論文 - 國井 洋一
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TLSを用いた3次元測量における造園空間への応用可能性に関する研究 査読あり
菅井一樹, 國井洋一, 鈴木雅和
日本測量協会応用測量論文集 35 143 - 154 2024年08月
担当区分:責任著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 出版者・発行元:公益社団法人 日本測量協会
本研究では,造園空間への3次元測量の有用性を示すことを目的とした。そのため,TLSを用いた3次元測量によって,イタリア大使館日本庭園および水戸市営七ツ洞公園の異なる2つの様式の造園空間を計測し3次元点群データを取得した。以上により取得したデータを用いて分析を行い,3次元モデルを構築した。また,構築したモデルを用いてDEMの構築や現況平面図の作成,またデジタル上における毎木調査や景観シミュレーション等の応用をおこなった。これにより,造園空間における3次元点群データを活用する重要性を示し,本データがもたらす造園業界における生産性の向上を予測した。
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Xiaohan MEI, Yoichi KUNII
2024 IEEE Gaming, Entertainment, and Media Conference (GEM) 2024年06月
担当区分:責任著者 記述言語:英語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 出版者・発行元:Springer Nature Singapore Pre Ltd.
Regarding the potentialities hidden in metaverse and virtual reality technology, the researchers and designers related to it have done a number of efforts, and it made the construction of metaverse and virtual reality to be a trending topic.
In the virtual world, apart from virtual architecture, virtuallandscape also plays an indispensable role. Meanwhile, although landscape in games constitutes a vital part of virtual landscape, the landscape in movie and animation visual effects also plays a prominent role in virtual landscape. Compared to the landscape in movie or animation, playing games can be considered as a subjective interaction with game landscape, which is closer to the interaction with metaverse or virtual reality (they both show subjective interaction with virtual landscape). As such, this paper will take the game as the research medium. The beautiful landscape in the game Ghost of Tsushima has obtained widespread acclaim. Therefore, this paper will base on the game
landscape of Ghost of Tsushima to analyze the correlation between both sequential and scene landscape of game landscape and subjective assessment. -
3次元点群データおよび心理分析を用いた定量指標による景観把握に関する研究 査読あり
舘川龍希 , 國井洋一
東京農業大学農学集報 68 ( 3 ) 93 - 103 2024年03月
担当区分:責任著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(大学,研究機関等紀要)
本研究においては,点群データを用いた景観定量指標の適用性と景観の景観構成要素と人間の心理的関連性の把握を目的としており,対象空間において地上レーザスキャナ(以下レーザスキャナ)によって取得された点群データを利用し,景観の特徴を定量化する指標として,一般的な定量指標であるフラクタル解析に対する適用性や,景観を総合的に捉える指標である各構成要素が存在する奥行きなどの情報から景観をスコアリングする評価モデルであるVQMに対する適用性の検証を行った.
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代々木公園におけるシーン景観に対する主観評価と定量指標の関連性について 査読あり
陳許斗南,國井洋一
ランドスケープ研究 86 ( 5 ) 537 - 542 2023年03月
担当区分:責任著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
本研究では代々木公園において, 秋から冬に2時期を例とし,写真調査によってシーン景観の画像を取得した。その後,印象評価によりホットスポットを抽出し,ホットスポットの画像に対するフラクタル次元,多様度,蔓延度の定量指標の算出および形容詞評価を行った後,都市公園評価に対する定量指標から主観評価への説明の可能性を探究し,都市公園の計画等を策定する際に客観的な根拠を提供することを目的とした。
DOI: https://doi.org/10.5632/jila.86.537
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飯島巧介 , 國井洋一
東京農業大学農学集報 67 ( 4 ) 143 - 153 2023年03月
担当区分:責任著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(大学,研究機関等紀要)
本研究では,千葉県に所在する龍角寺岩屋古墳の建設において,現在の技術および古代の技術を用いた際における両者の工程表や積算についてそれぞれ検討および比較を行い,文献調査をもとに現在の建設現場に活かせる技術を推察することを目的とした。現況の龍角寺岩屋古墳に対して地上レーザスキャナによる3次元測量を実施し,形状および大きさを把握した上で,各時代の工事条件を適用することにより比較を行った。その結果,古代における施工は,現在と比較すると約3倍の時間と約46倍の人員を必要とすることが明らかとなった。また,千年以上経過した現在でも一部を除いて原型を留めていることが確認されたことから,適切かつ優れた締固め技術が使用されたと推測される。本対象地で締固めに使用された技術と道具の特定が可能であれば,現在の建設現場,とりわけ僻地や狭隘地等での活用が期待できる。
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TLS点群データを用いた戦災樹木に対する焼焦げの定量化手法と被災推定への応用 査読あり
古賀大誠, 根岸尚代, 國井洋一
日本測量協会応用測量論文集 33 47 - 56 2022年08月
担当区分:責任著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 出版者・発行元:公益社団法人 日本測量協会
戦災樹木には、既往研究により焼焦げ跡や空洞、樹幹の傾斜が確認されている1)。本研究で着目した損傷は、戦災樹木の樹幹にみられる焼焦げ跡である。戦災樹木の焼焦げは焼夷弾およびその延焼による損傷であるため、焼焦げを視覚化することで戦災樹木の現況を把握することが可能であると考えられる。また、近年は戦争体験者の高齢化および減少が進んでいることからも、戦災樹木の保存やより詳細な損傷把握は急務であると考えられる。
