講演・口頭発表等 - 伊藤 晋作
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ダイズシストセンチュウの孵化機構に関する研究
伊藤晋作、野中詩織、細井昂人、勝山勉、内山博允、近藤竜彦、佐々木康幸、矢嶋俊介
日本農薬学会第41回大会 2016年03月
開催年月日: 2016年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:島根大学
ダイズシストセンチュウの孵化を制御する新規物質を見出し、その機能を解析した。
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Regulation of strigolactone biosynthesis by gibberellin 国際会議
Ito S, Yamagami D, Umehara M, Hanada A, Yoshida S, Yajima S, Kyozuka J, Ueguchi-Tanaka M, Matsuoka M, Shirasu K, Yamaguchi S, Asami T
2015 International Chemical Congress of Pacific Basin Societies 2015年12月
開催年月日: 2015年12月
記述言語:英語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:Honolulu, Hawaii
ジベレリンによるストリゴラクトン生合成の制御メカニズムを解析した。
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ストリゴラクトンによるリン酸吸収メカニズムの解析
伊藤晋作
Biojapan 2015年10月
開催年月日: 2015年10月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:パシフィコ横浜
ストリゴラクトンシグナルとリン酸欠乏シグナルの関連性を生理学的に解析することでストリゴラクトンが植物のリン酸欠乏応答に関わっており、ストリゴラクトンシグナルの強化が植物の効率的リン酸吸収を促進する可能性を示唆した。
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Alkyl parabenの植物病原菌に対する作用
谷澤 悟、佐々木 康幸、矢嶋 俊介、伊藤 晋作
日本農芸化学会2015年度大会 2015年03月
開催年月日: 2015年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:岡山大学
アルキルパラベン類は古くから防腐剤として利用されてきた化合物の一群であり、現在でも化粧品や飲料に使用されている。しかしながら、それらの作用機序は明らかになっていない。そこでこれらの化合物の植物病原菌に対する抗真菌活性とその作用機序の検討を行った。その結果、アルキルパラベン類はミトコンドリア呼吸鎖阻害剤である可能性が示された。
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オカボノクロアブラムシによるハルニレゴール形成の適応的意義に関する研究
武井 麻美、伊藤 晋作、石毛 太一郎、田中 啓介、鈴木 義人
日本農芸化学会2015年度大会 2015年03月
開催年月日: 2015年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:岡山大学
ゴールとは昆虫等の刺激により植物組織の生長や分化に異常が起きて形成される組織である。オカボノクロアブラムシがハルニレに形成するゴールの適応的意義を解明するためにRNA-seqによる網羅的な遺伝子発現解析を行った。その結果、ゴールではジャスモン酸応答が低下していることが明らかとなった。
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ダイズシストセンチュウ新規孵化促進物質の探索
町田 教暢、野中 詩織、勝山 勉、近藤 竜彦、佐々木 康幸、浅見 忠男、矢嶋 俊介、伊藤 晋作
植物化学調節学会第49回大会 2014年10月
開催年月日: 2014年10月
記述言語:日本語 会議種別:ポスター発表
開催地:京都大学
ダイズシストセンチュウ孵化促進物質の探索を行った。既知の孵化促進物質であるグリシノエクレピンが単離されたインゲンに加えて、アズキ、ササゲ、ゲンゲを用いて溶媒分画を行った結果、インゲン以外の植物において、グリシノエクレピンとは異なる画分で活性が確認されたことから、これらの植物はグリシノエクレピン以外の物質を生産している可能性が考えられた。
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マメ科植物が生産するダイズシストセンチュウ新規孵化促進物質の探索
野中 詩織、町田 教暢、近藤 竜彦、佐々木 康幸、浅見 忠男、矢嶋 俊介、伊藤 晋作
日本農芸化学会関東支部2014年度支部大会 2014年10月
開催年月日: 2014年10月
記述言語:日本語 会議種別:ポスター発表
開催地:埼玉大学
ダイズシストセンチュウ孵化促進物質の探索を行った。既知の孵化促進物質であるグリシノエクレピンが単離されたインゲンに加えて、アズキ、ササゲ、ゲンゲを用いて溶媒分画を行った結果、インゲン以外の植物において、グリシノエクレピンとは異なる画分で活性が確認されたことから、これらの植物はグリシノエクレピン以外の物質を生産している可能性が考えられた。
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Alkyl parabenの植物病原菌に対する作用機序解明
谷澤 悟、佐々木 康幸、矢嶋 俊介、伊藤 晋作
日本農芸化学会関東支部2014年度支部大会 2014年10月
開催年月日: 2014年10月
記述言語:日本語 会議種別:ポスター発表
開催地:埼玉大学
