講演・口頭発表等 - 岩田 尚孝
-
個別培養した卵子の発生率と卵胞液の組成の関係について 国際会議
岩田 尚孝、井上 準、木村 康二、林 武司、佐藤 寛純、桑山 岳人、門司 恭典
第59回関東畜産学会 2004年10月
開催年月日: 2004年10月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
個別の発生率と卵胞液の組成を比較し卵胞液中のBUNやMGそしてICTが発生率と相関があることを示した
-
ブタ卵子成熟培地中のエネルギー基質が核成熟に及ぼす影響 国際会議
佐藤 寛純、林 武司、岩田 尚孝、桑山 岳人、門司 恭典
日本胚移植研究会 2004年08月
開催年月日: 2004年08月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
ウシ、ブタ卵子では、減数分裂においてMⅡ期になる早さや極体を放出するタイミングが卵子の発生能と関係性があることが知られている。また、ウシではエネルギー基質によって核成熟の早さが異なること等も示されている。そこで本実験では、ブタ卵子の成熟培地中のエネルギー基質としてグルコースおよびピルビン酸を選びこれらが減数分裂時の核成熟の動態に及ぼす影響について検討した。、実験からはエネルギー基質は減数分裂時においても減数分裂再開前においてもその添加が核相の動態を早め、核成熟を促進することが示唆された
-
Responsiveness of rabbits to superovulation treatment by single injection of follicuestimulating hormone mixed with aluminium hydroxide gel 国際会議
Hashimoto S, Kimura K,以下7番目
Society for the Study of Reproduction 2004年08月
開催年月日: 2004年08月
記述言語:英語 会議種別:口頭発表(一般)
アルミニウムゲルを用いてウサギのに排排卵処理を行いその有効性を示した
-
Successful superovulation of cattle using a single intramuscular injection of FSH with aluminium hydroxide gel 国際会議
kimura K, Hirako M ,Iwata H, Aoki M
Society for the Study of Reproduction 2004年08月
開催年月日: 2004年08月
記述言語:英語 会議種別:口頭発表(一般)
アルミニウムゲルを用いて牛に排排卵処理を行いその有効性を示した また注射後のFSHの濃度を測ったところ漸減投与と同様の推移を示した
-
ウシ体外受精卵母細胞の核膜形成ならびにヒストンH3の脱燐酸化状態による異常の検出 国際会議
伊佐治 麻実子 岩田尚孝 原山洋 三宅正史
日本胚移植研究会 2004年08月
開催年月日: 2004年08月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
体外受精卵においてヒストンの脱燐酸とLAP2βの凝集に異常が見受けられることを示した
-
卵巣保存液の温度および組成が卵子の発生能に及ぼす影響 国際会議
○ 岩田 尚孝、芝野 健一1)、木村 康二2)、林 武司、佐藤 寛純、桑山 岳人、門司 恭典
日本胚移植研究会 2004年08月
開催年月日: 2004年08月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
ウシ卵巣の保存に当たって保存液へのマグネシウム及びラフィノースの添加や低温保存が卵子の活力の維持に有効であることと、保存液の塩組成が卵胞液中の組成に影響することを示した
-
ブタ体外成熟卵子へのCa-イオノフォア前処理が単精子受精率に及ぼす影響 国際会議
林 武司、佐藤 寛純、岩田 尚孝、桑山 岳人、門司 恭典
日本胚移植研究会 2004年08月
開催年月日: 2004年08月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
ブタ体外受精卵の生産を妨げている障害の一つとして、多精子受精があげられる。これらを改善するため、Ca-イオノフォア A23187を用い受精前に卵子を活性化させ、表層顆粒の放出を促した上で、体外受精を行い、単精子受精に及ぼす影響について検討した。結果ではCa‐イオノフォアによる受精前処理がブタ単精子受精卵作出に有効な手段であることが示唆された。
-
牛受精卵母細胞におけるLys9でメチル化されているヒストンH3の局在性 国際会議
伊佐治麻実子・岩田尚孝・原山洋・三宅正史
第103回日本畜産学会(東京農工大)発表要旨集, p108 2004年03月
開催年月日: 2004年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
雄性前核と雌性前核のヒストンH3の9番目乗りジンメチル化状態を調べた結果、雌性全角で検出され、雄性前核においては検出されなかった
-
水酸化アルミニウムゲルを用いた単回投与による牛過剰排卵誘起法 国際会議
木村康二 平子誠 岩田尚孝 青木真理 高橋ひとみ
第103回日本畜産学会(東京農工大)発表要旨集, p12 2004年03月
開催年月日: 2004年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
