講演・口頭発表等 - 服部 一夫
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高コレステロール食摂食ラットにおけるシスチンの血清コレステロール濃度上昇抑制作用
大石祐一、只石 幹、伊藤亜莉、服部一夫、滝田聖親
日本アミノ酸学会(於東京大学) 2008年10月
開催年月日: 2008年10月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
これまでに我々は、高コレステロール食摂食ラットにおいて、AIN-76試料と比し、AIN-93飼料が血清コレステロール濃度の上昇を抑制することを見出した。そこで本研究では、本メカニズムについて検討した。その結果、AIN-93飼料中のシスチンが肝臓でのコレステロール合成を抑制し、血清コレステロール濃度低下の要因の一つとなることが示唆された。
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動物性高脂肪食がラットの皮膚に及ぼす影響
山根 拓実、服部一夫、大石 祐一、滝田 聖親
日本食品科学工学会(於京都大学) 2008年09月
開催年月日: 2008年09月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
動物性高脂肪食をラットに与えた際の皮膚への影響を検討した。その結果、ラット皮膚中のI型コラーゲン合成を抑制し、rhas3の発現を促進することが示唆された。
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湿熱処理ハイアミロースコーンスターチ摂取によるラットの血清コレステロール濃度に及ぼす油脂源の影響
宇田川陽秀、北岡千佳、谷口裕信、服部一夫、大石祐一、滝田聖親
日本食品科学工学会(於京都大学) 2008年09月
開催年月日: 2008年09月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
本研究では、動物性油脂で飽和脂肪酸を多く含むラードを、植物性油脂で飽和脂肪酸を多く含むパーム油に置き換え、湿熱処理ハイアミロースコーンスターチ (HHA) の血清コレステロール濃度上昇作用について検討した。その結果、本上昇作用は、ラードからパーム油に置き換えることで、HHA摂取による血清コレステロール濃度の上昇が抑制された。したがって、パーム油に比してラードに多く含まれるステアリン酸のような脂肪酸が影響している可能性が示唆された。
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湿熱処理ハイアミロースコーンスターチ投与によるラットの血清コレステロール濃度低下作用
宇田川陽秀、北岡千佳、露木陽、小柳沙織、服部一夫、大石祐一、滝田聖親
日本栄養・食糧学会(於女子栄養大学) 2008年05月
開催年月日: 2008年05月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
湿熱処理ハイアミロースコーンスターチ投与のコレステロール01.0%摂食ラットへの血清コレステロール濃度低下作用には、胆汁酸の排泄促進ではなく、血中から肝臓へのコレステロール取り込み促進に起因することが示唆された。
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食物繊維源の違いが高コレステロール食ラットの血清コレステロール濃度上昇作用に及ぼす影響
北岡千佳、宇田川陽秀、服部一夫、大石祐一、滝田聖親
日本栄養・食糧学会(於女子栄養大学) 2008年05月
開催年月日: 2008年05月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
高コレステロール食摂食ラットの湿熱処理ハイアミロースコーンスターチ摂取による血清コレステロールの上昇要因は、セルロースではなく、食物繊維としてレジスタントスターチを含む湿熱処理ハイアミロースコーンスターチの摂取によることがわかった。
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油脂源の異なる高コレステロール食摂食ラットにおけるシスチンの血清コレステロール濃度低下作用
伊藤 亜莉、石橋 瑞代、神谷 鮎美、服部一夫、大石 祐一、滝田 聖親
日本農芸化学会 (於名城大学) 2008年03月
開催年月日: 2008年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
コーンオイルおよび動物性油脂ラードを用いて、シスチンの血清Chol濃度低下作用を検討した。その結果、シスチンによる血清Chol濃度低下作用は、動物性油脂を用いた場合に強く表れることが示唆された。
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高脂肪かつ高コレステロール食摂食ラットの血清脂質濃度の経時的変化に及ぼすメチルキサンチン誘導体の影響
松本 義信、宇田川 陽秀、服部一夫、大石 祐一、滝田 聖親
日本農芸化学会 (於名城大学) 2008年03月
