硬さは242~323(gw/cm2)、全体の硬さは1700~2176(gw/cm2)の間で変動し、サンプルにより差異がみられた。糯蒸米切片を蛍光顕微鏡にて、フェノール化合物の自家蛍光により細胞の形状が観察でき、大きさはサンプルごとに差異がみられた。しかし、硬さと細胞の大きさおよび形状との関係を明確にすることができず、フェノール化合物の含有量を調べる必要があると考えられた。
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米飯食味に関わる米胚乳酵素活性量を制御する栽培条件の検討について
木村圭一、辻井良政、浅野目謙之、高野克己
日本食品科学工学会 関東支部大会日本大学 2016年03月
開催年月日: 2016年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
作付時期の違いにより酵素活性量は変動していた。また、品種によっても酵素活性量に差が認められた。これらの結果、作付時期を変更することにより米胚乳酵素活性量が制御できると考えられ、米の品質安定に最適な栽培法を品種ごとに確立できる可能性が示唆された。
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コシヒカリの第3染色体短腕の良食味QTLが米飯理化学的特性の及ぼす影響について
三木 崇広, 辻井 良政, 飯島 健, 堀 清純, 高野 克己
日本食品科学工学会 関東支部大会日本大学 2016年03月
開催年月日: 2016年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
米飯物性において、NSLは日本晴に比べ、柔らかく、また粘りが増加していた。また、炊飯特性における溶出還元糖量では両者に大きな違いはみられなかったが、溶出全糖量ではNSLは日本晴よりも増加する傾向がみられた。
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登熟温度が米胚乳酵素活性量に及ぼす影響
風見真千子, 辻井良政, 高野克己 後藤元, 浅野目謙之
日本農芸化学会 2016年度大会 2016年03月
開催年月日: 2016年03月
記述言語:英語 会議種別:口頭発表(一般)
登熟温度が低いと米胚乳中の酵素活性量が大きいということが示唆された。各試験年に実施した食味官能値の総合値と米胚乳酵素活性量間には、α-アミラーゼ(r=0.392~0.535)と4ヵ年で正の相関がみられ(p<0.05)、次いでα-マンノシダーゼ(r=0.162~0.542)およびβ-グルカナーゼ(r=0.209~0.495)に正の相関関係がみられた。これらの結果、登熟温度は米胚乳酵素活性量の様相に影響を及ぼし、結果的に米の品質ひいては米飯食味に影響を及ぼすことが明らかになった。
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米飯特性は炊飯中のプラチナ作用で変化する
辻井良政, 木村圭一, 高野克己, 吉田貴美, 宮松宏樹
日本農芸化学会 2016年度大会 2016年03月
開催年月日: 2016年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
プラチナコーティングした内釜を用いて炊飯した米飯のテクスチャーは、コントロールよりも柔らかく、表面の粘りが強くなる傾向となった。米飯表層の還元糖量は増加する傾向がみられた。電子顕微鏡で観察した活断面は、デンプン糊と思われる面積の領域が多くみられた。改良型炊飯特性試験では、加熱吸水率および膨張容積が低くなる傾向がみられた。これらの結果から、プラチナコーティングした内釜は、炊飯中に米飯特性を変化する効果があることが示唆された。これらが米飯食味の向上に関与している可能性があると考えられた。
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米SSPの精製およびα‐アミラーゼのデンプン分解性に与える影響
塩野弘二, 辻井良政, 高野克己, 野口智弘
日本農芸化学会 2016年度大会 2016年03月
開催年月日: 2016年03月
記述言語:英語 会議種別:口頭発表(一般)
、精製した各SSP画分をα-アミラーゼと混合し、生デンプンの分解性試験を行ったところ、H1、I1、I2画分ではデンプンの分解性は上昇しなかった。一方、I3画分を添加することで全糖量(mg/ml)は16.9と増加し、分解性が回復した。また、各画分をSDS-PAGEに供したところ、I3において 30および15kDa付近をメインとするタンパク質バンドが検出された。次に上記タンパク質バンドを切り出し、LC/MS/MSによるタンパク質同定を行ったところ、30kDa付近のタンパク質はglutelin(oryza sativa由来)、15kDa付近のタンパク質はprolamin(oryza sativa由来)と同定された。
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米飯食味に関わる低分子化合物の解析
三木崇広, 辻井良政, 高野克己, 飯島健, 堀清純
日本農芸化学会 2016年度大会 2016年03月
開催年月日: 2016年03月
記述言語:英語 会議種別:口頭発表(一般)
GC/MSを用いた低分子化合物の定性では、30種の化合物が炊飯米から定性された。その内、糖類、アミノ酸類および有機酸類は、それぞれ13、6および7種検出された。これらの定性結果を変数とした主成分分析における、第1および2主成分のスコア分布においては、食味の変化がみられたNSLおよびKSL共に日本晴とコシヒカリの間に分布し、NSLはコシヒカリ、KSLは日本晴の特性に近づいていることが確認された。この低分子化合物の含量の変化と良食味との関係性は現在、解析中である
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網羅的解析手法を用いた製パン工程での低分子化合物の挙動解析
吉川知宏, 辻井良政, 高野克己 , 野口智弘
日本農芸化学会 2016年度大会 2016年03月
開催年月日: 2016年03月
記述言語:英語 会議種別:口頭発表(一般)
製パンの各工程で共通に定性された化合物は、糖類8種、アミノ酸類14種、有機酸類7種および糖アルコール類3種であった。これらの化合物を変数として主成分分析を行った結果、各工程における低分子化合物の挙動は、様相に違いがみられた。例えば、小麦生地を混捏することによりマルトースが増加し、その後の発酵工程で減少がみられ、焼成によって再度増加した。また、主要なアミノ酸では生地混捏によって増加し発酵で減少したが、焼成過程での増加はみられなかった。焼成後のパンにおいてクラムに比べクラストでは、糖やアミノ酸が少ない傾向を示した
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糯蒸米の良食味評価に及ぼす糯精米の理化学的特性―2014年産糯米の場合―
守屋実奈, 芥子薫, 辻井良政, 高野克己
日本農芸化学会 2016年度大会 2016年03月
開催年月日: 2016年03月
記述言語:英語 会議種別:口頭発表(一般)
食味官能試験の総合値を目的変数として、物性値、酵素活性量、タンパク質含量、登熟温度および糊化粘度特性値を変数としPLS解析を行った。その結果、回帰ベクトルのモデル係数について、食味を示す総合値を目的変数としたとき、タンパク質含量は0.39、中心の粘りは0.38、最低および最高粘度はそれぞれ0.26および0.18、登熟温度は0.08、β-キシラナーゼ活性量は-0.12、α-アミラーゼ活性量は-0.13となり、タンパク質含量や登熟温度も食味評価に関与するとこと、酵素活性量は負の要因になる可能性が示唆された。
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Metabolomics analysis of Japanese cooked rice by gas chromatography-mass spectrometry 国際会議
Tsujii Yoshimasa,Yamagishi Hitoshi, Takano Katsum
ISSAAS 2015NODAI Academia Center, Tokyo University of Agriculture, Tokyo, Japan 2015年11月
開催年月日: 2015年11月
記述言語:英語 会議種別:ポスター発表
This was suggested that difference in the samples might have been because of the difference in the amount and ratio of the low molecular weight compounds.
