論文 - 上岡 洋晴
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Effectiveness of comprehensive health education combining lifestyle education and hot spa bathing in male white-collar employees:1-year follow-up in a randomized controlled trial 査読あり
Hiroharu KAMIOKA, Yosikazu NAKAMURA, Sinpei OKADA, Jun KITAYUGUCHI, Masamitsu KAMADA、上岡 洋晴
J Epidemiology 10 2009年05月
担当区分:筆頭著者 記述言語:英語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
ホワイトカラー男性を対象として、2週間に1回の生活・運動・食事指導及び温泉入浴を組み合わせた総合的健康プログラムを実施した結果、介入群(とくにアドヒレンスが高い群)では、CD4+やCD4/8などの免疫機能が良好に維持されていたが、コントロール群は低下傾向にあった。
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学生トランポリン競技大会で演技を大失敗した選手の特徴 -質的・量的分析を組み合わせての考察- 査読あり
上岡洋晴、菊池秀悦
身体教育医学研究 10 2009年03月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
学生トランポリン競技体系における大失敗を、質的分析と量的分析によって初めて明らかにした。
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温水プールの利用者の特性と利用決定要因に関する研究
上岡洋晴、本多卓也、岡田真平
レジャー・レクリエーション研究 2009年03月
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
温水プールの利用に影響を及ぼす因子を長野県東御市の温泉アクティブセンターを事例として明らかにした。自分のペースできることと、利用者同士でコミュニケーションをとりやすいこと、各種教室が充実していることが重要であった。
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高齢者の転倒予防プログラムとしてのレクリエーションの位置づけ:エビデンスの整理とその活用
上岡洋晴、本多卓也、渡邉真也、北湯口純、鎌田真光
レジャー・レクリエーション研究 68 2009年03月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
転倒予防プログラムの基礎とレクリエーション指導の有用性をレビューした。
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エビデンスの構築と研究方法論の向上を目的とした論文の質評価に関する考察-学会誌「レジャー・レクリエーション研究」における1993-2007年までの疫学的論文を対象として 招待あり
上岡洋晴、鈴木英悟、栗田和弥、本多卓也
レジャー・レクリエーション研究 68 2009年03月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
レジャー・レクリエーション雑誌において発表された論文の中で、人を対象とした研究における方法論の問題点を明らかにした。
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源流地域の高齢者における移動能力と運動器の疼痛が転倒予防自己効力感に及ぼす影響
小野崎慧,本多卓也,武藤芳照,岡田真平,上岡 洋晴
保健の科学 2008年10月
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
転倒予防自己効力感と関連があったのは、男性では年齢と移動能力、女性では移動能力とバランス能力であった。
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小学生の通学方法と日常の運動量・体系との関連
本多卓也,武藤芳照,上岡 洋晴
保健の科学 2008年09月
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
中山間地の児童では、家が遠いほど通学で自動車やバスを利用するため、肥満度が高くなっていることが明らかになった。
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最大1歩幅によるダイナミックな移動からスタティックな直立状態に至るまでの姿勢制御に関する研究
朴相俊,朴眩泰,小松泰喜,岡田真平,武藤芳照,上岡 洋晴
体力科学57巻,pp.423-432 2008年08月
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
高齢者と若年者をフォースプレート上で、最大1歩幅となるステッピング動作をさせ、静止に至るまでの床反力を調べた結果、高齢者の方が前後左右における動揺が大きく、収束に時間がかかることが明らかになった。
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臨床試験と疫学研究における論文の質を高めるための国際動向:人を対象とした研究デザインのエビデンス・グレーディング
上岡洋晴、津谷喜一朗、川野因、武藤芳照、塩澤信良、宮本義久、本多卓也
農学集報 68 2008年06月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(大学,研究機関等紀要)
臨床研究と疫学研究の論文の質を高めるための国際動向として、国際医学雑誌編集者委員会の見解やチェックリスト・声明を概説した。
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Effects of long-term comprehensive health education on the elderly in a Japanese village: Unnan cohort study 査読あり
KamiokavH, Ohshiro H, Mutoh Y, Honda T, Okada S, Takahashi M, Izumi C, Sutoh H
Inter J Sports Health Sci 6 60 - 65 2008年04月
担当区分:筆頭著者 記述言語:英語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
2週間に1回の生活・運動・食事指導の介入を中高年者に実施し、10年間の死亡・介護予防効果をみたところ、介入群は非介入群と比較して、男性と女性ともに生存率が高かった。
