講演・口頭発表等 - 伊藤 晋作
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ダイズシストセンチュウの孵化機構に関する研究
伊藤晋作、野中詩織、細井昂人、勝山勉、内山博允、近藤竜彦、佐々木康幸、矢嶋俊介
日本農薬学会第41回大会 2016年03月
開催年月日: 2016年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:島根大学
ダイズシストセンチュウの孵化を制御する新規物質を見出し、その機能を解析した。
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Regulation of strigolactone biosynthesis by gibberellin 国際会議
Ito S, Yamagami D, Umehara M, Hanada A, Yoshida S, Yajima S, Kyozuka J, Ueguchi-Tanaka M, Matsuoka M, Shirasu K, Yamaguchi S, Asami T
2015 International Chemical Congress of Pacific Basin Societies 2015年12月
開催年月日: 2015年12月
記述言語:英語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:Honolulu, Hawaii
ジベレリンによるストリゴラクトン生合成の制御メカニズムを解析した。
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ストリゴラクトンによるリン酸吸収メカニズムの解析
伊藤晋作
Biojapan 2015年10月
開催年月日: 2015年10月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:パシフィコ横浜
ストリゴラクトンシグナルとリン酸欠乏シグナルの関連性を生理学的に解析することでストリゴラクトンが植物のリン酸欠乏応答に関わっており、ストリゴラクトンシグナルの強化が植物の効率的リン酸吸収を促進する可能性を示唆した。
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Alkyl parabenの植物病原菌に対する作用
谷澤 悟、佐々木 康幸、矢嶋 俊介、伊藤 晋作
日本農芸化学会2015年度大会 2015年03月
開催年月日: 2015年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:岡山大学
アルキルパラベン類は古くから防腐剤として利用されてきた化合物の一群であり、現在でも化粧品や飲料に使用されている。しかしながら、それらの作用機序は明らかになっていない。そこでこれらの化合物の植物病原菌に対する抗真菌活性とその作用機序の検討を行った。その結果、アルキルパラベン類はミトコンドリア呼吸鎖阻害剤である可能性が示された。
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オカボノクロアブラムシによるハルニレゴール形成の適応的意義に関する研究
武井 麻美、伊藤 晋作、石毛 太一郎、田中 啓介、鈴木 義人
日本農芸化学会2015年度大会 2015年03月
開催年月日: 2015年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:岡山大学
ゴールとは昆虫等の刺激により植物組織の生長や分化に異常が起きて形成される組織である。オカボノクロアブラムシがハルニレに形成するゴールの適応的意義を解明するためにRNA-seqによる網羅的な遺伝子発現解析を行った。その結果、ゴールではジャスモン酸応答が低下していることが明らかとなった。
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ダイズシストセンチュウ新規孵化促進物質の探索
町田 教暢、野中 詩織、勝山 勉、近藤 竜彦、佐々木 康幸、浅見 忠男、矢嶋 俊介、伊藤 晋作
植物化学調節学会第49回大会 2014年10月
開催年月日: 2014年10月
記述言語:日本語 会議種別:ポスター発表
開催地:京都大学
ダイズシストセンチュウ孵化促進物質の探索を行った。既知の孵化促進物質であるグリシノエクレピンが単離されたインゲンに加えて、アズキ、ササゲ、ゲンゲを用いて溶媒分画を行った結果、インゲン以外の植物において、グリシノエクレピンとは異なる画分で活性が確認されたことから、これらの植物はグリシノエクレピン以外の物質を生産している可能性が考えられた。
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マメ科植物が生産するダイズシストセンチュウ新規孵化促進物質の探索
野中 詩織、町田 教暢、近藤 竜彦、佐々木 康幸、浅見 忠男、矢嶋 俊介、伊藤 晋作
日本農芸化学会関東支部2014年度支部大会 2014年10月
開催年月日: 2014年10月
記述言語:日本語 会議種別:ポスター発表
開催地:埼玉大学
