講演・口頭発表等 - 宮浦 理恵
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インドネシア・バリの高地野菜畑における雑草の分布と植生 国際会議
宮浦 理恵
日本雑草学会 雑草研究43巻別号(第37回講演会講演要旨・於玉川大学) 1998年03月
開催年月日: 1998年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
インドネシア高地野菜作地帯での持続的な農業技術の確立を目的として,バリ島チャンディクニン村における乾季の雑草分布と植生の実態を雑草生態学的に解明した。調査地域内の自然・社会環境の異なった2地区において,最優占草種は同一であることが明らかになった。しかし,いくつかの草種に関しては,地区によって分布に違いがあり,これは自然環境のみならず,最培技術や土地利用の歴史などに起因する可能性が示唆された。
宮浦理恵 pp.98-99 -
Differentiation of the Life Cycle of Eleusine indica(L.) Gaertn.in Asia 国際会議
伊藤操子、宮浦 理恵
Biology and Management of Weeds,BIOTROP Special Publication No.58,1996(Fourth Tropical Weed Science Comference, BIOTROP,Bogor1995) 1994年11月
開催年月日: 1994年11月
記述言語:英語 会議種別:口頭発表(一般)
第4回熱帯雑草学会会議において,畑雑草オヒシバは日本では夏生一年草の生活史をとるが,亜熱帯・熱帯では年中生育する通年生雑草となっていること,およびこのような変異がどの地点で生ずるが確認するため,種子島,屋久島,喜界島および奄美大島の雑草調査を行った結果を報告した。境界は種子島と大隅半島の間にあることが明かになった。 宮浦理恵・伊藤操子
担当部分:伊藤の助言を得て,宮浦が実施p.9 -
熱帯から温帯アジアにおけるオヒシバの生活史の変異 第1報 現地での生育の実態 国際会議
伊藤操子・草薙得一・宮浦 理恵
日本雑学学会 雑草研究39巻別号(第33回講演会講演要旨・於千葉大学) 1994年04月
開催年月日: 1994年04月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
イネ科畑雑草オヒシバの熱帯から温帯にかけての分布と生態および農耕地での被害状況を現地実態調査とアンケート調査で明かにした。オヒシバは九州以北では夏生一年草であるが,南西諸島,台湾,タイ,マレーシアでは年中発生し,生育地によっては多年草であることが示唆された。またオヒシバは普通作物の畑での発生がとくに多いことが確認できた。 宮浦理恵・伊藤操子・草薙得一
担当部分:伊藤,草薙の助言を得て,宮浦が実施 p.210-211 -
熱帯から温帯アジアにおけるオヒシバの生活史の変異 第2報 フェノロジーと種子休眠 国際会議
伊藤操子・草薙得一・宮浦 理恵
日本雑草学会 雑草研究39巻別号(第33回講演会講演要旨・於千葉大学) 1994年04月
開催年月日: 1994年04月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
オヒシバの生活史特性に関する変異を明かにするため,日本,韓国,台湾,タイおよびマレーシアで採取した集団について比較栽培実験と発芽試験を行った。生育期間,出穂反応,形態形質および種子発芽特性の各々に関して,北緯28度付近を境に,それ以北で特異的に現われる形質と緯度に無関係で現われる形質のあることが明かになった。 宮浦理恵・伊藤操子・草薙得一
担当部分:伊藤,草薙の助言を得て,宮浦が実施 pp.212-213 -
香辛料植物のアレロパシー-寒天培地を用いた作用経路別の活性評価 国際会議
市村匡史・藤井義晴・宮浦 理恵
日本雑草学会 雑草研究37巻別号(第31号回講演会講演要旨・於つくば会議場) 1992年04月
開催年月日: 1992年04月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
薬用,防腐効果などを持つ香辛料植物には植物間相互作用に影響する物質が存在する可能性が高い。そのため,合計87種類の香辛料植物を寒天培地を用いてアレロパシー活性の検定を行った。葉からの浸出,根からの浸出および葉からの摘発という3経路全てにおいて,セリ科アニスのアレロパシー活性が高いことが明かになった。宮浦理恵・市村匡史・藤井義晴