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疫学・臨床研究デザインと司書の役割
上岡 洋晴
ほすぴたるらいぶらりあん 2008年03月
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
医学分野において、世界の研究を選択的・網羅的に収集するシステマティック・レビューでは、とくに司書のスキルが重要であることをレビューを踏まえて概説した。
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レジャー活動とレクリエーションに関するランダム化比較試験のシステマティック・レビュー 査読あり
上岡洋晴,本多卓也,高橋美絵,森山翔子,山田有希子,眞喜志まり
レジャー・レクリエーション研究 67 2008年03月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
レジャー活動とレクリエーションに関して、ランダム化比較試験のデザインで行った3論文をレビューした。当該分野では、ほとんどエビデンス・グレーディングの考え方が浸透していないと考えられた。
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The relationship among class evaluation, health condition and lifestyle of college students in Japan 査読あり
上岡洋晴,田中越郎,武藤芳照,相川りえ子,矢後文子,金親未樹,高橋亮輔,本多卓也
School Health 7 2008年03月
担当区分:筆頭著者 記述言語:英語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
大学生の授業評価において、心身の健康状態が不良の者ほど、低く評価する傾向があり、ファカルティ ディベロップメントの推進とともに、授業の充実には学生に対する健康教育が重要である。
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温泉に関する研究の質を高めるためのチェックリストや声明の活用の意義:疫学・臨床研究のエビデンス・グレーディングと研究デザイン 査読あり
上岡洋晴,津谷喜一郎,高橋美絵,岡田真平,塩澤信良
日本温泉気候物理医学会誌 65 2008年02月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
疫学研究・臨床研究に関する世界的な声明・チェックリストを引用しながら、温泉研究の課題点を整理した。
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中高年者の健康増進を目的としたランダム化比較試験による運動・生活指導介入のシステマティック・レビュー:介入研究の課題と介入モデルの検討
高橋美絵,津谷喜一郎,岡田真平,武藤芳照,上岡 洋晴
日本老年医学会誌 2007年07月
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
中高年者の効果的かつ継続性の高い介入手法について、ランダム化比較試験による質の高い研究デザインをもとにして明らかにした。
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大学における「生命倫理」科目の授業研究:グループ討論と発表会を取り入れた授業の学生による評価 査読あり
上岡洋晴、本多卓也、塩澤信良、武藤芳照
保健の科学 45 2007年06月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
大学の「生命倫理」科目において、「グループ内での討論」「グループごとの発表会」は、学習意欲を高める効果がある可能性が示された。
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第36回レジャー・レクリエーション学会大会の口頭発表についての評論 査読あり
上岡洋晴、本多卓也
レジャー・レクリエーション研究 60 2007年06月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
口頭発表では、実証研究や定量化する手法に基づく研究が少なく、仮説実証型の研究の蓄積が必要であることを論評した。
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A cross-sectional study on the present state of spa bathing and health condition in male white- and blue-collar employees
上岡洋晴,岡田真平,北湯口純,鎌田真光,松井譲,中村好一
J Jpn Assoc Phys Med BalneolClimatol, 67 2007年05月
担当区分:筆頭著者 記述言語:英語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
ホワイトカラーとブルーカラー男性における温泉の入浴習慣を明らかにした上で、入浴頻度と血液性状、体格、体力との関連を調べたが有意な項目は見られなかった。
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Ratio of low serum zinc levels in elderly Japanese people living in the central part of Japan
Kogirima M, Kurasawa R,Kubori S, Sarukura N, Nakamori M, Okada S, Yamamoto S、上岡 洋晴
Eur J Clin Nutr 2007年03月
記述言語:英語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
長野県の中山間地を対象とし、食事調査と血清亜鉛を調べた結果、加齢と共に亜鉛欠乏者が増加し、また食事による亜鉛摂取と血清亜鉛とは正の相関があった。
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大学におけるカレッジ講座としての「転倒予防教室」の取り組み 査読あり
上岡洋晴、本多卓也、春日翔子、徳田つづる、岡田真平、高橋美絵、武藤芳照
身体教育医学研究 8 2007年03月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
転倒経験のない比較的元気な地域在住の高齢者を対象とした毎週1回、合計6回の「転倒予防教室」により、移動能力の向上と気分(とくに疲労感)の改善が生じる可能性があることが示された。