論文 - 山根 拓実
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Adiponectin promotes hyaluronan synthesis along with increases in hyaluronan synthase 2 transcripts through an AMP-activated protein kinase/peroxisome proliferator-activated receptor-α-dependent pathway in human dermal fibroblasts.（共著） 査読あり
Takumi Yamane, Kazuo Kobayashi-Hattori, and Yuichi Oishi
Biochemical and Biophysical Resarch Communications 415 ( 2 ) 235 - 238 2011年10月
担当区分：筆頭著者 記述言語：英語 掲載種別：研究論文（学術雑誌）
Adiponectinは皮膚中のヒアルロナン合成を促進することが報告されているが、その詳細なメカニズムは不明である。そこで、我々は皮膚線維芽細胞を用いて、Adiponectinによるヒアルロナン合成増加メカニズムを検討した。培地中のヒアルロナンはELISA法、細胞内のシグナル分子はWestern blotting、ヒアルロナン合成関連分子のmRNA量はReal time PCRを用いて測定した。その結果、皮膚線維芽細胞にAdiponectinを添加するとその下流の転写因子のPPARαの発現増加に伴うヒアルロナン合成の増加が認められた。
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A high-fat diet reduces ceramide synthesis by decreasing adiponectin levels and decreases lipid content by HMG-CoA reductase and CPT-1 mRNA expression in the skin. 査読あり
Takumi Yamane, Kazuo Kobayashi-Hattori, and Yuichi Oishi
Molecular Nutrition and Food Research 55 ( 2 ) 2011年05月
担当区分：筆頭著者 記述言語：英語 掲載種別：研究論文（学術雑誌）
皮膚構成分子は栄養状態による影響を受けやすいことが報告されているが、脂質摂取との関連は不明である。そこで、我々は高脂肪食を28日間ラットに摂取させ、皮膚のセラミド等の脂質、関連遺伝子を測定した。また、血清adiponectinはELISA法で測定した。その結果、皮膚中のセラミド等の減少は高脂肪食摂取による血清adiponectin量及びその下流の転写因子のPPARαの発現減少に起因することが示唆された。さらに、皮膚の脂質含量の減少はβ酸化の促進によることが示唆された。
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High-fat diet reduces levels of type Ⅰ tropocollagen and hyaluronan in rat skin. 査読あり
Takumi Yamane, Kazuo Kobayashi-Hattori, Yuichi Oishi, and Toshichika Takita
Molecular Nutrition and Food Research 54 ( 1 ) 2010年03月
担当区分：筆頭著者 記述言語：英語 掲載種別：研究論文（学術雑誌）
皮膚構成分子は栄養状態による影響を受けやすいことが報告されているが、脂質摂取との関連は不明である。そこで、我々は高脂肪食を28日間ラットに摂取させ、皮膚中のI型トロポコラーゲン及び関連遺伝子を測定した。また、血清adiponectinをELISA法で測定した。その結果、高脂肪食摂取による血清adiponectin量の減少が皮膚中I型トロポコラーゲン合成の低下に起因することが示唆された。