Next, we were analyzed the difference in the taste of the cooked rice. The results of the Partial Last Squares Regression analysis suggested that the proportion of compounds in each cooked rice sample was different, indicating a possibility of predicting the taste of cooked rice based on the presence of the proportion of the different compounds. -
Evaluation for cooked rice properties of an eating-quality QTL in Oryza sativa L. cv. Koshihikari. 国際会議
Takahiro Miki, Ken Iijima, Yoshimasa Tsujii, Kiyosumi Hori , Katsumi Takano
ISSAAS 2015NODAI Academia Center, Tokyo University of Agriculture, Tokyo, Japan 2015年11月
開催年月日: 2015年11月
記述言語:英語 会議種別:ポスター発表
In the sensory test, SLs showed lower points than Koshihikari. In SLs, SL-2 showed lowest point. In the shape measurement of unpolished rice, SL-2 are smaller size than other SLs, and the grain shape of SL-2 was close to Nipponbare. In texture, SL-2 showed lowest adhesiveness value in samples. In the section observation, leached starch was observed on the outer layer of cooked rice grain in Koshihikari, but not observed in SL-2 and Nipponbare.
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炊飯過程中の米胚乳酵素作用に᷿Ḃ米飯食味形成メカニズム
辻井良政
日本農芸化学会 中四国支部 支部創立15周年記念 第20回 若手研究者シンポジウム 「若手研究者による農芸化学の将来の展望」 2015年10月
開催年月日: 2015年10月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
胚乳中の酵素活性量は、品種、産地、気候、栽培および貯蔵条件などの差異により変動する。その動態解析から、品種、気候、栽培条件および貯蔵条件と精米の理化学的特性および米飯食味の評価との関係を解明する指標として利用を考察した。また、その多様性と変動について酵素活性量を変数としたケモメトリックス解析を行い、品種、産地、気候、栽培および貯蔵条件などの特性でコメをグループ化ならびに判別することが出来た。さらに育種や生育状態評価のマーカーや食味評価の指標にも、「米胚乳酵素活性量の解析」が応用できるように進めている。
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X線CTを用いた加工米の評価法の検討
前田雪恵、辻井良政、三木崇広、高野克己
食香粧研究会平成27年度大会 2015年09月
開催年月日: 2015年09月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
CT(Computed Tomography、コンピュータ断層撮影)は、非破壊による内部構造観察が可能である。本報告では、加工米の内部構造をX線CT (株式会社リガク製)で撮影し比較した。その結果、内部構造が各加工米の復元速度を評価する指標となる可能性が示唆された。また、復元前後で各加工米の内部構造が異なっていた。このことから加工米飯の戻り具合が評価でき、製品開発に活用できる可能性がある。
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各種小麦粉中の低分子化合物の網羅的解析
吉川知宏, 野口智弘,辻井良政, 高野克己
日本食品分析研究会平成27年度学術集会 2015年09月
開催年月日: 2015年09月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
強度の大きいピークは各小麦粉とも糖類、アミノ酸類および有機酸類等であった。それを変数とした主成分分析の結果、強力粉と中力粉品種間で様相が異なり、前者ではアミノ酸類が、後者では糖関連物質が多い傾向がみられた。また、国内産に比べ外国産小麦粉では、アミノ酸や有機酸が多い傾向を示した
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異なる品種のモチ蒸米の物性特性について
守屋実奈、辻井良政、高野克己
食香粧研究会平成27年度大会 2015年09月
開催年月日: 2015年09月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
2013年産国産モチ米8品種25点を試料とし、「おこわ」(蒸米)に適する品種特性について解析した。各試料を蒸米物性測定において、硬さ、粘り、付着性を測定したところ、全体の硬さおよび全体の粘りにおいて同じ品種内でも傾向が多少異なった。そこで、全体の硬さおよび全体の粘りをそれぞれ目的変数として、PLS回帰分析を行ったところ、米胚乳酵素活性量が小さいと全体の硬さおよび全体の粘りが大きくなる傾向を示した。
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米デンプンの特性と α-アミラーゼとの相互作用に及ぼす米デンプン粒表層タンパク質の関与
塩野弘二,辻井良政,野口智弘,高野克己
日本食品科学工学会第67回大会 2015年08月
開催年月日: 2015年08月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
免疫沈降法およびタンパク質同定の結果よりα-アミラーゼ単独ではα-アミラーゼ(Bacillus amyloliquefaciens由来)が同定され、SSP単独においてタンパク質は同定されなかった。一方α-アミラーゼとSSPを混合させたものではα-アミラーゼ(Bacillus amyloliquefaciens由来)とglutelin(Oryza sativa由来)が同定された。また反応速度を算出した結果、SSP除去を行う事でKm(μg/ml)は249.4から141.3に低下し、Vmax(μg/ml/min)は10.9から5.8に低下し、SSPがα-アミラーゼによる生デンプン分解性に影響することが明らかとなった。
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米飯のおいしさの解明にチャレンジー炊飯中の米胚乳酵素作用と低分子量化合物に注目ー
辻井良政
日本食品科学工学会第62回大会 2015年08月
開催年月日: 2015年08月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
、炊飯過程中での澱粉や細胞壁多糖の熱による物理化学的な変化を解析すると共にこれらが酵素作用によって分解されていることを見出した。炊飯中に溶出した澱粉が胚乳アミラーゼの作用を受けてその構造が変化し、独特の粘りが形成されること、炊飯中の細胞壁多糖分解酵素作用により細胞壁多糖が分解して米飯が柔らかくなり、炊飯中でのペクチンの分解量と米飯の硬さの間に負の相関を明らかにした。さらに、ペクチンの分解に関与するポリガラクチュロナーゼを初めて穀物の胚乳より分離精製し、その作用が米飯の硬さの形成に大きな要因の一つであることを明らかにした。
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モチ蒸米の物性と米胚乳中の酵素活性量の関係について
守屋実奈,辻井良政,高野克己
日本食品科学工学会第63回大会 2015年08月
開催年月日: 2015年08月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
全体の硬さを目的変数としてPLS回帰分析を行ったところ、回帰ベクトルのモデル係数は、β-アミラーゼは-0.30、β-キシラナーゼは-0.20、β-ガラクトシダーゼは-0.16、β-グルカナーゼは-0.11およびα-アミラーゼは-0.06を示し、各活性量が小さいと蒸米が硬くなる傾向がみられた。また、全体の粘りを目的変数にした場合、β‐およびα‐アミラーゼの同係数はそれぞれ-0.19および‐0.01を示し活性量が小さいと粘りが大きくなる傾向がみられた。
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小麦粉中の低分子化合物の網羅的解析へのアプローチ
吉川知宏, 野口智弘,辻井良政,高野克己
日本食品科学工学会第64回大会 2015年08月
開催年月日: 2015年08月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
AIoutputを用いて強度の大きいピークを抽出し、各抽出画分に含まれる化合物を差し引いて定性を行い、再現よく定性された化合物を確認した。その結果、Sucrose、Maltose、Lactose、Fructose、Glucose、GlycerolおよびInositolなどの糖類、Aspartic acid、Tryptophan、Glutamic acid、Alanine、Valine、Serine、Tyrosine、Leucine、ProlineおよびIsoleucineなどのアミノ酸類、Fumaric acid、Citric acid、Shikimic acid、およびLactic acidなどの有機酸類、Adenosine、およびOctadecanoateなどのその他の化合物が確認できた。
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コシヒカリの第 3 染色体短腕の良食味 QTL と米飯中の低分子化合物の動態との関係
三木崇広, 辻井良政, 飯島健, 堀清純, 高野克己
日本食品科学工学会第65回大会 2015年08月
開催年月日: 2015年08月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
炊飯米の定性結果を用いたPLS回帰分析における第1および2主成分のスコア分布において、NSLおよびKSL共に日本晴とコシヒカリの間に分布し、第三染色体短腕のQTLが米飯に含まれる低分子化合物量に影響を及ぼしていることが示唆された。また、位置要因において、コシヒカリのスコア分布と対応した位置にアスパラギン酸、セリン、ガラクトース、スクロースおよびGABA等の寄与率が大きいことから、コシヒカリの良食味に関与している可能性が示唆された。
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アルファ化米が肥満モデル Zucker rat の脂質代謝に及ぼす影響
山岸彩乃, 前田雪恵, 徳永洸貴, 藤田沙也, 辻井良政, 風見真千子, 鈴木司, 小林謙一, 高野克己, 山本祐司
日本食品科学工学会第66回大会 2015年08月
開催年月日: 2015年08月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
アルファ化米が肥満モデル Zucker rat の脂質代謝に及ぼす影響について解析しその効果を発表した。
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The balance of low-molecular-weight compounds affects taste of Japanese cooked rice ? 国際会議
Tsujii Yoshimasa,, Takano Katsumi
IFT15 2015年07月
開催年月日: 2015年07月 - 2017年07月
記述言語:英語 会議種別:ポスター発表
7% cumulative contribution rate). This is suggested that taste of cooked rice is different between the amount and ratio of these qualitative compounds.
