Papers - UCHINO Masataka
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モチ米の加工特性に及ぼす胚乳アミラーゼの影響について Reviewed
辻井良政、北村亮子、内野昌孝、高野克己
日本食品保蔵科学会 33 ( 2 ) 63 - 69 2007.03
Authorship:Lead author Language:Japanese Publishing type:Research paper (scientific journal)
モチ米の性状と胚乳アミラーゼ活性について検討を行った。蒸米テスクチャーは,試料米により硬さ,付着性の強弱に差がみられた。また,炊飯特性および粘度特性試験を用いた比較を検討し,各試料米の差異を確認した。その結果,膨張容積や糊化開始温度と蒸米テスクチャーとの間に相関がみられた。粘度特性試験中での生成還元糖の増加は,胚乳アミラーゼ作用と考えられた。アミラーゼ活性染色より,主要な4種のアミラーゼと3種の枝きり酵素活性バンドを確認した。試料米間で,バンドパターンと強弱で若干の差異がみられた。さらに調理条件であるpH7においてアミラーゼ活性を確認し,α‐アミラーゼと枝きり酵素の活性量が試料間の差異としてみられた。それらの活性量と粘度の低下量との間に相関関係を認めた(ρ<0.05)。胚乳アミラーゼ活性量はモチ米の特性を判断するひとつの指標になると考えられる。
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Sphingomonas molluscorum sp. nov., a novel marine isolate with antimicrobial activity Reviewed
L. A. Romanenko, M. Uchino, G. M. Frolova, N. Tanaka, N. I. Kalinovskaya et. al.
Int. J. Syst. Evol. Microbiol. 57 358 - 363 2007.02
Authorship:Lead author Language:English Publishing type:Research paper (scientific journal)
海に生息する二枚貝から分離したKMM3882について表現型および系統解析を行った。本菌は様々なグラム陽性菌に対して生育阻害活性を持つことが明らかとなった。さらに、系統解析の結果、Sphingomonas dokdonensisに対して最高の97.3%の相同性を示した。また、本菌はスフィンゴ糖脂質を持ち、主要な2-OH脂肪酸はSphingomonasと同様であった。さらに近縁種とDNA-DNA hybridaizationの結果、既知の菌種とは高い相同性を示さなかったため、新菌種Sphingomonas molluscorumの提案を行った。
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小麦検出用プライマーセットの開発 Reviewed
内野昌孝,増渕菜美子,黒澤有希子,野口智弘,高野克己
日本食品科学工学会 54 82 - 86 2007.02
Authorship:Lead author Language:Japanese Publishing type:Research paper (scientific journal)
食品衛生法で表示義務を定められている小麦について,PCR法における新しいプライマーセットの開発を行った。その結果,UNI2fとVIErプライマーの組合せで,約800bpと500bpに小麦および小麦アレルゲンを含有するライ小麦に特徴的なバンドを示した。特徴バンド以外にもバンドが存在するため,検出時の判定の簡便化のために両バンドをクローニング,シークエンスを行った。決定した配列を基にSTSプライマーを設計した。構築したプライマーのうち,K500は加工食品由来DNAで試験した際にバンドが明瞭であった。以上,本研究では新しい小麦検出用プライマーセットK500を開発した。
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Isolation and Transcriptional Regulation of the Fructose 1,6-Bisphosphate Aldolase Gene FBA1 in the Psychrophilic Yeast Cystofilobasidium capitatum Reviewed
S Fujimura, M Uchino, T Ito, T Myoda, T Nagaoka, T Miyaji, T Nakagawa, K Takano, N Tomizuka
日本食品保蔵科学会 33 9 - 13 2007.01
Authorship:Lead author Language:English Publishing type:Research paper (scientific journal)
