講演・口頭発表等 - 亀山 慶晃
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大雪山における高山性草本植物の景観遺伝学的研究
甲山哲生, 亀山慶晃, 雨谷教弘, 工藤 岳
第71回日本生態学会大会(於横浜) 2024年03月
開催年月日: 2024年03月
記述言語:日本語 会議種別:ポスター発表
多雪地域の高山帯では、複雑な地形と季節風を反映した積雪分布の違いが開花フェノロジーを決定し、それが遺伝子流動を制限することによって景観的な遺伝構造を形成する。本研究では北海道大雪山に生育する5種の高山植物を対象として、NGSによるSSR部位のジェノタイピングをおこない、雪解け時期の違いが植物の空間的遺伝構造に与える影響について明らかにした。
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送粉を介した種間相互作用が在来水田植物の繁殖成功に及ぼす影響. 日本生態学会大会
鎌田 諒, 亀山慶晃
第71回日本生態学会大会(於横浜) 2024年03月
開催年月日: 2024年03月
記述言語:日本語 会議種別:ポスター発表
送粉を介した相互作用が水田植物の繁殖成功に及ぼす影響を明らかにするため、鉢植え個体を用いてモトタカサブロウ(在来)とアメリカタカサブロウ(外来)の頻度操作実験を実施した。両種とも結実率は9割、自殖率は8割前後と高い値を示したが、他殖率と交雑率には頻度依存性があり、異種の花頻度が増加するほど他殖率は低下し、交雑率は増加する傾向が認められた。
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近縁外来種の個体数頻度が在来水田雑草の繁殖成功に及ぼす影響
鎌田 諒, 亀山慶晃
第70回日本生態学会大会(於仙台) 2023年03月
開催年月日: 2023年03月
記述言語:日本語 会議種別:ポスター発表
外来種の侵入・定着は様々な過程を介して在来種の繁殖成功と集団維持に影響する。本研究では神奈川県の棚田に分布するタカサブロウ属植物の生態遺伝学的解析を実施し、アメリカタカサブロウ(外来)とモトタカサブロウ(在来)の間でgenetic swampingが生じている可能性を報告した。
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タマノカンアオイの生育・開花に及ぼす アズマネザサの刈り取りの影響
中島宏昭, 久野直人, 増田楓, 平野友佳鈴, 亀山慶晃, 鈴木貢次郎
日本造園学会全国大会(於仙台, オンライン) 2021年05月
開催年月日: 2021年05月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
関東地方の放棄二次林において、アズマネザサの刈り取り後5年目から8年目まで、タマノカンアオイの個体群動態を調査した。その結果、刈り取り区ではパッチあたりの葉数や花数が多く、その増加率も高いことが示された。
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高山生態系における送粉ネットワークの季節変動と植物の繁殖成功度
大室諒太, 武生雅明, 亀山慶晃
第67回日本生態学会大会(於名古屋) 2020年03月
開催年月日: 2020年03月
記述言語:日本語 会議種別:ポスター発表
亜高山帯の蛇紋岩地における送粉と植物の繁殖成功度に着目し、(1)ポリネータ組成とその季節変動、(2)ポリネータの訪花活性の変化が植物の繁殖成功度に与える影響について検討した。
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マイクロサテライトも「読む」時代:アンプリコン解析による高効率ジェノタイピング
甲山哲生, 亀山慶晃, 雨谷教弘, 工藤岳
第67回日本生態学会大会(於名古屋) 2020年03月
開催年月日: 2020年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
次世代シーケンサーを用いたマイクロサテライトジェノタイピング手法に関して、高効率化と低コスト化を実現するとともに、独自のソフトウェアを開発した。
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八方尾根における一年草ミヤマコゴメグサの開花フェノロジーと繁殖成功度
大室諒太, 武生雅明, 亀山慶晃
信州生態研究会(於長野) 2018年12月
開催年月日: 2018年12月
記述言語:日本語 会議種別:ポスター発表
ミヤマコゴメグサの開花フェノロジー、昆虫の訪花頻度、繁殖様式、種子生産量、個体数密度を調査し、集団の維持機構について議論した。
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SSR marker development and population genetic analysis of Sagittaria trifolia in Japan 国際会議
Kawakita H, Kameyama Y
The 2nd International Academic Conference on the Formation Mechanism of Plant Diversity and Conservation of Endangered Plants in East Asia (Kyoto, Japan) 2018年11月
開催年月日: 2018年11月
記述言語:英語 会議種別:口頭発表(一般)
水田雑草のオモダカを対象として、SSRマーカーの開発と系統地理的な解析を行い、集団の起源と維持機構について考察した。
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雌性両全性異株植物における雌雄繁殖成功度の評価 – 両性花はどれだけ雄花に近いのか?
