論文 - 増田 宏司
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The Experience in Keeping School-owned Animals:Effects on the sense/interest in Animals
Koji Massuda,Asami Tsuchida
Journal of Agriculture Science, Tokyo University of Agriculture 2008年12月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(大学,研究機関等紀要)
小学校時代での学校動物飼育経験が、その後の動物に対する意識に強く影響することを、アンケート調査によって抽出することが出来る可能性を示した。
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Identifying novel polymorphisms in the Canine Tryptophan Hydroxylase 2 gene
Humihiko Kaneko,Koji Masuda,Yukari Takeuchi,Yuji Mori
The Journal of Veterinary Medical Science 2008年10月
記述言語:英語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
犬のトリプトファンハイドロキシラーゼ2遺伝子における、犬の気質に関連する可能性を示す遺伝子多型について検討した。
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Localization of the Candidate Genes ELOVL5 and SCD1 for ;Male Effect' Pheromone Synthesis in Goats (Capra hircus).
Kitago M, Momozawa Y, Masuda K, Date-Ito A, Hagino-Yamagishi K, Kikusui T, Takeuchi Y, Mori
Journal of Reproduction and Development 2007年09月
担当区分:筆頭著者 記述言語:英語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
シバヤギ雄効果フェロモン合成に強く関与すると思われる遺伝子についてin situ hybridization法にてmRNAのヤギ頭部皮膚における発現を確認した。
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Gene Expression Profiles Linked to the Hormonal Induction of Male-Effect Pheromone Synthesis in Goats (Capra hircus)
Yukihide Momozawa, Yukari Takeuchi,Masaru Kitago et al
BIOLOGY OF REPRODUCTION 2007年
記述言語:英語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
シバヤギ雄効果フェロモン生合成に関わる遺伝子群をサブトラクション法により明らかにし、その候補遺伝子の皮膚におけるmRNA発現量をリアルタイムPCR法を用いて比較した。
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Polymorphisms in the canine glutamate transporter-1 gene: Identification and variation among five dog breeds
Niwako Ogata, Chie Hashizume, Yukihide Momozawa, Takefumi Kikusui, Yukari Takeuchi, Yuji Mori
The journal of veterinary medical science 2006年02月
担当区分:筆頭著者 記述言語:英語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
興奮性アミノ酸トランスポーター遺伝子ファミリーの塩基配列において一塩基多型(SNP)の有無について検索したところ,グルタミン酸トランスポーター1(GLT-1)においてのみアミノ酸置換を伴わないC129TとT471Cが同定された。さらに,行動特性の異なる5犬種(ゴールデンレトリバー,ラブラドールレトリバー,マルチーズ,ミニチュアシュナウザー,シバ)から成る計193頭のゲノムDNAを用いてこれらSNPsの発現頻度を犬種別に比較したところ,犬種差が認められたことから,GLT-1の遺伝子多型が行動様式の犬種差と関連する可能性が示された。
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Canine tyrosine hydroxylase (TH) gene and dopamine beta-hydroxylase (DBH) gene: Their sequences, genetic polymorphisms, and diversities among five different dog breeds
Yukari Takeuchi, Chie Hashizume, Esther Myung Ha Chon, Yukihide Momozawa,Takefumi Kikusui, Yuji Mori
The journal of veterinary medical science 2005年09月
担当区分:筆頭著者 記述言語:英語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
犬の行動傾向に関連する遺伝的背景を解明する第一段階として,本研究では脳内神経伝達物質として重要なドーパミンおよびノルアドレナリンの合成酵素であるチロシン水酸化酵素(TH)およびドーパミンβ水酸化酵素(DBH)を候補遺伝子として取りあげ,これらの遺伝子における翻訳領域の塩基配列を決定した.続いて10頭のビーグル犬より得られたcDNAを用いて各遺伝子の多型を検索したところ,TH遺伝子においてはC97T,G168A,G180AおよびC264Tという4ヵ所の一塩基多型(SNP)が,DBH遺伝子においてはC789AとA1819Gという2ヵ所のSNPが同定された.そのうち,TH多型のC97T,DBH多型のC789AとA1819Gはアミノ酸置換を伴うものであった.さらに,行動特性の異なる5犬種(ゴールデンレトリバー,ラブラドールレトリバー,マルチーズ,ミニチュアシュナウザー,シバ)から成る計193頭のゲノムDNAを用いてこれらSNPの出現頻度を犬種別に比較したところ,TH遺伝子のC97TおよびDBH遺伝子のA1819Gはシバのみに多型がみられ,それ以外のSNPについては犬種差が認められたことから,脳内カテコラミン合成酵素の遺伝子多型が行動様式の犬種差と関連する可能性が示された.
