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CREB regulates memory performance though expression regulation of BDNF. International conference
Hotaka FUKUSHIMA, Takuya MUKAWA, Akinobu SUZUKI, Emiko OKANO, Kengo ENDO, Satoshi KIDA
The 40th Annual Meeting of the Society for Neuroscience 2010.11
Event date： 2010.11
Language：English Presentation type：Poster presentation
Venue：San Diego
転写因子CREBは記憶固定化に必須な遺伝子発現を誘導する。2種類の活性型CREB変異体(CREB Y134F、CREB DIEDML)を前脳特異的に発現する変異マウスを作製、解析を行った結果、変異型マウスでは海馬におけるBDNFの高発現と、海馬BDNF発現量に応じた短期記憶および長期記憶の向上が観察された。従って、CREBとBDNFが協調的に働くことで記憶能力を制御することが示唆された。
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転写因子CREBとBDNFによる協同的記憶制御
福島穂高、夢川琢也、喜田 聡
第33回日本神経科学大会 2010.09
Event date： 2010.09
Language：English Presentation type：Poster presentation
Venue：神戸
転写因子CREBは記憶固定化に必須な遺伝子発現を誘導する。2種類の活性型CREB変異体(CREB Y134F、CREB DIEDML)を前脳特異的に発現する変異マウスを作製、解析を行った結果、変異型マウスでは海馬におけるBDNFの高発現と、BDNF発現量に応じた短期記憶および長期記憶の向上が観察された。従って、CREBとBDNFが協調的に働くことで記憶能力を制御することが示唆された。
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社会的認知記憶固定化分子機構の組織学的解析
谷水俊之、門間和音、張 悦、福島穂高、喜田 聡
第33回日本神経科学大会 2010.09
Event date： 2010.09
Language：English Presentation type：Poster presentation
Venue：神戸
短期記憶は新規遺伝子発現依存的な固定化を経て長期記憶となる。社会的認知記憶形成のメカニズムを解明する端緒として、記憶形成時に遺伝子発現が誘導される脳領野をニューロン活性化のマーカーであるc-fosの発現誘導を指標にして同定した。その結果、嗅球、前頭前野、前帯状皮質、内側視索前野、扁桃体、海馬で顕著なc-fosの発現上昇が観察され、これら領域が社会的認知記憶形成に重要であることが示唆された。
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受動的回避反応課題を用いた古い恐怖記憶想起後に活性化される脳領域の同定
張 悦、福島穂高、喜田 聡
第33回日本神経科学大会 2010.09
Event date： 2010.09
Language：English Presentation type：Poster presentation
Venue：神戸
免疫組織化学染色法により、ニューロン活性化のマーカーであるc-fos遺伝子の発現脳領域を解析することで、恐怖記憶形成３週間後の古い記憶想起時に活性化される脳領域を同定した。その結果、新しい記憶とは異なり、古い記憶想起時には海馬と扁桃体は活性化されず、前頭前野が活性化されること、さらに、古い記憶特異的にACC領域が活性化された。従って、前頭前野とACCが古い恐怖記憶制御に重要であることが示唆された。
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受動的回避反応課題を用いた古い恐怖記憶制御に関与する脳領域の同定
張 悦、福島穂高、喜田聡
第53回日本農芸化学大会 2010.03
Event date： 2010.03
Language：Japanese Presentation type：Oral presentation (general)
Venue：東京
免疫組織化学染色法により、ニューロン活性化のマーカーであるc-fos遺伝子の発現脳領域を解析することで、恐怖記憶形成３週間後の古い記憶想起時に活性化される脳領域を同定した。その結果、前頭前野において活性化が認められ、さらに、古い記憶特異的に前帯状皮質が活性化されることが明らかとなった。従って、前頭前野と前帯状皮質が古い記憶の制御に重要な役割を果たすことが示唆された。
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受動回避記憶再固定化・強化に関わる前脳領域の活性制御機構の解析
福島穂高、張 悦、喜田聡
第53回日本農芸化学大会 2010.03
Event date： 2010.03
Language：Japanese Presentation type：Oral presentation (general)
Venue：東京
恐怖記憶の想起後には、遺伝子発現依存的な再固定化のプロセスが存在する。恐怖記憶想起後にニューロン活性阻害剤を局所注入し、特定脳領域を不活性化させた効果を解析した。その結果、海馬を不活性化した場合は海馬のみの活性化が阻害されたが、前頭前野を不活性化した場合には、前頭前野のみでなく扁桃体と海馬の活性化も阻害された。従って、前頭前野は恐怖記憶想起後に海馬と扁桃体の活性を制御することが示唆された。
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Mechanisms for enhancement and reconsolidation of reactivated fear memory in passive avoidance task.