Next we were carried out Partial Least Squares Regression analysis for the purpose variable of taste functional value of each cooked rice. Shikimic acid, alanine, sucrose, fructose, leucine, and nicotinic acid was a positive correlation with these vale was high. -
コシヒカリの第三染色体短腕の良食味QTLが米飯物性に及ぼす影響について
三木崇広 , 辻井良政, 高野克己, 飯島健, 堀清純
日本食品保蔵科学会第64回大会 2015年06月
開催年月日: 2015年06月 - 2016年06月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
コシヒカリに近い値を示した。米胚乳中の酵素活性量ではβ-amylaseにおいて、コシヒカリが41.43 U/g、日本晴が27.78 U/g、NSL-3が40.34 U/gで、コシヒカリとほぼ等しい活性量であり、NSL-1および2も同様の傾向を示した。以上の結果より、第3染色体短腕のQTL領域を組み換えることにより、米粒の大きさ、米飯の物性および胚乳中の酵素活性量に変化が生じることが確認できた。
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各種デンプン粒の表層タンパク質(SSP)が生デンプンの分解性に与える影響について
塩野弘二, 辻井良政, 高野克己), 野口智弘
日本食品保蔵科学会第64回大会 2015年06月
開催年月日: 2015年06月 - 2016年06月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
デンプン粒を0.1% NaOHにて処理すると、未処理に比べ減少し、その残存率(%)はそれぞれ、28、70、78、40、60であった。また、生デンプンの分解率(%)を算出したところ、それぞれ未処理では3.17、0.75、1.96、0.25、0.30であったのに対し、0.1% NaOH処理では2.81、0.48、1.77、0.16、0.14に減少した。一方、除去したSSPをα-amylaseに混合したものを0.1% NaOH処理デンプンに添加することでα-amylaseによる分解性が回復した。
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X線CTによる米飯および加工品の評価法の検討
前田雪恵, 辻井良政, 三木崇広, 高野克己
日本食品保蔵科学会第64回大会 2015年06月
開催年月日: 2015年06月 - 2016年06月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
熱風膨化米は空洞が残っている分コシがなく食感が劣るため、復元前後の空洞の数・状態を比較することで加工米飯の戻り具合が評価でき、製品の開発に活用できるのではないかと考えられる。
X線CTは非破壊での観察であるため、復元前と後の内部構造観察を同一サンプルで行うことができる利点がある。また、加工米においても非破壊で内部の空洞状態などが観測でき、製品の品質評価にも活用できる可能性がある。 -
即席麺の湯戻しほぐれ性の評価法の開発
野口治子, 辻井良政, 内野昌孝, 高野克己, 河田了輔, 松澤伸明
日本食品保蔵科学会第64回大会 2015年06月
開催年月日: 2015年06月 - 2016年06月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
麺塊表面積は湯戻し5分後では乾麺の1.05倍増加、ほぐれ改良剤(○○○)1%添加した場合1.73倍、2%では1.83倍となり、ほぐれ改良剤の添加によって湯戻し後の麺表面積は増加した。麺一本あたりの固着数は、ほぐれ改良剤の添加および添加濃度に伴い減少した。また、ほぐれ改良剤無添加では麺の自然沈降時の広がり幅が1.68倍、1%では2.00倍、2%では2.76倍となった。ほぐれ改良剤の添加により麺の固着箇所は減少し、表面積と分散性は増加した。湯戻し時のほぐれ性評価には、湯戻し麺を水中で自然沈降させ、その広がりを測定する方法が有効であった。
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米飯の食味に関わる米胚乳内在酵素の活性量と登熟温度の関係性について
辻井良政, 高野克己, 浅野目謙之, 後藤元
日本食品保蔵科学会第64回大会 2015年06月
開催年月日: 2015年06月 - 2016年06月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
。酵素活性量(U/g)は、「つや姫」ではα-amylaseにおいて高い方から2009年の281.8±25.9、2013年の226.1±47.8、2011年の213.6±28.0、2012年の145.1±35.9、2010年の86.4±19.5となり、「コシヒカリ」および「はえぬき」でも同様の傾向がみられた。登熟温度と米胚乳内在酵素の活性量との間には、「つや姫」ではα-amylase(-0.873)、α-galactosidase(-0.750)、「はえぬき」ではα-amylase(-0.816)、α-galactosidase(-0.800)、α-amylase(-0.873) 「コシヒカリ」ではα-amylase(-0.718)、β-amylase(-0.489)など負の相関(p<0.05)が得られた。
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蒸煮中のヘミセルロースの変化がもたらすモチ米の蒸米物性について
守屋実奈, 高野克己, 辻井良政
日本食品保蔵科学会第64回大会 2015年06月
開催年月日: 2015年06月 - 2016年06月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
ヘミセルロースA画分の主要構成糖比は、蒸米は精白米に比べキシロースが0.26~2.57倍およびアラビノースが0.46~2.25倍、ヘミセルロースB画分では精白米は蒸米に比べ前者が1.15~7.54倍および後者が0.60~3.53倍となった。蒸煮によってヘミセルロースの構成糖比が変化すること、キシロースおよびアラビノースの比率が高いほど蒸米が硬くなる傾向がみられた。蒸米の硬さは、蒸煮によるヘミセルロースのアラビノキシラン構造が崩壊する程度によって影響を受けることが示唆された。
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米胚乳酵素活性量を利用したコシヒカリ近縁品種の比較分析
辻井良政, 高野克己
日本農芸化学会 2015年度大会 2015年03月
開催年月日: 2015年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
2007 と 2008 年産のコシヒカリ近縁種間でも酵素活性量に差異があり、αおよびβ –amylase, β-
galactosidase 活性量の差異に明確な傾向があった。主成分分析の結果, 品種ごとに分布し酵素活性量の様
相が異なっていることがわかった。はえぬきは, コシヒカリに近い位置に近接して分布していた。しかし, きらら
397 は, コシヒカリから最も離れた位置に分布していた。以上, 品種の特性を各糖質関連酵素活性量の様相
で比較することができた。 -
コシヒカリの良食味QTLが米飯物性に及ぼす効果について
三木崇広, 飯島健, 堀清純 , 辻井良政, 高野克己
日本農芸化学会 2015年度大会 2015年03月
開催年月日: 2015年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
米飯の硬さや粘りに影響を与えていることを確認できた. 切片観察ではコシヒカリと食味が日本晴型と評価されたKSL-2 との比較を行ったところ, コシヒカリでは米粒の表層に溶出物がみられたが, KSL-2 では同様のものはみられなかった. この 2 種の試料に関して, コシヒカリは物性測定の表面の粘りの値において約 2 倍の高い値を示していたことから, この溶出物が粘りであると示唆され, 米飯の切片観察を行うことにより粘りの可視化を行うことが出来ると考えられる
