Papers - UCHINO Masataka
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Identification of Actinomycetes Producing Phospholipase D with High Transphosphatidylation Activity Reviewed
Nakazawa Y, Suzuki R, Uchino M, Sagane Y, Kudo T, Nagai T, Sato H, Takano K
CURRENT MICROBIOLOGY 60 365 - 372 2010.11
Authorship:Lead author Language:English Publishing type:Research paper (scientific journal)
高転移能を有するホスフォリパーゼDを生産する放線菌の同定を行った。高転移能を示す6株について16rRNA遺伝子塩基配列に基づく系統解析、DNAハイブリダイゼーションなどの試験を行った。その結果、すべての菌株はStreptomyces属に属していた。また。1株が S. senoensis、2株がS. vinaceus,、2株がS. racemochromogenesと同定されたが、1株は新種と考えられた。
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Purification and Characeterization of a-Amylase from Potato Tuber Reviewed
Nakamura Yu, Koizumi Reiji, Uchino Masataka, Sato Hiroaki, Takano Katsumi
Food Preservation Science 36 ( 6 ) 272 - 276 2010.11
Authorship:Corresponding author Language:English Publishing type:Research paper (scientific journal)
ジャガイモの加工特性への関与が考えられるα-アミラーゼを調べた。アフィニティークロマトグラフィーおよびゲル濾過クロマトグラフィーにより得られた精製α-アミラーゼは、pH 6.0および50℃で最大活性を示し、60℃においても20%の残存活性を示した。さらに精製α-アミラーゼ処理により、未処理に対して付着牲が70%増加したことから,ジャガイモの加熱調理過程におけるα-アミラーゼの作用が考えられた。
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Purification, Biochemical Characterization, and Cloning of Phospholipase D from Streptomyces racemochromogenes Strain 10-3 Reviewed
Nakazawa, Yozo; Sagane, Yoshimasa; Kikuchi, Teppei; Uchino, Masataka; Nagai, Takeshi; Sato, Hiroaki; Toeda, Kazuki; Takano, Katsumi
Protein Journal 29 598 - 608 2010.11
Authorship:Lead author Language:English Publishing type:Research paper (scientific journal)
Streptomyces racemochromogenes 10-3が生産するホスフォリパーゼDの精製と性状およびアミノ酸配列を決定した。その結果、本酵素は多くの性状は報告されている同属の酵素と類似していたが、最適pHが報告では同属酵素は弱アルカリであったが、本酵素は弱酸性を示した。また、アミノ酸配列の相動性は属内同酵素と比べて71-76%であった。さらに、転移効率は82から97%と高い値を示した。
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Effect of pectin contents and polygalacturonase activity on cooked rice texture Reviewed
Tsujii Yoshimasa, Uwata Makoto, Uchino Masataka, Takano Katsumi
Food Preservation Science 36 ( 4 ) 177 - 182 2010.07
Authorship:Lead author Language:English Publishing type:Research paper (scientific journal)
精白米および炊飯米のペクチン量とこの分解に関与するポリガラクチュロナーゼ(PGase)について試験した。ペクチン量は短>中>長粒種の順で多く含まれ、精白米で291〜133mg/kgとなり、炊飯米で179〜89mg/kgであった。ペクチン含量は炊飯米で減少し、分解率は40.7〜33.3%で短粒種の分解率が高かった。米胚乳中のPGaseは炊飯中にペクチンを分解し、細胞間結着を弱め,、飯を柔らかくすると考えられた。
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Halotolerant Protease-Producing Bacillus Strains Isolated from Fermented Fish Products Reviewed
NOGUCHI H., KATAYAMA Y., UCHINO M., ISHIKAWA T., LISDIYANTI P. and TAKANO K.