Hotaka FUKUSHIMA, Satoshi KIDA
第32回日本分子生物学年会 2009.12
Event date： 2009.12
Language：English Presentation type：Poster presentation
Venue：横浜
恐怖記憶の想起後には、遺伝子発現依存的な再固定化のプロセスが存在する。受動的回避反応課題を用いて、想起後の恐怖記憶安定性制御機構の解析を行った。局所注入法を用いた結果から、扁桃体のCB1受容体活性化を介して不安定化が誘導され、遺伝子発現及びMAPK活性化により再固定化が誘導されることが示唆された。さらに、記憶強化には海馬と前頭前野における遺伝子発現及びMAPKの活性化が必須であることが示唆された。
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Analysis of brain regions associating with fear memory extinction in passive avoidance task.
Yue ZHANG, Hotaka FUKUSHIMA, Satoshi KIDA
第32回日本分子生物学年会 2009.12
Event date： 2009.12
Language：English Presentation type：Poster presentation
Venue：横浜
受動的回避反応課題における恐怖記憶消去機構の組織学的解明を目的として、消去誘導時に活性化される脳領域をニューロン活性化マーカーであるc-fos遺伝子の発現誘導を指標に解析した。その結果、前頭前野と扁桃体でc-fosの発現誘導が観察されたが、海馬では観察されなかった。従って、再固定化誘導時とは異なり、消去誘導時では前頭前野と扁桃体が活性化し、一方、海馬は不活性化することが重要であると示唆された。
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Mechanisms of enhancement and reconsolidation of reactivated fear memory in passive avoidance task. International conference
Hotaka FUKUSHIMA, Yue ZHANG, Satoshi KIDA
Society for neuroscience 2009 2009.10
Event date： 2009.10
Language：English Presentation type：Poster presentation
Venue：Chicago
恐怖記憶の想起後には、遺伝子発現依存的な再固定化のプロセスが存在する。受動的回避反応課題を用いて、想起後の恐怖記憶安定性制御機構の解析を行った結果、扁桃体において、CB1受容体の活性化を介した不安定化が誘導され、遺伝子発現及びMAPKの活性化を介した再固定化が誘導されることが示唆された。さらに、受動回避記憶強化には海馬と前頭前野における遺伝子発現及びMAPKの活性化が必須であることが示唆された。
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Mechanisms of enhancement and reconsolidation of reactivated fear memory in passive avoidance task. International conference
Hotaka FUKUSHIMA, Yue ZHANG, Satoshi KIDA
Molecular and Cellular Cognition Society for Neuroscience 2009 2009.10
Event date： 2009.10
Language：English Presentation type：Poster presentation
Venue：Chicago
恐怖記憶の想起後には、遺伝子発現依存的な再固定化のプロセスが存在する。受動的回避反応課題を用いて、想起後の恐怖記憶安定性制御機構の解析を行った結果、扁桃体において、CB1受容体の活性化を介した不安定化が誘導され、遺伝子発現及びMAPKの活性化を介した再固定化が誘導されることが示唆された。さらに、受動回避記憶強化には海馬と前頭前野における遺伝子発現及びMAPKの活性化が必須であることが示唆された。
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受動的回避反応課題を用いた想起後の恐怖記憶安定性制御機構の解析
