講演・口頭発表等 - 下井 岳
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マウス卵母細胞におけるATP合成阻害実験系の検討
下井 岳, 亀山祐一, 牧田翔正, 橋詰良一
第54回 北海道生殖医学会 2012年02月
開催年月日: 2012年02月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:札幌医科大学記念ホール(北海道札幌市)
本研究では、マウス卵母細胞におけるミトコンドリア機能の解析のために、ATP合成阻害薬を用いた実験系について検討した。
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Early development of in vitro aged eggs after intracytoplasmic sperm injection 国際会議
Gaku Shimoi, Masato Hayashi, Yuichi Kameyama, Ryoichi Hashizume, Ken-ichi Kudoh, Masao Ito
16th World Congress on In Vitro Fertilization 2011年09月
開催年月日: 2011年09月
記述言語:英語 会議種別:ポスター発表
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ラット胚の体外発育に及ぼす培養液中のK、Ca、Mgイオンの影響
武隈憲佑, 下井 岳, 亀山祐一, 橋詰良一
日本畜産学会第114回大会 2011年08月
開催年月日: 2011年08月
記述言語:日本語 会議種別:ポスター発表
開催地:北里大学獣医学部十和田キャンパス(青森県十和田市)
ラット胚の体外培養系は、培養成績が低く未だに確立されていない。本研究では、ラット胚の体外発育に及ぼす培養液中のK、Ca、Mgイオンの影響について着目して検証した。
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過排卵処理がマウス卵母細胞のミトコンドリアDNAコピー数、ATP含量に及ぼす影響
亀山祐一, 下井 岳, 橋詰良一
第52回 日本哺乳動物卵子学会 2011年05月
開催年月日: 2011年05月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:国際医療福祉大学大田原キャンパス(栃木県大田原市)
本研究では、発生工学的手法で常用される過排卵処理が、マウス卵母細胞のミトコンドリアDNAコピー数、ATP含量に及ぼす影響について検証した。
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体外での加齢がマウスの受精および初期発生に及ぼす影響 招待あり
下井 岳, 工藤謙一, 亀山祐一, 橋詰良一, 伊藤雅夫
第52回 日本哺乳動物卵子学会 2011年05月
開催年月日: 2011年05月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(招待・特別)
開催地:国際医療福祉大学大田原キャンパス(栃木県大田原市)
本研究は、排卵後に体外で加齢した卵子の紡錘体の形態および卵細胞質内ATP濃度について分析し、これらの卵子にIVFあるいはICSIを施行することで受精能や初期発生に及ぼす影響について検証した。
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オオアシトガリネズミのPCR法による性判別
黒田高光, 菊池文一, 小川裕子, 河原 淳, 下井 岳, 橋詰良一, 亀山祐一
第58回 日本生態学会札幌大会 2011年03月
開催年月日: 2011年03月
記述言語:日本語 会議種別:ポスター発表
開催地:札幌コンベンションセンター(北海道札幌市)
オオアシトガリネズミの性判別は外部形態からは困難であることから、本研究ではPCR法を用いた性判別について検証した。
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人工容器を用いた無卵殻培養におけるニワトリ胚の形態分析
下井 岳, 亀山祐一, 橋詰良一, 伊藤雅夫
日本家禽学会2010年度秋季大会 2010年09月
開催年月日: 2010年09月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:信州大学農学部(長野県伊那市)
我々は、卵白内にCaCO3を添加することにより人工容器を用いたニワトリ胚の無卵殻培養を行ったところ、ふ卵21日目までの生存が確認されたが、卵白内へのCa添加では発生後期に生じる胚の急激なCaの吸収を十分に補えないことを明らかにしてきた(日本畜産学会第112回大会)。本研究では、人工容器培養で得られたニワトリ胚の形態について、通常のふ卵によって得られた胚と比較した。
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人工容器を用いた無卵殻培養におけるニワトリ胚のカルシム代謝
下井 岳, 亀山祐一, 橋詰良一, 伊藤雅夫
日本畜産学会第112回大会 2010年03月
開催年月日: 2010年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:明治大学駿河台キャンパス(東京都千代田区)
