講演・口頭発表等 - 下井 岳
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長期重力負荷マウスの妊娠末期および授乳期における血中E2, P, PLの動態
伊藤雅夫, 藤沢政智, 下井 岳, 喜多 清, 柴田茂貴, 岩崎賢一
第49回 日本宇宙航空環境医学 2003年11月
開催年月日: 2003年11月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:県民福祉プラザ(青森県青森市)
我々は、長期の過重力負荷が生殖に及ぼす影響を明らかにするため、2G負荷環境下でマウスを継代育成し、これまでに12世代目までの育成に成功している。しかし、世代が進むにつれ、産仔の小型化や成長遅延が観察されており、哺乳期間に母獣からの乳汁を充分に摂取できていないことが考えられる。そこで、本研究では母獣の泌乳能力および乳腺発達におよぼす過重力負荷の影響について、泌乳に係るホルモン動態から検討した。
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遠心重力負荷がマウス卵子の細胞周期に及ぼす影響
庄子丈史, 下井 岳, 喜多 清, 橋詰良一, 伊藤雅夫
第49回 日本宇宙航空環境医学 2003年11月
開催年月日: 2003年11月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:県民福祉プラザ(青森県青森市)
遠心重力負荷がマウス卵子の細胞周期に及ぼす影響について検証した。
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マウスクローン胚の発生能に及ぼす要因の検証
下井 岳, 高橋真生, 宮田貴士, 岡田浩典, 橋詰良一, 伊藤雅夫
第58回 北海道畜産学会 2003年09月
開催年月日: 2003年09月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:東京農業大学生物産業学部(北海道網走市)
マウスにおいては胚性遺伝子の活性化が発生初期に起こるために、クローンの作出が困難とされてきたが、近年、核移植後の卵子の活性を遅らせる方法でクローン個体の作出に成功している。しかし、この場合においてもドナー細胞や電気融合条件等の要因がクローン胚作出の成績に影響するのが現状である。そこで本研究では、クローン胚の発生能に及ぼすドナー細胞の継代培養、細胞周期同調化の方法、ドナー細胞のサイズおよび電気融合条件について検証した。
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ICSIがマウス胚の染色体に及ぼす影響
下井 岳, 橋詰良一, 鈴木淳志, 伊藤雅夫
第44回 日本哺乳動物卵子学会 2003年05月
開催年月日: 2003年05月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:都市センターホテル(東京都千代田区)
本研究ではICSI操作に伴って生じる染色体の傷害の検出を目的として、SCEの検出を試み、ICSIが初期胚や産仔の染色体におよぼす細胞遺伝学的影響について検証した。
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マウス卵子の成熟・受精過程におけるカドミウム暴露が受精および初期発生におよぼす影響
下井 岳, 橋詰良一, 伊藤雅夫
第73回 日本衛生学会 2003年03月
開催年月日: 2003年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:コンパルホール(大分県大分市)
発癌・催奇形性物質であるCdは、初期胚に対して直接的に作用することが知られている。我々は、排卵直前のマウスへのCd投与は、2細胞期以降の胚発生の著しい低下を引き起こすことを報告している。本報では、Cd暴露時期と胚発生阻害の関係を明らかにするため、体外成熟培養(IVM)および体外受精法(IVF)を用いて成熟期・受精期の卵母細胞にCdを暴露し、受精および胚発生に及ぼす影響について検証した。
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オホーツク海に定着する魚介類における重金属蓄積量に関する研究
喜多 清, 下井 岳, 戸崎浩嗣, 鈴木淳志, 橋詰良一, 伊藤雅夫
第73回 日本衛生学会 2003年03月
開催年月日: 2003年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:コンパルホール(大分県大分市)
魚介類は日本人にとって貴重な食糧源であり、汚染物質の蓄積量を調査することは海洋環境の現状を知る意味でも大変重要である。本大学が位置するオホーツク地域は豊富な海産資源に恵まれた漁場として知られているが、オホーツク海における重金属汚染の報告はされていない。そこでオホーツク海に定着する魚類を対象に重金属の蓄積量を調査した。
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マウスの発生・成熟過程における遠心G負荷が骨髄細胞の染色体におよぼす影響
下井 岳, 喜多 清, 大西 龍, 鈴木淳志, 伊藤雅夫
第46回 日本宇宙航空環境医学 2000年11月
開催年月日: 2000年11月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:日本海運倶楽部(東京都千代田区)
本研究は発生、成育の全過程を2G環境で経過させたマウスの骨髄細胞の染色体を検出し、G負荷環境が染色体におよぼす影響を検討した。2G環境で発生・成育したマウス骨髄細胞において、染色体数が少ない異数性核板の出現頻度が高くなることが明らかとなった。しかし、この場合における染色体構造異常は認められなかった。
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マウス胚におけるSCE(姉妹染色分体交換)検出による過排卵由来卵子、体外受精由来卵子の評価
下井 岳, 橋詰良一, 鈴木淳志, 伊藤雅夫
第44回 日本不妊学会 1999年11月
開催年月日: 1999年11月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:赤坂プリンスホテル(東京都千代田区)
過排卵由来卵子および体外受精由来卵子の細胞遺伝学的影響について、初期発生過程における姉妹染色分体交換(SCE)の発生頻度から検討した。体外受精処置を施した卵子においては交尾受精由来卵子と比較してSCE頻度に明らかな差が認められ、体外受精処置の卵子や胚に与える影響は大きくDNA損傷という観点から見た潜在的異常が示唆される結果であった。
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体外受精由来マウスにおける誘発SCE(姉妹染色分体交換)の発生頻度
伊藤雅夫, 高嶋俊継, 橋詰良一, 鈴木淳志, 下井 岳
第44回 日本不妊学会 1999年11月
開催年月日: 1999年11月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:赤坂プリンスホテル(東京都千代田区)
本研究では体外受精由来産仔のSCE発生頻度を検出するとともに、マイトマイシンCによる誘発SCEに対する感受性について交尾受精由来産仔と比較して検討した。