福島穂高、喜田聡
第32回日本神経科学大会 2009.09
Event date： 2009.09
Language：English Presentation type：Poster presentation
Venue：名古屋
恐怖記憶の想起後には、遺伝子発現依存的な再固定化のプロセスが存在する。受動的回避反応課題を用いて、想起後の恐怖記憶安定性制御機構の解析を行った結果、扁桃体において、CB1受容体の活性化を介した不安定化が誘導され、遺伝子発現及びMAPKの活性化により再固定化が誘導されることが示唆された。さらに、受動回避記憶強化には海馬と前頭前野における遺伝子発現及びMAPKの活性化が必須であることが示唆された。
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受動的回避反応課題を用いた恐怖記憶消去制御に関わる脳領域の同定
張 悦、福島穂高、喜田聡
第32回日本神経科学大会 2009.09
Event date： 2009.09
Language：English Presentation type：Poster presentation
Venue：名古屋
受動的回避反応課題における恐怖記憶消去機構の組織学的解明を目的として、消去誘導時に活性化される脳領域をCREB標的遺伝子であり、ニューロン活性化マーカーであるc-fosの発現誘導を指標に解析した。その結果、前頭前野と扁桃体でc-fosの発現誘導が観察されたが、海馬では観察されなかった。従って、再固定化誘導時とは異なり、消去では前頭前野と扁桃体が重要な役割を果たすことが示唆された。
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脳部位特異的遺伝子発現制御を介する恐怖記憶再固定化と消去の誘導制御
間宮則、福島穂高、鈴木章円、松山善宰、喜田聡
第52回日本農芸化学大会 2009.03
Event date： 2009.03
Language：Japanese Presentation type：Oral presentation (general)
Venue：福岡
恐怖記憶の想起後には、再固定化と消去のプロセスが存在する。恐怖条件付け文脈学習課題を用いて、再固定化と消去の相互作用メカニズムを組織レベルで解析した。蛋白質合成阻害剤を局所注入した結果から、再固定化には海馬と扁桃体、消去には扁桃体と前頭前野における遺伝子発現が必須であることが示唆された。また、海馬ではNMDA型グルタミン酸受容体NR2Bサブユニットの発現量が消去誘導時に減少することが示唆された。
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受動的回避記憶の消去制御に関わる脳領域の解析
張 悦、福島穂高、喜田聡
第52回日本農芸化学大会 2009.03
Event date： 2009.03
Language：Japanese Presentation type：Oral presentation (general)
Venue：福岡
受動的回避反応課題における恐怖記憶消去機構の組織学的解明を目的として、消去誘導時に活性化される脳領域をCREB標的遺伝子であり、ニューロン活性化マーカーであるc-fosの発現誘導を指標に解析した。その結果、消去誘導時には、前頭前野と扁桃体でc-fosの発現誘導が観察され、一方、海馬では観察されなかった。従って、前頭前野と扁桃体が受動的回避記憶の消去誘導に関与することが示唆された。
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加齢に伴うCaMKIV発現量低下の阻止は記憶能力減退を防ぐ-CaMKIVは加齢による記憶力減退を防ぐ鍵遺伝子である-
福島穂高、前田良太、鈴木良祐、遠藤健吾、野本真順、間宮則、喜田聡
第52回日本農芸化学大会 2009.03
Event date： 2009.03
Language：Japanese Presentation type：Oral presentation (general)
Venue：福岡
Ca2+情報伝達系の下流に存在するCaMKIVを遺伝子操作により前脳領域で過剰発現させたマウスを作出し、加齢に伴う記憶能力の減退について解析した。野生型マウスは加齢に伴う海馬CaMKIV発現量の低下と記憶能力の減退に正の相関関係が認められた。一方、老齢変異型マウスでは記憶能力の減退は観察されなかった。よって、CaMKIVは加齢による記憶力減退を防ぐ鍵遺伝子であることが示唆された。
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受動回避記憶再固定化・強化制御に対する前脳領域の役割の解析