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Identification of an Cysteine-to-Arginine substitution caused by a single nucleotide polymorphism in the canine monoamine oxidase B gene
Chie Hashizume, Yukihide Momozawa, Takefumi Kikusui, Yukari Takeuchi and Yuji Mori
The journal of veterinary medical science 2005年02月
担当区分:筆頭著者 記述言語:英語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
モノアミン酸化酵素B(MAOB)遺伝子の塩基配列において,システインからアルギニンへのアミノ酸置換を伴う一塩基多型を同定した.ゴールデンレトリーバー,ラブラドールレトリーバー,マルチーズ,ミニチュアシュナウザーおよびシバの5犬種間で遺伝子多型出現頻度を比較したところ犬種間に有意な差が認められ,脳内神経伝達に関する酵素の遺伝子多型が行動様式の犬種差に関連する可能性が示唆された.
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Sequencing of canine 5-hydroxytriptamine receptor (5-HTR) 1B, 2A, 2C genes and identification of polymorphisms in the 5-HTR1B gene
Chie HASHIZUME, Niwako OGATA, Takefumi KIKUSUI, Yukari Takeuchi and Yuji MORI
The Journal of Veterinary Medical Science 2004年08月
担当区分:筆頭著者 記述言語:英語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
犬において攻撃性や不安と関連する多型を検索する目的で,セロトニン受容体1B,2Aおよび2C遺伝子の塩基配列決定および多型検索を行った。1B遺伝子においては翻訳領域に6ヶ所一塩基多型が認められ,そのうち5箇所には遺伝子型配分において犬種差が認められた。1B遺伝子において見いだされた遺伝子多型について解析を発展させることが犬における行動特性の遺伝的背景を理解する上で有用であることが示唆された。
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Breed differences in genotype and allele frequency of catechol O-methyltransferase gene polymorphic regions in dogs.
Chie HASHIZUME, Yukihide MOMOZAWA, Takefumi KIKUSUI, Yukari Takeuchi and Yuji MORI
The Journal of Veterinary Medical Science 2004年02月
担当区分:筆頭著者 記述言語:英語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
犬において気質の個体差に関連する一塩基多型(SNP)を検索する目的で,ヒトで固執や統合失調症との関連が示唆されているCOMT遺伝子の塩基配列決定および多型検索を行った。イヌCOMT遺伝子は他種動物と高い相同性を有し,さらに遺伝子型配分において犬種差を伴う2箇所のSNPが存在することが明らかとなった。これらの結果より,得られた遺伝子多型が犬の気質の遺伝的背景を探る上で有用な手掛かりとなる可能性が示された。
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Molecular cloning of canine monoamine oxydase subtype A (MAOA) and B (MAOB) cDNAs and their expression in the brain
Chie HASHIZUME, Masatoshi SUZUKI, Yukihide MOMOZAWA, Takefumi KIKUSUI, Yukari Takeuchi, Yuji MORI
The Journal of Veterinary Medical Science 2003年08月
担当区分:筆頭著者 記述言語:英語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
攻撃性や認知障害との関連が推察されているモノアミン酸化酵素(MAO)遺伝子について,犬のMAOAおよびB遺伝子の塩基配列を決定し,ノーザンブロット法によりmRNAの脳内発現部位について検討した.MAOAおよびB遺伝子はいずれも他種動物と高い相同性を示した。両遺伝子mRNAの犬脳内における発現部位を解析したところ,MAOA は脳内の広範な部位に発現していたが,MAOBは視床下部,海馬など特定の部位に発現していた。
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キトサンの子宮内投与による黒毛和種の発情誘起
山本政生,白石修,鈴木達行
畜産の研究 2000年09月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
本研究はキトサン懸濁液を黒毛和種の子宮内に投与して発情を誘起し、その発現メカニズムを探ることである。本研究においてキトサン懸濁液の0.1mg/mlを投与した牛群では投与後10日以内に発情を誘起できなかったが、0.5と1.0mg/mlではそれぞれ45.5%と41.7%の割合で発情が見られた。
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黄体ホルモン製剤を膣内留置した黒毛和種牛への反復過剰排卵処置におけるGnRH投与の効果(共著) 査読あり
柏 学進 , 増田 宏司 , 嘉村 則男 , VARISANGA Modest Diamond , FAHRUDIN Mohamed , 董 雅絹 , 音井 威重 , 鈴木 達行
日本胚移植学雑誌 22 ( 3 ) 85 - 91 2000年08月
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
黒毛和種牛を対象に、黄体ホルモン製剤の膣内留置とGnRH処理により連続過剰排卵処置を試み、その有効性を検討した。