講演・口頭発表等 - 馬場 正
-
カボチャ果実の長期貯蔵における温度条件の検討
梅田拓洋・吉田実花・馬場正
農産物流通技術研究会「第10回研究発表会」 2019年11月 農産物流通技術研究会
開催年月日: 2019年11月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:科学技術館 第一会議室
近年ニーズの高い国産カボチャの3か月貯蔵に関して温度条件を検討した。従来の推奨貯蔵温度より低い7℃でも低温障害が発生せず果皮の退色がもられないことを確認した。
-
小笠原における「菊池レモン」の大袋包装を用いた常温輸送技術の検討
荒井那由他・天城賢・尾崎龍人・倉木将史・仲田萌夏・吉田実花・馬場正
農産物流通技術研究会「第10回研究発表会」 2019年11月 農産物流通技術研究会
開催年月日: 2019年11月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:科学技術館 第一会議室
果皮の緑色が特徴の小笠原レモンに関して、緑色保持に有効な常温輸送方法について検討した。ポリエチレンフィルム大袋包装によって緑色保持期間が延長することを見出した。
-
Physico-chemical responses to storage temperature of calamondin (xCitrofortunella microcarpa ) fruit packed in perforated polyethylene film 国際会議
Yoshida, M., M. Nakata T. Baba, Y. Kawai, J.U. Agravante
ISSAAS 2019年10月 ISSAAS
開催年月日: 2019年10月
記述言語:英語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:Malaysia
カラマンシー果実の貯蔵温度に対する反応性を調査するため、異なる6温度帯で1か月間果実を貯蔵した。その結果、20℃以上では腐敗が、3℃以下では低温障害が発生したが、5℃貯蔵では1か月後も品質が保持された。
-
異なる温度で長期貯蔵した完熟‘ふじ’リンゴ果実の内部褐変発生における1-MCP処理の影響
吉田実花・馬場正
園芸学会令和元年度秋季大会 2019年09月 園芸学会
開催年月日: 2019年09月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:島根大学
完熟‘ふじ’の内部褐変発生に温度とエチレンがどのように関与しているかを調査するため、貯蔵温度(3,1,0,-1℃)と1-MCP処理の有無を組み合わせて6か月間貯蔵した。棚もち試験後に部位別に内部褐変の発生を調査すると、内部褐変率は1℃の差により大きく異なり、0℃以下で貯蔵した場合のみ1-MCP処理により果肉褐変が助長された。
-
種ショウガの定温下での貯蔵
曽根田一希・吉田実花・馬場正
園芸学会令和元年度秋季大会 2019年09月 園芸学会
開催年月日: 2019年09月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:島根大学
種ショウガは、11月に堀り上げ、翌年のショウガ栽培用として定植される4月まで貯蔵される。その貯蔵方法は経験的で、年によって貯蔵中のロスが多くなる。フィルム包装と恒温庫の利用により、慣行法で健全茎率が低い年でも6割程度の健全茎を得ることができた。また、得られた健全茎で翌年に定植した際の品質・収量も慣行法と同等もしくはそれ以上であった。
-
イチゴの東南アジア向け海上輸送の実現に向けた包装技術の検討
兼田朋子、中野龍平、馬場正、中村宣貴
日本食品保蔵科学会第68回大会講演要旨集 2019年06月
開催年月日: 2019年06月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
イチゴの東南アジア向け海上輸送を想定した包装技術を検討した。できるだけ簡易な包装形態としてホールトレーを利用した者の優位性とフィルム包装による湿度保持の重要性を指摘した。
-
海上コンテナによる輸出を想定した「なると金時」の高温処理による低温障害軽減
吉田実花、西尾麻衣子、馬場正、兼田朋子
日本食品保蔵科学会第68回大会講演要旨集 2019年06月
開催年月日: 2019年06月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
サツマイモ「なると金時」の低温貯蔵による高糖化と、貯蔵前の高温処理による低温障害軽減効果について検討した。5℃貯蔵で早期の高糖化が図られるが、腐敗、軟化、褐変、す入りといった低温ストレスによる生理障害が発生した。貯蔵前に40℃2日の高温処理を行うと腐敗、軟化は抑えられるが、褐変、す入りは抑えられなかった。貯蔵温度、高温処理条件の検討が課題として残った。
-
花弁数の多い花モモ新品種 ‘プードルピンク’,‘プードル レッド’および‘プードルホ ワイト’の育成経過と特性
山口正己・馬場正・末 貞佑子・安達栄介・山根崇嘉・澤村豊・八重垣英明
園芸学会平成31年度春季大会 2019年03月 園芸学会
開催年月日: 2019年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:明治大学
ハナモモの新品種‘プードルピンク’,‘プードル レッド’および‘プードルホ ワイト’の育成経過と特性について発表。花弁数が多い特徴を持っている。
-
大果で食味の良いラズベリ- ‘NR-18-7’の育成
石川一憲・馬場正・藤澤弘幸・石川明男・山口正己
園芸学会平成31年度春季大会 2019年03月 園芸学会
開催年月日: 2019年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:明治大学
ラズベリーの新品種‘NR-18-7’の育成と、果実特性について発表。大果で食味の良いことが特徴である。
-
カットキャベツの品質保持期間延長に向けたActiveMA条件の検討
髙田優紀・吉田実花・馬場正・岡部繭子
農産物流通技術研究会「第9回研究発表会」 2018年11月 農産物流通技術研究会
開催年月日: 2018年11月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:科学技術館 第一会議室
カットキャベツのActiveMA包装では、初期ガス濃度を50%酸素、15%二酸化炭素に調整後ナイロンポリフィルムに入れ、10℃で保存すると効果的で、品質保持期間を1週間まで延長できた。