開催年月日: 2008年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
本研究では、高脂肪かつ高コレステロール食(HFHC食)摂取時の血清脂質経時変化に対するメチルキサンチン誘導体(MXD)の影響を検討した。その結果、HFHC食投与における脂質代謝の経時変化等に対する影響はMXDの種類により異なることが示唆された。
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高血圧自然発症ラットにおけるなれずしの血圧上昇抑制作用
只石 幹、新井 江里子、三浦 美紀子、服部一夫、大石 祐一、滝田 聖親
日本農芸化学会 (於名城大学) 2008年03月
開催年月日: 2008年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
高血圧自然発症ラットを用いて、日本の伝統食品であるなれずしの血圧上昇抑制作用について検討した。その結果、なれずしに血圧上昇抑制作用があることが認められた。また、その作用には、なれずしの製造過程で生成される成分の関与が示唆された。
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湿熱処理ハイアミロースコーンスターチを含む高コレステロール食のラット血清コレステロール濃度に及ぼす油脂源の影響
北岡 千佳、宇田川 陽秀、山口 佳那子、山中 進、服部一夫、大石 祐一、滝田 聖親
日本農芸化学会 (於名城大学) 2008年03月
開催年月日: 2008年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
これまでに我々は、高コレステロール(Chol)食ラットに湿熱処理ハイアミロースコーンスターチ(HHA)を投与することで、血清Chol濃度が上昇することを見出した。そこで本研究では、同上昇を抑制する食餌組成を追究するため、HHAを含む高Chol食ラットの血清Chol濃度に及ぼす油脂源の影響を検討した。その結果、高Chol食条件下でHHAを摂取しても、油脂源をラードからコーン油や魚油に置き換えることで血清Chol濃度の上昇を抑制することが明らかとなった。
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湿熱処理ハイアミロースコーンスターチによる血清および肝臓コレステロール濃度の上昇要因
宇田川 陽秀、北岡 千佳、加藤 史恵、小木曽 彩美、服部一夫、大石 祐一、滝田 聖親
日本農芸化学会 (於名城大学) 2008年03月
開催年月日: 2008年03月
記述言語:英語 会議種別:口頭発表(一般)
湿熱処理ハイアミロースコーンスターチ (HHA) による血清および肝臓Chol濃度の上昇要因を検討した。その結果、HHAの血清と肝臓Chol濃度の上昇要因の一つは、胆汁酸の排泄抑制に起因することが示唆された。
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湿熱処理ハイアミロースコーンスターチ摂取による高コレステロール食ラットの血清および肝臓コレステロール濃度上昇作用
宇田川陽秀、北岡千佳、渡邉佳世、服部一夫、大石祐一、滝田聖親
日本食品科学工学会 (於中村学園大学) 2007年09月
開催年月日: 2007年09月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
湿熱処理ハイアミロースコーンスターチをラットに3週間摂取させたところ、血清および肝臓コレステロール濃度が上昇したが、その上昇作用は、盲腸内容物中有機酸の増加に起因しないことがわかった。
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各種サポニンが正常ラットの血糖値、血清脂質濃度および脂肪組織量に及ぼす影響
小林由紀子、疋田久恵、堀越香代子、服部一夫、大石祐一、滝田聖親
日本食品科学工学会 (於中村学園大学) 2007年09月
開催年月日: 2007年09月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
大豆サポニン、キラヤ樹皮サポニン、茶の実サポニン投与による血糖値への影響をラットを用いて検討した。その結果、血糖上昇抑制作用は認められなかった。しかし、血中トリグリセライド濃度、総脂質濃度に対して大豆およびキラヤ樹皮サポニン投与が低値を示した。
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湿熱処理ハイアミロースコーンスターチの高コレステロール食ラットにおける血清コレステロール濃度上昇作用
北岡千佳、宇田川陽秀、菱田千加、關由紀子、渡邉佳世、服部一夫、大石祐一、滝田聖親
第61回日本栄養・食糧学会大会 (於国立京都国際会館) 2007年05月
開催年月日: 2007年05月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
食物繊維濃度の高い湿熱処理ハイアミロースコーンスターチを高コレステロール食摂食ラットに投与すると、血中コレステロール濃度がコントロールより高くなった。この原因として、肝臓でのコレステロール合成や、小腸からのコレステロール吸収促進ではないことが明らかとなった。
