講演・口頭発表等 - 大石 祐一
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湿熱処理ハイアミロースコーンスターチ摂取による高コレステロール食ラットの血清および肝臓コレステロール濃度上昇作用 国際会議
宇田川陽秀、北岡千佳、渡邉佳世、服部一夫、大石祐一、滝田聖親
日本食品科学工学会 2007年09月
開催年月日: 2007年09月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
湿熱処理ハイアミロースコーンスターチをラットに3週間摂取させたところ、血清および肝臓コレステロール濃度が上昇したが、その上昇作用は、盲腸内容物中有機酸の増加に起因しないことがわかった。
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大豆たん白質の皮脂セラミド、スフィンゴシンおよびその合成酵素への影響の分子レベルでの解析 国際会議
大石 祐一
(財)不二たん白質研究振興財団 2007年05月
開催年月日: 2007年05月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
大豆分離たん白質、大豆ペプチドおよび大豆可溶性ペプチドを摂食させたところ、皮膚セラミド合成のkey enzymeであるserine palmitoyl transferaseのmRNAは、大豆ペプチドで顕著に減少したが、セラミド量には影響がなかった。
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湿熱処理ハイアミロースコーンスターチの高コレステロール食ラットにおける血清コレステロール濃度上昇作用 国際会議
北岡千佳、宇田川陽秀、菱田千加、関由紀子、渡邉佳世、服部一夫、大石祐一、滝田聖親
第61回日本栄養・食糧学会大会(京都国際会館) 2007年05月
開催年月日: 2007年05月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
食物繊維濃度の高い湿熱処理ハイアミロースコーンスターチを高コレステロール食摂食ラットに投与すると、血中コレステロール濃度がコントロールより高くなった。この原因として、肝臓でのコレステロール合成や、小腸からのコレステロール吸収促進ではないことが明らかとなった。
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黒豆エキスおよびエキス粉末の長期摂取による高血圧自然発症ラットの血圧低下作用 国際会議
宇田川陽秀、花岡幸、益田真祐子、小野秀明、金子るみ、服部一夫、大石祐一、滝田聖親
第61回日本栄養・食糧学会大会(京都国際会館) 2007年05月
開催年月日: 2007年05月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
ラットに黒豆の煮汁を47日間摂取させたところ、血圧上昇抑制効果が認められ、その原因として、アンジオテンシン変換酵素の阻害が考えられた。
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高脂肪かつ高コレステロール食ラットの血清脂質濃度に及ぼすメチルキサンチン誘導体の影響 国際会議
松本義信、堀内有美、服部一夫、大石祐一、滝田聖親
日本農芸化学会 2007年03月
開催年月日: 2007年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
高コレステロール食摂食時において、メチルキサンチン誘導体は血清脂質濃度を減少させる効果はなかった。
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シスチンの高コレステロール食摂食ラットの血清コレステロール濃度上昇抑制作用 国際会議
伊藤亜莉、遠藤綾、只石幹、服部一夫、大石祐一、滝田聖親
日本農芸化学会 2007年03月
開催年月日: 2007年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
シスチンを含有する食餌は、高コレステロール摂食時に血中コレステロール値の上昇を抑制させた。
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制限給餌したラットの骨代謝に及ぼすイソフラボンの配糖体とアグリコンの影響 国際会議
中村晃、槙本裕希子、村田遥子、服部一夫、大石祐一、滝田聖親
日本農芸化学会 2007年03月
開催年月日: 2007年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
制限給餌を繰り返すことにより骨密度を低下させたラットにアグリコンを含む食餌を与えても、骨密度が改善されることはなかった。
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湿熱処理ハイアミロースコーンスターチによる高コレステロール食ラットの血清および肝臓コレステロール濃度上昇作用 国際会議
宇田川陽秀、北岡千佳、關由紀子、菱田千加、渡邉佳代、服部一夫、大石祐一、滝田聖親
日本農芸化学会 2007年03月
開催年月日: 2007年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
