Presentations -
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繁殖期における雄エゾシカのボーカリゼーション
亀山祐一、高木等、佐藤健二、石島芳郎
第57回北海道畜産学会 2001.09 北海道畜産学会
Event date: 2001.09
Language:Japanese Presentation type:Oral presentation (general)
Venue:北海道大学
エゾシカの飼育個体を対象とし、ラッティングコールの季節頻度、日内頻度および音声を解析した。また、繁殖期における雄ジカの行動、鹿笛に対する反応も観察した。その結果、ラッティングコールは照度ではなく、雌の発情フェロモンによって誘発されると思われた。また、ラッティングコールの音声における個体差、鹿笛による個体群の誘導は、飼育個体の管理、野生個体の調査に有用と思われた。
全貢数:1 -
飼育雄エゾシカの血清における微量金属元素濃度
竹岡亮、亀山祐一、伊藤雅夫、新田孝章、石島芳郎
第56回北海道畜産学会 2000.09 北海道畜産学会
Event date: 2000.09
Language:Japanese Presentation type:Oral presentation (general)
Venue:トーヨー・グランドホテル
雄エゾシカの飼育個体から年間を通して採血し、血清中の微量金属元素濃度を測定した。Na、K、Mg、P、Ca、Mn、Fe、Cu、Zn、Srを測定した結果、すべての元素で個体差、Na、Mg、K、Ca、Mn、Cu、Srで採血時期による差が認められた。7~8月におけるSrの有意な上昇は、袋角の形成によるCa代謝の亢進を示唆する現象と思われた。
全貢数:1 -
エゾシカ(Cervus nippon yesoensis)の血清中重金属濃度の分析
新田孝章、亀山祐一、竹岡亮、石島芳郎、伊藤雅夫
第56回北海道畜産学会 2000.09 北海道畜産学会
Event date: 2000.09
Language:Japanese Presentation type:Oral presentation (general)
Venue:トーヨー・グランド・ホテル
さまざまな野生動物で重金属汚染濃度の報告はされているが、エゾシカにおける詳細な報告例はない。重金属濃度の正常値(平均的な値)を調査することを目的とし、比較的一定した飼料を給餌している飼育下のエゾシカについて年間を通して採血を行い、血清中重金属濃度(Cu・Zn・Cd・Pb)の月間変化と年次変化について検討した。
全貢数:1 -
スナネズミの過排卵誘起におけるPMSとhCGの投与間隔
亀山祐一、新井香織、石島芳郎
第41回日本哺乳動物卵子学会 2000.06 日本哺乳動物卵子学会
Event date: 2000.06
Language:Japanese Presentation type:Oral presentation (general)
Venue:東京農業大学生物産業学部
スナネズミにおける自由度の高い過排卵誘起法を開発するため、PMSとhCGの投与間隔、PMSおよびhCG単用時における排卵反応について検討した。スナネズミはPMSとhCGの併用またはPMSの単独投与で過排卵を誘起でき、その方法にはかなり自由度のあることが明らかになった。受精卵が必要な場合は、PMSとhCG(各20IU)を54時間間隔で投与する方法がもっとも有効と思われた。
全貢数:1 -
ウサギ卵母細胞の体外成熟および射出精子による体外受精
趙 肝、亀山祐一、石島芳郎
第42回日本不妊学会北海道地方部会 2000.02 日本不妊学会北海道地方部会
Event date: 2000.02
Language:Japanese Presentation type:Oral presentation (general)
Venue:タケダ札幌ビル
射出精子を用い、卵母細胞の体外成熟・受精法を検討した。卵胞から回収した卵母細胞は、約65%が第2成熟分裂中期に移行した。射出精子をPAF添加BO液で15分間処理し、10時間培養した卵母細胞と媒精した。媒精8時間の受精率は71.8%であり、培養卵の76.4%が2細胞期、2.4%が桑実胚に発育した。
全貢数:1 -
8細胞期胚の1割球を用いたPCR法によるウシ胚の性判別
亀山祐一、木村直子、板垣佳明、石島芳郎
第92回日本繁殖生物学会 1999.09 日本繁殖生物学会
Event date: 1999.09
Language:Japanese Presentation type:Oral presentation (general)
Venue:仙台国際センター
ウシ胚に損傷の少ない性判別法を開発するため、8細胞期胚の1割球を採取してPCR法による性判別を試みた。8細胞期胚の1割球を採取すればPCR法で雄胚を選別できること、Extrusion法は8細胞期胚のbiopsyに有用なことが示された。