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アスコルビン酸によるアントシアニン退色機構の推定
江崎正信, 野口治子, 辻井良政, 津久井亜紀夫, 高野克己
日本農芸化学会 2015年度大会 2015年03月
開催年月日: 2015年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
H₂O₂ のみ添加した試料(6 時間保存)の AN 量が約 17%減少したのに対し、AA(0.1,1.0μmol)+ H₂O₂(0.1μmol) 添加では AN 量がそれぞれ約 18、24%減少とほぼ同様の減少率であった。しかし、AA(10μmol) + H₂O₂(0.1μmol) 添加では AN 量が約 53%と大きく減少した。
また、DHA をシステインにて還元して MDHA を調製し、AN に対する影響について検討した。すなわち AN と DHA(10μmol)を含むサンプルにシステイン(1μmol)を添加したところ、添加により AN 量が約 40%減少した。 -
小麦粉生地タンパク質のジスルフィド結合形成に対するアスコルビン酸とPDIの関与
樋口貴俊, 岡大貴, 野口智弘, 辻井良政, 野口治子, 高野克己
日本農芸化学会 2015年度大会 2015年03月
開催年月日: 2015年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
AA または DHA を 10ppm 添加したパンの比容積は無添加に比べそれぞれ有意に増加したが、AA と DHA間での有意な差異はみなれなかった。また、硬さおよび凝集性は無添加区と両添加区に有意な差異はみられなかった。一次発酵後の生地より 0.1M 酢酸溶液にて抽出したタンパク質溶液中の SS 結合形成量を算出したところ、AA または DHA を 10ppm 添加することで無添加に比べ、SS 結合形成量増加が増加した。さらに、小麦粉に 0.1M 酢酸溶液にて抽出したタンパク質に対し、AA または DHA を添加した
ところ、SS 結合形成はみられなかった -
α‐アミラーゼの生デンプン分解作用性に及ぼすデンプン粒表層タンパク質の影響
塩野弘二, 辻井良政, 高野克己, 野口智弘
日本農芸化学会 2015年度大会 2015年03月
開催年月日: 2015年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
SSP とα-amylase を混合すると、SDS-PAGE 上の 55kDa に見られたα-amylase バンドが消失し、80kDaに新たなバンドが確認された。活性染色でも SSP とα-amylase を混合すると同様に 55kDa の活性バンドが消失し、80kDa に新たな活性バンドが検出された。さらに Far western blot 法の結果、SDS-PAGE上で異なる分子量に数種確認された SSP の内、15kDa のタンパク質に対しα-amylase 抗体のシグナルバンドが検出され、SSP とα-amylase 間に相互作用性が認められた。
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アルファ米(白米と玄米)摂食による肥満モデルラットの脂質代謝改善効果
辻井良政,前田雪恵,山岸彩乃,鈴木司,小林謙一,山本祐司,高野克己
日本食品科学工学会関東支部大会 2015年03月
開催年月日: 2015年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
アルファ化米摂食区ではZFとZDFにおいて肝臓の中性脂肪と総コレステロールの蓄積が少ない傾向がみられた。アルファ化米(白米と玄米)は、肥満によって引き起こされる肝臓脂質の蓄積を抑制するための有益な効果があり、その効果は遺伝的背景によって異なることが示唆された。
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雪室で貯蔵したお米がおいしいご飯になる理由
三木崇広, 辻井良政, 伊藤親臣, 高野克己
日本食品科学工学会関東支部大会 2015年03月
開催年月日: 2015年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
糊化特性および、炊飯特性試験において雪室貯蔵米は冷蔵庫貯蔵に比べ貯蔵前に近い値を示した。また、物性測定試験では米飯表面の粘りが雪室貯蔵米は貯蔵前よりも高い値を示し、米を雪室貯蔵すると米飯の粘りが増した。
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アスコルビン酸(AA)による生地改良効果に及ぼすプロテインジスルフィドイソメラーゼ(PDI)の関与
樋口貴俊,岡 大貴,辻井良政,野口治子,野口智弘,高野克己
日本食品科学工学会関東支部大会 2015年03月
開催年月日: 2015年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
オボムコイド、BSA(牛血清アルブミン)、小麦粉タンパク質に対してPDI、DHAを作用させ、NBD-Cl法にてSS結合形成量を算出した。その結果、いずれに対してもPDIとDHAを併用することでSS結合形成量が増加した。
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Relationship between the PDI-ERO1 system and ascorbic acid during breadmaking 国際会議
Takatoshi Higuchi, Daiki Oka, YoshimasaTsujii, Haruko Noguch, Tomohiro Noguchi, Katsumi Takano
ISSAAS Int Congr Gen Meet 2014 2014年11月
開催年月日: 2014年11月
記述言語:英語 会議種別:ポスター発表
No significant differences in the amount of SS bond formation between the combination of PDI and AA and PDI alone were detected. However, the combination of PDI and DHA resulted in more SS bond formation than did PDI alone.
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Pregelatinized brown rice ameliorates hepatic disorder and pancreatitis in obese model rats 国際会議
YAMAGISHI Ayano, ITO Arisa, YAMADA Chiharu, TSUJII Yoshimasa, SUZUKI Tsukasa, KOBAYASHI Ken‐ichi, TAKANO Katsumi, AMAMOTO Yuji , MAEDA Yukie
ISSAAS Int Congr Gen Meet 2014 2014年11月
開催年月日: 2014年11月
記述言語:英語 会議種別:ポスター発表
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Comprehensive analysis of the low-molecular weight compounds during Japanese rice cooking 国際会議
Yoshimasa Tsujii, Shingo,Fukui, Hiromi Miyagawa, Satoshi Akimoto, Katsumi Takano
ISSAAS Int Congr Gen Meet 2014 2014年11月
開催年月日: 2014年11月
記述言語:英語 会議種別:ポスター発表
Each fraction of raw rice, and the surface and grain of cooked rice was composed of sugars such as glucose, sucrose, fructose, galactose, xylose, and galacturonic acid.