本研究では,低温性ペクチン資化性酵母Cystofilobasidium capitatum由来アルドラーゼの一次構造とその発現制御について解析を行った。C.capitatumのアルドラーゼをコードする遺伝子FBA1は360アミノ酸残基をコードしうるORFからなり,その遺伝子産物CcFba1pはアルドラーゼに特有の保存配列を保持しており,推定分子量は39,626Daであった。一方,FBA1はグルコースにより若干の高発現がみられるものの,炭素源や温度,酸素濃度にはほとんど影響されなかった。さらに,FBA1は定常期において発現の低下がみられるものの,誘導期および対数増殖期においては安定した発現が観察された。これらの結果から,FBA1はC.capitatumにおいて構成的に発現されるハウスキーピング遺伝子の一つであり,本遺伝子が食品中におけるこれら低温性酵母の検出の指標に用いることができる可能性を示した。
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Purification, Characterization and Cloning of Phospholipase D from Peanut Seeds Reviewed
Yozo Nakazawa, Hiroaki Sato, Masataka Uchino and Katsumi Takano
The Protein Journal 25 212 - 223 2006.04
Authorship:Lead author Language:English Publishing type:Research paper (scientific journal)
ピーナッツ種子からホスホリパーゼD(PLD)を分離・精製した。 N末端配列決定では、N末端がブロックされたことが分かった。 精製酵素の分子量は、SDS-PAGEにより92 kDaであると推定された。 酵素の最適pHは5.0であり、その基質ホスファチジルコリン(PC)に対するKm値は、10mMの塩化カルシウムおよび4 mMのデオキシコール酸の存在下で、0.072 mMであると推定された。 酵素は、ホスファチジルグリセロールを生成する転移反応および、ホスファチジン酸(PA)およびコリンへの加水分解を触媒した。 さらに、完全長cDNA、Ahpld1とAhpld2、それぞれ、794および807残基を有する異なる2つのタイプのPLD分子をクローニングしました。 精製されたPLDの部分アミノ酸配列は、AhPLD2の推定配列と一致した。
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Cold-active acid beta-galactosidase activity of isolated psychrophilic-basidiomycetous yeast Guehomyces pullulans Reviewed
Nakagawa, T., Ikehata, R., Uchino, M., Miyaji, T., Takano, K. and Tomizuka, N.
Microbiol Res. 161 75 - 79 2006.01
Authorship:Lead author Language:English Publishing type:Research paper (scientific journal)
低温かつ酸性条件下でラクトースを唯一の炭素源とする培地で生育する6菌株について試験を行った。26S rDNA18S rDNA塩基配列に基づく系統解析の結果などから、本菌は酵母Guehomyces pullulansと同定され、さらに、R1菌株について生産されたβ-ガラクトシダーゼを用いた試験を行った、その結果、最適温度は50℃、最適pHは4.0であり、Km値は10℃で50.5mMであることが明らかとなった。
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食肉の生菌数および分離したPsudomonas属細菌の性質 Reviewed
内野昌孝、高野克己
日本食品保蔵科学会 31 117 - 120 2005.06
Authorship:Lead author Language:Japanese Publishing type:Research paper (scientific journal)
市販食肉試料より一般細菌を分離し,菌数を測定した。また,分離菌の中で低温性Pseudomonas属細菌の同定を行った。その結果,一般生菌数は102〜106cfu/g確認され,食肉のすべてにPseudomonas属細菌が存在した。また,分離Pseudomonas属細菌の大半は4℃で生育し,脂質やタンパク質を分解するPseudomonas fluorescensと同定された。菌数,菌種共に20年前の状況と変わらないことが示唆された。
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Pseudomonas xanthomarina sp. nov., a novel bacterium isolated marine ascidian Reviewed
Lyudmila A. Romanenko, Masataka Uchino, Enevold Falsen, Anatoly M. Lysenko
