論文 - 川名 太
-
舗装直下地盤の液状化による舗装の変形とFWDたわみに関する模型振動実験 査読あり
大矢陽介，小濱英司，菅野高弘，川名太
構造工学論文集 60A 261 - 270 2014年03月
記述言語：日本語 掲載種別：研究論文（国際会議プロシーディングス）
アスファルト舗装直下の地盤が液状化した際の舗装の変状を確認する目的で，1G場模型振動実験を実施した．また，加振実験前後にFWD試験を実施し，液状化に伴う舗装の荷重支持性能の変化を確認した．
-
Study of the cavity problem under the pavement caused by the earthquake in 2011 査読あり
Futoshi KAWANA, Yasushi TAKEUCHI, Masaru TERADA, Kazuyuki KUBO, Kunihito MATSUI
ISAP Conference 2014 419 - 426 2014年
担当区分：筆頭著者 記述言語：英語 掲載種別：研究論文（国際会議プロシーディングス）
2011年東北地方太平洋沖地震における舗装の損傷の傾向分析を行った．また，FWD試験およびGPR試験を併用することで，効率的に路面下の空洞が把握できることを示した．
-
Wave propagation analysis and backculculation for lightweight deflectmeter test 査読あり
Futoshi KAWANA, Yasushi TAKEUCHI, Masaru TERADA, Kazuyuki KUBO, Kunihito MATSUI
3rd International Conference on Transportation Infrastructures 297 - 305 2014年
担当区分：筆頭著者 記述言語：英語 掲載種別：研究論文（国際会議プロシーディングス）
波動伝播理論に基づく舗装の動的逆解析プログラムを作成し，実道における小型FWD試験の結果を用いて，舗装の弾性係数の評価を行った．
-
FWD試験データの分析の高度化に関する提案 査読あり
川名太，久保和幸，竹内康，松井邦人
土木学会論文集E1（舗装工学） 69 ( 3 ) 22 - 31 2013年12月
担当区分：筆頭著者 記述言語：日本語 掲載種別：研究論文（学術雑誌）
FWD試験データの分析方法として，一般に荷重とたわみのピーク値を用いた静的逆解析が活用されている．本研究では，舗装の構造評価においてFWD試験を用いる場合，載荷時間が短いときには，動的逆解析が必要となることを明らかにしている．また，舗装の維持管理設計を理論的に行う場合に，動的逆解析で得られた層弾性係数を利用することを提案している．
-
体積ひずみを用いた動的荷重に対する軸対象多層弾性構造の理論解 査読あり
川名太，久保和幸，松井邦人
土木学会論文集E1（舗装工学） 69 ( 3 ) I_117 - I_124 2013年12月
担当区分：筆頭著者 記述言語：日本語 掲載種別：研究論文（学術雑誌）
体積ひずみを用いて，動的な鉛直荷重が作用した場合の多層弾性体の理論解を誘導した．また，この理論解をもとに，非線形接地圧分布を考慮できる舗装動的解析プログラムを開発し，既往の解析プログラムとの比較を行って，本プログラムの適用性の検証を行った．
-
Confidence Interval of Pavement Layer Parameters Estimated from FWD Time Series Data（共著） 査読あり
Satoshi HORIUCHI, Futoshi KAWANA, Masaru TERADA, Kazuyuki KUBO, Kunihito MATSUI
Proceedings of the 2013 Airfield and Highway Pavement Conference 433 - 444 2013年06月
担当区分：筆頭著者 記述言語：英語 掲載種別：研究論文（学術雑誌）
FWD試験で得られるたたわみと荷重の時系列データを用いて動的逆解析を行い，舗装を構成する各層の弾性係数と減衰係数を推定した．また，逆解析結果の初期値依存性を考慮して，モンテカルロ法を用いて50セットの初期値を設定し，信頼区間の評価を行った．
-
THEORETICAL SOLUTION BASED ON VOLUMETRIC STRAIN OF ELASTIC MULTILAYERED STRUCTURES UNDER AXISYMMETRICALY DISTRIBUTED LOAD （共著） 査読あり
