講演・口頭発表等 - 鈴野 弘子
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ソバ子葉の生育と含有成分に及ぼす培養液へのカルシウム塩添加の影響
野上綾、杉山法子、石田裕、鈴野弘子
日本調理科学会 平成9年度大会講演要旨集(於 お茶の水大学) 1997年09月
開催年月日: 1997年09月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
ソバ子葉を水道水とカルシウム添加培養液(塩化カルシウム、酢酸カルシウム)で水耕栽培し、その成分の比較を行った。その結果、発育状態、栄養成分の面から水道水に塩化カルシウムを添加した培養液で栽培したソバ子葉が最も有用であることが認められた。
pp.21 -
中国および日本人におけるリンゴの嗜好性
鈴野弘子、植松齊、石田裕、久保井榮、杉山法子、槇英範、陳青雲、孟昭清、劉国傑
日本調理科学会 平成8年度大会研究発表要旨集(於 共立女子大学) 1996年09月
開催年月日: 1996年09月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
中国人と日本人を対象にリンゴに対する官能評価を行った。両国パネルとも果皮が赤く、光沢があり、味が濃く甘味が強いと評価されたリンゴを好んだ。また、渋味の捉え方に中国人と日本人の差が認められた。果皮の明暗と歯ごたえの嗜好は、個人差があることがあった。
pp.65 -
ラットのコレステロール代謝に及ぼす数種緑葉乾燥粉末投与の影響
清水純、滝田聖親、和田政裕、印南敏、楠喜久枝、三成由美、石田裕、杉山法子、近藤三加、鈴野弘子
第43回日本栄養改善学会講演集(於 昭和女子大学、東京栄養食糧専門学校) 1996年09月
開催年月日: 1996年09月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
モロヘイヤ葉、柿葉、サツマイモ葉などの緑葉乾燥粉末をChol非負荷条件下でラットに投与し、Chol代謝に及ぼす影響について検討した。その結果、緑葉乾燥粉末にはChol低下作用が認められた。これは、胆汁酸排泄量の増大が一つの要因であると考えられた。
pp.155 -
日本及び中国産リンゴ‘ふじ’の果実品質の比較
植松齊、増岡千春、新部昭夫、石田裕、久保井榮、杉山法子、佐藤幹夫、槇英範、鈴野弘子
園芸学会雑誌 第65巻 別冊1(園芸学会 平成8年度 春季大会研究発表) (於 日本大学農獣医学部) 1996年04月
開催年月日: 1996年04月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
日本および中国産リンゴ‘ふじ’の果実品質の比較を行った結果、日本産果実は、中国産果実より大きく、果肉硬度、屈折計示度、滴定酸度および搾汁も大きい値を示した。これらの品質の差は、日本と中国のリンゴの栽培法と気象条件の差などがあらわれたものと思われた。
pp.130~131 -
日本及び中国産リンゴ‘ふじ’の果実品質のバラツキに関する研究
植松齊、増岡千春、新部昭夫、石田裕、久保井榮、杉山法子、佐藤幹夫、槇英範、鈴野弘子
園芸学会雑誌 第65巻 別冊1(園芸学会 平成8年度 春季大会研究発表) (於 日本大学農獣医学部) 1996年04月
開催年月日: 1996年04月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
自然条件、社会的条件の大きく異なる日本および中国産 リンゴの品質にどの程度のバラツキがあるかを調査した結果、果実の縦径、横径とも日本産果実の変動係数は、中国産果実より小さな値であった。また、日本産果実は中国産果実より比較的硬く、搾汁率も高く、しかも変動の幅も少なかった。
pp.128~129 -
愛玉子多糖のゲル形成能
鈴野弘子
第22回食品物性に関するシンポジウム(於 昭和女子大学) 1995年11月
開催年月日: 1995年11月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
愛玉子多糖は、主成分がガラクチュロン酸であるにもかかわらず、酸や糖あるいは無機イオン無添加でしかも室温で速やかにゲル化する特異な挙動を示す。ここでは、 愛玉子多糖のゲル形成に関与している成分や得られたゲルの物性を明らかにし、さらに物性と分子量・分子の広がりとの関連を考察した。
pp.15~18 -