THE JOURNAL OF GENERAL AND APPLIED MICROBIOLOGY 51 65 - 71 2005.04
Authorship:Lead author Language:English Publishing type:Research paper (scientific journal)
ホヤから分離した菌株KMM235とKMM1447に対し多層分類学的アプローチを行った。16S rDNA塩基配列解析の結果、本菌株はPseudomonas属に属することが分かった。さらに、表現性状の結果およびDNAハイブリダイゼーションの結果、Pseudomonas stuzeriに近縁の別種と考えられ、Pseudomonas属の新種に相当する菌株であることが分かった。そこで、新種Pseudomonas xanthomarinaの提案を行った。
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Pseudomonas pachastrellae sp. nov., isolated from a marine sponge Reviewed
L. A. Romanenko, M. Uchino, E. Falsen, G. M. Frolova, N. V. Zhukova and V. V. Mikhailov
Int. J. Syst. Evol. Microbiol. 55 919 - 924 2005.03
Authorship:Lead author Language:English Publishing type:Research paper (scientific journal)
海洋生物”海綿”からKMM 330とKMM331を分離して多層分類学的研究を行った。16S rDNA塩基配列の解析の結果、これらの菌株は系統的に近接するPseudomonas fulvaに対して96.3%と低く、さらに、糖質の利用性が他のPsudomonas属菌株と異なっていた。さらに8~10%の食塩濃度での生育が確認された。以上の結果より、新種”Pseudomonas pachastrellae”として提案した。
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Bacillus vietnamensis sp. nov., a moderately halotolerant, aerobic, endospore-forming bacterium isolated from Vietnamese fish sauce Reviewed
Noguchi, H., Uchino, M., Shida, O., Takano, K. , Nakamura, L. K. and Komagata, K.
Int. J. Syst. Evol. Microbiol. 54 2117 - 2120 2004.11
Authorship:Lead author Language:English Publishing type:Research paper (scientific journal)
魚醤の製造に関わると考えられる微生物およびメキシコ湾よりとれた微生物について試験を行った。その結果、これらは互いに高いDNA相同性を示し、同じ種であることが明らかとなった。さらに、各塩濃度での生育は1%で最大を示し、15%までその生育が確認された。また、DNAハイブリダイゼーション、各種表現性状の結果より分離株は新種に相当した。そこで、新種Bacillus vietnamensisを提案した。
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Effect of heat on PCR amplification of DNA in wheat Reviewed
Uchino, M., Noguchi, T. & Takano, K.
Food Pres. Sci. 30 ( 4 ) 195 - 198 2004.07
Authorship:Lead author Language:English Publishing type:Research paper (scientific journal)
PCRを活用した4および6倍体と6倍体コムギとの識別法を開発した.A,BおよびDゲノムで構成される普通コムギは6倍体コムギに,AおよびBゲノムで構成されるデュラムコムギは4倍体コムギに分類される.SS II遺伝子は各コムギA,BおよびDゲノムにコードされ,それらのDNA塩基配列はわずかに異なる.この差異を識別する2種の異なるプライマー対を設計した.プライマー対SS II ex7−U/LはSS II−A,B,Dに共通の配列を認識し,4および6倍体コムギDNAから114 bpのPCR増幅産物を生じた.一方,プライマー対SS II−D 1769U/1889LはSS II−D上の特異的な配列を認識し,6倍体コムギからのみ121 bpの増幅産物を生じた.コムギと他の穀物からなるコムギ混合物を本PCRに供したところ,4および6倍体コムギと6倍体コムギを効果的に識別することができた.以上のことから,本PCRは食品原料粉中の普通およびデュラムコムギの識別を可能とし,コムギの正確な表示に有用であることが示された.
