Papers - TOKUDA Hiroharu
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草本類培地における担子菌類の生育特性(第2報)イネ科作物残渣培地における菌糸体生長 Reviewed
本間裕人、徳田宏晴、石井 彩、須田 亙、平野 繁、中西載慶
日本きのこ学会誌 18 ( 2 ) 73 - 76 2010.03
Language:Japanese Publishing type:Research paper (scientific journal)
担子菌培養用培地素材としてのイネ、小麦、大麦およびライ麦の植物体残渣の利用について検討を行い、ヒラタケ科の担子菌4種およびアミガサダケにおいて良好な生育が認められることを明らかにした。また、多くの担子菌において、培地の炭素源として適用可能なものはライ麦であることも知られた。
担当部分:共同研究であり、抽出不可能 -
ナッツ類を用いたチーズ様食品の製造 Reviewed
本間裕人、徳田宏晴、中西載慶
日本食品保蔵科学会誌 35 ( 4 ) 195 - 199 2009.07
Language:Japanese Publishing type:Research paper (scientific journal)
植物性タンパク質および脂質を豊富に含み、独特の香りを有する各種ナッツ類を対象として、これに加水して圧搾することにより得られた乳液を原料に、酸・プロテアーゼ法によるチーズ製造を試み、牛乳チーズに類似のチーズ様食品が得られることを明らかにした。
担当部分:共同研究であり、抽出不可能 -
Electric Pretreatment of Garbage for the Methane Production. Reviewed
Tokuda, H., Homma, H., Irie, M., Ushikubo, A. and Nakanishi, K.
Food Preservation Science 35 ( 4 ) 165 - 170 2009.07
Authorship:Lead author Language:English Publishing type:Research paper (scientific journal)
生ゴミを原料としたバイオガス(メタン)発酵において、生ゴミを電解前処理(DC30V、24h)することにより、①生ゴミの微粒子化促進、②可溶化率向上、③雑菌数の減少が認められ、発酵性が向上することが知られた。
担当部分:共同研究であり、抽出不可能 -
草本類培地における担子菌類の生育特性(第1報)非作物草本(雑草類)培地における菌糸体生長 Reviewed
本間裕人、代万里子、徳田宏晴、中西載慶
日本きのこ学会誌 16 ( 4 ) 165 - 168 2008.10
Language:Japanese Publishing type:Research paper (scientific journal)
非作物草本(雑草)を用いて調製した固体培地における
担子菌の菌糸体成長について検討を行い、①担子菌の成長にはイネ科草本を用いた培地が適していること、②当該培地においてはタモギタケやヒラタケ等のヒラタケ科担子菌,およびマンネンタケ,ヤマブシタケ等のヒダナシタケ目の木材腐朽菌の生育良好であることを明らかにした。
担当部分:共同研究であり、抽出不可能 -
食用菌スギエダタケ(Strobilurus ohshimae)のラッカーゼ生産性とそれを用いた各種フェノール性色素の分解 Reviewed
本間裕人、篠山浩文、天知誠吾、徳田宏晴、中西載慶、藤井貴明
日本きのこ学会誌 16 ( 2 ) 93 - 95 2008.09
Language:Japanese Publishing type:Research paper (scientific journal)
標題菌のラッカーゼは「スギ木粉:米ぬか:水=10:3:30」からなる培地で高い生産性が得られることを明らかにすると共に、本酵素によりクレゾールレッドなどのフェノール系色素の脱色が可能であることを示した。
担当部分:共同研究であり、抽出不可能 -
各種農産廃棄物の加水分解におよぼす電解前処理効果 Reviewed
徳田宏晴、田中美知子、本間裕人、中西載慶
日本醸造学会誌 101 ( 10 ) 769 - 775 2006.10
Authorship:Lead author Language:Japanese Publishing type:Research paper (scientific journal)
農産廃棄物の有効利用を目的とした加水分解において、試料を電解槽(カソード)で30Vの直流電流で処理することにより、その加水分解性が向上する事を明らかにした。また、最も電解前処理効果が認められたのは、ビートパルプであり、電解前処理の効果は、電極反応で生じたアルカリイオン水による試料の微粒子化や潜在糖の部分的可溶化であることを示した。
担当部分:共同研究であり、抽出不可能 -
通電処理装置付き糸状菌バイオリアクターによるビートパルプからの有用物質生産
德田 宏晴
平成15-17年度 科学研究補助金(基盤研究C(2))研究成果報告書 2006.05
Language:Japanese Publishing type:Research paper (bulletin of university, research institution)
ビートパルプからの有用物質生産を目的として、その前処理法としての通電処理法の有用性とメカニズムを明らかにすると共に、ビートパルプから有用糖類や抗菌物質を生産するためのバイオリアクターシステムを構築した。
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微弱通電酵素併用法による高塩食品残さの可溶化向上とメタン発酵生成物の循環利用技術の開発
長原、半谷、高崎、紅林、中西、德田 宏晴