日本食品保蔵科学会 35 ( 6 ) 291 - 299 2009.12
Authorship:Lead author Language:English Publishing type:Research paper (scientific journal)
本研究では魚醤よりBacillus属細菌を分離し,その性質を決定し,魚醤発酵過程中における本菌の役割を明らかにすることを目的とした。インドネシア産5種およびベトナム産6種の魚醤を試料とした。これらの試料から耐塩性でプロテアーゼ生産性のBacillusを分離した。すべての試料にこれらの菌が存在し,その多くが25%の食塩濃度で生育し,プロテアーゼを生産した。また,低塩濃度(1%)でも生育が認められたため,これら分離株は耐塩性菌と考えられた。16 S rDNAに基づく系統解析の結果,ほとんどの分離菌株はVirgibacillus halodenitrificansであった。本結果より,魚醤の魚醤発酵過程では魚消化管プロテアーゼだけでなく,本菌種や類縁菌の同酵素が関与していることが考えられた。
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ジャガイモの煮崩れに対する内在ポリガラクチュロナーゼの影響 Reviewed
中村優, 内野昌孝, 佐藤広顕, 高野克己
日本食品科学工学会誌 56 ( 5 ) 286 - 290 2009.05
Authorship:Lead author Language:Japanese Publishing type:Research paper (scientific journal)
比重の異なるジャガイモの生鮮時および蒸煮後のペクチン量とペクチンの分解に関与するPG活性量について検討を行った。内在する酵素の作用を阻害するために1mMHgCl2溶液にて処理し,蒸煮後の残存乾物重量を測定したところ,未処理よりも煮崩れの度合いが小さくなった。また,蒸煮後のジャガイモの硬さとペクチンの減少率およびPG活性量に高い相関性を確認した。精製酵素を低比重試料に作用し蒸煮したところ,ペクチンの分解率が増大し,蒸煮後の硬さが低下した。本研究により,比重によって異なる内在PG活性量の加熱過程中における作用がペクチンを分解し,細胞間の接着性の違いが,ジャガイモの煮崩れに影響を及ぼすことが明らかになった。
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米飯食味形成に関わる炊飯中の胚乳細胞壁の変化 Reviewed
辻井良政,清瀬紀子,立田奈緒美,内野昌孝,高野克己,矢口行雄
日本食品保蔵科学会 35 ( 3 ) 127 - 134 2009.05
Authorship:Lead author Language:Japanese Publishing type:Research paper (scientific journal)
本研究で,炊飯において米胚乳細胞壁構成成分のペクチン,ヘミセルロースおよびセルロースの分解と米胚乳酵素の作用について検討した。1)米飯から抽出したペクチン画分は,精米の同画分に比べ繊維状組織が崩壊し,ヘミセルロースAおよびB画分は密な板状構造が大きく崩壊していた。2)炊飯外液には,D‐ガラクチュロン酸,D‐キシロース,D‐マンノースおよびD‐アラビノース等が検出され,また,これらの糖から構成されたことから,米胚乳細胞壁が炊飯中に分解していると示唆された。3)米飯の各細胞壁多糖画分は,精米の同画分に比べて低分子量領域に変化していることを確認した。4)米飯の各細胞壁多等画分の構成糖の変化から,各画分で分解を受けている部位が異なると示唆された。5)米胚乳より調製した酵素液中に,様々な糖質分解活性を確認し,これらの酵素は炊飯中の温度上昇下で作用していると示唆された。以上の結果から,炊飯において米胚乳中に存在する各種細胞壁分解酵素の作用によって,米胚乳細胞壁多糖画分が低分子量化し,米飯の食味形成に対する影響力が示唆された。
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The primary structure of a novel riboflavin-binding protein of emu (Dromaius novaehollandiae) Reviewed
Kenji Maehashi, Mami Matano, Masataka Uchino, Yasushi Yamamoto, Katsumi Takano, Toshihiro Watanabe
Comparative Biochemistry and Physiology, Part B 153 95 - 100 2009.02
Authorship:Lead author Language:English Publishing type:Research paper (scientific journal)
