講演・口頭発表等 - 大石 祐一
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栄養状態を改善したラット褥瘡モデルは皮膚潰瘍の発生率を低下する
吉原新、鈴木奈央、山田千智、二瓶健、山根拓実、服部一夫、大石祐一、滝田聖親
日本農芸化学会 2011年03月
開催年月日: 2011年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:京都女子大学
HWY/Slcラットを用いて、栄養状態の異なる状態で、背部にラット体重とほぼ同等の重りを負荷したところ、栄養状態の悪いラットでは、背部に潰瘍ができたのに対し、栄養状態の良いラットでは、潰瘍の所見は認められなかった。潰瘍部分では、ヒアルロン酸合成酵素のmRNA量が増加していた。
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脂肪酸組成の異なる油脂がラット皮膚に及ぼす影響
大木淳子、木村佳奈子、三好絢子、佐々木理恵、村松愛美、服部一夫、大石 祐一、滝田聖親
日本農芸化学会 2011年03月
開催年月日: 2011年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:京都女子大学
脂肪酸組成の異なる油脂である魚油、ラード、大豆油、えごま油をラットに7%あるいは20%の割合で4週間供与した。その結果、皮膚I型トロポコラーゲン量が大豆油に比して、魚油投与群で増加傾向を示した。このことから、多価不飽和脂肪酸の摂取は皮膚構成分子に有効であることが示唆された。
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高脂肪食摂取がラット皮膚中のセラミド合成に及ぼす影響
山根拓実、服部一夫、大石祐一、滝田聖親
日本農芸化学会 2011年03月
開催年月日: 2011年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:京都女子大学
25%ラードを含む食餌を4週間与えたラットの皮膚中のセラミドおよびその合成に関わる律速酵素セリンパルミトイルCoAトランスフェラーゼ(SPT)のmRNA量を測定した。その結果、5%コーン油摂食ラットと比して、ともに減少した。さらに、SPTの発現を促進させるPPARαのmRNA量も有意に減少した。このことから、高脂肪食の摂取はラット皮膚中のPPARαを介してセラミド合成を減少させることが示唆された。
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糖尿病がラット皮膚コラーゲンおよびヒアルロナンに及ぼす影響
茂原結、藤岡里英、溝畑英恵、山根拓実、服部一夫、大石祐一、滝田聖親
日本農芸化学会 2011年03月
開催年月日: 2011年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:京都女子大学
ストレプトゾトシン投与によりI型糖尿病を発症させ4週間飼育したラットの背部皮膚中のコラーゲン、ヒアルロナン量およびこれらに関わる分子のmRNA量を測定した。その結果、I、Ⅲ型トロポコラーゲン量は減少し、インスリン投与により回復蛍光を示した。また、ヒアルロナン量も減少した。
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AdiponectinがI型コラーゲンおよびヒアルロナン合成酵素2遺伝子発現に及ぼす影響 国際会議
山根拓実、服部一夫、大石祐一、滝田聖親
日本栄養食糧学会 2010年05月
開催年月日: 2010年05月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
adiponectinの投与により、皮膚繊維芽細胞でのI型コラーゲンmRNA量は増加する。その原因として、adiponectinが、TGF-β1を増加させることが考えられた。
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桑の葉摂取がラット皮膚に及ぼす影響 国際会議
山根拓実、加藤晴香、永田早紀、勝部拓矢、山崎幸一、服部一夫、大石祐一、滝田聖親
日本農芸化学会 2010年03月
開催年月日: 2010年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
桑の葉摂取により、ラット皮膚中のI型コラーゲン量が増加した。あた、真皮ヒアルロナン合成酵素Has2mRNA 量の増加も認められた。
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苦瓜のコレステロール負荷食ラットの血清および肝臓コレステロール濃度に及ぼす影響 国際会議
松井翔、新井達也、服部貴洋、安川潮梨、服部一夫、大石祐一、滝田聖親
日本農芸化学会 2010年03月