平成15年度食品産業技術開発支援事業成果概要集(農林水産省総合食品局・食品産業企画課技術室) 2004.09
Authorship:Lead author Language:Japanese Publishing type:Research paper (bulletin of university, research institution)
標題のような食品残さのの再利用を目的として、醤油粕を材料として(1)通電法による試料の前処理、(2)通電処理試料からのメタン発酵試験、を行い、前処理によって試料の可溶化率が向上すること、および処理試料からのメタン発酵が向上することを明らかにした。
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Purification and Characterization of an Extracellular Proteinase Having Milk-Clotting Activity from Enterococcus faecalis TUA2495L. Reviewed
S. Sato, H. Tokuda, T. Koizumi and K. Nakanishi
Food Sci.Technol. Res. 10 ( 1 ) 44 - 50 2004.01
Authorship:Lead author Language:English Publishing type:Research paper (scientific journal)
凝乳酵素活性の強い未同定の乳酸菌株を検索し、これをEnterococcus faecalis TUA2495Lと同定した。また、本菌の凝乳酵素の分子量(34-36kDa)、等電点(5.4)、至適温度(50゜C)、至適pH(8~9)などを決定すると共に、本酵素が金属酵素であることやその基質特異性なども明らかにした。
担当部分:共同研究であり、抽出不可能 -
糸状菌固定化用担体としての不織布の特性と利用 Reviewed
德田宏晴、中沢守、中西載慶
日本醸造学会誌 97 ( 10 ) 727 - 733 2002.10
Authorship:Lead author Language:Japanese Publishing type:Research paper (scientific journal)
固定化糸状菌調製担体である不織布を選定する際の指標となると考えられる担体の透湿性、吸水性、およびタンパク質吸着性を測定し、得られた固定化糸状菌の糖類分解酵素活性との関係を明らかにした。
担当部分:共同研究であり、抽出不可能 -
Screenig of Lactic Acid Bacteria Having the Ability to Produce Reuterin. Reviewed
K. Nakanishi, H. Tokuda, T. Ando, M. Yajima, T. Nakajima, H. Tanaka and S. Ohmomo
Jpn. J. of Lactic Acid Bacteria 13 ( 1 ) 37 - 45 2002.07
Authorship:Lead author Language:English Publishing type:Research paper (scientific journal)
サイレージ発酵への利用を目的として、ロイテリン様物質生産性乳酸菌の検索を行い、Lactobacillus coryniformis 394 株を得た。本菌のロイテリン様物質は乳酸菌以外の細菌、酵母および糸状菌に対して殺菌作用を有し、サイレージへの利用が可能であることが示唆された。
担当部分:共同研究であり、抽出不可能 -
枯草菌および乳酸菌の混合培養によるデンプンからのL型乳酸生産 Reviewed
佐藤壮、德田宏晴、中西載慶
日本醸造学会誌 97 ( 7 ) 515 - 521 2002.07
Authorship:Lead author Language:Japanese Publishing type:Research paper (scientific journal)
単発酵槽式バイオリアクターを用いたデンプンからのL型乳酸発酵において、使用菌体の選択、混合培養の最適条件などの検討を行った。
担当部分:共同研究であり、抽出不可能 -
日本の地域密着型ワイナリーの現状と意識調査 Reviewed
德田宏晴、北口幸弘、佐藤壮、中澤守、中西載慶
J. ASEV Jpn. 11 ( 2 ) 68 - 73 2000.08
Authorship:Lead author Language:Japanese Publishing type:Research paper (scientific journal)
ワインブームの前後において、日本の地域密着型ワイナリーの経営実態、製造法、ブドウ栽培輸入原料使用率、環境問題への取り組みなどについて調査・分析を行うと共に、ワイン業界活性化のための提言を行った。
担当部分:共同研究であり、抽出不可能 -
日本における地ビール会社の現状と意識調査 Reviewed
徳田宏晴、佐藤壮、中沢守、中西載慶
日本食品保蔵科学会誌 26 ( 1 ) 29 - 35 2000.01
Authorship:Lead author Language:Japanese Publishing type:Research paper (scientific journal)
ビール会社約100社を対象とし、経営実態、使用原料、製造法、製品やその販売法などついてアンケート調査を行った。そのデータをもとに、日本における地ビール業界の実態や問題点などについて分析を行い、地ビール業界活性化のためのいくつかの提言をまとめた。
担当部分:共同研究であり、抽出不可能 -
Xylooligosaccharides Production by Aspergillus oryzae I3 Immobilized on a Non-woven fabric. Reviewed