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Discoloration of anthocyanin by ascorbic acid and dehydroascorbic acid with heating treatment 国際会議
Masanobu Ezaki, HarukoNoguchi, Yoshimasa Tsujii, Akio Tsukui, Katsumi Takano
ISSAAS Int Congr Gen Meet 2014 2014年11月
開催年月日: 2014年11月
記述言語:英語 会議種別:ポスター発表
The AA oxidative products, such as monodehydroascorbic acid, H₂O₂, and 2, 3-diketogulonic acid may underlie AN degradation, and heating treatment may promote this process.
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THE PHYSICOCHEMICAL PROPERTIES OF PREGELATINIZED RICE
Shinji Yatomi, Yoshimasa Tsujii, Katsumi Takano
ISSAAS Int Congr Gen Meet 2014 2014年11月
開催年月日: 2014年11月
記述言語:英語 会議種別:ポスター発表
Damaged cell walls influence the physico-chemical traits of pregelatinized rice.
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Discoloration of anthocyanin by ascorbic acid and dehydroascorbic acid with heating treatment 国際会議
Masanobu Ezaki, HarukoNoguchi, Yoshimasa Tsujii, Akio Tsukui, Katsumi Takano
ISSAAS Int Congr Gen Meet 2014 2014年11月
開催年月日: 2014年11月
記述言語:英語 会議種別:ポスター発表
The AA oxidative products, such as monodehydroascorbic acid, H₂O₂, and 2, 3-diketogulonic acid may underlie AN degradation, and heating treatment may promote this process.
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α‐アミラーゼの生デンプン分解作用性に及ぼすデンプン粒表層タンパク質の影響
塩野弘二, 辻井良政, 野口治子, 高野克己, 野口智弘
日本食品科学工学会第62回大会 2014年08月
開催年月日: 2014年08月 - 2015年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
各デンプン粒をプロテアーゼ処理した結果、いずれのデンプン粒においてもCBB染色は陰性を示したが、デンプン粒の内部にもタンパク質が存在することが推察された。
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アスコルビン酸によるアントシアニンの退色促進について
江崎正信、 野口治子、辻井良政、 津久井亜紀夫、 高野克己
日本食品科学工学会第61回大会 2014年08月
開催年月日: 2014年08月 - 2015年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
デヒドロアスコルビン酸は、加熱が加わることによって,アントシアニンに対して強い退色作用を示すことが示唆された。
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米飯に含まれる低分子化合物の網羅的解析
辻井良政, 福井慎吾, 高野克己 , 宮川浩美, 秋本智, 宇都宮定
日本食品科学工学会第65回大会 2014年08月
開催年月日: 2014年08月 - 2015年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
米飯表層、粒および精白米画分中にそれぞれ45、46および45種類の化合物が安定的に同定することができた。
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PDI‐ERO1系によるジスルフィド結合形成に対するアスコルビン酸の影響について
樋口貴俊, 岡大貴, 野口智弘, 辻井良政, 高野克己
日本食品科学工学会第63回大会 2014年08月
開催年月日: 2014年08月 - 2015年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
小麦粉タンパク質にPDIおよびAAまたはDHAを作用させたところ、PDIとAAの併用ではSS形成量にPDI単独と大きな差異はみられなかったが、DHA併用ではPDI単独に比べ約1.9倍増加した。
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アルファ化米の理化学的特性について
三木崇広, 高野克己, 矢冨伸治, 辻井良政
日本食品科学工学会第64回大会 2014年08月
開催年月日: 2014年08月 - 2015年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
アルファ化米の米飯は炊飯米に内部構造は似ていたが、粘りや還元糖量において低い値を示した。また、アルファ化米間においても傾向に違いがみられた。
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アスコルビン酸によるアントシアニンの退色促進について
江崎正信、 野口治子、辻井良政、 津久井亜紀夫、 高野克己
日本食品科学工学会第61回大会 2014年08月
開催年月日: 2014年08月 - 2015年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
デヒドロアスコルビン酸は、加熱が加わることによって,アントシアニンに対して強い退色作用を示すことが示唆された。
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雪冷熱エネルギーを活用した籾および玄米の食味保持について
三木崇広、辻井良政、 高野克己
日本食品保蔵科学会第64回大会 2014年06月
開催年月日: 2014年06月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
糊化特性試験、炊飯特性試験、米胚乳酵素活性量測定では冷蔵庫貯蔵に比べ雪室貯蔵は貯蔵前に近い値を示した。しかし、米飯物性値は初発に比べ硬くなり、付着性が低下する傾向を示した。以上の結果から、雪室貯蔵を行なったお米は冷蔵庫貯蔵よりも鮮度がより保たれていることがわかった。
発表者: -
米,小麦およびジャガイモのデンプン粒表層タンパク質について
丸山慶輔、野口治子、内野昌孝、高野克己、辻井良政
日本食品保蔵科学会第63回大会 2014年06月
開催年月日: 2014年06月
記述言語:英語 会議種別:口頭発表(一般)
未発酵および発酵8~12ヶ月で高いプロテアーゼ生産性を示す分離菌が得られた。セルラーゼ生産菌は未発酵のデンプンからは分離されず、発酵2ヶ月では4株、8~12ヶ月では16株、完成品では3株分離され、発酵8~12ヶ月の菌株で高いセルラーゼ活性を示した。
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米飯の食味および米胚乳酵素活性量に対する出穂後積算気温の影響について
辻井良政、川原真由美、高野克己
日本農芸化学会 2014年度大会 2014年03月
開催年月日: 2014年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
切り分けた米飯切片を溶解しヨウ素呈色の最大吸収波長の測定した結果、660nmの吸光度は、生米>内層>外層の順に吸光度が高くなった。すなわち、米飯の内層より外層の方がアミロペクチン分解物を多く含んでいることが推察された。
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蒸米および餅に適する糯米品種の特性について
渡邊 香、辻井良政、 高野克己
日本農芸化学会 2014年度大会 2014年03月
開催年月日: 2014年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
炊飯に比べ、水分の少ない状態で調製する蒸米では全体的に細胞壁の損傷が少なく、また、蒸煮中の細胞壁多糖分解酵素の活性量の違いにより、細胞壁の分解度に差が生じることが蒸米の硬さを左右しているのではないかと推察された。
発表者: -
稲の登熟温度が及ぼす米胚乳酵素活性量の変動の分析
辻井良政、後藤 元、 浅野目謙之、高野克己
日本食品分析研究会 2013年09月
開催年月日: 2013年09月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