Futoshi KAWANA, Satoshi HORIUCHI. Masaru TERADA, Kazuyuki KUBO, Kunihito MATSUI
Proceedings of the 2013 Airfield and Highway Pavement Conference 383 - 394 2013年06月
担当区分：筆頭著者 記述言語：英語 掲載種別：研究論文（学術雑誌）
体積ひずみを用いて，静的荷重に対する多層弾性構造の理論解を誘導した．これを用いて，等分布荷重，パラボリック分布荷重およびインバースパラボリック分布荷重が地表面に作用した際の弾性層内に生じるひずみを算定し，接地圧分布の違いが舗装の応答に与える影響について調査した．
-
移動式たわみ測定装置を用いた舗装の健全性評価手法に関する一検討 査読あり
寺田剛，川名太，久保和幸，竹内康，松井邦人
土木学会論文集E1（舗装工学） Vol.68 ( No.3 ) I_13 - I_20 2012年12月
担当区分：筆頭著者 記述言語：日本語 掲載種別：研究論文（学術雑誌）
高速で移動しながら連続的に舗装のたわみを計測する試験機を開発した．また，収集したデータを用いて舗装の健全性を評価する方法について検討を行い，既往のたわみ測定装置の結果と相関の高い結果が得られることを確認した．
-
熱流束計を用いた舗装の熱特性値の評価方法に関する検討 査読あり
川名太，河村直哉，松井邦人
土木学会論文集E1（舗装工学） Vol.68 ( No.3 ) I_5 - I_12 2012年12月
担当区分：筆頭著者 記述言語：日本語 掲載種別：研究論文（学術雑誌）
原位置における舗装の熱特性値の評価を試みた．熱流束計を舗装内に埋め込み，その観測データを用いて，熱拡散率および熱伝導率を評価する方法を提案した．
-
体積ひずみを用いた軸対称分布荷重を受ける多層弾性構造の理論解 査読あり
川名太，松井邦人
土木学会論文集E1（舗装工学） Vol.68 ( No.3 ) I_21 - I_28 2012年12月
担当区分：筆頭著者 記述言語：日本語 掲載種別：研究論文（学術雑誌）
体積ひずみを用いて，鉛直荷重が作用した場合の多層弾性体の理論解を誘導した．また，この理論解をもとに，非線形接地圧分布を考慮できる舗装構造解析プログラムを開発し，既往の解析プログラムとの比較を行って，本プログラムの適用性の検証を行った．
-
STABILITY OF RUNWAY GROOVING UNDER REPEATED LARGE AIRCRAFT LOADS 査読あり
Naoya KAWAMURA, Futoshi KAWANA, Ryota MAEKAWA
Engineering Journal, Thailand Vol.16 ( No.4 ) 127 - 136 2012年03月
担当区分：筆頭著者 記述言語：英語 掲載種別：研究論文（学術雑誌）
種々のアスファルト混合物を用いて，航空機荷重に対するグルービングの安定性試験を実施し，改質アスファルトを用いることで，グルービングを施工するまでの養生期間が短縮できることを示した．また，実物大の航空機の車輪による走行試験を実施し，上記の結果を追認した．
-
大型航空機荷重に対するグルービングの安定性 査読あり
川名太，河村直哉，前川亮太
土木学会論文集E1（舗装工学） Vol.67 ( No.3 ) I-147 - I-154 2011年12月
担当区分：筆頭著者 記述言語：日本語 掲載種別：研究論文（学術雑誌）
空港の滑走路に施工されるグルービングの航空機荷重に対する変形抵抗性を評価するために，繰返し載荷試験を行って，グルービングの変形状況の確認を行った．また，得られた試験結果をもとに，線形マイナー則を用いたグルービングの安定性評価手法の提案を行った．
-
BASIC STUDY ON STRUCTURAL EVALUATION TO PAVEMENT ON JACKET TYPE PIER BY USE OF FWD TEST 査読あり
Futoshi KAWANA, Ryota MAEKAWA, Noriyoshi SUZUKI
The 7th International Conference on Road and Airfield Pavement Technology 779 - 790 2011年08月
担当区分：筆頭著者 記述言語：英語 掲載種別：研究論文（学術雑誌）
羽田空港のD滑走路において，FWD試験を実施し，桟橋上の舗装におけるたわみの発生状況を確認した．また，フーリエ解析を用いて桟橋上の舗装の衝撃荷重に対する応答性状の評価を行った．さらに有限要素法を用いて，FWD試験の再現計算を行い，振動性状とたわみの最大値が一致するような構造評価モデルの構築を行った．
-