H. Tokuda, K. Sato and K. Nananishi
Biosci. Biotech. Biochem. 62 ( 4 ) 801 - 803 1998.04
Authorship:Lead author Language:English Publishing type:Research paper (scientific journal)
キシロオリゴ糖の生産に適した固定化糸状菌の調製を目的として糸状菌の検索を行い、Aspergilus oryzaeに属する20種の菌体を得た。また、固定化菌体の活性安定性と加水分解時における固定化菌体の酵素生産能とは密接に関係していることを明らかにし、これを指標に上記菌体の中からAsp. oryzae I3を選択しキシランの繰り返し加水分解を行ったところ、その活性安定性は高く、安定したキシロオリゴ糖の生産が認められた。
担当部分:共同研究であり、抽出不可能 -
Effect of Electric Current on Growth and Alcohol Production by Yeast Cells Reviewed
K. Nakanishi, H. Tokuda, T. Soga, T. Yoshinaga and M. Takeda
J. Ferment. Bioeng. 85 ( 2 ) 250 - 253 1998.02
Authorship:Lead author Language:English Publishing type:Research paper (scientific journal)
培養液への通電(DC10mA又はAC100mA)により、非通電の場合に比べ菌体量およびアルコール生産速度が2~3 倍増加した。また、有機酸や香気成分の生成量にも違いが見られ、さらに電極反応によりアルコールからアセトアルデヒドや酢酸も生成された。直流電流の発酵促進は、主として電極から発生する酸素による酵母の出芽促進によると考えられたが、交流電流の場合は系が複雑でその要因を特定するには到っていない。
担当部分:共同研究であり、抽出不可能 -
気相生育固定化菌体による生デンプンの分解 Reviewed
徳田宏晴、曽我貴彦、中西載慶
日本醸造学会誌 92 ( 12 ) 911 - 914 1997.12
Authorship:Lead author Language:Japanese Publishing type:Research paper (scientific journal)
生デンプンの分解を目的として気相生育法により、固定化Rhizopus achlamydosporusを調製した。本固定化菌体による生デンプンの分解速度はタピオカデンプン、トウモロコシデン プン、バレイショデンプンの順であった。また、加水分解は、固 定化されている酵素、菌体から離脱した酵素、菌体によ り反応中に生産された酵素によって触媒されており、このことが本固定化菌体が、水不溶性である生デンプンの分解に適している要因の1つであることが示唆された。
担当部分:共同研究であり、抽出不可能 -
Hydrolysis of Xylan by Aspergillus niger Imobilized on Non-woven Fabrics Reviewed
H. Tokuda, T. Urata and K. Nakanishi
Biosci. Biotech. Biochem. 61 ( 4 ) 583 - 587 1997.04
Authorship:Lead author Language:English Publishing type:Research paper (scientific journal)
不織布を担体として気相中で菌体の培養を行うという手法により、キシラン分解活性を有するAspergillus nigerの固定化を行った。不織布の材質は固定化菌体のキシラン分解活性および活性安定性に大きく影響した。 担体としてはシルク製不織布が最適(キシラン分解酵素 活性15U/cm3-support)であり、本固定化菌体は繰り返し反応10回、延べ反応時間450時間以上にわたり、バーチ ウッドキシランの加水分解に使用可能であった。
担当部分:共同研究であり、抽出不可能 -
Acremonium cellulolyticus Y-94が生産するセルラーゼの添加がイネ科牧草サイレージの発酵品質に及ぼす影響 Reviewed
大桃定洋、田中治、友田裕代、河野敏明、丹野裕、徳田宏晴、中西載慶
Grassland Science 42 ( 4 ) 369 - 371 1997.01
Authorship:Lead author Language:Japanese Publishing type:Research paper (scientific journal)
イネ科牧草のサイレージ調製において、アクレモニウムセルラーゼの添加による糖類の遊離、サイレージの品質改善について明らかにした。
担当部分:共同研究であり、抽出不可能 -
Acremonium cellulolyticus Y-94 由来のセルラーゼ処理によるアルファルファ乾燥粉末から遊離する糖類 Reviewed
友田裕代、徳田宏晴、中西載慶、大桃定洋、河野敏明、丹野裕
Grassland Science 42 ( 2 ) 159 - 162 1996.07
Authorship:Lead author Language:Japanese Publishing type:Research paper (scientific journal)
Acremonium cellulolyticus Y-94由来のセルラーゼをアルファルファに作用させた時の糖の遊離について検討し、サイレージ調製におけるセルラーゼの添加効果を明らかにした。
担当部分:共同研究であり、抽出不可能