エミューのリボフラビン結合蛋白質(RBP)を卵白と卵黄から精製し,そのN‐末端アミノ酸配列を決定した。エミューRBPの分子量は48kDa及び45kDaと見積られ,ニワトリRBPより10kDa大きかった。脱グリコシル化されたRBPの分子量から,エミューRBPにおけるオリゴ糖鎖の含量はニワトリRBPのものより約3倍大きいことを示した。完全なcDNAは,238アミノ酸の蛋白質をコードする714bpのオープンリーディングフレームから成っていた。cDNA配列から推定されるアミノ酸配列によって,多くの基本的構造特徴は,18のシステイン残基,2つのN‐グリコシル化部位,房になったリン酸化領域及びリボフラビン結合部位を含むエミューRBPに保存されていることを明らかにした。N末端アミノ酸配列の決定および相動性検索、本項目の考察を行った。
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Isolation and characterization of actinomycetes strains that produce phospholipase D having high transphosphatidylation activity Reviewed
Yozo Nakazawa, Masataka Uchino, Yoshimasa Sagane, Hiroaki Sato and Katsumi Takano
Microbiol. Res. 164 ( 1 ) 43 - 48 2009.01
Authorship:Lead author Language:English Publishing type:Research paper (scientific journal)
高転移能を持つホスフォリパーゼDを環境中より分離し、その生産性や転移性について試験した。ホスファチジルコリンを唯一の炭素源とした培地で酵素生産株を分離し、加水分解活性および転移活性を調べた。その結果、高効率酵素を生産する6株を取得した。これらはホスファチジルコリンを原料としてホスファチジルセリンやホスファチジルエタノールアミンを生成した。今後、これらの菌株はリン脂質の性質を改質することに利用できると考えられる。
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タイ,ベトナムおよび日本産魚醤油の化学的性状の比較 Reviewed
片山佳子, 内野昌孝, 佐藤広顕, 高野克己
日本食品保蔵科学会誌 34 ( 6 ) 317 - 322 2008.12
Authorship:Lead author Language:Japanese Publishing type:Research paper (scientific journal)
タイ産,ベトナム産および日本産の魚醤油66種を用いてそれらの化学組成を比較した。その結果,魚醤油の性状が非常に多様であることを確認した。食塩濃度は14〜28%であり,pHは5〜8,全窒素量1〜6g/100mlと従来の報告と比べ,これらの値の範囲が広かった。また,全窒素量が高い魚醤油はペプチド態窒素量が多かった。生体への機能が興味深いペプチドの含量は全窒素に対し全魚醤油の平均は32%であった総遊離アミノ酸と代表的な旨味成分であるグルタミン酸との関係では総遊離アミノ酸量が多くなるに従ってグルタミン酸量は高い値を示し,その割合は平均で12%であった。実験全般の技術的指導を担当した。
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Isolation, phylogenetic analysis and screening of marine mollusc associated bacteria for antimicrobial, haemolytic and surface activities Reviewed
L. A. Romanenko, M.Uchino, N. I. Kalinovskaya, V. V. Mikhailov
Microbiol. Res. 163 ( 6 ) 633 - 644 2008.11
Authorship:Lead author Language:English Publishing type:Research paper (scientific journal)
日本海に生息するアカガイより微生物を分離し、分離菌の系統関係、溶菌性や抗菌性について調べた。その結果、多くの微生物はγ-プロテオバクテリアとα-プロテオバクテリアに属していた。この中で6株が抗菌活性を有していた。この抗菌物質は低分子代謝物であった。An112株が生産する溶血効果を示す物質は1021、1035、1049、1063および1077Daのペプチドであった。抗菌物質や溶血性などの機能は海洋生物の生物活性代謝のキーとなりうると考えた。16S rDNA塩基配列の決定および系統樹の作成を担当した。
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Diversity and Antagonistic Activity of Sea lce Bacteria Isolated from the Sea of Japan Reviewed
Romanenko, LA; Tanaka, N; Uchino, M, et al.