α-アミラーゼ活性量と食味官能値(総合)との関係を見ると、2009年および2011年産米には有意な正の相関関係が見られた。2010年産米ではα-アミラーゼ活性量が低く、食味官能値(総合)との関係性は低かった。
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蒸米および餅に適する糯米品種の特性について-2報-
渡邊 香、北澤敦子、辻井良政、 高野克己
日本食品分析研究会 2013年09月
開催年月日: 2013年09月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
物性の異なる2品種を用いた蒸米の凍結切片の観察より、餅と蒸米では内部構造の違い、タンパク質の局在性に差異が見られ、物性に影響する要因が異なると推察された。
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米飯の食味および米胚乳酵素活性量に対する出穂後積算気温の影響について
辻井良政、岩淵 優、後藤 元、浅野目謙之、高野克己
日本食品科学工学会大会第61回大会 2013年08月
開催年月日: 2013年08月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
刈り取り適期期間以降の積算気温900℃付近では各品種とも米胚乳酵素活性量が高く、特に「外観」および「粘り」との関係性が高まって食味官能値(総合)が高まる傾向にあった。
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蒸米および餅に適する糯米品種の特性について
渡邊 香、北澤敦子、辻井良政、 高野克己
日本食品科学工学会大会第60回大会 2013年08月
開催年月日: 2013年08月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
蒸米適性の高い品種は精白米のタンパク質含量が多く、澱粉分解酵素の活性量が少ない特性を持つことが示唆された。一方、餅は硬くなりやすい加工特性を重視すると、タンパク質含量が少なく、澱粉分解酵素の活性量が低く、糊化特性値の高い特性であると示唆された。
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糯米の加工特性に影響する胚乳酵素作用の解析
渡邊香、辻井良政、飯島健、野口治子、内野昌孝、高野克己
日本食品科学工学会 関東支部大会 2013年03月
開催年月日: 2013年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
蒸米の経時的な切片の観察より、外側から糊化していく様子が確認された。また、米胚乳酵素は蒸煮中80℃程度まで作用することが示唆された。一方、蒸煮前後のアミノ酸量は変化しなかった。
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異なる米から調製した米飯の性状変化
渡邊香、川原真由美 、辻井良政、高野克己
日本農芸化学会 2013年度大会 2013年03月
開催年月日: 2013年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
米飯切片の観察で表面の溶出澱粉の状態を確認することが出来た。その表面の形状については、粘りの大きい米飯では厚いおねばと思われる澱粉層が米粒を覆っていた。また、アミラーゼ活性量の低下による澱粉分解量の減少による影響も推察された。
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糯米の産地および生産年における蒸米特性の変動について
辻井良政、井田温子、吉田有希、飯島健、野口治子、内野昌孝、高野克己
日本食品科学工学会 関東支部大会 2013年03月
開催年月日: 2013年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
同じ品種でも生産年によって、蒸米物性などの値に差異がみられた。α-アミラーゼ活性量と蒸米の付着性の間には、いずれの生産年も相関関係があり酵素作用の影響を確認でき、食品加工際の指標として利用できる可能性が示唆された。
発表者 -
米飯の食味および米胚乳酵素活性量に対する登熟温度の影響について
辻井良政、 小渕太智、 三由知英、 後藤 元、浅野目謙之、高野克己
日本食品科学工学会大会 第59回大会 2012年08月
開催年月日: 2012年08月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
登熟温度と米胚乳酵素活性量との間には相関があること証明した。米飯官能評価と胚乳酵素活性量との間に正の相関も確認でき、食味関わる米胚乳酵素活性量の登熟温度による影響が、米飯食味の変動に関係していると推察される。
-
糯米品種間で蒸米の物性が異なる要因の解明
渡邊香、辻井良政、飯島健、 野口治子、 内野昌孝、 高野克己
日本食品保蔵科学会 第61回大会 2012年06月
開催年月日: 2012年06月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
蒸米では硬く粘りの大きい物性が好まれることから、タンパク質含量が多く、酵素活性量の低い品種が蒸米としての適性が高いことが示唆された。
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玄米の鮮度低下による蛍光強度増大に関わる成分について
辻井良政、小林美貴、浅野目謙之、高野克己
日本食品保蔵科学会 第61回大会 2012年06月
開催年月日: 2012年06月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
玄米の糠層だけでなく胚乳の細胞壁も蛍光発光しており、30℃で6ヵ月貯蔵した玄米の蛍光強度が最も強く、貯蔵温度および期間に依存して蛍光を発する物質の増加が考えられた。一つの成分はフェルラ酸の遊離量である。
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デキストラン硫酸ナトリウム誘導マウス大腸炎に対するα化米の抑制効果
紙谷ひとみ、清水純、辻井良政、矢富伸治、真野博
日本栄養・食糧学会 第65回大会 2011年06月
開催年月日: 2011年06月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
アルファ化米の投与によりDSS誘導の大腸炎が抑制されたことから、米には炎症性腸疾患の予防または改善に関与する成分が存在すると考えられた。
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米飯の食味形成に及ぼす澱粉および細胞壁分解酵素作用に関する研究
辻井良政
日本食品保蔵科学会 第60回大会 2011年06月
開催年月日: 2011年06月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(招待・特別)
米飯の食味形成について、これまでのアミロースやタンパク質含量といった理化学成分値量によりも、米の生理活性物質である酵素の炊飯過程中の作用が重要であることを初めて証明した。その酵素の活性量を利用した解析により、品種、産地、気候などの米の特性の酵素学的に証明する手法を確立した。
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米飯表層構造の解析および食味形成への影響について
本間俊充、鎌田和樹、辻井良政、 入澤友啓、野口治子、高野克己
日本食品保蔵科学会 第60回大会 2011年06月
開催年月日: 2011年06月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
良食味といわれる米飯は表層にアミロース画分が少なく、短鎖長が多い分子量50万付近のアミロペクチン分解物が多く、これが粘りの違い、すなわち食味の違いに影響しているのではないかと考えられた。
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米胚乳澱粉分解酵素作用による米飯表層澱粉の形成について
石川裕希、辻井良政、高野克己
日本農芸化学会2011年度大会(未開催) 2011年03月
開催年月日: 2011年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
鮮度の異なる米は、その米飯表層に形成される糊液層の性状や構造に差異があることが推察された。鮮度の高い米は胚乳内酵素活性が高値で、同米飯は粘りと付着性に富み、米飯表層の粘り形成に対する胚乳内在酵素の影響が考えられた。
-
保温時の米飯変敗に関与する細菌の分離と同定
代田望都、入澤友啓、野口治子、 内野昌孝、高野克己、岡大貴、辻井良政、 片岡利充、 宇都宮定
日本食品科学工学会 第58回大会 2010年09月
開催年月日: 2010年09月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
炊飯器内に混入し汚染を引き起こしていた微生物はB a c i l l u s 属細菌であると考えられた。
-
形質および品種の異なる米胚乳中の各種酵素活性量の様相
辻井良政、本間俊充、三由知英、川島知剛、高野克己、鈴木啓太郎
日本食品科学工学会 第57回大会 2010年09月
開催年月日: 2010年09月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
特性および品種によって酵素活性の様相に差異がみられ、粉質米、飼料米および多収系品種はデンプン分解酵素および細胞壁多糖分解酵素のいずれにおいても活性量が高く、コシヒカリなどの一般的な良食味米の各酵素活性量は平均値か平均以下であった。