さつまいも(黄金千貫)の葉の成分特性
堀田友美、杉山法子、石田裕、鈴野弘子
日本調理科学会 平成7年度大会研究発表要旨集 (於 広島国際会議場) 1995年09月
開催年月日: 1995年09月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
食感にオクラ様の粘性がみられた黄金千貫の葉の栄養成分と葉より抽出した粘性物質の特性を検討した。葉には食物繊維が多く、ビタミン、ミネラルも緑黄色野菜と同等またはそれ以上含まれていた。葉菜類の不足する夏場に収穫できるため、その有効性が示唆された。
pp.53 -
日本における野菜のイメージと摂取の現状
杉山法子、川端晶子、鈴野弘子
第15回健康教育世界会議(於 幕張メッセ国際会議場) 1995年08月
開催年月日: 1995年08月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
男女大学生90名を対象に32種類の野菜のイメージ調査を行った結果、野菜の持つ健康維持機能の知識は豊富であり、いずれの野菜においても嗜好性が高かった。また、全国学校給食献立を解析したところ、野菜が豊富に使われていることがわかった。これらから若年層の野菜離れは、単に野菜嫌いではなく、野菜を食する体験が少ないことが示唆された。
pp.356 -
愛玉子多糖の理化学的性質に関する研究
鈴野弘子
日本家政学会 第47回大会研究発表要旨集(於 奈良女子大学) 1995年05月
開催年月日: 1995年05月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
日本家政学会奨励賞受賞講演
pp.177 -
江戸時代の料理書からみた中国料理の変容
杉山法子、石田裕、鈴野弘子
日本家政学会 第47回大会研究発表要旨集(於 奈良女子大学) 1995年05月
開催年月日: 1995年05月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
江戸時代の中国料理がどのように変化しながら、日本の食生活へ影響を与えたか、その役割を検討した。江戸時代の料理書の料理構造を調べたところ、中国料理の記載は少なく、材料、料理法などは中国独特のものが多く、一般庶民への浸透は少なかったものと推測された。
pp.190 -
真空調理食品の病院食としての細菌学的評価
池亀公和、中村保香、中村秀一、藤田政之、石田裕、杉山法子、乃木章子、鈴野弘子
第15回日本食品微生物学会講演要旨集(於 福岡県立福岡勤労青少年文化センター) 1994年11月
開催年月日: 1994年11月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
真空調理食品の病院食としての細菌学的評価について検討した。微生物学的には、チルド保存4週間後も無菌試験陰性であった。また、ビタミンB1およびイノシン酸が真空調理法では安定であり、食感も良好であった。
pp.65 -
愛玉子水溶性多糖の分子量と分子の広がり
鈴野弘子、衣笠晋一、中原久江、沈富美、川端晶子
日本調理科学会 平成6年度大会研究発表要旨集(於 昭和女子大学) 1994年09月
開催年月日: 1994年09月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
光散乱法を用いて、愛玉子多糖の分子量と分子の広がりを検討した。愛玉子多糖の重量平均分子量(Mw)および分子の広がりを示す慣性半径(RG)の大きさは、保存5時間にピークを示し、その後減少した。また、愛玉子多糖のMwは、8.4~45×105、RGは130~240nmであった。
pp.35 -
真空調理食品と高温高圧調理食品の成分及び官能特性比較(魚について)
石田裕、杉山法子、乃木章子、池亀公和、鈴野弘子
日本調理科学会 平成6年度大会研究発表要旨集(於 昭和女子大学) 1994年09月
開催年月日: 1994年09月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
真空調理食品(魚)と高温高圧調理食品の成分特性と官能特性の変化を検討した結果、真空調理食品は成分変化が少なく、食感も良好と評価された。
pp.44 -
愛玉子多糖の分子量分布と無機元素
沈富美、澤山茂、川端晶子、鈴野弘子
第48回日本栄養・食糧学会総会講演要旨集(於 福岡サンパスレ・中村学園大学) 1994年05月