全貢数:1 -
飼育下におけるエゾシカ雄の血液性状について
竹岡亮、亀山祐一、石島芳郎
第55回北海道畜産学会 1999.08 北海道畜産学会
Event date: 1999.08
Language:Japanese Presentation type:Oral presentation (general)
Venue:酪農学園大学
飼育雄エゾシカにおける血液の一般性状、血清テストステロン濃度、精巣および外貌の測定値を1年間記録し、各項目における周年変化と相互関係について考察した。
全貢数:1 -
マウス精子の受精能力に及ぼす屠殺後放置日数の影響
亀山祐一、本城史絵、山海直、石島芳郎
第95回日本畜産学会 1999.03 日本畜産学会
Event date: 1999.03
Language:Japanese Presentation type:Oral presentation (general)
Venue:東京農業大学農学部
死亡動物の生殖細胞を有効利用するための基礎研究として、屠殺後に放置したマウスの精子で体外受精を行った。4℃で6日間、14℃で4日間放置した条件で、受精卵を得ることができた。死亡した動物を低温で保存すれば、死後数日の段階で精子を採取して利用できることが示された。
全貢数:1 -
飼育下の雄ニホンジカにおける血清テストステロン濃度の周年変化
亀山祐一、高橋亮、伊藤雅夫、丸瑠璃子、石島芳郎
第94回日本畜産学会 1998.03 日本畜産学会
Event date: 1998.03
Language:Japanese Presentation type:Oral presentation (general)
Venue:神戸大学
ニホンジカの飼育個体から連続的に採血し、血清テストステロン濃度の周年変化を検討した。血清テストステロンは2才以上の個体で明瞭な周年変化を示すが、その変化は精巣および角の周年変化と完全に一致しないことが明らかになった。
全貢数:1 -
マウスにおける再構成卵巣の作出
亀山祐一、小木保志、石島芳郎
第93回日本畜産学会 1997.08 日本畜産学会
Event date: 1997.08
Language:Japanese Presentation type:Oral presentation (general)
Venue:帯広畜産大学
マウス雌胎仔の生殖隆起におけるPGC数の変動を検討し、解離した細胞を培養して再構成卵巣の作出を試みた。胎齢14.5日のマウスから生殖隆起を摘出し、解離した細胞を3日間懸滴培養すれば再構成卵巣を作出できることが明らかになった。
全貢数:1 -
マウス胞状前卵胞由来卵母細胞の体外発育
亀山祐一、岡島純子、石島芳郎
第38回日本哺乳動物卵子学会 1997.05 日本哺乳動物卵子学会
Event date: 1997.05
Language:Japanese Presentation type:Oral presentation (general)
Venue:岩手県民会館
マウスの発育に伴う卵胞の体内発育を観察し、胞状前卵胞の回収およびこれに由来する卵母細胞の体外発育について検討した。幼若または成熟マウスから1卵巣あたり200個以上の胞状前卵胞を回収し、体外で培養して卵母細胞を利用できる可能性が示された。
全貢数:1 -
ミンク卵母細胞の体外受精
亀山祐一、石島芳郎
第39回日本不妊学会北海道地方部会 1997.03 日本不妊学会北海道地方部会
Event date: 1997.03
Language:Japanese Presentation type:Oral presentation (general)
Venue:札幌医科大学
従来、報告のなかったミンク卵母細胞の体外受精を試みた。繁殖期の卵巣から回収した卵母細胞は36~40時間培養すると成熟分裂を完了し、8時間前培養した精子で体外受精を行うと一部の受精卵が2細胞期に発育した。
全貢数:1 -
エゾシカ(Cervus nippon yesoensis)卵母細胞の回収および体外成熟
黒埼達也、亀山祐一、石島芳郎
第52回北海道畜産学会 1996.09 北海道畜産学会
Event date: 1996.09
Language:Japanese Presentation type:Oral presentation (general)
Venue:うたのぼりグリーンパークホテル
エゾシカの体外受精法確立の一環として、卵母細胞の回収と体外成熟を試みた。ほぼ発情期の終わった狩猟期の卵巣から回収した卵母細胞でも、培養すれば成熟第2分裂中期に発育することが示された。
全貢数:1 -
体外受精由来マウス胚の発生速度と性比の関係
亀山祐一、宮崎弘邦、石島芳郎
第37回日本哺乳動物卵子学会 1996.06 日本哺乳動物卵子学会
Event date: 1996.06
Language:Japanese Presentation type:Oral presentation (general)
