論文 - 谷岡 由梨
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「食用ラン藻におけるコリノイドの特性とその生理機能に関する研究 （博士論文）」
谷岡 由梨
大阪府立大学 2009年03月
記述言語：日本語 掲載種別：学位論文（その他）
食用として流通しているラン藻（スイゼンジノリ，イシクラゲ，ハッサイ）のB12関連化合物について検討し，全てシュードB12であることを明らかにし，シュードB12はメチオニン合成酵素の補酵素として機能していることを見出した．
A4判 全47頁 -
Analysis of Vitamin B12 in Food by Silica Gel 60 TLC and Bioautography with Vitamin B12-Dependent Escherichia coli 215 査読あり
Yuri Tanioka, Yukinori Yabuta, Emi Miyamoto, Hiroshi Inui, and Fumio Watanabe
Journal of Liquid Chromatography & Related Technologies 31(13) 31 ( 13 ) 1977 - 1985 2008年01月
担当区分：筆頭著者 記述言語：英語 掲載種別：研究論文（学術雑誌）
食品中に含まれるビタミンB12は、バイオアッセイで測定されており、これまでB12とB12アナログは，分別定量できなかった。したがって、食品中にB12とB12アナログが混在した食品が存在していた。本研究では，B12依存性大腸菌とシリカゲル60TLCを用いてB12アナログを分別定量できる方法を開発し、食品中のB12を真正評価する方法を開発した．
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Occurrence of 5'-deoxyadenosylcobalamin and its physiological function as the coenzyme of methylmalonyl-CoA mutase in a marine eukaryotic microorganism, Schizochytrium limacinum SR21 査読あり
Miyamoto E, Tanioka Y, Yukino T, Hayashi M, Watanabe F, Nakano Y
J Nutr Sci Vitaminol 53 ( 6 ) 471 - 475 2007年11月
担当区分：筆頭著者 記述言語：英語 掲載種別：研究論文（学術雑誌）
Schizochytrium limacinum SR21におけるビタミンB12依存性酵素を精製し、生化学的性質を検討した。
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Purification and characterization of corrinoid-compounds from the dried powder of an edible cyanobacterium, Nostoc commune (Ishikurage) 査読あり
Watanabe F, Tanioka Y, Miyamoto E, Fujita T, Takenaka H, Nakano Y.
J Nutr Sci Vitaminol 53 ( 2 ) 183 - 186 2007年04月
担当区分：筆頭著者 記述言語：英語 掲載種別：研究論文（学術雑誌）
日本古来から食されている藍藻イシクラゲのビタミンB12化合物の特性について検討した。
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Purification and Characterization of a Corrinoid-Compound in an Edible Cyanobacterium Aphanizomenon flos-aquae as a Nutritional Supplementary Food 査読あり
Emi Miyamoto 他7名、谷岡 由梨
Journal of Agricurtural and Food Chemistry 54 ( 25 ) 9604 - 9607 2006年12月
担当区分：筆頭著者 記述言語：英語 掲載種別：研究論文（学術雑誌）
近年，藍藻食品（スピルリナやスイゼンジノリ）には，ヒトにとって生理的に不活性なシュードB12が多量に含まれていることが明らかとなっている．そこで，栄養補助食品として流通しているラン藻アファニゾメノンに含まれるB12関連化合物を同定した．その結果，アファニゾメノンに存在するB12関連化合物は，シュードB12であることが明らかとなった．（344）
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Characterization of a Corrionoid Compound in the Edible (Blue-Green) Alga, Suizenji-nori 査読あり
Fumio Watanabe, Emi Miyamoto, Tomoyuki Fujita, Yuri Tanioka, and Yoshihisa Nakano
Bioscience Biotechnolgy and Biochemistry 70 ( 12 ) 3066 - 3068 2006年12月
担当区分：筆頭著者 記述言語：英語 掲載種別：研究論文（学術雑誌）
ラン藻食品には，近年ヒトにとって生理作用のないシュードB12が存在していることが明らかとなっている．そこで藍藻スイゼンジノリにシュードB12が存在するか検討した結果，他の藍藻食品同様（スピルリナ）シュードB12が存在していた．
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カツオ魚肉のビタミンB12含量と各種加熱調理が魚肉ビタミンB12含量に及ぼす影響 査読あり
西岡道子，彼末富貴，谷岡由梨，宮本恵美，渡辺文雄
Vitamins 80 ( 10 ) 507 - 511 2006年10月
担当区分：筆頭著者 記述言語：日本語 掲載種別：研究論文（学術雑誌）
魚介類は，我が国ではB12の良い供給源であることからカツオ魚肉中のB12含量及び各種加熱調理がB12含量に及ぼす影響について検討した．その結果，魚肉中のB12は血合肉に約80％が含まれ，加熱調理によっても損失が少ないことが明らかとなった．pp.（38）
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TLC Analysis of Corrinoid Compounds in the Halophilic Lactic Acid Bacterium Tetragenococcus halophilus 査読あり
Fumio Watanabe, Emi Miyamoto, Yuri Tanioka, Toshiki Enomoto, Takashi Kuda, Yoshihisa Nakano
Journal of Liquid Chromatography & Related Technologies29(14) 29 ( 14 ) 2153 - 2158 2006年08月
担当区分：筆頭著者 記述言語：英語 掲載種別：研究論文（学術雑誌）
好塩乳酸菌に含まれるB12関連化合物について薄層クロマトグラフィーを用いて調べた結果，B12が含まれ細胞内でB12依存性メチオニン合成酵素の補酵素として機能していることが示唆された．（全178頁）