アルキルパラベン類は古くから防腐剤として利用されてきた化合物の一群であり、現在でも化粧品や飲料に使用されている。しかしながら、それらの作用機序は明らかになっていない。そこでこれらの化合物の植物病原菌に対する抗真菌活性とその作用機序の検討を行った。その結果、アルキルパラベン類は病原菌の酸素消費を阻害し、ミトコンドリア呼吸鎖IIの阻害剤である可能性が示された。
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Function of strigolactone as a chemical regulator of phosphate starvation signaling 国際会議
Ito S, Nozoye T, Sasaki E, Imai M, Shiwa Y, Shibata-Hatta M, Ishige T, Fukui K, Ito K, Nakanishi H, Nishizawa N, Yajima S, Asami T
7th JSCRP-PGSRA joint meeting 2014年07月
開催年月日: 2014年07月
記述言語:英語 会議種別:ポスター発表
開催地:San Francisco
植物ホルモンであるストリゴラクトンシグナルとリン酸欠乏応答反応の関連性の解析を行った。シロイヌナズナにストリゴラクトンを処理することで根毛伸長、アントシアニンの蓄積、酸性フォスファターゼの分泌が促進され、植物生長の阻害が観察された。これらの反応はリン酸欠乏応答と類似の反応であり、リン酸欠乏条件下においてストリゴラクトン欠損変異体では以上の形質発現が抑制されていたこと、RNAseq解析よりストリゴラクトン欠損変異体においてリン酸欠乏応答遺伝子の発現が変化していたことからストリゴラクトンはリン酸欠乏のシグナル因子として作用している可能性が明らかとなった。
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ダイズシストセンチュウ孵化促進物質の解析
町田 教暢、野中 詩織、近藤 竜彦、佐々木 康幸、矢嶋 俊介、浅見 忠男、伊藤 晋作
日本農薬学会第39回大会 2014年03月
開催年月日: 2014年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:京都大学
ダイズシストセンチュウ孵化促進物質の探索を行った。既知の孵化促進物質であるグリシノエクレピンが単離されたインゲンに加えて、アズキ、ササゲ、ゲンゲを用いて溶媒分画を行った結果、インゲン以外の植物において、グリシノエクレピンとは異なる画分で活性が確認されたことから、これらの植物はグリシノエクレピン以外の物質を生産している可能性が考えられた。
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ストリゴラクトン受容体D14のDELLA相互作用に関わる構造基盤の解析
宮川 拓也、薛 友林、中村 英光、侯 峰、秦 慧民、福井 康祐、石 玄、伊藤 瑛海、伊藤 晋作、PARK Seung-Hyun、宮内 裕美子、浅野 敦子、戸塚 直哉、上田 貴志、浅見 忠男、田之倉 優
日本農芸化学会2014年度大会 2014年03月
開催年月日: 2014年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:明治大学
種々のストリゴラクトン合成アナログを用いた D14 の結晶構造解析の過程で、D14 による SL 加水分解産物と考えられる 5-hydroxy-3-methylbutenolide(D-OH)との複合体構造を分解能 2.1 Å で決定した。D-OH が D14 の活性ポケ ットの入口に栓をするように配置することで、D14 に新たな分子表面が形成された。この結晶構造に 基づいて、D-OH の結合に関わる残基が D14 と SLR1 の SL 依存的な相互作用に寄与することを調べ るために、各残基を Ala に置換した変異体を調製し、各変異体の SL 加水分解活性と SL 依存的な SLR1 との相互作用を評価した。その結果、SL の加水分解活性を保持した F245A 変異体は、SL 存在下にお いても SLR1 と相互作用できないことが示され、D14 による SL の加水分解に続く D-OH の結合が SLR1 との相互作用において重要である可能性が示唆された。
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ストリゴラクトンシグナル因子D14とDELLAタンパク質の相互作用の解析
吉澤 真人、中村 英光、Park Seung-Hyun、伊藤 晋作、福井 康祐、伊藤 瑛海、上田 貴志、宮川 拓也、田之倉 優、浅見 忠男
日本農芸化学会2014年度大会 2014年03月
開催年月日: 2014年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:明治大学
ストリゴラクトンは、枝分かれの抑制などの働きを持つ植物ホルモンである。植物の枝分かれの制御には SL以外にもジべレリン (GA) も関与することが知られているが、二者の相互作用に関しては不明な点が多い。そ こで本研究では SL シグナル伝達因子と GA シグナル伝達因子の間のタンパク質相互作用に着目し、D14 と DELLA タンパク質が相互作用することを見出し、その解析を進めた。
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Gallic acid誘導体の植物病原菌に対する構造活性相関
谷澤 悟、中川 泰伯、矢嶋 俊介、佐々木 康幸、伊藤 晋作
日本農芸化学会2014年度大会 2014年03月
開催年月日: 2014年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:明治大学
Gallic acid及びそのエステル化合物は多くの植物に存在する加水分解型タンニンの1つで、様々な活性を有することが知られている。そこでgallic acid誘導体の抗真菌作用の検討を行い、その作用機序の解明を試みた結果、gallic acid誘導体はミトコンドリア呼吸鎖複合体IIを阻害していることが明らかとなった。