柴田あかり, 亀山慶晃, 工藤岳
第65回日本生態学会大会(於札幌) 2018年03月
開催年月日: 2018年03月
記述言語:日本語 会議種別:ポスター発表
雌性両全性異株性は両全性から雌雄異株性への進化の中間段階とされている。ナニワズの進化段階を明らかにするため、父性解析によって両性株の雌雄繁殖成功度を明らかにした。その結果、現在のナニワズ個体群には結実能力を有する両性株が排除されるほど強い選択圧は働いておらず、低い種子生産能力を有する両性株と雌株からなる雌性両全性異株性が維持されていることが示された。
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ポリネータ-種組成の差異がもたらす異型花柱性植物の繁殖成功度の季節変化
森脇大樹, 亀山慶晃, 武生雅明
第65回日本生態学会大会(於札幌) 2018年03月
開催年月日: 2018年03月
記述言語:日本語 会議種別:ポスター発表
北アルプス八方尾根でおこなった野外調査により、(1)ポリネーターの活性は季節の進行と共に増加するが、(2)同時に開花する植物種の存在がポリネーターの種組成や訪花頻度を変化させ、(3)異型花柱性植物であるユキワリソウの繁殖成功を決定していること、を明らかにした。
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雌性両全性異株における両生株の役割:ナニワズの研究例
柴田あかり, 亀山慶晃, 工藤岳
第64回日本生態学会大会(於東京) 2017年03月
開催年月日: 2017年03月
記述言語:日本語 会議種別:ポスター発表
雌性両全性異株のナニワズは機能的には雌雄異株であり、両生株の雌機能および自殖による繁殖補償機能は極めて低いことを明らかにした。
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放棄二次林におけるアズマネザサの刈り取りがスズラン亜科林床植物の光合成能力と訪花頻度に与える影響
中島宏昭, 鈴木貢次郎, 亀山慶晃
第64回日本生態学会大会(於東京) 2017年03月
開催年月日: 2017年03月
記述言語:日本語 会議種別:ポスター発表
放棄二次林におけるアズマネザサの繁茂が、林床の光環境、林床植物の光合成能力、両者の季節変化、ポリネータの訪花頻度など様々な過程を介して、スズラン亜科林床植物の繁殖成功度を低下させていることを示した。
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世界各地のオヒシバのAFLP解析と熱帯高地の倍数体変異
宮浦理恵, 須藤光咲, 服部陽介, パチャキル バビル, 亀山慶晃, 山口裕文
日本雑草学会第55回大会(於東京) 2016年03月
開催年月日: 2016年03月
記述言語:日本語 会議種別:ポスター発表
オヒシバは熱帯から温帯にかけて広く分布するコスモポリタン種である。本研究では、世界各地のオヒシバ集団を対象に遺伝的組成と倍数体変異の調査を実施し、系統地理的な関係を明らかにした。
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二次林におけるアズマネザサの刈り取りがヤブランとジャノヒゲの開花、結実に及ぼす影響
寺岡睦美, 中島宏昭, 亀山慶晃, 鈴木貢次郎
日本雑草学会第55回大会(於東京) 2016年03月
開催年月日: 2016年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
関東地方の二次林では、アズマネザサの繁茂によって林床植物の多様性が著しく低下している。アズマネザサの刈り取りが林床植物(ヤブランとジャノヒゲ)の開花・結実にどのような影響を及ぼすのか、4年間にわたる追跡調査の結果を報告した。
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日本のクスノキは外来種か?
亀山慶晃, 古道潤, Jingxiu Li, Yen-Hsueh Tseng, 鈴木貢次郎
第63回日本生態学会大会(於仙台) 2016年03月
開催年月日: 2016年03月
記述言語:日本語 会議種別:ポスター発表
クスノキを対象とした遺伝分析によって、中国・台湾と日本に生育するクスノキは系統的に大きく異なっていること、集団間で人為的に移動したと思われる個体も存在しており、注意を要することなどを議論した。
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関東西部におけるヤマザクラ地域集団の遺伝的組成
野口翔, 亀山慶晃, 鈴木貢次郎
第63回日本生態学会大会(於仙台) 2016年03月
開催年月日: 2016年03月
記述言語:日本語 会議種別:ポスター発表
関東西部に生育するヤマザクラ集団について、遺伝的地域性を明らかにするとともに、他種との交雑が生じている可能性を指摘した。
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ナニワズの性的二型性:両性株と雌株の表現型と繁殖成功度の比較
柴田あかり, 工藤 岳, 亀山慶晃
第63回日本生態学会大会(於仙台) 2016年03月
開催年月日: 2016年03月
記述言語:日本語 会議種別:ポスター発表
雌性両性異株とされるナニワズを対象に、両性株と雌株の繁殖成功度を比較した。
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アズマネザサの刈り取りが林床植物の生育と光合成能力に与える影響
中島宏昭, 鈴木貢次郎, 亀山慶晃
第63回日本生態学会大会(於仙台) 2016年03月
開催年月日: 2016年03月
記述言語:日本語 会議種別:ポスター発表
関東地方の放棄二次林でアズマネザサの刈り取り管理を実施し、林床植物の光合成能力が刈り取り前と比較して大きく変化すること、それらの変化は種や季節によって異なり、最終的な成長や開花、結実成功に反映されることを明らかにした。
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カンヒザクラ地域集団と早咲きのサクラ品種の遺伝的関係
金澤弓子, 亀山慶晃, 李景秀, 濱野周泰, 鈴木貢次郎
第63回日本生態学会大会(於仙台) 2016年03月
開催年月日: 2016年03月
記述言語:日本語 会議種別:ポスター発表
中国・台湾・日本に生育するカンヒザクラと、カンヒザクラから作出されたとされる早咲きのサクラ品種の遺伝的組成を比較することによって、カンヒザクラの遺伝的地域性やサクラ品種の由来を明らかにした。
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AFLP解析による東・東南アジア産オヒシバの地理的遺伝構造
佐藤航海, 吉原さくら, 宮浦理恵, 山口裕文, 亀山慶晃
日本雑草学会第54回大会(於秋田) 2015年04月
開催年月日: 2015年04月
記述言語:日本語 会議種別:ポスター発表
オヒシバは熱帯から温帯にかけて広く分布するコスモポリタン種であり、北緯31度付近を境として、南は越年生、北は一年生を示すことが知られている。本研究では、オヒシバ集団のAFLP遺伝分析を実施し、各集団の系統地理的な関係を明らかにした。