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日本各地で分離した清酒酵母の分類学的特性
仲村佐知子、門倉利守、中里厚実、竹田正久
平成15年度日本生物工学会大会 2003.09 日本生物工学会
Event date: 2003.09
Language:Japanese Presentation type:Oral presentation (general)
Venue:熊本
日本各地から野生酵母を分離し、独自の分類方法とThe YEASTSに従って同定し、S.cerevisiae、S.paradoxus、清酒酵母の3種には中間的な株が存在し、清酒酵母はあらゆるところに存在し、独立した一群を形成していることが分かった。pp.103
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口噛酒の研究(2)
仲村佐知子、深澤孝美、門倉利守、中里厚実、竹田正久
平成14年度日本醸造学会大会 2002.09 日本醸造学会
Event date: 2002.09
Language:Japanese Presentation type:Oral presentation (general)
Venue:東京
口噛酒の発酵と微生物、それに及ぼす栄養分について検討を行い、口噛もろみの栄養分では十分なアルコール生成が行われず、発酵初期のガス発生は乳酸菌によるものであり、酵母の数は存在するもののアルコール生成にはなかなか至らなかった。pp.13。
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酒蔵外からの清酒酵母の分離
梅津晃朗、小嶋拓、加藤繁道、加藤収、門倉利守、中里厚実、竹田正久
平成14年度日本醸造学会大会 2002.09 日本醸造学会
Event date: 2002.09
Language:Japanese Presentation type:Oral presentation (general)
Venue:東京
日本各地の酒蔵外の土、腐葉土、コケなどから野生酵母を分離し清酒酵母の同定を行った。pp.7。
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FISH法による山廃酒母乳酸菌の検出
松田絵里、門倉利守、大西章博、鈴木昌治、中里厚実、竹田正久
日本乳酸菌学会2001年度大会 2001.07 日本乳酸菌学会
Event date: 2001.07
Language:Japanese Presentation type:Oral presentation (general)
Venue:名古屋
山廃酒母中の乳酸菌についてFISH法を用いて検出を試み、FISH法が乳酸菌にも適用でき、且つ山廃酒母中の乳酸菌相の遷移はこれまでの一般的な報告とは異なって多数存在し、それぞれに条件があることが示唆された。pp.42
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蜂蜜から分離された耐糖性酵母の性状
村清司、西山由隆、門倉利守、穂坂賢、徳江千代子
日本食品保蔵科学会第50回大会 2001.06 日本食品保蔵学会
Event date: 2001.06
Language:Japanese Presentation type:Oral presentation (general)
Venue:東京
蜂蜜より分離した耐糖性の発酵酵母の性状について特に有機酸の生成について検討を行った。pp.39。
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foldable IOLへの菌付着 第2報
高野慎也、酒井裕司、小松真理、清水公也、門倉利守
第24回日本眼科手術学会総会 2001.01 日本眼科手術学会
Event date: 2001.01
Language:Japanese Presentation type:Oral presentation (general)
Venue:大阪
新規に開発された白内障治療用レンズについて菌体持ち込み量を検討し、インジェクターによる挿入が有用であることを証明した。pp.237。
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清酒酵母の特性(2)- S.cerevisiae complexの菌体タンパク質パターン -
門倉利守、新崎賢一、八坂恒次、高野慎也、中里厚実、竹田正久
平成12年度日本生物工学会大会 2000.08 日本生物工学会
Event date: 2000.08
Language:Japanese Presentation type:Oral presentation (general)
Venue:札幌
野生清酒酵母とSaccharomyces属について菌体タンパク質の解析をSDS-PAGEにより行い、36kD付近で清酒酵母は他のSaccharomyces属とは明らかに異なったパターンを示し、独自の特性が示された。pp.57
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清酒酵母の特性(1)-「The YEASTS」での清酒酵母-
浅香英二、門倉利守、中里厚実、竹田正久
平成12年度日本生物工学会大会 2000.08 日本生物工学会
Event date: 2000.08
Language:Japanese Presentation type:Oral presentation (general)
Venue:札幌