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米胚乳酵素活性量の品種ならびに生産地域による変動と食味に関わる酵素的要因の解析
川島知剛、高野克己、辻井良政
日本食品保蔵科学会第59回大会 2010年06月
開催年月日: 2010年06月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
米胚乳酵素活性量の様相の解析により、品種ごとにまとまった分布を示し、さらにコシヒカリとはえぬき、あきたこまちとひとめぼれが近い分布を示したが、きらら397は独立していた。その分布の要因として、β-galactosidaeとα-amylaseの寄与が大きかった。
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層別に調整した米粉の性状について
石川裕希、辻井良政、坂口栄一郎、矢口行雄、内野昌孝、高野克己
日本食品保蔵科学会第59回大会 2010年06月
開催年月日: 2010年06月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
層別に調整した米粉の性状について調べた。
損傷澱粉が多く、熱をかけづとも糊化できるの利用価値があった。 -
精米中の各種酵素活性量における品種間差異
川島知剛、高野克己、辻井良政
日本食品科学工学会 第56回 2009年08月
開催年月日: 2009年08月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
主成分分析の結果、第1主成分はα-amylase、β-glucanase、β-xylanaseおよびβ-galactosidaseとの間に高い正の相関が認められ、第2主成分はβ-mannosidaseに正の相関が認められた。加えて、品種ごとにグループを形成したことから胚乳中の酵素活性量は品種依存的な制御を受けていると示唆された。
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米飯食味形成に対する炊飯中の胚乳細胞壁の変化
辻井良政、清瀬紀子、立田奈緒美、矢口行雄、内野昌孝、高野克己
日本食品保蔵科学会 第58回大会 2009年06月
開催年月日: 2009年06月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
米飯食味形成に対する炊飯中の胚乳細胞壁の変化について調べた。
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米飯の粘りに関与する糊液でんぷんの形成に対する米胚乳でんぷん分解酵素の作用
根来亮、高野克己、辻井良政
日本農芸化学会 2009年度大会要旨集 2009年03月
開催年月日: 2009年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
α-アミラーゼでは80℃においても最大活性の20%が残存していた。活性染色の結果、米飯では20~60℃において55kDaから100kDaに、炊飯液では55kDaにそれぞれ主要な活性バンドを検出した。また、米飯では20~40℃において130kDaにも活性バンドを検出した。
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GABA・γオリザノールが高コレステロールラット給餌ラットの血液成分Myeloperoxidaseに及ぼす影響
伊藤倫子、小林謙一、山本祐司、 田所忠弘、東翔子、村井雅仁、辻井良政
日本生化学会第85回大会 2008年12月
開催年月日: 2008年12月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
GABAとオリザノールの摂取により、濃度依存的に、MPOの発現量が抑えられる事が確認された。
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GABA and γ-oryzanol are decreased Myeloperoxidase expression in high cholesterol-fed rats 国際会議
伊藤倫子、小林謙一、山本祐司、田所忠弘、東翔子、村井雅仁、 辻井良政
「コメと疾病予防」第2回稲国際シンポジウム 2008年10月
開催年月日: 2008年10月
記述言語:英語 会議種別:ポスター発表
GABAとオリザノールを摂取することで、濃度依存的に血清中TGは濃度依存的に低下した。一方、コレステロール、HDLに有意な差は見られなかった。
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ポテトデキストロース培地への生デンプンの添加はFusarium oxysporumのbud-cell数を増加させる
寺岡拓真、横田健治、辻井良政、鈴木啓史、村上圭一
日本植物病理学会 平成20年度大会 2008年08月
開催年月日: 2008年08月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
F. oxysporumの液体培養中のmicroconidiaの形成要因の一つとしてデンプンの分子量が大きく影響すると示唆された。た
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玄米の鮮度低下と蛍光強度の増加の関係について
辻井良政、高野克己
日本食品保蔵学会 第57回大会 2008年06月
開催年月日: 2008年06月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
2006年産米に比べ2004年産米の脂質が劣化していることが確認された。さらに中性脂質をSUPELCLEAN LC-NH2(スペルコ社製)を用いて分画後、TLC展開したところ、ステロール画分に蛍光スポットを検出した。
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GABA・オリザノールが高コレステロール給餌ラットの血液成分に及ぼす影響
伊藤倫子、小林謙一、山本祐司、田所忠弘、東翔子、村井雅仁、辻井良政
日本栄養・食糧学会 第62回大会 2008年06月
開催年月日: 2008年06月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
MPOの発現量はGABAとオリザノールを飼料に多く与えると、MPOの発現量が抑えられる事が今回の実験で確認された。この事からGABAとオリザノールには、MPOの発現量を抑制的にコントロールする作用があることが示唆された。
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精白米における各種酵素活性の局在性の検討
立田奈緒美、辻井良政、大類加奈子、内野昌孝、坂口栄一郎、高野克己
日本食品科学工学会大会 第54回大会 2007年09月
開催年月日: 2007年09月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
各酵素活性では、エステラーゼ(C4)、酸性およびアルカリホスファターゼ、ロイシンアリルアミダーゼ、ナフトール-AS-BI-ホスホヒドロラーゼ、αおよびβ-ガラクトシダーゼ、N-アセチル-β-グルコサミニダーゼ、DBEならびにα-グルコシダーゼの活性量が内外層でほぼ同様の活性値を示した。また、エステラーゼリパーゼ(C8)、バリンアリルアミダーゼ、シスチンアリルアミダーゼ、トリプシン、β-グルコシダーゼ、α- マンノシダーゼ、αおよびβ-アミラーゼならびにPGの活性量が外層で大きかった。
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PCR法による混米比率の微量測定法の開発
新井智美、内野昌孝、辻井良政、高野克己
日本農芸化学会大会2006年度大会 2006年03月
開催年月日: 2006年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
新たにヒメノモチ、かぜのこもち、コシヒカリの特異バンドを得た。また、PCRによるDNAの増幅定量性はKA-1で0.002~300ng、B1は2~200ng 、G22は40~400ng、WKA9は0.4~200ngであった。加工食品では、各品種の混合比率の増加に伴い目的バンドの蛍光強度が増加したことから、加工食品に含まれるもち米、ヒヨクモチ、こがねもち(みやこがねもち)の混合比率の推定が可能と考えられた。
-
米飯の食味形成に及ぼす胚乳イソアミラーゼについて
富内聡、辻井良政、内野昌孝、佐藤広顕、高野克己
日本農芸化学会大会2006年度大会 2006年03月
開催年月日: 2006年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
活性染色の結果、米胚乳中のイソアミラーゼの存在ならびに炊飯中に同酵素が炊飯液中に溶出することを確認した。また、米胚乳イソアミラーゼをβ‐CDセファロース6Bおよびゲルろ過にて精製したところ、数個の活性ピークに分画された。これらの画分をSDS-PAGEに供したところ、いずれも100kDaのタンパク質バンドのみが検出されたことから、同酵素は100kDaで、一部は2~3量体を形成していると推察された。
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米飯の食味形成に及ぼすはい乳枝切り酵素の影響について
富内聡、辻井良政、内野昌孝、佐藤広顕、高野克己
日本食品科学工学会第52回大会 2005年08月