湿熱処理ハイアミロースコーンスターチは、高コレステロール食摂食時に血中コレステロール濃度を上昇させる作用があった。
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ラットの血糖値、血圧に及ぼすたまねぎ長期投与の影響 国際会議
秋元卓、西田幸世、峯岸友子、服部一夫、大石祐一、滝田聖親
日本農芸化学会 2007年03月
開催年月日: 2007年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
たまねぎの水溶性画分には、血圧低下作用があった。
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レモン抽出物およびそのポリフェノールが皮膚ヒアルロン酸代謝に与える影響 国際会議
大石祐一、福本修一、佐々木理恵、菱田愛子、正村有弥、赤池由美、中村将輝、坂井田和裕
第60回日本栄養・食糧学会(於静岡県立大学) 2006年05月
開催年月日: 2006年05月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
レモンおよびそのポリフェノールを摂食させた場合の皮膚ヒアルロン酸量およびその合成酵素に与える影響について検討したところ、レモンおよびビタミンCにヒアルロン酸量を上昇させる傾向が認められた。
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リュウガンニクエキスのラット皮膚ヒアルロン酸代謝に与える影響 国際会議
大石 祐一,渡邉 麻紀,渡邉 加澄,山本麻祐子,小野衣里日,宮田 智
第22回和漢医薬学会要旨集(於品川区立総合区民会館「きゅりあん」) 2005年08月
開催年月日: 2005年08月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
リュウガンニクエキス摂食により,皮膚ヒアルロン酸量が増加する傾向が認められ,その要因としてヒアルロン酸合成酵素(Has2)mRNA量増加の関与が考えられた。Has2は主に真皮で発現している酵素であるので,リュウガンニクエキスは,真皮ヒアルロン酸量を増加させることが考えられた。また,Has2 mRNA量だけでなく,表皮のヒアルロン酸合成酵素やヒアルロン酸分解系に影響を与える可能性も考えられた。
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食餌大豆たん白質摂食のラット皮膚のプロテオグリカンに与える影響の分子レベルでの解析 国際会議
大石 祐一
(財)不二たん白質研究振興財団第8回研究報告会要旨集(於千里阪急ホテル) 2005年05月
開催年月日: 2005年05月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
ラットにカゼイン食(C群),大豆たん白質食(S群),大豆ペプチド食(SP群),大豆可溶性ペプチド食(SSP群)を1週間給餌させたところ,細胞膜結合型プロテオグリカンであるシンデカン4の軸のmRNA量はC群と同様だったが,プロテオグリカンの糖鎖の修飾に重要な酵素mRNA量は,SSP群ではなく,C群と同様にSP群によって増加する傾向があった。
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カドミウム摂食がラット皮膚細胞外マトリックス代謝に及ぼす影響 国際会議
大石祐一,王暁星,奥地玲奈,野口忠
日本農芸化学会2005年度大会要旨集(於札幌コンベンチョンセンター) 2005年03月
開催年月日: 2005年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
カドミウム摂食による,皮膚免疫機能などに大きな役割を果たすヒアルロン酸,コラーゲンへの影響について検討した。3ヶ月間,0~1000ppmのカドミウムイオンを含む12%カゼイン食を摂食させたところ,I型コラーゲンおよびIII型コラーゲンmRNA量は,1ppm以上摂食で顕著に減少する傾向が認められ,極微量でもコラーゲン代謝に影響を与えることがわかった。
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HepG2におけるカドミウムによるIGFBP-1産生促進機構の解析 国際会議
阿部秀飛,大石祐一,加藤久典,野口忠,永井和夫,大西素子
日本農芸化学会2005年度大会要旨集(於札幌コンベンチョンセンター) 2005年03月
開催年月日: 2005年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
我々はカドミウム汚染によるバイオマーカーとして,栄養条件の悪化により鋭敏に増加するIGFBP-1を見出した。その機構を検討すべく,カドミウム添加24時間後のmRNA量を見たところ,IGFBP-1 mRNA量の上昇が認められた。また,IGFBP-1転写調節機構についても検討した。
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カドミウムがヒト肝ガン細胞HepG2のIGFBP-1産生に与える影響 国際会議
奥地玲奈,末永陽子,岡澤正雄,大石祐一,野口忠
日本農芸化学会2005年度大会要旨集(於札幌コンベンチョンセンター) 2005年03月