牛における過剰排卵においてアルミニウムゲルを用いた単回投与法が有効であることを示した上、FSHのアルミニウムゲルの吸着の度合いがBSA存在かで左右されることを示した
-
ウシ卵母細胞における受精から第一分割期までの核膜とクロマチンの挙動 国際会議
伊佐治麻実子・岩田尚孝・太田真由子・原山洋・三宅正史
第101回日本畜産学会(つくば)発表要旨集, 2003年03月
開催年月日: 2003年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
LAP2βはラミンの裏打ち蛋白であるがその機能については不明な点が多い。ウシ胚においてこのLAP2βの局在と発現について観察した。LAP2βの発現や局在は体外受精卵や単為発生胚で差がなく発生が進むにつれて前核期よりも発現が強くなることを示した
-
卵巣卵母細胞の回収時に使用する抗酸化剤が体外受精後の胚発生に及ぼす影響 国際会議
岩田尚孝・太田麻由子・伊佐治麻美子・長井義晴
第9回日本胚移植研究会(石川)発表要旨集,pp.28 2002年08月
開催年月日: 2002年08月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
卵巣の保存時間の延長に伴い卵巣卵子の活力は低下する。この実験では高温(35度)で保存した卵巣卵子の回収時に抗酸化剤を併用することで回収時の卵子の活力低下が防げることを示し、長期間保存した卵巣から卵子を回収する際に活性酸素が産生していること示した
-
卵巣保存中の通気が卵巣由来卵母細胞の体外受精後の胚発生に及ぼす影響 国際会議
太田麻由子・岩田尚孝・伊佐治麻美子・長井義晴
第9回日本胚移植研究会(石川)発表要旨集,pp.27 2002年08月
開催年月日: 2002年08月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
卵巣の保存中に卵子の発生能力が損なわれることは知られている。そこで卵巣の保存中の暴気が保存中の卵子の活力の低下を抑制することを示した。
-
Effect of bovine interferon tau on the early development of bovine embryos 国際会議
Kimura K, Iwata H, Aoki M and Hirako M
33rd Annual Meeting, 2000, SSR 2001年08月
開催年月日: 2001年08月
記述言語:英語 会議種別:口頭発表(一般)
インターフェロンτの体外培養環境への添加が胚盤胞期胚までの発生を改善することを示した
-
牛体細胞核移植及び受精卵核移植における融合・活性化のタイミングと胚盤胞発生率との関係 国際会議
黒坂哲・岩田尚孝・松田達彦・野村泰弘・長尾恭光・南直次郎・今井裕
第98回日本畜産学会(仙台)発表要旨集, pp.107 2001年03月
開催年月日: 2001年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
卵丘細胞と桑実期胚の割球をドナー細胞としてレシピエント細胞質として活性化刺激から2または6時間経過した卵子を用いた。その結果体細胞では活性化から核移植までの経過時間は2時間において高い発生率を示し6時間になると胚盤胞は得られなかった。逆に受精卵核移植では6時間の卵子において発生率が高かった
-
Brilliant Cresyl Blue による牛体外授精胚の染色結果とその性別または異なる気相条件下での発生率との関係 国際会議
岩田尚孝・太田麻由子・浜田由桂子・富永敬一郎
第98回日本畜産学会(仙台)発表要旨集, pp.121 2001年03月
開催年月日: 2001年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
Brilliant Cresyl Blueを用いて発生各ステージの体外受精卵の還元力の違いと性比との関係について検討した。その結果桑実胚において還元力の差が雄と雌との間で異なること示した。また還元力の強い胚は高酸素条件下で低い胚より高い発生能力を示し、逆に低酸素の気相条件下では両者に差は観察されなかった。
-
Brilliant Cresyl Blue を用いたウシ胚の性判別 国際会議
岩田尚孝・太田麻由子・浜田由桂子・富永敬一郎
第7回日本胚移植研究会 (松江)発表要旨集, pp.42 2000年08月
開催年月日: 2000年08月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
Brilliant Cresyl Blueを用いて発生各ステージの体外受精卵の還元力の違いと性比との関係について検討した。その結果桑実胚において還元力の差が雄と雌との間で異なること示し、8細胞期や胚盤胞期では差がないことを示した。
-
ウシ体外成熟・体外受精卵子の培養時における酸素分圧が移植後の子牛の生時体重に及ぼす影響 国際会議
岩田尚孝・南直次郎・今井裕
第6回日本胚移植研究会(高山)発表要旨集, pp.25 1999年08月
開催年月日: 1999年08月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
培養条件中の気相条件が体外受精卵に由来する仔牛の産子体重の大型化に関係することを示した。高酸素の気相条件下で発育した体外受精卵に由来する雄仔牛は低酸素の基礎条件かで発育した胚に由来する雄仔牛に比べ生時体重が重く、メスではこのような差は観察されなかった。また妊娠期間はいずれの場合も差が認められなかった