ダイズシストセンチュウ孵化促進物質の探索を行った。既知の孵化促進物質であるグリシノエクレピンが単離されたインゲンに加えて、アズキ、ササゲ、ゲンゲを用いて溶媒分画を行った結果、インゲン以外の植物において、グリシノエクレピンとは異なる画分で活性が確認されたことから、これらの植物はグリシノエクレピン以外の物質を生産している可能性が考えられた。
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Alkyl parabenの植物病原菌に対する作用機序解明
谷澤 悟、佐々木 康幸、矢嶋 俊介、伊藤 晋作
日本農芸化学会関東支部2014年度支部大会 2014年10月
開催年月日: 2014年10月
記述言語:日本語 会議種別:ポスター発表
開催地:埼玉大学
アルキルパラベン類は古くから防腐剤として利用されてきた化合物の一群であり、現在でも化粧品や飲料に使用されている。しかしながら、それらの作用機序は明らかになっていない。そこでこれらの化合物の植物病原菌に対する抗真菌活性とその作用機序の検討を行った。その結果、アルキルパラベン類は病原菌の酸素消費を阻害し、ミトコンドリア呼吸鎖IIの阻害剤である可能性が示された。
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Function of strigolactone as a chemical regulator of phosphate starvation signaling 国際会議
Ito S, Nozoye T, Sasaki E, Imai M, Shiwa Y, Shibata-Hatta M, Ishige T, Fukui K, Ito K, Nakanishi H, Nishizawa N, Yajima S, Asami T
7th JSCRP-PGSRA joint meeting 2014年07月
開催年月日: 2014年07月
記述言語:英語 会議種別:ポスター発表
開催地:San Francisco
植物ホルモンであるストリゴラクトンシグナルとリン酸欠乏応答反応の関連性の解析を行った。シロイヌナズナにストリゴラクトンを処理することで根毛伸長、アントシアニンの蓄積、酸性フォスファターゼの分泌が促進され、植物生長の阻害が観察された。これらの反応はリン酸欠乏応答と類似の反応であり、リン酸欠乏条件下においてストリゴラクトン欠損変異体では以上の形質発現が抑制されていたこと、RNAseq解析よりストリゴラクトン欠損変異体においてリン酸欠乏応答遺伝子の発現が変化していたことからストリゴラクトンはリン酸欠乏のシグナル因子として作用している可能性が明らかとなった。
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ダイズシストセンチュウ孵化促進物質の解析
町田 教暢、野中 詩織、近藤 竜彦、佐々木 康幸、矢嶋 俊介、浅見 忠男、伊藤 晋作
日本農薬学会第39回大会 2014年03月
開催年月日: 2014年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:京都大学
ダイズシストセンチュウ孵化促進物質の探索を行った。既知の孵化促進物質であるグリシノエクレピンが単離されたインゲンに加えて、アズキ、ササゲ、ゲンゲを用いて溶媒分画を行った結果、インゲン以外の植物において、グリシノエクレピンとは異なる画分で活性が確認されたことから、これらの植物はグリシノエクレピン以外の物質を生産している可能性が考えられた。
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ストリゴラクトン受容体D14のDELLA相互作用に関わる構造基盤の解析
宮川 拓也、薛 友林、中村 英光、侯 峰、秦 慧民、福井 康祐、石 玄、伊藤 瑛海、伊藤 晋作、PARK Seung-Hyun、宮内 裕美子、浅野 敦子、戸塚 直哉、上田 貴志、浅見 忠男、田之倉 優
日本農芸化学会2014年度大会 2014年03月
開催年月日: 2014年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:明治大学
種々のストリゴラクトン合成アナログを用いた D14 の結晶構造解析の過程で、D14 による SL 加水分解産物と考えられる 5-hydroxy-3-methylbutenolide(D-OH)との複合体構造を分解能 2.1 Å で決定した。D-OH が D14 の活性ポケ ットの入口に栓をするように配置することで、D14 に新たな分子表面が形成された。この結晶構造に 基づいて、D-OH の結合に関わる残基が D14 と SLR1 の SL 依存的な相互作用に寄与することを調べ るために、各残基を Ala に置換した変異体を調製し、各変異体の SL 加水分解活性と SL 依存的な SLR1 との相互作用を評価した。その結果、SL の加水分解活性を保持した F245A 変異体は、SL 存在下にお いても SLR1 と相互作用できないことが示され、D14 による SL の加水分解に続く D-OH の結合が SLR1 との相互作用において重要である可能性が示唆された。
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ストリゴラクトンシグナル因子D14とDELLAタンパク質の相互作用の解析