FWD試験による桟橋上の舗装構造評価のための基礎的検討 査読あり
川名太，前川亮太，鈴木紀慶
土木学会舗装工学論文集 Vol.15 193 - 199 2010年12月
担当区分：筆頭著者 記述言語：日本語 掲載種別：研究論文（学術雑誌）
羽田空港のD滑走路において，FWD試験を実施し，たわみの発生状況を調査し，床板厚とたわみに強い相関があることを確認した．また，実験で得られたたわみの時系列データをフーリエ解析することで，載荷位置によってたわみの応答性状が変化すること示した．
-
Improvement of Rutting Resistance of Airport Pavement by Introducing Heat Reflective Coating 査読あり
Rie Senna, Futoshi Kawana, Kimitoshi Hayano, Ryota Maekawa
11th International Symposium on Advanced Technologies in Asphalt Pavements (Kwang W.Kim eds) 59 - 69 2010年
担当区分：筆頭著者 記述言語：英語 掲載種別：研究論文（国際会議プロシーディングス）
航空機荷重相当の高接地圧が再現できるように，ホイールトラッキング試験の車輪を改良し，遮熱性舗装のわだち掘れ抵抗性について調査を行った．
-
The new technique with solar radiation reflective pavement under heavy aircraft loading in Haneda Airport 査読あり
Ryota MAEKAWA, Futoshi KAWANA
International Symposium on Recent and Future Technologies in Coastal Development, CD-ROM 2010年
記述言語：英語 掲載種別：研究論文（国際会議プロシーディングス）
羽田空港の新滑走路の走行安全性を確保するために，重荷重に対する遮熱性舗装の適用性を検討した．その結果，遮熱性舗装の温度低減効果により重荷重に対しても十分にわだち掘れ抵抗性が確保されること，また，すべり抵抗性が確保されることを確認した．
-
剛基層上の弾性層内を伝播するRayleigh波に対する波線論的な一考察 査読あり
森地重暉，川名太，渡辺康人，金森圭祐，新井延幸
土木学会論文集A Vol.62 ( No.2 ) 419 - 424 2006年04月
担当区分：筆頭著者 記述言語：日本語 掲載種別：研究論文（学術雑誌）
波動模型実験法により，Rayleigh波の伝播が明瞭となる振動数帯域の存在を確認し，この現象を幾何学的に説明した．
-
STUDY OF INITIAL MODELS FOR OPTIMIZING S-WAVE VELOCITY PROFILES OF LOCAL SOIL DEPOSIT 査読あり
Futoshi Kawana, Takashi Nagao, Katsuaki Konno
IS-OSAKA 2004 International Symposium 2004年
担当区分：筆頭著者 記述言語：英語 掲載種別：研究論文（国際会議プロシーディングス）
常時微動観測結果から得られるRayleigh波の位相速度から地盤のS波速度構造を逆解析により推定する場合，未知パラメータのポアソン比や密度の設定が解析結果に与える影響および逆解析手法の違いが解析結果に与える影響について検討を行った．
-
パルス状入力による応答を用いた模型実験弾性層に対する波動解析法 査読あり
森地重暉，川名太，油井道彦
土木学会論文集 ( No.738／I－64 ) 307 - 312 2003年07月
担当区分：筆頭著者 記述言語：日本語 掲載種別：研究論文（学術雑誌）
パルス状の入力に対する模型地盤の応答，すなわちグリーン関数を求め，この重ね合わせで任意の入力に対する波動現象の再現が可能となることを示した．
-
地盤不整形部へSH平面波が斜め入射した場合の波動現象に対する一模型実験法 査読あり
川名太，森地重暉，油井道彦
第11回日本地震工学シンポジウム論文集 173 - 178 2002年
担当区分：筆頭著者 記述言語：日本語 掲載種別：研究論文（その他学術会議資料等）
傾斜層を有する2層の模型地盤に，地表面に対して45°の角度で平面波を入射し，上層内に生じる波動現象を模型実験的に明らかにした．実験の結果，傾斜層の傾斜角度が緩い方が入射波に対する応答が大きくなり，最大振幅が生じる位置が傾斜層から離れることを確認した．この結果を波線理論を用いて考察し，その妥当性を明らかにした．