開催年月日: 1994年05月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
愛玉子多糖の分子量分布測定と無機元素測定を行った。
愛玉子多糖の分子量分布測定では、抽出一定時間後より経時的にピークトップが低分子側にシフトした。この変化は抽出後50℃に加温した場合は著しく、90℃に加熱処理した種実から抽出した多糖では認められなかった。また、多糖中の無機元素はKが多く、ついでCaであった。
pp.231 -
発芽ソバ子葉の栄養成分特性について
石田裕、杉山法子、鈴野弘子
日本食品工業学会 第41回大会講演集(於 東京農業大学) 1994年03月
開催年月日: 1994年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
発芽ソバ子葉の栄養成分特性について検討を行った。発芽ソバ子葉にはミネラル、ビタミンC、ルチンが多量に含まれ、水耕栽培野菜としての可能性が見出された。
pp.76 -
学校給食における野菜からの栄養摂取の現状
杉山法子、澤山茂、川端晶子、鈴野弘子
日本調理科学会 平成5年度大会研究発表要旨集(於 武庫川女子大学) 1993年09月
開催年月日: 1993年09月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
学校給食の栄養摂取における野菜の寄与について明らかにするため、学校給食献立3,420件を解析した結果ビタミンAとビタミンCの摂取には野菜が大きく寄与していることが認められた。また、1食に使用される野菜 数は6.2種類であったが、にんじんやたまねぎなどの限られた野菜が繰り返し使用される傾向にあった。
pp.53 -
さつまいもの葉、葉柄、茎の栄養成分特性および食品としての利用性 国際会議
石田裕、杉山法子、鈴野弘子
第47回日本栄養・食糧学会総会講演要旨集(於 日本都市センター・全共連ビル) 1993年05月
開催年月日: 1993年05月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
さつまいもの葉、葉柄、茎の栄養成分特性および食品と しての利用性について検討を行った。成分的には、食物 繊維、ビタミン類、鉄が豊富に含まれ、食品としての有効性が示唆された。
pp.137 -
マイクロ波加熱を用いた食用合成色素の迅速測定についての一考察 国際会議
石田裕、杉山法子、関谷茂二、鈴野弘子
日本家政学会 第45回大会研究発表要旨集(於 多摩大学) 1993年05月
開催年月日: 1993年05月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
マイクロ波加熱を用いた食用合成色素の迅速測定について考察を行った。マイクロ波加熱を用いることにより、着色、脱着が従来の方法と比較して、大幅に短縮されたため、実施時間が制限されている教育現場(授業)などでの利用に最適であると考えられた。
pp.116 -
愛玉子水溶性多糖の分子量分布とゲル構造 国際会議
鈴野弘子、澤山茂、川端晶子
日本家政学会 第45回大会研究発表要旨集(於 多摩大学) 1993年05月
開催年月日: 1993年05月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
愛玉子水溶性多糖の分子量分布とゲル構造の関係を検討した。愛玉子水溶性多糖の分子量は、抽出後5時間から 24時間にかけて著しく低分子化した。これらの変化は、SEM観察により確認したゲルの網目構造の変化と良く対応していた。さらにこの挙動には、愛玉子に内在している酵素の関与が示唆された。
pp.120 -
学校給食献立の要素解析
三好恵真子、澤山茂、川端晶子、杉山法子、鈴野弘子
日本家政学会 第45回大会研究発表要旨集(於 多摩大学) 1993年05月
開催年月日: 1993年05月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
学校給食献立3,420件を資料として、献立内容を検討したところ、献立パターンでは、核料理といわれる主食、主菜、副菜が整っている献立は36.9%であり、汁物、デザート付きも多くみられた。主食は米飯料理の出現率がパン料理を上回っていた。1回の給食に用いられる食品数は平均23.1であり、料理数は2.56であった。その他、各食品の出現頻度、共出現頻度も求め、現在の学校給食献立の内容を明らかにした。
pp.160