開催年月日: 2010年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
苦瓜摂取によりラット血清および肝臓コレステロール濃度が低下した。苦瓜中のエーテル抽出成分に本効果があったことから、脂質、とくにαーリノレン酸に効果があると考えた。
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卵殻膜摂食が肝機能と皮膚機能に及ぼす影響のトランスクリプトーム解析 国際会議
斎藤憲司、山根拓実、大石祐一、長谷部由紀夫、加藤久典
日本農芸化学会 2009年03月
開催年月日: 2009年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
卵殻膜をラットに摂取させた際の肝臓、および皮膚に及ぼす影響を検討したところ、脂肪酸代謝、インスリンシグナル、、コレステロール代謝関連の遺伝子群に変化があった。
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動物性高脂肪食がラット皮膚中ヒアルロナン合成に及ぼす影響 国際会議
山根拓実、服部一夫、大石祐一、滝田聖親
日本農芸化学会 2009年03月
開催年月日: 2009年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
ラードを含有する食餌をラットに摂取させたところ、真皮ヒアルロナン合成に関わる遺伝子Has2のmRNA量を減少させ、表皮ヒアルロナン合成に関わるHas3 のmRNA量を増加させた。
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高コレステロール食摂食ラットにおけるシスチンの血清コレステロール濃度上昇抑制作用 国際会議
大石祐一、只石幹、伊藤亜莉、服部一夫、滝田聖親
第2回日本アミノ酸学会学術大会 2008年10月
開催年月日: 2008年10月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
AIN-76 飼料と比し、AIN-93飼料が高コレステロール食摂食ラットにおいて血清コレステロール濃度の上昇を抑制することを見出した。本原因は、AIN-76 に配合されるメチオニンがAIN-93ではシスチンに変換されていることであることがわかった。また、このアミノ酸の変換によって、肝臓HMG-CoA Reductaseによるコレステロール合成が抑制されることがわかった。
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動物性高脂肪食がラットの皮膚に及ぼす影響 国際会議
山根拓実、服部一夫、大石祐一、滝田聖親
第55回日本食品科学工学会大会 2008年09月
開催年月日: 2008年09月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
動物性高脂肪食を摂取させたラットの皮膚中のコラーゲン量、ヒアルロン酸量、セラミド量を測定した。その結果、ラード20,25%摂食によって、I型トロポコラーゲン量、I型コラーゲンmRNA量が優位に低下した。また、ヒアルロン酸合成酵素2のmRNA量が低下、逆に、ヒアルロン酸合成酵素3のmRNA量が上昇した。本結果には、IGF-IやTGF-βが関与していることが考えられた。
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湿熱処理ハイアミロースコーンスターチ摂取によるラットの血清コレステロール濃度に及ぼす油脂源の影響 国際会議
宇田川陽秀、北岡千佳、谷口裕信、服部一夫、大石祐一、滝田聖親
第55回日本食品科学工学会大会 2008年09月
開催年月日: 2008年09月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
湿熱処理ハイアミロースコーンスターチ(HHA)投与のラードあるいはパーム油摂食ラットへの血清コレステロール濃度について検討した。その結果、HHA投与のラード摂食においては、血清コレステロール濃度が上昇するのに対し、パーム油では、その上昇が有意に低下した。本結果には、ラードにより多く含まれるステアリン酸のような脂肪酸が関与していることが示唆された。
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食物繊維源の違いが高コレステロール食ラットの血清コレステロール濃度上昇作用に及ぼす影響 国際会議
北岡千佳、宇田川陽秀、服部一夫、大石祐一、滝田聖親
日本栄養・食糧学会 2008年05月
開催年月日: 2008年05月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
高コレステロール食摂食ラットの湿熱処理ハイアミロースコーンスターチ摂取による血清コレステロールの上昇要因は、セルロースではなく、食物繊維としてレジスタントスターチを含む湿熱処理ハイアミロースコーンスターチの摂取によることがわかった。