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マメ科植物が生産するダイズシストセンチュウ孵化促進物質の探索
野中 詩織、町田 教暢、近藤 竜彦、佐々木 康幸、浅見 忠男、矢嶋 俊介、伊藤 晋作
日本農芸化学会2014年度大会 2014年03月
開催年月日: 2014年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:明治大学
ダイズシストセンチュウは、ダイズやアズキなどマメ科植物に寄生する根寄生性線虫である。本線虫は土壌にシストという状態で存在し、付近のマメ科植物の根から分泌される孵化促進物質を認識することにより孵化し、根に寄生する。これまでに孵化物質の1つとして、インゲン根より グリシノエクレピンが単離されているものの、インゲン豆以外からの孵化促進物質の単離、同定の報告はない。そのため我々は今回、グリシノエクレピン類以外の孵化促進物質を得るためにマメ科植物 を用いて孵化活性の有無を調査した。
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ストリゴラクトン機能を制御する化合物の創製研究
伊藤 晋作
日本農薬学会第39回大会 2014年03月
開催年月日: 2014年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(招待・特別)
開催地:京都大学
これまでに創製したストリゴラクトン機能制御剤に関して発表を行った。
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植物病原菌に対するgallic acid誘導体の抗真菌効果
谷澤 悟、中川 泰伯、伊藤 晋作、佐々木 康幸、矢嶋 俊介
日本農芸化学会関東支部2013年度支部大会 2013年11月
開催年月日: 2013年11月
記述言語:日本語 会議種別:ポスター発表
開催地:慶応大学
Gallic acid及びそのエステル化合物は多くの植物に存在する加水分解型タンニンの1つで、様々な活性を有することが知られている。そこでgallic acid誘導体の抗真菌作用の検討を行い、その作用機序の解明を試みた結果、gallic acid誘導体はミトコンドリア呼吸鎖複合体IIを阻害していることが明らかとなった。
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ミヤコグサにおけるグリシノエクレピンA応答遺伝子の探索
細井 昂人、今井 美咲、佐々木 江理子、佐々木 康幸、浅見 忠男、矢嶋 俊介、伊藤 晋作
日本農芸化学会関東支部2013年度支部大会 2013年11月
開催年月日: 2013年11月
記述言語:日本語 会議種別:ポスター発表
開催地:慶応大学
ミヤコグサを用いてダイズシストセンチュウ孵化促進物質であるグリシノエクレピンA応答遺伝子の解析を行った。その結果、複数の応答遺伝子を取得することが出来た。それらの遺伝子の中には、フラボノイド合成に関わる遺伝子が多く、グリシノエクレピンは植物中においてフラボノイド合成を制御している可能性が示唆された。
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リン酸欠乏シグナルにおけるストリゴラクトンの機能解析
伊藤 晋作、野副 朋子、佐々木 江理子、伊藤 賢、今井 美咲、佐々木 康幸、中西 啓仁、西澤 直子、矢嶋 俊介、浅見 忠男
日本農芸化学会関東支部2013年度支部大会 2013年11月
開催年月日: 2013年11月
記述言語:日本語 会議種別:ポスター発表
開催地:慶応大学
植物ホルモンであるストリゴラクトンシグナルとリン酸欠乏応答反応の関連性の解析を行った。シロイヌナズナにストリゴラクトンを処理することで根毛伸長、アントシアニンの蓄積、酸性フォスファターゼの分泌が促進され、植物生長の阻害が観察された。これらの反応はリン酸欠乏応答と類似の反応であり、リン酸欠乏条件下においてストリゴラクトン欠損変異体では以上の形質発現が抑制されていたこと、RNAseq解析よりストリゴラクトン欠損変異体においてリン酸欠乏応答遺伝子の発現が変化していたことからストリゴラクトンはリン酸欠乏のシグナル因子として作用している可能性が明らかとなった。
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マメ科植物からのダイズシストセンチュウ新規孵化促進物質の探求
町田 教暢、近藤 竜彦、佐々木 康幸、浅見 忠男、矢嶋 俊介、伊藤 晋作
日本農芸化学会関東支部2013年度支部大会 2013年11月
開催年月日: 2013年11月
記述言語:日本語 会議種別:ポスター発表
開催地:慶応大学
マメ科植物からのダイズシストセンチュウ孵化促進物質の探索を行った。既知の孵化促進物質であるグリシノエクレピンが単離されたインゲンに加えて、アズキ、ササゲを用いて溶媒分画を行った結果、インゲン以外の植物において、グリシノエクレピンとは異なる画分で活性が確認されたことから、これらの植物は主要な孵化促進物質としてグリシノエクレピン以外の物質を生産している可能性が考えられた。
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ダイズシストセンチュウに対する孵化促進物質の解析
町田 教暢、近藤 竜彦、佐々木 康幸、矢嶋 俊介、浅見 忠男、伊藤 晋作
植物化学調節学会第48回大会 2013年10月
開催年月日: 2013年10月
記述言語:日本語 会議種別:ポスター発表
開催地:新潟大学
マメ科植物からのダイズシストセンチュウ孵化促進物質の探索を行った。既知の孵化促進物質であるグリシノエクレピンが単離されたインゲンに加えて、アズキを用いて溶媒分画を行った結果、インゲン以外の植物においても孵化物質を生産していることが明らかとなった。しかしグリシノエクレピンとは異なる画分で活性が確認されたことから、アズキにおける主要な孵化促進物質はグリシノエクレピン以外の物質である可能性が考えられた。