本研究は、ニワトリ卵の発生時におけるCa含有量を測定し、培養卵と比較することで、人工容器による無卵殻培養がニワトリ胚のカルシウム代謝に及ぼす影響について検証した。
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マウスの初期発生におけるミトコンドリアDNAターンオーバーの検証
亀山祐一, 大西鋭央, 下井 岳, 橋詰良一, 伊藤雅夫
第27回 日本受精着床学会 2009年08月
開催年月日: 2009年08月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:国立京都国際会館(京都府京都市)
本研究では、マウスの初期発生におけるミトコンドリアDNAターンオーバーについて検証した。
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精子へのL-アルギニンの曝露が体外受精の受精率に及ぼす影響
下井 岳, 亀山祐一, 橋詰良一, 伊藤雅夫
第50回 日本哺乳動物卵子学会 2009年05月
開催年月日: 2009年05月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:都市センターホテル(東京都千代田区)
一酸化窒素(NO)は、生体内でNO合成酵素(NOS)によりL-アルギニン(L-Arg)を基につくられる。我々は、精子にある一定量のL-Argを曝露することで、通常より短い培養時間でも高い受精率が得られることを報告した。これは、精子に存在するNOSでつくられたNOが受精能に影響していることが考えられたが、一方で培養液中に添加されたL-Arg自身の影響であることも考えられた。このことを明らかにするために、本研究では、NOS阻害剤であるNG-ニトロ-L-アルギニンメチルエステル塩酸塩(L-NAME)を用い、NOの生成系をブロックすることで検証した。
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人工容器を用いた培養がニワトリ胚の呼吸代謝に及ぼす影響
下井 岳, 藤田悠記, 亀山祐一, 橋詰良一, 伊藤雅夫
日本畜産学会第110回大会 2009年03月
開催年月日: 2009年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:日本大学生物資源学部(神奈川県藤沢市)
鳥類では卵殻が、胚のガス交換の役割を担っている。卵殻を使用しない人工容器の培養では発生過程のガス交換が孵化への重要な要因として挙げられる。しかし、発生時の呼吸代謝における人工容器の影響は明らかではない。本研究は、ニワトリ卵の発生過程におけるO2消費量(VO2)とCO2排出量(VCO2)を測定し、培養卵と比較することで人工容器がニワトリ胚の呼吸代謝に及ぼす影響について検証した。
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停留精巣モデルにおけるHSF-1制御下遺伝子動態と精巣細胞死との関連
蔭山剛志, 亀山祐一, 橋詰良一, 下井 岳, 伊藤雅夫
第51回 日本生殖医学会北海道地方支部会 2009年02月
開催年月日: 2009年02月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:北翔大学学術情報センター『ポルト』(北海道札幌市)
精巣は精子形成過程でも多くの細胞死を経ている。さらに精巣に熱刺激を与えると体細胞で見られる熱ショック蛋白質(HSP)の細胞防御機構が見られない特異な反応を示す。我々は実験的停留精巣モデルマウスを用い、精巣での熱ショック応答を明らかにするため、熱ショック転写因子(HSF-1)制御下遺伝子と細胞死との関連について検討した。
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長期過重力負荷マウスにおけるGhおよびGhrh遺伝子発現の解析
下井 岳, 中川雅行, 亀山祐一, 桜井智野風, 橋詰良一, 岩崎賢一, 伊藤雅夫
第58回 日本宇宙航空環境医学会 2008年11月
開催年月日: 2008年11月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:東京慈恵会医科大学(東京都港区)
2G負荷環境下で20世代に亘って継代育成されたマウス(G負荷群)は、対照群と比べて体型が小型化しており、幼若期における成長ホルモン(Gh)遺伝子のmRNA量が少ない。G負荷が視床下部-下垂体系にどのような機序で影響しているかについて下垂体におけるGh 遺伝子および視床下部におけるGH放出ホルモン(Ghrh)遺伝子のmRNA量をReal-Time RT-PCR法で測定した。その結果、長期の過重力負荷が視床下部-下垂体系のGH軸に作用し、GHの産生・分泌に影響を与えていることが示唆された。
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遠心重力負荷を応用した低精子濃度でのマウス体外受精の試み
下井 岳, 亀山祐一, 橋詰良一, 工藤謙一, 伊藤雅夫
第49回 日本哺乳動物卵子学会 2008年05月
開催年月日: 2008年05月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:名古屋国際会議場(愛知県名古屋市)