開催年月日: 2005年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
我々はカドミウム汚染によるバイオマーカーとして,栄養条件の悪化により鋭敏に増加するIGFBP-1を見出した。他の2価の陽イオンの中で水銀(10μM)添加がIGFBP-1産生量を上昇させる傾向を示したが,カドミウムほどではなかった。本結果より,IGFBP-1は,生体を汚染したカドミウムにより,鋭敏に反応する因子であることがわかった。
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タンパク質栄養がラット皮膚ヒアルロナン代謝に及ぼす影響 国際会議
大石祐一,加藤久典,野口忠
第172回必須アミノ酸委員会要旨集(於徳島大学) 2002年11月
開催年月日: 2002年11月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
7日間無タンパク質(PF)食および12%グルテン(G)食を摂取させたラットの背面皮膚中のヒアルロナン量およびその合成酵素のmRNA量を測定したところ,PF食およびG食摂取によって,12%カゼイン食と比して,ヒアルロナン量は顕著に減少し,その傾向はヒアルロナン合成酵素2および3のmRNAレベルでも観察された。本結果から,タンパク質栄養はヒアルロナン合成にとって重要な因子であることが考えられた。
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アミノ酸によるIII型コラーゲン遺伝子発現の制御 国際会議
小泉大門,傅正偉,大石祐一,野口忠,加藤久典
日本農芸化学会2002年度大会要旨集(於東北学院大) 2002年11月
開催年月日: 2002年11月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
ラット皮膚のα1(III)コラーゲンmRNA量が,無タンパク質摂取によって顕著に減少する機構を検討すべく,繊維芽細胞の培地中のアミノ酸組成,およびその量を変化させ,同遺伝子の応答を解析した。培地中のアミノ酸欠乏でmRNA量は減少したが,mRNAの半減期は変化しなかった。また,α1(III)コラーゲンmRNAの発現量が,バリン,イソロイシン,およびグルタミンにより制御されている可能性が示唆された。
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ラット皮膚ヒアルロナン合成酵素遺伝子発現に対する栄養状態の影響 国際会議
大石祐一,大貫禎成,加藤久典,野口忠
日本農芸化学会2002年度大会要旨集(於東北学院大) 2002年03月
開催年月日: 2002年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
皮膚ヒアルロナンの代謝に対する栄養条件や糖尿病の影響を検討するため,ヒアルロナン合成酵素(HAS)の遺伝子発現について解析した。無タンパク質食および12%グルテン食摂食ラット皮膚では,12%カゼイン食摂取に比して,HAS2および3mRNA量は共に顕著に減少した。また,STZ投与でも同様だったが,インスリン投与により回復した。
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Upstream stimulatory factors in protein malnutrition: their novel role as the binding factors to the amino acid responsive element of the rat IGFBP-1 gene promoter 国際会議
加藤久典,松川忠司,井上義久,大石祐一,野口忠
第83回アメリカ内分泌学会記念大会要旨集(於デンバー) 2001年06月
開催年月日: 2001年06月
記述言語:英語 会議種別:口頭発表(一般)
無タンパク質摂取によりラット肝臓のIGFBP-1 mRNA量は顕著に増加する。我々はこの増加に関わる転写因子の同定を試みたところ,USFと呼ばれるタンパク質がIGFBP-1プロモーター領域のアミノ酸認識部位に結合することがわかった。無タンパク質食摂取によりタンパク質レベルでUSFの顕著な増加が認められた。よって,増加したUSFはIGFBP-1プロモーター領域に結合し,IGFBP-1遺伝子の発現を増加させると考えられた。
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栄養条件がラット皮膚コラーゲン代謝に及ぼす影響 国際会議
大石祐一,大貫禎成,傅正偉,加藤久典,野口忠
第55回日本栄養・食糧学会大会要旨集(於国立京都国際会館) 2001年05月
開催年月日: 2001年05月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
12%カゼイン食(C食),12%グルテン食(G食),および無タンパク質食(PF食)を8日間摂食させたラット背面皮膚を用いたところ,トロポコラーゲン量はC食,G食,PF食の順に減少し,それはⅠ型およびIII型コラーゲンmRNA量の減少と一致した。線維状コラーゲン量は,あまり変化しなかった。本結果から,栄養条件の悪化は創傷治癒の遅延をもたらす可能性が示唆された。