そのため、本研究ではTLSにより取得された戦災樹木の3次元形状の保存とそこから得られる不随情報から、焼焦げ跡の抽出および定量化を目的とし、戦災樹木の現在の損傷状態についての考察を目的とする。 -
COMPREHENSIVE QUANTITATIVE UNDERSTANDING OF THE LANDSCAPE USING TLS POINT CLOUD DATA 査読あり
Ryuki TACHIKAWA, Yoichi KUNII
Int. Arch. Photogramm. Remote Sens. Spatial Inf. Sci. XLIII ( B2 ) 297 - 302 2022年05月
担当区分:責任著者 記述言語:英語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 出版者・発行元:The International Society for Photogrammetry and Remote Sensing
We also segmented these data into components of the point cloud data and calculated the relationship between the data and the occupancy of the components. On the other hand, focusing on environmental visual information received passively from a wide range of environments, we conducted an analysis based on panoramic images created from point cloud data. As a result, both fractal analysis and VQM showed a high correlation with previous research methods in understanding the landscape using point cloud data. In addition, the analysis of the landscape was made more efficient than the conventional photographic analysis by segmenting the components in advance at the data processing stage, demonstrating the usefulness of landscape analysis from data acquired by laser scanners.
DOI: https://doi.org/10.5194/isprs-archives-XLIII-B2-2022-297-2022
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地上および空中撮影による近赤外画像を用いた樹木の衰退度診断への応用 査読あり
長谷川彩季,國井洋一
ランドスケープ研究 85 ( 5 ) 427 - 432 2022年03月
担当区分:責任著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
地上においては日向から樹木の側面または正面について,空中からはUAVを用いて近赤外撮影を行うこととした。これにより,地上部およびUAVを用いて撮影した近赤外画像からNDVIを算出し,目視による衰退度診断との相関関係を調査することで診断への応用の可能性を模索することとした。
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東京ディズニーリゾートにおける建物の色彩分析とエリアの特徴との関連性 査読あり
小野遥, 國井洋一
東京農業大学農学集報 66 ( 4 ) 91 - 103 2022年03月
担当区分:責任著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(大学,研究機関等紀要)
本研究では東京ディズニーリゾートの各パーク内にある建物の色彩分析を行い,それぞれのエリアの特徴や色彩の関連性について調査を行った. その結果,シンデレラ城は改修工事による時系列変化も含め,天候に関わらずより明瞭に見せるための工夫が施されていると考えられる.また,パーク内の建物の色彩を分析したことにより,エリア毎のコンセプトをより明確に把握することができたといえる.さらに,滞留時間の長い空間においては,時間の流れの感じ方に沿って暖色と寒色が施されていることが確認された.
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國井 洋一
計測と制御 60 ( 10 ) 730 - 734 2021年10月
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レーザスキャナを用いた浸透コンテナ栽培樹木の生育状況の把握 査読あり
國井洋一, 佐々木崇弘, 三間慎啓, 近藤盛大郎
ランドスケープ研究84増刊,技術報告集 11 184 - 187 2021年02月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
本報告では浸透コンテナ栽培樹木の有用性を明らかにすることを目的とし、レーザスキャナを用いて浸透コンテナ栽培樹木に対する定期的な測量を実施した。さらに、地植えの同樹種に対しても同様にレーザ測量を実施し、生育の差を定量的に表すこととした。
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國井 洋一
写真測量とリモートセンシング 60 ( 3 ) 104 - 105 2021年
記述言語:日本語 出版者・発行元:一般社団法人 日本写真測量学会
DOI: 10.4287/jsprs.60.104
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APPLICATION OF 3D TREE MODELING USING POINT CLOUD DATA BY TERRESTRIAL LASER SCANNER 査読あり
Rihito KUMAZAKI, Yoichi KUNII
Int. Arch. Photogramm. Remote Sens. Spatial Inf. Sci. XLIII ( B3 ) 995 - 1000 2020年07月
担当区分:責任著者 記述言語:英語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 出版者・発行元:The International Society for Photogrammetry and Remote Sensing
Constructing 3D models for trees such as those found in Japanese gardens, in which many species exist, requires the generation of tree shapes that combine the characteristics of the tree's species and natural diversity. Therefore, this study proposes a method for constructing a 3D tree model with highly-accurate tree shape reproducibility from tree point cloud data acquired by TLS. As a method, we attempted to construct a 3D tree model using the TreeQSM, which is open source for TLS-QSM method. However, in TreeQSM, since processing is based on the assumption that the tree point cloud consists of data related to trunks and branches, measuring trees in which leaves have fallen is recommended.