本研究は、遠心重力負荷を用いた新しいIVF法の試みであり、低い精子濃度によって多精子受精を抑制しつつ、媒精時の遠心操作で高い正常受精率の維持が可能であるか検証した。
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マウスの第一および第二卵割におけるミトコンドリアの分配
亀山祐一, 大西鋭央, 下井 岳, 橋詰良一, 伊藤雅夫
第49回 日本哺乳動物卵子学会 2008年05月
開催年月日: 2008年05月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:名古屋国際会議場(愛知県名古屋市)
マウスの第一および第二卵割におけるミトコンドリアの分配について検証した。
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ラット各種系統および系統間交配からから得られた1細胞期胚の培養成績の比較
橋詰良一, 下井 岳, 亀山祐一, 本間佳代, 伊藤雅夫
日本畜産学会第109回大会 2008年03月
開催年月日: 2008年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:常磐大学(茨城県水戸市)
ラット各種系統および系統間交配からから得られた1細胞期胚の培養成績の比較
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リアルタイムPCRを用いた卵子ミトコンドリアDNAコピー数の定量 ~プライマーセットおよびサンプル保存期間の影響~
大西鋭央, 下井 岳, 橋詰良一, 伊藤雅夫, 亀山祐一
第50回 日本生殖医学会北海道地方支部会 2008年03月
開催年月日: 2008年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:ムトウビル(北海道札幌市)
リアルタイムPCRを用いて、マウス卵卵母細胞内のミトコンドリアDNAコピー数について定量した。
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Asymmetrical distribution of mitochondrial DNA into blastomeres of two- and four-cell mouse embryos 国際会議
Yuichi Kameyama, Gaku Shimoi, Hidehisa Ohnishi, Ryoichi Hashizume, Masao Ito
34th Annual Conference of the International Embryo Transfer Society 2008年01月
開催年月日: 2008年01月
記述言語:英語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:Hyatt Regency Denver(Denver, Colorado, USA)
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マウスの骨形成に及ぼす過重力負荷の影響
成田有佑, 中川雅行, 下井 岳, 大坪 聖, 斉藤崇史, 岩崎賢一, 桜井智野風, 伊藤雅夫
第53回 日本宇宙航空環境医学 2007年11月
開催年月日: 2007年11月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:愛知医科大学(愛知県長久手市)
2G環境下で継代育成したマウス(G負荷群)は体長・体重が対照群よりも有意に減少することが認められた。また、この小型化に伴って骨盤や後肢の骨も小型化していた。一方、重力の影響を強く受けると考えられる頚椎幅では、G負荷群で対照群よりも有意に大きいことが示された。従って、骨の形成は部位によって重力の影響の程度が異なることが示唆された。
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2G環境下で継代育成されたマウスの成長過程における体重体脂肪量の変化
下井 岳, 中川雅行, 成田有佑, 亀山祐一, 橋詰良一, 伊藤雅夫
第53回 日本宇宙航空環境医学 2007年11月
開催年月日: 2007年11月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:愛知医科大学(愛知県長久手市)
2G負荷環境下で23世代に亘って継代育成されたマウスの体重は正常なマウスに比べて軽い。G負荷群の摂餌量や摂水量には対照群との間に差が認められないにもかかわらず体重低下が起きていることから、G負荷によって消費エネルギーが増大し体脂肪の蓄積量が減少している事が予測される。これらのマウスについて体脂肪の抽出・定量を行ったところ、体脂肪重量および比除胃腸体重値はいずれもG負荷群が対照群に比べて有意に低値を示す事が明らかとなった。この結果は、G負荷によって運動エネルギーの消費が増大することを裏付けるものであるが、一方で、G負荷群では持久的な筋活動も増大し、蓄積脂肪がエネルギー源として利用され、体脂肪量の減少を来たしている可能性も考えられる。そこで、安静時の酸素消費量を測定したところ、G負荷群において6%前後上昇している事が認められた。