論文 - 小池 安比古
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宿根スイートピーの長日下における開花および切り花品質に及ぼす播種時期の影響
小池安比古・塚越順治、井上知昭、鈴木重俊
園芸学研究 3 161 - 164 2004年06月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
宿根スイートピー‘ピンクパール’を1~7月に順次播種し育ててきた苗を8月20日に一斉に定植、整枝した後、同時に長日処理を開始し、最低5℃の温度条件下で栽培して、年内開花の可能性を検討した。その結果、いずれの播種時期の苗でも年内に開花がみられた。さらに、早く播種したものほど開花が早く、比較的よい品質の切り花が得られた。
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ウニコナゾール底面給水処理によるDianthus L.‘Scarlet’の草姿調節
鈴木重俊・小池安比古
日本農業教育学会誌 33 59 - 63 2002年12月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
Dianthus‘スカーレット’を供試し、わい化剤ウニコナゾールの茎葉散布、土壌かん注処理および底面給水処理を行い、生育開花に及ぼす影響について調べた。その結果、茎葉散布処理および土壌かん注処理よりもむしろ、底面給水処理で高いわい化効果が得られた。
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ゼラニウムの生育開花に及ぼすわい化剤の影響
鈴木重俊・小池安比古
農業生産技術管理学会誌 9 147 - 148 2002年10月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
ゼラニウムの生育開花に及ぼすわい化剤の影響について調べた。ウニコナゾール、クロルメコートおよびパクロブトラゾールを用い、濃度を変えて3回の茎葉散布処理を行った。いずれのわい化剤を使用しても草丈の伸長抑制効果が認められたが、なかでもパクロブトラゾール処理が花径の低下を最小限に抑え、高いわい化効果が得られた。
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宿根スイートピー挿し芽繁殖時における諸条件が発根と活着後のシュートの生長に及ぼす影響
小池安比古、中島聡、曽田明裕、井上知昭、鈴木重俊
農業生産技術管理学会誌 9 8 - 13 2002年05月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
挿し芽による宿根スイートピーの増殖について検討した。その結果、用土の違いによる発根、シュートの生育に差はみられなかった。発根およびシュートの生育のためには、22℃・8時間日長下におき、母株の齢に関わらず、挿し穂採取後IBA成分で16~40ppmのオキシベロンに60分程度浸漬すればよいことがわかった。
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異なる年齢層における盆栽に対する意識について
小池安比古、難波悠子、藤井聖子、山崎敦彦、鈴木重俊
盆栽学雑誌 15 31 - 35 2002年03月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
異なる年齢層を対象に盆栽に対する意識を調査した。
年齢層に関わらず、盆栽に対する嗜好は高いものの、盆栽の観賞経験や盆栽の展示会への興味は60歳以上で高かった。 -
スイートピーの花の香気成分の品種間差
小池安比古、井上知昭、児玉達哉、中西秀夫、辻弘之、三浦泰昌、鈴木重俊
東京農業大学農学集報 46 ( 1 ) 241 - 249 2002年03月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(大学,研究機関等紀要)
スイートピーの花の香気成分を調べた。
その結果、花の香気成分組成には系統間ならびに品種間差が認められた。 -
洋風盆栽用樹種の挿し木発根に関する試験
小池安比古・鈴木重俊
盆栽学雑誌 15 58 - 62 2002年03月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
盆栽用樹木として、ヒメノボタン、ユリオプスデージー、クフェアおよび一歳サルスベリを用い、挿し木をした。培地に関わらず、22℃以上で40ppmのIBA処理をすれば、容易に発根することがわかった。
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ウニコナゾール土壌かん注処理によるMentha suaveolens L.の草姿調節
鈴木重俊、平工詠子、小池安比古
日本農業教育学会誌 32 75 - 78 2001年12月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
Mentha suaveolens L.に対して、ウニコナゾール茎葉散布処理および土壌かん注処理を行い、生育に及ぼす影響について調べた。その結果、茎葉散布処理よりも、土壌かん注処理で高いわい化効果が得られた。
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宿根スイートピーのシュートの仕立て本数が開花に及ぼす影響
小池安比古、井上知昭、鈴木重俊
農業生産技術管理学会誌 8 33 - 35 2001年04月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
宿根スイートピーの株あたりのシュート数を変えて、その影響をみた。シュート数を2本にすると、それ以上にした場合に比べ、開花は遅れるが比較的品質のよい切り花が得られた。
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スイートピー3系統の開花に及ぼす播種期と長日処理の影響
井上知昭、小池安比古、黒田祐、三浦泰昌、樋口春三
日本農業教育学会誌 32 1 - 9 2001年04月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
スイートピーの播種期と長日処理の影響をみた。
春咲きと夏咲き系の開花は高温で抑制され、その抑制解除のためには長い日長が必要なことがわかった。 -
スイートピーの春咲き系および夏咲き系品種の種子春化処理効果による新作型の開発
井上知昭、岩崎徹、永岡総一郎、鈴木重俊、小池安比古、三浦泰昌、樋口春三
東京農業大学農学集報 45 295 - 304 2001年03月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(大学,研究機関等紀要)
