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受動的回避反応解析を用いた記憶固定化、再固定化、及び消去機構の解析
福島穂高、本間清一、喜田 聡
第28回日本分子生物学会年会 2005.12
Event date： 2005.12
Language：English Presentation type：Poster presentation
Venue：福岡
再固定化と消失のプロセスを解析するために、明箱と暗箱に分かれた解析装置からなる受動的回避反応課題を用いた。薬理学的手法により解析した結果、この実験系では、明箱で記憶を想起させた場合には再固定化のプロセスを受けるのに対して、明箱から暗箱に移動すると消去のプロセスが進行することが示された。従って、本課題を用いることにより、再固定化と消去のプロセスを分離して解析できることが示唆された。
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Analysis of mechanism of memory consolidation, reconsolidation and extinction in passive avoidance test
Hotaka FUKUSHIMA, Satoshi KIDA
第28回日本神経科学大会 2005.07
Event date： 2005.07
Language：English Presentation type：Poster presentation
Venue：横浜
固定化された記憶は想起されると、新規遺伝子発現依存的な再固定化または消失のプロセスを受ける。薬理学的手法を用いて、受動的回避反応課題における再固定化と消失のプロセスを解析した結果、この実験系では、想起した後の条件の違いによって、再固定化または消失のプロセスを受けることが示唆された。また、固定化と消失には、新規遺伝子発現、NMDA型グルタミン酸受容体の機能が必須であることも示された。
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受動的回避反応解析を用いた記憶固定化、再固定化、及び消失機構の解析
福島 穂高、舛重 正一、喜田 聡
日本農芸化学会2005年度大会 2005.03
Event date： 2005.03
Language：Japanese Presentation type：Oral presentation (general)
Venue：札幌
固定化された記憶は想起されると、新規遺伝子発現依存的な再固定化または消失のプロセスを受ける。受動的回避反応課題を用いて、再固定化と消失のプロセスを解析するために、薬理学的解析を行った。その結果、この実験系では、想起した後の条件の違いによって、再固定化または消失のプロセスを受けることが示唆された。また、固定化と消失に新規遺伝子発現、NMDA型グルタミン酸受容体の機能が必須であることも示された。
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Enhancement of memory consolidation in aged mutant mice overexpressing CaMKIV in forebrain
Hotaka FUKUSHIMA, Ryouta MAEDA, Ryousuke Suzuki, Kengo ENDO, Shoichi MASUSHIGE, Satoshi KIDA
第27回日本神経科学大会・第47回日本神経化学会大会合同大会 2004.09
Event date： 2004.09
Language：English Presentation type：Poster presentation
Venue：大阪
Ca2+情報伝達系の下流に存在するCaMKIVは、転写因子CREBを活性化させ記憶固定化に必須な遺伝子発現を誘導する。CaMKIV欠損マウスは長期記憶に障害を示すことから、記憶固定化に対するCaMKIVの役割を明らかにするために、遺伝子操作によりCaMKIVを前脳領域で過剰発現させたマウスを作出した。変異型マウスではCREB標的遺伝子の高発現が観察され、CREBが活性化されていることが示唆された。