DOI: https://doi.org/10.5194/isprs-archives-XLIII-B3-2020-995-2020
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Landscape Hazards: Destructive Build Environment Zones and Safe Areas - An American Case Study 査読あり
Yoichi Kunii, Paige O’Keefe, Jon Burley, Luis Loures and Marifaye Regina Villanueva
IntechOpen, Land Use 1 2020年03月
担当区分:筆頭著者 記述言語:英語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
Planners, designers, governmental organizations, and citizens are interested in creating enduring safe buildable environments. Landscape hazards such as earthquakes, wildfires, hurricanes, tornados, flooding, volcanoes, radon, air pollution, sinkholes, avalanche, landslides, and blizzards create a complex set of destructive forces that form disturbances obliterating life and structures. In our study, we examined these forces across the lower 48 states of the United States of America. We applied geographic information system (GIS) technology to identify areas of extreme hazard and areas of low risk. Our investigation indicated that most of our study area (approximately 83%) was exposed to highly reoccurring destructive forces and that only relatively small patches (Upper Midwest-portions of Michigan, Wisconsin, and Minnesota) and thin stretches (Rocky Mountain Front Range—eastern Montana, Wyoming, and eastern Colorado) of land were relatively secure from these forces. This means that in the long term, much of the study area is not safe from disturbances that will destroy much of the built environment, challenging notions of sustainability for numerous metropolitan areas, United Nations Educational, Scientific, and Cultural Organization (UNESCO) Biosphere Reserves, UNESCO World Heritage Sites, National Parks, other noted historic sites.
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粟野 隆, 榎原 健太郎, 武藤 雅斗, 國井 洋一, 森永 寿久, 進士 五十八
日本庭園学会誌 2020 ( 34 ) 34_1 - 34_11 2020年
記述言語:日本語 出版者・発行元:日本庭園学会
金栄山妙成寺(石川県羽咋市)は、北陸における日蓮宗本山であり、加賀藩前田家の菩提寺のひとつである。本論文は、妙成寺書院にともなう庭園について3次元測量と直接計測、一部の試掘調査をおこない、庭園の地割と意匠の客観的な把握に努め、空間と景観構成の特色の把握を目的とした。研究の結果、庭園の地割としては、(1)平地、(2)池泉、(3)鶴石組、(4)亀石組、(5)斜面、の大きく5つによって構成されていた。さらに、鶴と亀の祝儀の庭を基本としつつ、祖師堂と五重塔を大胆に庭園に取り込んだ主要伽藍の借景に特徴が認められ、池泉東岸正面の平石と寿福院墓とが一直線上に並ぶという、興味深い空間と景観の構成を有していることが分かった。
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千葉県の海岸盛土造成地におけるクロマツの根系伸長特性 査読あり
橘隆一, 小野賢二, 小森谷あかね, 宇川裕一, 福永健司, 國井洋一
水利科学 0 ( 370 ) 2019年12月
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
本研究では,耕起した場合としなかった場合の2 箇
所の盛土造成地において,植栽後約20年が経過したクロマツの根系伸長を調査し,深度ごとの土壌硬度との関係を考察した。 -
TLSによる原爆被爆樹木に対する3Dモデル構築手法の提案 査読あり
熊崎理仁, 國井洋一, 鈴木雅和
応用測量論文集 30 ( 1 ) 129 - 140 2019年07月
担当区分:責任著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
本研究では,被爆樹木をTLSにて取得したデータから,被爆樹木に見られる樹形異常をとらえ,その3次元データから3D樹木モデルを構築することを目的とする。
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VQM に対する深層学習および距離画像の応用による定量的景観評価手法の提案 査読あり
國井洋一
ランドスケープ研究 82 ( 5 ) 563 - 566 2019年03月
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
本研究では VQM における構成要素の分類に対してSemantic Segmentation,奥行きの把握においては写真測量によって得られる距離画像をそれぞれ応用し,VQM による景観評価を効率化する手法の開発を行った。さらに,開発した手法の妥当性を検証するために,VQM による従来の手動で求められた評価との比較も行うこととした。
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UAV(ドローン)を用いた造園空間に対する写真測量精度検証と3次元計測 査読あり
國井洋一, 久本優希, 諸橋弘樹
ランドスケープ研究82増刊,技術報告集 10 104 - 107 2019年03月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
本報告では造園空間にてUAVによる測量を適用する際に、適切な計測精度を担保しつつ、撮影における労力をできる限り軽減させることを目的とし、対地高度や撮影枚数の変化に対する計測精度を検証することとした。さらに、得られた成果を用いて都市の広場および丘陵地帯における3Dモデリングを試みた。
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Utilization of Unmanned Aerial Vehicle for Accurate 3D Imaging 査読あり
Yoichi Kunii
IntechOpen, Advanced Remote Sensing Technology for Synthetic Aperture Radar Applications, Tsunami Disasters, and Infrastructure 1 2018年12月
記述言語:英語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
In order to acquire geographical data by aerial photogrammetry, many images should be taken from an aerial vehicle. After that, the images are processed with the help of the structure-from-motion (SfM) technique. Multiple neighboring images with a high rate of overlapping should be obtained for high-accuracy measurement.