スイートピーの冬期開花の作型開発を目的とした。
その結果、冬期出荷には春咲き系品種が実用的であることが明らかになった。 -
スイートピーの自生地における生育開花と系統ならびに品種分化
井上知昭、小池安比古、三浦泰昌、樋口春三
日本農業教育学会誌 31 67 - 74 2000年10月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
スイートピーの高性品種の分化過程について調べた。
夏咲き品種の中から、早咲きの変異個体が発見されたことにより、冬咲き、春咲きの品種が作出された。 -
学校園における花壇用草花としてのエスコルチアの利用
小池安比古・井上知昭・鈴木重俊
日本農業教育学会誌 31 ( 1 ) 55 - 60 2000年10月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
エスコルチアが学校園での花壇用草花として利用するのに適するかどうか検討した。
その結果、エスコルチアは栽培が容易で、就眠運動が観察でき、教材としても活用が可能なことから、学校園の花壇用草花として適するものと考えられた。 -
宿根スイートピーの開花に及ぼす日長の影響
小池安比古、井上知昭、鈴木重俊、樋口春三
園芸学会雑誌 69 770 - 772 2000年10月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
宿根スイートピーの開花に及ぼす日長の影響を調べた。8~12時間日長の短日条件では開花せず、16時間ないしは暗期中断で開花が促進される長日植物であることがわかった。なお、早期に播種して最低15℃の温室で16時間日長として栽培すれば、周年開花が可能と思われた。
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学校園における花壇用草花としての宿根スイートピーの挿し芽による繁殖法
小池安比古、井上知昭、池田純子、鈴木重俊
日本農業教育学会誌 30 ( (2) ) 77 - 81 1999年12月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
宿根スイートピーを学校園の花壇用草花として利用する際の簡便な挿し芽方法について検討した。その結果、春または秋にピートブロックを利用して株の上位または中位で一対の葉をつけた3~5㎝の挿し穂を作成して、挿し芽を行えば容易に発根することがわかった。(共同研究であるが、主に実施)
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環境教育教材としての下水汚泥焼却灰土を利用したシクラメン栽培
井上知昭、鈴木重俊
日本農業教育学会誌 30 1 - 5 1999年01月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
下水汚泥焼却灰土を利用したシクラメン栽培において適する品種を選定することと、下水汚泥焼却灰土が栽培領域における環境教育教材として適するかどうか検討した。その結果、クロロシスの発現程度が小さく、下水汚泥焼却灰土を利用した栽培に適する品種は‘ノーマ’など6品種であることがわかった。クロロシスは微量要素入り緩効性肥料を施すことにより改善できること、また下水道汚泥焼却灰土は栽培用土として必要な性質を備え、取り扱いが簡単なことから環境教育教材として適するものと考えられる。
(共同研究であるが、主に実施) -
学校園の花壇用草花としてのメランポジウムの生育開花に及ぼす光周期と温度の影響
小池安比古、井上知昭、樋口春三
日本農業教育学会誌 29 ( 2 ) 73 - 77 1998年12月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
メランポジウム(Merampodium paludosum)が学校園の花壇用草花として適するかどうか検討した。6月1日に播種し、夏季の自然条件下で栽培したところ7月上旬に開花した。本種は1学期に播種から開花までの過程を観察することができるうえ、夏季の高温下においても生育が旺盛であり、栽培管理が用意であることがわかった。また光周反応について調べた結果、長日下で開花が促進されることがわかった。(共同研究であるが、主に実施)
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シクラメンの直接定植法栽培における給水サイクル、施肥および用土が開花におよぼす影響
小池安比古、井上知昭、樋口春三
農業生産技術管理学会誌 5 ( 2 ) 7 - 11 1998年10月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
シクラメン直接定植栽培法の実用化のための栽培方法を検討するため、‘スカーレット’を用い、ひも利用による底面給水(樋給水)の給水サイクル、被覆緩効性肥料の量、用土および被覆緩効性肥料の種類と生育開花との関係について調査した。その結果、C型綱への給水時間を6ないし12時間とし、6g程度の被覆緩効性肥料を与えれば高品質のものを栽培できることがわかった。(共同研究であるが、主に実施)
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The effect of concentrated sulfuric acidtreatment on the seed germination of Lathyrus latifolius.
Yasuhiko Koike, Tomoaki Inoue
Combined proceedings international plant propagator's society 47 673 - 675 1998年10月
担当区分:筆頭著者 記述言語:英語 掲載種別:研究論文(国際会議プロシーディングス)
宿根スイートピー(Lathyrus latifolius)2品種の発芽に及ぼす濃硫酸処理の影響について調べた。その結果、5分以上の濃硫酸処理が、宿根スイートピー種子の発芽率を高めるのに有効であることが示唆された。
Y.Koike, T.Inoue,H.Higuchi (共同研究であるが、主に実施) -
シクラメン栽培における給水方法が葉数増加に及ぼす影響 査読あり
小池安比古・井上知昭、樋口春三
日本農業教育学会誌 29 7 - 12 1998年04月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
シクラメン3品種を用い、2年間にわたる栽培における給水方法(点滴および底面給水)が葉数増加に及ぼす影響について調べた。その結果、いずれの品種においても点滴給水よりも底面給水によって葉数が多くなった。(共同研究であるが、主に実施)