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モロヘイヤ粘質物の分画法の検討とその性状
津久井学、内野昌孝、高野克己
関東学院人間環境学部 人間環境学会紀要 2 143 - 152 2004.07
Authorship:Lead author Language:Japanese Publishing type:Research paper (bulletin of university, research institution)
モロヘイヤを用いて、粘質物におよぼす各種加工処理の影響、粘質物の迅速分画法の確立および得られた粘質物構成成分の性状について検討した。
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抽出DNAのPCR(Polymerized Chain Reaction)増幅性の確認 Reviewed
内野昌孝,野口智弘,高野克己
日本食品保蔵科学会 29 ( 6 ) 335 - 338 2003.12
Authorship:Lead author Language:Japanese Publishing type:Research paper (scientific journal)
食品の材料やその種類をDNA情報から特定する方法が進められている。多くの方法はその過程でPCRを行うが,PCRによる増幅がみられない場合は食品中に対象物が含まれていないのか,抽出DNAの量や質が不十分であるかの判断が困難であるものが多かった。そこで,本研究では抽出DNAのPCR増幅性をあらかじめ確認することで,抽出DNAの質的量的評価を行い,PCR増幅時に起こりうる問題の原因の特定を目指すことを目的とした。PCR増幅性の対象遺伝子領域には16S rDNA遺伝子領域,18S rDNA遺伝子領域,ITS領域の各領域を選択し,それぞれのユニバーサルプライマーにてPCR増幅を行った。各生物より抽出したDNAを用いた結果,増幅産物の単一性などから18S rDNA遺伝子領域が優れていることが明らかとなった。また,アニーリング温度の検討結果からも同遺伝子領域の増幅性が最も優れていることが明らかとなった。以上のことから,食品よりDNAを抽出した際には,目的遺伝子領域を増幅する前に18S rDNA遺伝子領域のPCR増幅を行い,あらかじめ抽出DNAの評価をするほうが望ましいと考えた。
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Rheinheimera pacifica sp. nov., a novel halotolerant bacterium isolated from deep sea water of the Pacific Reviewed
L. A. Romanenko, M. Uchino, E. Falsen, N. V. Zhukova, V. V. Mikhailov & T. Uchimura
Int. J. of Syst.Evol. Microbiol. 53 ( 6 ) 1973 - 1977 2003.11
Authorship:Lead author Language:English Publishing type:Research paper (scientific journal)
太平洋の海洋深層水より分離したKMM 1406について分類学的研究をすすめた。本菌株は0-8%の塩濃度で、4-37℃で生育した。主要な構成脂肪酸はC16:0とC16:1オメガ9cであった。さらにGC含量は49.6%であった。16S rDNA塩基配列に基づく系統解析の結果、一番近縁なRheinheimera balticaに対して96.8%の相同性であった。以上の結果より、新種 Rheinheimera pacificaを提案した。
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Isolation and characterization of psychrophiles producing cold-active beta-galactosidase Reviewed
Nakagawa, T.,Fujimoto, Y., Uchino, M., Miyaji, T., Takano, K. and Tomizuka, N
Lett. Appl. Microbiol. 37 154 - 157 2003.08
Authorship:Lead author Language:English Publishing type:Research paper (scientific journal)
低温でラクトースの加水分解が可能な好冷性微生物を分離して,低温活性型の標記酵素について調べた。北海道の土壌を用いて,ラクトースを唯一の炭素源として生育する好冷性細菌を分離した。表現型および16SrDNA配列により同定した結果,分離株はArthrobacter psychrolactophilusであった。分離株は5℃以下で増殖し,0℃でも高い酵素活性を示した。低温活性を示す標記酵素は,5℃以下でのミルクおよびホエーの加工などの食品工業に応用可能なことを示唆した。
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Marinomonas primoryensis sp. nov., a novel psychrophile isolated from coastal sea-ice of the Sea of Japan Reviewed
Romanenko, L. A., M. Uchino, M., Mikhailov, V. V., Zhukova, N. V. and Uchimura, T.