開催年月日: 2005年08月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
精製の結果、Zymographyで約70kDaに枝切り酵素の強い活性バンドが得られた。さらに約140、約200kDaの高分子域に活性バンドが得られ、2および3量体の形成やアイソザイムの存在を確認した。また、うるち米12品種のZymographyでは、多くの品種で約70kDaをメインに枝切り酵素の活性バンドが得られ、品種間で違いも見られた。
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PCRを利用したもち米の品種混合比率推定法の開発
杉田暁子、内野昌孝、辻井良政、高野克己
日本食品科学工学会第52回大会 2005年08月
開催年月日: 2005年08月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
各品種の混合試料に対しても判別プライマーは有効であった。CTAB 法ではもち米1g から3 3m g ほどのD N A が抽出できることから、ヒヨクモチ、コガネモチ、ワタボウシについては米としては1 . 2m g 以上、D N A としては4 0 n g以上であればP C R 増幅産物の濃度からもとの試料濃度を推察することが可能であることが示唆された。
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モチ米の加工特性に及ぼす糖質分解酵素の影響について
辻井良政、内野昌孝、佐藤広顕、高野克己
日本農芸化学会大会2005年度大会(北海道大会) 2005年03月
開催年月日: 2005年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
モチ米を資料とし、SDS-PAEGを用いたアミラーゼ活性染色の結果、4つの主要な活性バンドを検出した。品種により200kDa以上の活性バンドパターンが異なっていた。また、バンドの色調からイソアミラーゼと推定された。モチ米粉を用いた粘度試験や炊飯特性のヨウ素呈色およびテクスチャー測定の結果から、モチ米の加工特性にはα-アミラーゼだけでなくイソアミラーゼの関与も示唆された。
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米はい乳ポリガラクチュロナーゼの精製と性状
辻井良政、内野昌孝、佐藤広顕、高野克己
日本食品科学工学会第51回大会 2004年09月
開催年月日: 2004年09月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
米胚乳に内在するポリガラクチュロナーゼは、2つのアイソザイムが存在することを明らかにした。そのタンパク質をそれぞれ精製し、性状を明らかにした。
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大麦および発芽大麦を用いた醤油の製造
菊池修平, 谷口(山田)亜樹子 , 鈴木徳蔵, 辻井良政, 沖田健一
日本食品科学工学会第51回大会 2004年09月
開催年月日: 2004年09月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
発芽大麦を用いた醤油は、タンパク分解率は約80%と他の小麦および大麦醤油に比べて高く,ペプチド,アミノ酸が最も多く生成されていることが推察された。γ-アミノ酪酸量およびポリフェノール量は大麦原料の醤油は小麦原料の醤油に比べて高く,特に,発芽大麦を用いることにより増加した。
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モチ米の加工特性におよぼす胚乳アミラーゼの影響について
辻井 良政1 北村 亮子, 内野 昌孝, 高野 克己
日本食品科学工学会第50回大会 2003年09月
開催年月日: 2003年09月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
モチ米の加工特性におよぼす胚乳アミラーゼの影響について調べたところ、物理的性質などに関与していることが明らかとなった。
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実験的糖尿病ラットにおよぼすキュウリエソ投与の効果
平 原 文 子、 矢 富 伸 治、辻 井 良 政、 松 本 明 世、 岩 本 珠 美、板 倉 弘 重
脂質栄養学 2003年08月
開催年月日: 2003年08月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
実験的糖尿病ラットに対して、キュウリエソ添加による体内酸化抑制や血清T-Chol値低下作用を示したことはキュウリエソに含まれているEPAやDHAなどのn-3系の多価不飽和脂肪酸などによる成分が脂質代謝へ影響を及ぼしたとも考えられる。キュウリエソ投与は実験的糖尿病ラットの血清脂質LPパタ-ンに改善が見られたことから、脂質代謝改善の有効性が期待される。
-
米胚乳α-アミラーゼの生成と性状および米飯食味への関連性
杉中善行、辻井良政、内野昌孝、高野克己
日本農芸化学会2003年度大会(於日本大学) 2003年03月
開催年月日: 2003年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
米炊飯過程における米胚乳アミラーゼの関与性を酵素学的見地から解明した。
-
α-アミラーゼ遺伝子の塩基配列を利用したもち米の品種判別について
山岸亨、内野昌孝、辻井良政、高野克己
日本農芸化学会2003年度大会(於日本大学) 2002年04月
開催年月日: 2002年04月 - 2002年06月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
もち米7品種についてそれぞれDNA抽出し、α-アミラーゼ遺伝子の塩基配列を決定した。その結果、同遺伝子領域に各品種特異的な塩基が確認された。そのため、同塩基配列よりもち米の品種の推定が可能となった。
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RAPD法によるもち精米の品種判別について
山岸 亨, 辻井 良政, 高野 克己
日本農芸化学会2002年度大会(東北大学) 2001年03月
開催年月日: 2001年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
7品種のもち精米よりDNAを抽出し,RAPD法にて分析を行った.その結果,6つの品種で種特異的なバンドパターンが確認れた.これを利用することで,もち米流通時での品種判別が可能と考える.
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米はい乳アミラーゼの精製と性状ならびに米飯食味への関連性
杉中善行,内野昌孝,辻井良政,高野克己
日本農芸化学会2002年度大会(東北大学) 2001年03月
開催年月日: 2001年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
米胚乳中のアミラーゼを精製し,各種性状の検討および炊飯への関与性を調べた.その結果,精製アミラーゼの温度,pH,金属塩にたいする性状から炊飯時の関与が伺えた.さらに,炊飯試験でデンプンのアミラーゼによる分解も確認した.
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モチ米デンプンゲルの粘度に及ぼす米はい乳α-グルコシダーゼの影響について
山崎雅夫、 井謙一、川上了士、辻井政良、大谷俊二
日本食品科学工学会大会発表 2000年09月
開催年月日: 2000年09月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
モチ米(キヌノハダ)1gあたりのα-グルコシダーゼ活性は0.5Uを示し、部分精製したα-グルコシダーゼの最適温度は50℃、最適pH5.0であった。酵素の活性が0.01~0.1Uの間で調製されたデンプンゲルの粘度はコントロールに比べ高く、0.5U以上では粘度は低下した。酵素作用の程度によってデンプンゲルの粘度は増減することが明らかとなった.
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米はい乳ポリガラクチュロナーゼの分離・精製ならびに性状
内野昌孝,辻井良政,高野克己
日本食品科学工学会大会発表 2000年09月
開催年月日: 2000年09月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
胚乳中のポリガラクチュロナーゼ活性および炊飯前後の胚乳のペクチン量を測定した.その結果,各試料で同活性が確認され,炊飯によりペクチン量が減少していた.
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分裂酵母orp5温度感受性変異株の単離と解析
辻井良政、田中克典
第16回染色体ワークショップ(逗子) 1998年11月
開催年月日: 1998年11月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
DNA複製開始領域に結合するタンパク質複合体であるORC(origin recognition complex)は、真核生物に普遍的に見出されている。その構成因子の一つであるOrp5が、DNA複製開始のみならず、転写のサイレンシングやチェックポイント制御などに関与することを証明した。このことから細胞周期進行における分裂酵母のORCの多様な機能を示唆した。