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湿熱処理ハイアミロースコーンスターチ投与によるラットの血清コレステロール濃度低下作用 国際会議
宇田川陽秀、北岡千佳、露木陽、小柳沙織、服部一夫、大石祐一、滝田聖親
日本栄養・食糧学会 2008年05月
開催年月日: 2008年05月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
湿熱処理ハイアミロースコーンスターチ投与のコレステロール0~1.0%摂食ラットへの血清コレステロール濃度低下作用には、胆汁酸の排泄促進ではなく、血中から肝臓へのコレステロール取り込み促進に起因することが示唆された。
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湿熱処理ハイアミロースコーンスターチを含む高コレステロール食のラット血清コレステロール濃度に及ぼす油脂源の影響 国際会議
北岡千佳、宇田川陽秀、山口佳邦子、山中進、服部一夫、大石祐一、滝田聖親
日本農芸化学会(名城大学) 2008年03月
開催年月日: 2008年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
湿熱処理ハイアミロースコーンスターチによる血清および肝臓コレステロール濃度の上昇は、油脂源を動物性油脂ラードにしたとき、魚油、植物性油脂よりも大きかった。
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高血圧自然発症ラットにおけるなれずしの血圧上昇抑制作用 国際会議
只石幹、新井江里子、三浦美紀子、服部一夫、大石祐一、滝田聖親
日本農芸化学会(名城大学) 2008年03月
開催年月日: 2008年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
あゆ、サバのなれずしをSHR/ismラットに投与したところ、あゆあるいはサバを投与したのに比べ、血圧の上昇抑制が認められた。
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油脂源の異なる高コレステロール食摂食ラットにおけるシスチンの血清コレステロール濃度低下作用 国際会議
伊藤亜莉、石橋瑞代、神谷鮎美、服部一夫、大石祐一、滝田聖親
日本農芸化学会(名城大学) 2008年03月
開催年月日: 2008年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
シスチンの高コレステロール食摂食ラットの血清コレステロール濃度を低下させる効果について、油脂源をラードにして検討した。その結果、植物由来の油脂よりも動物性油脂の方が、シスチンのコレステロール濃度低下作用が強く表れた。
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湿熱処理ハイアミロースコーンスターチによる血清および肝臓コレステロール濃度の上昇要因 国際会議
宇田川陽秀、北岡千佳、加藤史恵、小木曽彩美、服部一夫、大石祐一、滝田聖親
日本農芸化学会(名城大学) 2008年03月
開催年月日: 2008年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
湿熱処理ハイアミロースコーンスターチによる血清および肝臓コレステロール濃度の上昇要因は、胆汁酸の排泄抑制に起因することが示唆された。
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高脂肪かつ高コレステロール食摂食ラットの血清脂質濃度の経時的変化に及ぼすメチルキサンチン誘導体の影響 国際会議
松本義信、宇田川陽秀、服部一夫、大石祐一、滝田聖親
日本農芸化学会(名城大学) 2008年03月
開催年月日: 2008年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
メチルキサンチンの投与の、高脂肪かつ高コレステロール食摂食における脂質代謝の経時変化に対する影響はメチルキサンチンの種類によって異なることがわかった。
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各種サポニンが正常ラットの血糖値、血清脂質濃度および脂肪組織量に及ぼす影響 国際会議
小林由紀子、疋田久恵、堀越香代子、服部一夫、大石祐一、滝田聖親
日本食品科学工学会 2007年09月
開催年月日: 2007年09月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
大豆サポニン、キラヤ樹皮サポニン、茶の実サポニン投与による血糖値への影響をラットを用いて検討した。その結果、血糖上昇抑制作用は認められなかった。しかし、血中トリグリセライド濃度、総脂質濃度に対して大豆およびキラヤ樹皮サポニン投与が低値を示した。