MISC - 杉原 たまえ
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「構造改善基礎調査報告書ー埼玉県羽生市ー」
磯辺俊彦、杉原たまえ、百瀬健二
関東農政局 1988年03月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:記事・総説・解説・論説等(その他)
大都市近郊に位置する埼玉県羽生市の農家は労働市場に恵まれ、兼業化が進んでいる。しかし、そのあり方は、週末に農作業をしたり、一部作業委託をしながらの「兼業稲作」としての手抜き省力的なものでしかない。そうしたなかで、合理的土地利用を「村ぐるみで」組織的に解消すべく、機械利用組合が結成された。兼業のあり方や、農家のコスト意識分析を交えてその変容を追った。
担当部分(単著):「兼業農家の就業構造とコスト意識、農地流動化」
全頁数:45p. -
「地域・農業生産における兼業農家の役割と農地流動化方策に関する調査研究報告書」
磯辺俊彦、杉原たまえ
農政調査会 1987年03月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:記事・総説・解説・論説等(その他)
農家の総兼業化が進行するなかで、いかに集落へ農地流動化を計り、集団的土地管理主体を形成するかが問題となっている。専業農家の負債整理、作業受託体制の強化などを軸としながら、基本的にある「不安定兼業と手抜き稲作との保守的悪循環」としての「兼業稲作」の構造を、どう是正していくのかが課題であり、岩手県松尾村新田集落を事例に検討をおこなった。
磯邊俊彦
担当部分(単著):「第Ⅰ部第Ⅲ章 兼業農家の役割と農地流動化の方策ー岩手県松尾村新田集落ー」
全頁数:174p. -
「フルーツ・パーク事業と地域産業ー緑区北八朔集落の場合ー」
磯邊俊彦、杉原たまえ、百瀬健二、井上毅
横浜市緑政局 都市農業問題研究会編 1987年03月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:記事・総説・解説・論説等(その他)
鶴見川流域に位置する集落が、度重なる河川氾濫と、用水路の末端による水不足に 200年間も悩ませ続けられてきたが、昭和42年の河川改修と土地改良事業の結果、大きく変わり始めた。昭和45年には横浜市鶴見区農業振興事業の一環として、フルーツ・パークの設定事業が導入された。その結果、水田転換により稲作へと特化していく。しかし、横浜市近郊の立地の有利性を生かした梨に流通経路を確立できないままでいる。土地利用もふくめ、都市農業のあり方を考える。本稿は、それにあたって、集落家の類型区分を行い、その特徴を明らかにした。
担当部分(単著):「北八朔集落農家の諸類型とその特徴」
全頁数:69p. -
「地域社会農業研究シリーズ「第11集 地域社会農業論の課題ー長野県臼田町の場合ー」」
磯邊俊彦、杉原たまえ、百瀬健二、高橋栄、中嶋京子
農林中央金庫調査部研究センター 1985年03月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:記事・総説・解説・論説等(その他)
臼田町農協では、病院の農村医療活動や町民の堆肥作り運動と密接な連係をとりながら全国でも先駆的な有機農業による特産物づくりの試みが始まった。その際、老人・婦人の耕地を遊ばせていてはもったいないという「生きがい農業」に基本的立脚点を求めたことも運動の安定要素を成していた。こうした調査事例のなかで、地域社会に支えられた地域農業の構築の道筋について、考察した。
全頁数:63p. -
「都市農業における農協共販の成果と課題ー横浜市菅田羽沢農業専用地区ー」
共著者:磯邊俊彦、杉原たまえ、百瀬健二
「都市農業問題に関する研究」 1984年04月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:記事・総説・解説・論説等(その他) 出版者・発行元:横浜市緑政局
都市農業問題研究会編
昭和40年代には、高度経済成長に支えられた農協共販がキャベツを基軸とした地域銘柄を確立していき、旧来の個選時代の分散・低進から脱却していった。しかし、昭和50年代に入ると、低経済は価格の横ばい、出荷量の頭打ちをもたらした。そのようななかで契約販売、個人出荷、店先販売といった出荷形態の多様化段階を迎える。都市農業としての販売のあり方を考える。
全頁数:29頁