清酒酵母の特性についてThe Yeasts 4thに従って検討し、清酒酵母がビタミンフリーでの増殖によりS. bayanusに同定されるものの、独自の分類指標によりS. bayanusとは明らかに異なり、相同性で同種のS. cerevisiaeとも異なった。pp.57。
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Alcian Blue染色による清酒酵母の特性
門倉利守、寺嶋則仁、中條絵理、橘美貴子、桑原綾子 中里厚実、竹田正久
平成11年度日本生物工学会大会 1999.09 日本生物工学会
Event date: 1999.09
Language:Japanese Presentation type:Oral presentation (general)
Venue:大阪
細胞壁マンナンタンパク質のマンノースリン酸部位と特異的に結合するAlcian Blueにより細胞を染色し清酒酵母の特性を明らかにした。醸造酵母およびS.cerevisiae, S.bayanus, S.pastorianus,S.paradoxusはAlcian Blueにより明らかに青色に染まるのに対して、清酒酵母は白色を呈した。また、新たに分離し生理学的に清酒酵母である野生酵母も染色されなかった。pp.335
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口かみ「もろみ」の発酵と微生物
中島大蔵、門倉利守、中里厚実、竹田正久
平成11年度日本醸造学会大会 1999.09 日本醸造学会
Event date: 1999.09
Language:Japanese Presentation type:Oral presentation (general)
Venue:東京
口噛もろみの発酵と微生物について検討を行い、アルコール発酵能の高いSaccharomyces属を分離したが、もろみ中のアルコール濃度は上がらなかった。また、口噛もろみ中の主要な糖はマルトーストマルトトリオースであり、グルコースは微量にしか検出されなかった。pp.8。
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清酒酵母の標準株Saccharomyces sake Yabe(1897) IFO 0304の性質
浅香英二、門倉利守、中里厚実、竹田正久
平成11年度日本醸造学会大会 1999.09 日本醸造学会
Event date: 1999.09
Language:Japanese Presentation type:Oral presentation (general)
Venue:東京
約100年前に分離された清酒酵母Saccharomyces sake Yabe IFO 0304の分類学的な性質を検討し、S. cerevisiae、S. bayanus、S. pastorianus、S.paradoxusの4種とは明らかに性質が異なり、100年前に分離した酵母であっても清酒酵母の特性を持ち続けていることを明らかにした。pp.9。
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フォールダブルレンズへの付着菌
小松真理、清水公也、古賀貴久、門倉利守、高野慎也
第22回日本眼科手術学会 1999.01 日本眼科手術学会
Event date: 1999.01
Language:Japanese Presentation type:Oral presentation (general)
Venue:東京
白内障手術に用いるフォールダブルレンズは小さな創口より挿入されるため眼内に菌を持ち込み合併症を起すことがある。そこで3種のレンズを用いて鑷子およびインジェクターで挿入し菌の付着性について検討した。レンズの種類で付着菌数に差は無かったが、インジェクターによる挿入方法が汚染機会が少ないことがわかった。 pp.159。
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Saccharomyces sake(清酒酵母)と他のSacch. sppの相違(1) -菌体タンパク質パターンと6番染色体の差異-
桑原綾子、高野慎也、天野誠、門倉利守、中里厚実、竹田正久
平成9年度日本生物工学会大会 1997.09 日本生物工学会
Event date: 1997.09
Language:Japanese Presentation type:Oral presentation (general)
Venue:東京
これまで、S.cerevisiae,に統一されていた酵母が1998年の分類書でS.cerevisiae,S.bayanus,S.pastorianus, S.paradoxusの4種に再分類されたが、従来から提唱している清酒酵母がこれらと異なることから菌体タンパク質と6番染色体長の差異について検討した。S.sakeのパターンはS.cerevisiae,S.bayanus,S.pastorianus,の3種とは異なりS.paradoxusと同じパターンを示した。pp.56
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醸造酵母のADH活性
中里厚実、門倉利守、竹田正久
平成9年度日本生物工学会大会 1997.09 日本生物工学会
Event date: 1997.09
Language:Japanese Presentation type:Oral presentation (general)
Venue:東京
清酒酵母は清酒もろみ中で20%以上のアルコールを生成する高い能力を持つため、醸造酵母のアルコール生成についてADH活性に着目し比較検討した。清酒酵母はワイン酵母、ビール酵母に比べADH活性が高くアルコール存在下ではビール酵母のADH活性はほとんどみられなかった。 pp.204。