Int. J. Syst. Evol. Microbiol. 56 ( 3 ) 829 - 832 2003.05
Authorship:Lead author Language:English Publishing type:Research paper (scientific journal)
日本海沿岸の海氷より分離した細菌、KMM3633と3634に対し,表現性状,化学分類学的性状,系統学的性状を調べた.その結果,GC含量は45.3-45.6%であった。また、2菌株はDNAハイブリダイゼ-ションの結果95%の相同性を示した。さらに、16S rDNA塩基配列の解析の結果、分離菌株はMarinomonasに属すが、同属内の主に対しては96.4%以下と低い数値をしめした。そこで,新種Marinomonas primoryensisを提案した。
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RAPD法によるもち精米の品種判別について Reviewed
内野昌孝,山岸亨,辻井良政,高野克己
日本食品保蔵科学会 29 ( 1 ) 47 - 50 2003.01
Authorship:Lead author Language:Japanese Publishing type:Research paper (scientific journal)
DNAを利用したもち精米の品種判別について検討した。試料には,国産もち米6品種(ヒヨクモチ,白鳥もち,ヒメノモチ,わたぼうし,こがねもち,みやこがねもち)及び中国産の品種未定もち米1品種を使用した。DNAの抽出及び精製をCTAB法で行い,RAPD法によるパターン解析を行った。その結果,みやこがねもち以外の国産もち米5品種及び中国産もち米で,品種特異的なバンドが確認された。よって,試料もち米7種の品種は,RAPD法により判別された。
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純水中に長期間生残したPseudomonas属細菌の性状維持について Reviewed
内野昌孝,大須田麻紀子,高野克己,内村泰,駒形和男
日本食品保蔵科学会 28 ( 6 ) 323 - 329 2002.12
Authorship:Lead author Language:Japanese Publishing type:Research paper (scientific journal)
純水中に腐敗細菌の一種であるPseudomonas fluorescens8株とPseudomonas putida8株の各菌株を純水に懸濁後,4℃および25℃で5年間保存し,保存後に生残性を示したものについて増殖および各種性状を調べた。(1)4℃保存,25℃保存の懸濁液をそのまま肉汁培地に接種して30℃で振とう培養したところ,親株(−80℃保存株)と増殖はほとんど変わらなかった。(2)4℃保存,25℃保存の懸濁液を栄養素要求試験,タンパク質および脂質分解試験に供したところ,保存温度の違いによる結果の差はみられなかった。(3)細菌の同定キットの一つであるNF‐18と各種分解酵素活性検出キットであるAPI ZYMにて各種生化学試験を行ったところ,保存条件の違いによる結果の差はみられなかった。以上のことから,純水のような貧栄養条件下にPseudomonas属細菌が長期間保存されても,性質は変化せず,腐敗を引き起こす可能性が高いことが明らかとなった。
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オクラ(Abelmoschus esculentus MOENCH.)粘質物の粘性特性と性状
津久井 学、内野昌孝、高野克己
関東学院女子短期大学「短大論叢」 109 51 - 58 2002.03
Authorship:Lead author Language:Japanese Publishing type:Research paper (bulletin of university, research institution)
オクラより粘質物を調製し、粘質物が分子量200以上および分子量20万以上の多糖および約6万の糖タンパク質により構成されることを明らかにした。
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Recharacterization of Pseudomonas fulva Iizuka and Komagat 1963, and proposals of Pseudomonas parafulva sp. nov. and Pseudomonas cremoricolorata sp. nov. Reviewed
Uchino, M., Shida, O., Uchimura, T. and Komagata, K.
J. Gen. Appli. Microbiol. 47 247 - 261 2001.12
Authorship:Lead author Language:English Publishing type:Research paper (scientific journal)
Pseudomonas fulvaは新種として発表されて以来,分類学的な情報が乏しくその分類学的位置づけが不明瞭であった.そこで,類縁菌種を含めて表現性状,化学分類学的性状,DNA類似度および16S rRNA塩基配列に基づく系統関係を調べた.その結果,同種の菌株は4つの種に相当するグループに別れ,うち2グループを新種として提案した.