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黒豆エキスおよびエキス粉末の長期摂取による高血圧自然発症ラットの血圧低下作用
宇田川陽秀、花岡幸、益田真祐子、小野秀明、金子るみ、服部一夫、大石祐一、滝田聖親
第61回日本栄養・食糧学会大会 (於国立京都国際会館) 2007年05月
開催年月日: 2007年05月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
ラットに黒豆の煮汁を47日間摂取させたところ、血圧上昇抑制効果が認められ、その原因として、アンジオテンシン変換酵素の阻害が考えられた。
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湿熱処理ハイアミロースコーンスターチによる高コレステロール食ラットの血清および肝臓コレステロール濃度上昇作用 国際会議
宇田川陽秀、北岡千佳、關由紀子、菱田千加、渡邉佳代、服部一夫、大石祐一、滝田聖親
2007年度日本農芸化学会 (於東京農業大学) 2007年03月
開催年月日: 2007年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
湿熱処理ハイアミロースコーンスターチは、高コレステロール食摂食時に血中コレステロール濃度を上昇させる作用があった。その原因は、肝臓でのコレステロール合成あるいは小腸での吸収促進ではないことが示唆された。
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シスチンの高コレステロール食摂食ラットの血清コレステロール濃度上昇抑制作用
伊藤亜莉、遠藤綾、只石幹、服部一夫、大石祐一、滝田聖親
2007年度日本農芸化学会 (於東京農業大学) 2007年03月
開催年月日: 2007年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
AIN-76およびAIN-93Gをラットに供したところ、AIN-76摂食の方が血清コレステロール濃度上昇を抑制させた。その原因としてAIN-76には、AIN-93Gにない、シスチンが含有されているためと考えられた。
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高脂肪かつ高コレステロール食ラットの血清脂質濃度に及ぼすメチルキサンチン誘導体の影響
松本義信、堀内有美、服部一夫、大石祐一、滝田聖親
2007年度日本農芸化学会 (於東京農業大学) 2007年03月
開催年月日: 2007年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
高コレステロール食摂食時と異なって、高脂肪かつ高コレステロール食摂食において、メチルキサンチン誘導体は血清脂質濃度を減少させる効果はなかった。
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制限給餌したラットの骨代謝に及ぼすイソフラボンの配糖体とアグリコンの影響
中村晃、槙本裕希子、村田遥子、服部一夫、大石祐一、滝田聖親
2007年度日本農芸化学会 (於東京農業大学) 2007年03月
開催年月日: 2007年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
蒸煮大豆にひらたけ菌糸を培養し、アグリコンを多く含む食品を開発した。本食品を、制限給餌を繰り返すことにより骨密度を低下させたラットに供したが、骨密度が改善されることはなかった。
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ラットの血糖値、血圧に及ぼすたまねぎ長期投与の影響
秋元卓、西田幸世、峯岸友子、服部一夫、大石祐一、滝田聖親
2007年度日本農芸化学会 (於東京農業大学) 2007年03月
開催年月日: 2007年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
たまねぎには血圧上昇抑制作用があるが、その成分は、水溶性画分に存在することが明らかとなった。また、HDL-コレステロールの増加や、脂肪組織重量の低下も認められた。
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高コレステロール食ラットにおけるラッカセイ種皮の血清コレステロール濃度低下作用
宇田川陽秀、服部一夫、清水章子、滝田聖親、村清司
第53回日本食品科学工学会 (於日本大学) 2006年08月
開催年月日: 2006年08月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
ラッカセイ種皮を含む高コレステロール食をラットに摂取させ、ラッカセイ種皮のコレステロール濃度低下作用を検討した。その結果、総コレステロール、LDLコレステロールの濃度が低下することを認めた。また、この作用は、ラッカセイ種皮中のポリフェノールが腸管内でコレステロールの吸収を阻害することに起因することが示唆された。