福島穂高、鈴木章円、喜田聡
第31回日本分子生物学会年会、第81回日本生化学会大会、合同大会 (BMB2008) 2008.12
Event date： 2008.12
Language：English Presentation type：Poster presentation
Venue：神戸
恐怖記憶の想起後には、遺伝子発現依存的な再固定化のプロセスが存在する。受動的回避反応課題を利用して再固定化／強化の分子機構の解明を試みた結果、再固定化には扁桃体における新規タンパク質合成及びMAPKの活性化が必須であるのに対し、強化には海馬、前頭前野における新規タンパク質合成及びMAPKの活性化が必須であることが示され、受動回避記憶の再固定化／強化制御機構における脳領域の役割の違いが示された。
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恐怖記憶再固定化と消去の相互作用における海馬、扁桃体及び前頭前野の役割の解析
間宮 則、鈴木 章円、福島 穂高、松山 善宰、喜田 聡
第31回日本分子生物学会年会、第81回日本生化学会大会、合同大会 (BMB2008) 2008.12
Event date： 2008.12
Language：English Presentation type：Poster presentation
Venue：神戸
恐怖記憶の想起後には、再固定化と消去のプロセスが存在する。恐怖条件付け文脈学習課題を用いて、再固定化と消去との相互作用メカニズムの組織レベルでの解明を行った。初期応答遺伝子群の発現レベルを指標に再固定化と消去時に活性化される脳内領域を解析した結果、再固定化誘導時は海馬と扁桃体が活性化され、一方、消去誘導時では扁桃体と前頭前野が活性され、海馬は活性化されなくなることが明らかとなった。
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受動的回避反応課題を用いた恐怖記憶再固定化及び強化を制御する脳領域の解析
張悦、福島穂高、喜田聡
第31回日本分子生物学会年会、第81回日本生化学会大会、合同大会 (BMB2008) 2008.12
Event date： 2008.12
Language：English Presentation type：Poster presentation
Venue：神戸
受動的回避反応課題における恐怖記憶の強化機構の組織学的解明を目的として、恐怖記憶想起後に活性化される脳領域をCREB標的遺伝子であり、ニューロン活性化マーカーであるc-fosの発現誘導を指標にして解析した。その結果、恐怖記憶の想起時間に応じて、海馬、前頭前野、扁桃体において顕著なc-fosの発現誘導が観察された。従って、これら領域が受動的回避記憶の強化に関与することが示唆された。
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受動的回避反応課題を用いた恐怖記憶再固定化・強化制御の分子機構の解析
福島穂高、鈴木章円、喜田聡
第31回日本神経科学大会 2008.07
Event date： 2008.07
Language：English Presentation type：Poster presentation
恐怖記憶の想起後には、遺伝子発現依存的な再固定化と消去のプロセスが存在する。受動的回避反応課題を利用して記憶再固定化と消去のプロセスを区別して解析することで、それぞれの分子機構の解明を試みた。恐怖記憶想起後に蛋白質合成阻害剤を海馬、扁桃体、前頭前野に局所注入した結果から、海馬と前頭前野は記憶強化に必須であり、扁桃体は記憶強化と再固定化の両方に必須であることが示唆された。
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受動的回避反応課題における恐怖記憶形成及び強化を制御する脳領域の解析
張 悦、福島穂高、喜田聡
第31回日本神経科学大会 2008.07
Event date： 2008.07
Language：English Presentation type：Poster presentation
受動的回避記憶の再固定化／強化の分子メカニズムを解明する端緒として、受動的回避記憶の再固定化誘導時に活性化される脳内部位の同定を試みた。ニューロン活性化のマーカーであるc-fosの発現を解析した結果、記憶の想起時間に応じて、海馬、前頭前野、扁桃体において顕著なc-fosの発現誘導が観察された。従って、これら領域が受動的回避記憶の再固定化／強化に重要な役割を果たすことが示唆された。