MICROBES AND ENVIRONMENTS 23 ( 3 ) 209 - 214 2008.09
Authorship:Lead author Language:English Publishing type:Research paper (scientific journal)
アンタゴニスト生産菌を分離するため、日本海の氷から195株の微生物を分離し、表現性状を調べた。この中から38株を選抜し、16S rDNA塩基配列を決定し、分離した微生物の生物系統の確認のため、系統樹を作成した。その結果、一部のPseudomonas菌株が抗真菌および抗菌活性を示した。このことから、日本海沖合の海氷が生物多様性と抗真菌、抗菌代謝物を生産する可能性のある微生物の分離源になり得ることを明らかとした。
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Phenotypic characterization and cultivation conditions of inhibitor-producing fungus isolated from marine sediment Reviewed
K. YAMADA, C. IMADA, M. UCHINO, T. KOBAYASHI, N. HAMADA-SATO AND K. TAKANO
Fisheries Science 74 ( 3 ) 662 - 669 2008.06
Authorship:Lead author Language:English Publishing type:Research paper (scientific journal)
海底堆積物から分離した菌類,Trichoderma属のH1‐7株は,食品や化粧品などに利用可能なチロシナーゼ阻害物質を産生する。本研究では,本菌類の系統解析と生理学的性質を調べた。系統解析の結果,本株はT.atrovirideまたはT.virideに近縁であった。また,生理学的性状においては,T.virideに類似したため,本株をT.virideと同定した。3日間以上培養するとチロシナーゼ阻害活性は低下した。阻害物質産生において培養時に海水を用いる必要が無かったことより,本株は陸上由来で河川を経由して海に運ばれ,海洋環境に適応したものと考えられた。 全体的な研究計画作成サポ―トと系統解析について担当した。
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Occurrence and antagonistic potential of Stenotrophomonas strains isolated from deep-sea invertebrates Reviewed
L. A. Romanenko, M. Uchino, N. Tanaka, G. M. Frolova, N. N. Slinkina and V. V. Mikhailov
Archives of Microbiology 189 337 - 344 2008.04
Authorship:Lead author Language:English Publishing type:Research paper (scientific journal)
Stenotrophomonas maltophiliaは日和見病原体だけでなく、生物防除およびバイオレメディエーションとして重要であることが知られている。 S.maltophiliaは根圏、土壌、臨床材料、水生生息地から単離されているが、一部海洋環境からの分離が報告されている。 フィリピン海、フィジーの海やベーリング海などの異なる太平洋地域から収集した海綿より6株が単離され、16S rRNAの遺伝子配列解析はにより、S. rhizophila とS. maltophiliaの二つのグループに分別された。
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Pseudomonas marincola sp. nov., isolated from marine environments Reviewed
L. A. Romanenko, M. Uchino, B. M. Tebo, N. Tanaka, G. M. Frolova and V. V. Mikhailov
Int. J. Syst. Evol. Microbiol. 58 706 - 710 2008.03
Authorship:Lead author Language:English Publishing type:Research paper (scientific journal)
海洋環境より、好気性、グラム陰性、運動性、非着色細菌、KMM 3042を分離した。 これに16S rRNA遺伝子配列が最も近い菌株としてS185-2Bを分離-oxidizing海洋のMn(II)も取得した。 二つの株は、P. borbori DSM 17834(T)およびP. craraDSM 12071に、それぞれ97.4および97.0%と高い類似性を示した。 KMM株3042とS185-2B間のDNA-DNAハイブリダイゼーション値は、71%で同一種へと確認した。 系統解析、DNA-DNAハイブリダイゼーションおよび生理学的および生化学的特徴に基づいて、KMM 3042(T)を株とS185-2BはPeusomonas属の新種として提案した。
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Lysobacter spongiicola sp. nov., isolated from a deep-sea sponge Reviewed
L. A. Romanenko, M. Uchino, N. Tanaka, G. M. Frolova and V. V. Mikhailov
Int J Syst Evol Microbiol 58 ( 2 ) 370 - 374 2008.02
Authorship:Lead author Language:English Publishing type:Research paper (scientific journal)