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Saccharomyces sake(清酒酵母)と他のSacch. sppの相違(3) -清酒もろみでのアルコール生産量(%)の差異-
竹田正久、門倉利守、中里厚実
平成9年度日本生物工学会大会 1997.09 日本生物工学会
Event date: 1997.09
Language:Japanese Presentation type:Oral presentation (general)
Venue:東京
S.sake, S.cerevisiae, S.bayanus, S.pastorianus, S. paradoxusの5種について清酒もろみの発酵試験を行い、清酒酵母S.sakeは清酒もろみで多くの酵母が増殖し、高濃度のアルコールを生産し、アルコール20-23%の濃度においても生存能を有し、他の酵母群とは異なっていることを明らかにした。 pp.57。
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Saccharomyces sake(清酒酵母)と他のSacch. sppの相違(2) -メレジトース資化性と非増殖限界温度の差異-
門倉利守、中沢守、中里厚実、竹田正久
平成9年度日本生物工学会大会 1997.09 日本生物工学会
Event date: 1997.09
Language:Japanese Presentation type:Oral presentation (general)
Venue:東京
S.sake, S.cerevisiae, S.bayanus, S.pastorianus, S. paradoxusの5種についてメレジトースの資化性及び非増殖温度について検討し、メレジトースを資化した酵母はビール酵母に属するS.cerevisiaeとS.pastorianusで他の3種は資化しなかった。非増殖温度はS.sake, S.cerevisiaeが41℃で他の3種と異なっていた。pp.56
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醸造酵母のMelezitose資化能について
中沢守、丸山英雄、門倉利守、中里厚実、金子太吉、竹田正久
日本農芸化学会1997年度大会 1997.04 日本農芸化学会
Event date: 1997.04
Language:Japanese Presentation type:Oral presentation (general)
Venue:東京
醸造酵母のMelezitose資化能について検討を行い、清酒酵母以外の醸造酵母は資化性がみられた。また、それぞれの酵母の無細胞抽出液のMelezitoseへの作用能を調べた結果、各酵母により作用に大小があり清酒酵母を含めた資化性を示さない菌株の中にも細胞内酵素が存在しMelezitoseを分解するものがあった。pp.336
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醸造酵母のストレス耐性に及ぼすイノシトールの影響
門倉利守、加藤栄明、中里厚実、竹田正久
日本農芸化学会1997年度大会 1997.04 日本農芸化学会
Event date: 1997.04
Language:Japanese Presentation type:Oral presentation (general)
Venue:東京
代表的な醸造酵母の清酒、ワイン、ビール、醤油酵母を用いてアルコール、または食塩存在下における増殖への影響を調べた結果、増殖の初期においてイノシトールの影響がみられ、それぞれのもろみに用いられる酵母によって影響が異なり、もろみとの相関性が伺われた。pp.348
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酵母の細胞壁糖タンパク質抽出法の検討
門倉利守、河西知恵子、堀越奈緒、深川直子、竹田正久
平成8年度日本生物工学会大会 1996.10 日本生物工学会
Event date: 1996.10
Language:Japanese Presentation type:Oral presentation (general)
Venue:名古屋
醸造酵母(S.cerevisiae)を用いて、従来法の中性クエン酸緩衝液オートクレーブ抽出を対照とし、各種薬剤、酵素により細胞壁糖タンパク質を抽出し最適抽出法を選択 した。SDS-PAGEにより2-メルカプトエタノールによる抽出法が最もよく、抽出時間により分別も可能で細胞壁の構造を類推する結果を得た。pp.140
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菌体タンパク質パターンによる清酒酵母の特性
高野慎也、門倉利守、中里厚実、金子太吉、竹田正久
平成8年度日本生物工大会 1996.10 日本生物工学会
Event date: 1996.10
Language:Japanese Presentation type:Oral presentation (general)
Venue:名古屋
S.cerevisiaeの可溶性タンパク質を抽出しSDS-PAGEにより違いの見られたタンパク質のN-末アミノ酸からタンパク質を特定、免疫染色により酵母間での比較を行った。酵母間で37kD付近に違いが見られ、これはGAPDHのアイソザイムであることが推定され、そのパターンより分類学を反映するような5タイプに分けらた。また、清酒酵母はその独自性が示唆された。pp141