-
カット加工用国産リンゴ果実の夏季供給に向けた長期貯蔵条件の検討
村野志・吉田実花・馬場正・山口正己
農産物流通技術研究会「第9回研究発表会」 2018年11月 農産物流通技術研究会
開催年月日: 2018年11月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:科学技術館 第一会議室
カット加工用リンゴとして11月収穫の果実を夏季まで貯蔵する場合、1-MCP処理後に0℃もしくは-1℃に貯蔵する必要があった。このうち-1℃で貯蔵できれば、8月下旬まで高い歩留まり率が確保でき、カット加工後も6日間の品質保持が可能であった。
-
高濃度の酸素と二酸化炭素を組み合わせたMA包装によるカットニホンナシの品質保持
青木空我・吉田実花・馬場正
農産物流通技術研究会「第9回研究発表会」 2018年11月 農産物流通技術研究会
開催年月日: 2018年11月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:科学技術館 第一会議室
カットニホンナシのActiveMA包装では、初期ガス濃度を40%酸素、40%二酸化炭素に調整後ナイロンポリフィルムに入れ、10℃で保存すると7日の品質保持が可能であった。
-
SEASONAL AND INTERANNUAL VARIATION IN THE QUALITY OF CALAMONDIN (x Citrofortunella microcarpa) FRUITS HARVESTED AT DIFFERENT STAGES OF MATURITY 国際会議
M. Yoshida, T. Baba, Y. Kawai., J.U. Agravante, E. P. Serrano
ISSAAS 2018年10月 ISSAAS
開催年月日: 2018年10月
記述言語:英語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:Malaysia
カラマンシー果実のアスコルビン酸含量を評価し、年次変動は収穫場所による違いについて結果をまとめた。
-
異なる収穫月のトマト果実に対する低温障害軽減のための高温処理条件の検討
大野雅彦・吉田実花・馬場正・山口正己・戸田奈津実・緑川麿・谷口雅巳・山下彩夏・宮下留美子・日野明寛
園芸学会平成30年度秋季大会 2018年09月 園芸学会
開催年月日: 2018年09月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:鹿児島大学
収穫月の異なるトマト果実に対して、低温障害軽減を目的に高温処理を行い、各月の最適処理温度を検討した。同時に、高温処理によるプロリン含量の変化を測定した。その結果、低温障害軽減の効果は異なるものの、38℃3日の条件が最適であることが分かった。プロリン含量については、その低温障害軽減への効果が示唆されたものの、さらに調査を継続する必要があった。
-
加工・業務用キャベツのプラスチックコンテナによる貯蔵
髙田優紀・山口正己・齋藤千佳・杉田和俊・納本優香・須田真里奈・良永裕子・柴田隆喜・馬場正
園芸学会平成30年度秋季大会 2018年09月 園芸学会
開催年月日: 2018年09月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:鹿児島大学
9月に収穫した寒玉系キャベツをプラスチックコンテナ単位でフィルム包装を行い、3か月貯蔵後に加工適性を評価した。またキャベツの味に関わる成分として遊離アミノ酸含量の変化も測定した。その結果、フィルム包装によって歩留まり率を70%程度に維持できることが明らかとなり、また味、アミノ酸含量も特段の変化がないことが示された。
-
モモの低温貯蔵果実への中間温度処理が香りと食味におよぼす影響
戸田奈津実・緑川麿・谷口雅巳・馬場正・山口正己
園芸学会平成30年度春季大会 2018年03月 園芸学会
開催年月日: 2018年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:近畿大学
長期貯蔵の難しいモモについて、貯蔵中に20℃まで温度を上げる「中間温度処理」を行い、貯蔵後の品質への効果を検証した。貯蔵開始時の熟度が結果を大きく左右することがわかった。
-
ガス化したアリルイソチオシアネートの短時間処理によるカットキャベツの褐変抑制
平良圭祐・髙田優紀・高畑健・馬場正・山口正己・岡部繭子
農産物流通技術研究会「第8回研究発表会」 2017年11月 農産物流通技術研究会
開催年月日: 2017年11月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:科学技術館 第一会議室
ガス化したアリルイソチオシアネートをカットキャベツに処理し、褐変抑制に効果があるかを検証した。適度な濃度での処理によって、抑制効果のあることを見出した。
-
高濃度二酸化炭素処理によるラズベリー果実の暗色化抑制
木村一貴・馬場 正・山口正己
農産物流通技術研究会「第8回研究発表会」 2017年11月 農産物流通技術研究会
開催年月日: 2017年11月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:科学技術館 第一会議室
高濃度の二酸化炭素処理によって、ラズベリー果実の貯蔵中の硬度維持に効果のあることを明らかにするとともに、色の進行(暗色化)を抑える効果があることを見出した。
-
加工・業務用キャベツの4・5月供給に向けた貯蔵条件の検討
髙田優紀・馬場正・山口正己・市田大樹・柴田隆喜・三尋木健史・太田和宏
園芸学会平成29年度秋季大会 2017年09月 園芸学会
開催年月日: 2017年09月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:徳島大学
加工・業務用キャベツが不足する4月5月の供給に向けて、3か月程度の貯蔵を可能にする諸条件を検討した。0℃で貯蔵すること、3℃で貯蔵する場合はフィルム包装および高湿度がよいことを明らかにした。
-
東南アジア向け海上輸送時の流通環境が徳島県産イチゴ果実品質に及ぼす影響
兼田朋子、中村宣貴、志水基修、安永円理子、深松陽介、中野龍平、福田文夫、中島成美、馬場正
日本食品保蔵科学会第66回大会講演要旨集 2017年06月
開催年月日: 2017年06月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
東南アジア向けの徳島県産イチゴの輸送について検討した。