深海海洋生物より細菌を分離、多層分類学的研究を行った。16S rDNA塩基配列を決定したところ、本菌株はLysobactgerに属すことが明らかとなった。また、DNA-DNAハイブリダイゼーションの結果、近縁種に対して47%であった。さらに、脂肪酸などの科学分類学的性状、表現性状を決定した。こらの試験の結果より、試験菌株は新種に相当する菌株と考えられ、Lysobacter spongiicolaとして提案した。
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Purification and Characterization of Polygalacturonase from Polished Rice Reviewed
TSUJII Yoshimasa, UCHINO Masataka and TAKANO Katsumi
Food Preservation Science 33 189 - 198 2007.09
Authorship:Lead author Language:English Publishing type:Research paper (scientific journal)
米胚乳に内在するポリガラクチュロナーゼ(PG)の炊飯中の作用を検討すると共に,本酵素を精製し一部の性状を明らかにした。細胞間の結着に関与するペクチン含量は,炊飯中に約40%減少した。米胚乳からPGを抽出・精製し,2つのアイソザイム(PG‐1,PG‐2)を確認した。分子量は約67,000,等電点は5.6(PG‐1)と5.1(PG‐2)を示した。最適温度は60℃,温度安定性は70℃で約40%の活性を保持していた。最適pHは5.0(PG‐1)と4.5(PG‐2)を示し,炊飯調理時のpH7付近において約40%活性を保持していた。以上のことから,米胚乳中の2つのPGが炊飯過程中で米のペクチンを分解し,細胞間の結着を緩め,米飯のテクスチャー形成に影響を与えることが推察される。
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Identification of discriminative characteristics for clusters from biologic data with InforBIO software Reviewed
Naoto Tanaka, Masataka Uchino, Satoru Miyazaki, Hideaki Sugawara
BMC Bioinformatics 8 281 - 288 2007.08
Authorship:Lead author Language:English Publishing type:Research paper (scientific journal)
客観などの表現型情報などの符号化データから構成されるデータセットから生成されたツリーに焦点を当てたクラスタの分別特性を識別するアルゴリズムを考案した。 また、このアルゴリズムは、多相解析ソフトウェア、InforBIOに統合させた。このソフトウェアを検証するために、シュードモナス属細菌の多数の表現性状、16S rDNA塩基配列などの情報からクラスタリングなどを行った。その結果、本プログラムは微生物の分類やグループ解析に有効なツールであることが検証された。
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Distribution, diversity and regulation of alcohol oxidase isozymes, and phylogenetic relationships of methylotrophic yeasts Reviewed
Takashi Ito, Shuki Fujimura, Masataka Uchino, Naoto Tanaka, Yoshimi Matsufuji et al
Yeast 26 ( 6 ) 523 - 532 2007.05
Authorship:Lead author Language:English Publishing type:Research paper (scientific journal)
ザイモグラム型およびアミノ酸配列に基づきアルコールオキシダーゼ(AOD)の多様性をメチロトローフ酵母で調べたザイモグラム分析で単一AODを持つグループ及びAODアイソザイムを持つグループに分類した。AODの部分アミノ酸配列解析でメチロトローフ酵母は5群に分けられ,本クラス分けは26SドメインD1/D2 rDNAヌクレオチド配列に基づくグルーピングと一致した。AODアイソザイム及び第二遺伝子は自然環境中数種類のメチロトローフ酵母に広く分布し,第二AOD遺伝子は高メタノール濃度の環境条件に適合できるメチロトローフ遺伝子として進化したことを示した。
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Marixanthomonas ophiurae gen. nov., sp.nov., a novel marine bacterium of the family Flavobacteriaceae isolated from a deep-sea brittlestar Reviewed
A. Romanenko, M. Uchino, G. M. Frolova, V.V.Mikhailov
Int. J. Syst. Evol. Microbiol. 57 457 - 462 2007.03
Authorship:Lead author Language:English Publishing type:Research paper (scientific journal)
深海のブリトルスターから分離した菌株KMM 3046に対して多層分類学的解析を行った。本菌株は5-32℃、1-12%の食塩濃度で生育した。また、主要構成キノンはMK-6で、3-OH系脂肪酸はI17:0、A17:0が主体であった。さらに、16S rDNA塩基配列解析ではSalegentibacter属と最大で92.3%の相同性であったため、本菌株と新属、新種としてMarixanthomonas ophiuraeの提案を行った。