論文 - 川名 太
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剛基層上の弾性層模型内を伝播するLove波に対する波線理論的な一考察 査読あり
森地重暉,川名太,君島信夫
土木学会論文集 ( No.682/I‐56 ) 421 - 426 2001年07月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
波動模型実験法及び数値解析法を用いて,Love波の伝播が明瞭となる振動数帯域の存在を確認し,この現象を幾何学的に説明した.
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地盤の不形性に起因する波動現象に対する一模型実験法 査読あり
森地重暉,川名太,中澤弦大,白戸義孝
土木学会論文集 ( No.682/I‐56 ) 71 - 80 2001年07月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
一層地盤と二層地盤が連結された不整形地盤にSH波が入射する場合,二層地盤内にLove波が発生することを波動模型実験により示し,その生成の状況を破線理論を用いて説明した.
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不整形部をもつ模型地盤内の波動現象に対する一考察 査読あり
川名太,森地重暉,白戸義孝
土木学会構造工学論文集 Vol.47A 517 - 528 2001年03月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
地盤の段差部での波動の反射や透過の状況を波動模型実験と有限要素法を用いて調査し,波動の伝播方向により応答量が変化することを確認した.
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傾斜層内の波動現象に対する模型実験結果についての一考察 査読あり
森地重暉,君島信夫,西嶌望,土居誠,川名太
土木学会論文集 626 ( I-48 ) 245 - 250 1999年07月
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
傾斜層内に生じる波動現象を究明するために模型実験を実施した.その結果,波動の振動数が高くなるほど層厚の薄くなる上方まで波が伝播すること,傾斜層内の波動現象は,局所的に一様な層厚をもつ弾性層内を伝播するLove波のものと類似するが,傾斜角が15°になるとそのような類似性が無くなることが明らかとなった.
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地中にある波動源により地表面に生じる振動についての模型実験的研究 査読あり
川名太,森地重暉,和田真哉
第10回日本地震工学シンポジウム論文集 857 - 862 1998年
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(その他学術会議資料等)
震央部付近に生じる地震動を明らかにするための模型実験手法の開発を行った.地盤模型内に4本の棒を平行に挿入し,ダブルカップルを再現できるように各棒を加振した.この試験装置を用いて1層地盤および2層地盤を対象に試験を実施した結果,波の伝播状況は波線理論を用いて説明できることが確認され,本実験方法の有効性が示された.
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不整形地盤内の波動現象に対する一模型実験法 査読あり
土居誠,森地重暉,川名太,仲澤弦大
第10回日本地震工学シンポジウム論文集 875 - 878 1998年
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(その他学術会議資料等)
地盤の不整形性が波動現象に及ぼす影響を究明する手段として,模型実験法の開発を試みた.模型材料として,低弾性のアクリルアミドゲルを用い,波動現象の速度を低減させた.弾性係数の異なる2層の地盤モデルを作成し,SH波を下方から入射すると,2層地盤の上層内にLove波状の波動が伝播することが確認された.