Venue:明治記念館
マウス胚の着床前における発生速度の性差を知るため、体外受精由来の発生速度の遅い群(桑実胚~初期胚盤胞)、中間群(胚盤胞)および速い群(拡張胚盤胞)の性比を検査し、胚移植後の胎児の性比と比較した。発生速度による性比の差は胚の段階で認められたが、胎児の段階では認められなかった。
全貢数:1 -
マウス精巣上体精子の5℃低温保存条件の検討
土屋英明、山海 直、越後貫成美、亀山祐一、石島芳郎、長 文昭、吉川泰弘
第43回日本実験動物学会 1996.06 日本実験動物学会
Event date: 1996.06
Language:Japanese Presentation type:Oral presentation (general)
Venue:新潟市産業振興センター
実験動物としてのサル類および死亡野生動物から得られる生殖細胞を有効利用するため、モデル動物としてマウスを用いて精巣上体精子の低温保存条件を検討した。その結果、個体のまま、あるいはミネラルオイルまたは体脂肪中で8日間5℃保存した精巣上体から、良好な精子を回収することに成功した。
全貢数:1 -
ウシ体外受精由来胚盤胞の内細胞塊細胞数の検討
亀山祐一、丹野直美、石島芳郎
第51回北海道畜産学会 1995.09 北海道畜産学会
Event date: 1995.09
Language:Japanese Presentation type:Oral presentation (general)
Venue:ホテルスエヒロ
ウシ体外受精由来胚の低受胎率改善を目的として、培養液の種類と培養法が胚盤胞への発生能とICM細胞数に及ぼす影響について検討した。培養液および培養法による胚盤胞の発生の差は全細胞数に現れ、ICM細胞数もこれに応じて増減するが、その割合は大きく変化しないことが判明した。
全貢数:1 -
飼育下のエゾシカ(Cervus nippon yesoensis)およびヤクシカ(C. n. yakushimae)における精子形成時期と精巣体積の周年変化
黒埼達也、亀山祐一、石島芳郎
第51回北海道畜産学会 1995.09 北海道畜産学会
Event date: 1995.09
Language:Japanese Presentation type:Oral presentation (general)
Venue:ホテルスエヒロ
飼育下におけるエゾシカおよびヤクシカの繁殖特性を知るため、精巣体積、陰嚢外周、精子形成および精子奇形率を周年的に観察した。両種における陰嚢外周の変動は精巣活性の指標となり、繁殖期以外にも精液を採取できる可能性が示された。
全貢数:1 -
8~9カ月齢マウスの排卵卵子は完全に正常な発生能を有している
亀山祐一、加田日出美、河野友宏、桑山岳人、相馬廣明、石島芳郎
第36回哺乳動物卵子学会 1995.05 哺乳動物卵子学会
Event date: 1995.05
Language:Japanese Presentation type:Oral presentation (general)
Venue:仙台サンプラザ
何カ月齢までに排卵されたマウス卵子が安全に発生工学実験に使えるかを知る一環として、老化の指標が現れ出す8~9カ月齢の排卵卵子を材料に体外受精およびその後の培養・移植を行った。その結果、8~9カ月齢マウスは卵巣機能の低下がみられるものの、排卵された卵子自体は完全に正常な発生能を有していることが明らかとされた。
全貢数:1 -
エゾシカにおける乾草、ヘイキューブおよびサイレージ給与時の消化性および血液成分
相馬幸作、増子孝義、熊谷弘美、高崎興平、亀山祐一、石島芳郎
平成7年度日本草地学会 1995.03 日本草地学会
Event date: 1995.03
Language:Japanese Presentation type:Oral presentation (general)
Venue:玉川大学
エゾシカの飼養管理技術の確立を目的に、表題項目をヒツジと比較検討した。その結果、乾草を給与した場合の窒素利用性はエゾシカの方が高く、ヘイキューブおよびサイレージを給与した場合の窒素利用性はヒツジの方が高いことが示された。両種間の血液成分の差は白血球数、GTPおよび血糖値で顕著であった。
全貢数:2 -
マウス卵母細胞の体外での成熟・受精能に及ぼす屠殺後放置時間の影響
亀山祐一、山本静江、石島芳郎
第90回日本畜産学会 1995.03 日本畜産学会
Event date: 1995.03
Language:Japanese Presentation type:Oral presentation (general)
Venue:宮崎大学
野生動物の保護、資源動物の確保の観点から、モデル動物としてマウスを用いて屠殺後の放置時間が卵母細胞の体外成熟および体外受精に及ぼす影響について検討した。屠殺後4~8℃で18時間、14℃で6時間までの放置は、マウス卵母細胞の成熟および受精に影響を及ぼさないことが判明した。
全貢数:1