吉澤 真人、中村 英光、Park Seung-Hyun、伊藤 晋作、福井 康祐、伊藤 瑛海、上田 貴志、宮川 拓也、田之倉 優、浅見 忠男
日本農芸化学会2014年度大会 2014年03月
開催年月日: 2014年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:明治大学
ストリゴラクトンは、枝分かれの抑制などの働きを持つ植物ホルモンである。植物の枝分かれの制御には SL以外にもジべレリン (GA) も関与することが知られているが、二者の相互作用に関しては不明な点が多い。そ こで本研究では SL シグナル伝達因子と GA シグナル伝達因子の間のタンパク質相互作用に着目し、D14 と DELLA タンパク質が相互作用することを見出し、その解析を進めた。
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Gallic acid誘導体の植物病原菌に対する構造活性相関
谷澤 悟、中川 泰伯、矢嶋 俊介、佐々木 康幸、伊藤 晋作
日本農芸化学会2014年度大会 2014年03月
開催年月日: 2014年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:明治大学
Gallic acid及びそのエステル化合物は多くの植物に存在する加水分解型タンニンの1つで、様々な活性を有することが知られている。そこでgallic acid誘導体の抗真菌作用の検討を行い、その作用機序の解明を試みた結果、gallic acid誘導体はミトコンドリア呼吸鎖複合体IIを阻害していることが明らかとなった。
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マメ科植物が生産するダイズシストセンチュウ孵化促進物質の探索
野中 詩織、町田 教暢、近藤 竜彦、佐々木 康幸、浅見 忠男、矢嶋 俊介、伊藤 晋作
日本農芸化学会2014年度大会 2014年03月
開催年月日: 2014年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:明治大学
ダイズシストセンチュウは、ダイズやアズキなどマメ科植物に寄生する根寄生性線虫である。本線虫は土壌にシストという状態で存在し、付近のマメ科植物の根から分泌される孵化促進物質を認識することにより孵化し、根に寄生する。これまでに孵化物質の1つとして、インゲン根より グリシノエクレピンが単離されているものの、インゲン豆以外からの孵化促進物質の単離、同定の報告はない。そのため我々は今回、グリシノエクレピン類以外の孵化促進物質を得るためにマメ科植物 を用いて孵化活性の有無を調査した。
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ストリゴラクトン機能を制御する化合物の創製研究
伊藤 晋作
日本農薬学会第39回大会 2014年03月
開催年月日: 2014年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(招待・特別)
開催地:京都大学
これまでに創製したストリゴラクトン機能制御剤に関して発表を行った。
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植物病原菌に対するgallic acid誘導体の抗真菌効果
谷澤 悟、中川 泰伯、伊藤 晋作、佐々木 康幸、矢嶋 俊介
日本農芸化学会関東支部2013年度支部大会 2013年11月
開催年月日: 2013年11月
記述言語:日本語 会議種別:ポスター発表
開催地:慶応大学
Gallic acid及びそのエステル化合物は多くの植物に存在する加水分解型タンニンの1つで、様々な活性を有することが知られている。そこでgallic acid誘導体の抗真菌作用の検討を行い、その作用機序の解明を試みた結果、gallic acid誘導体はミトコンドリア呼吸鎖複合体IIを阻害していることが明らかとなった。
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ミヤコグサにおけるグリシノエクレピンA応答遺伝子の探索
細井 昂人、今井 美咲、佐々木 江理子、佐々木 康幸、浅見 忠男、矢嶋 俊介、伊藤 晋作
日本農芸化学会関東支部2013年度支部大会 2013年11月
開催年月日: 2013年11月
記述言語:日本語 会議種別:ポスター発表
開催地:慶応大学
ミヤコグサを用いてダイズシストセンチュウ孵化促進物質であるグリシノエクレピンA応答遺伝子の解析を行った。その結果、複数の応答遺伝子を取得することが出来た。それらの遺伝子の中には、フラボノイド合成に関わる遺伝子が多く、グリシノエクレピンは植物中においてフラボノイド合成を制御している可能性が示唆された。
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リン酸欠乏シグナルにおけるストリゴラクトンの機能解析
伊藤 晋作、野副 朋子、佐々木 江理子、伊藤 賢、今井 美咲、佐々木 康幸、中西 啓仁、西澤 直子、矢嶋 俊介、浅見 忠男
日本農芸化学会関東支部2013年度支部大会 2013年11月
開催年月日: 2013年11月
記述言語:日本語 会議種別:ポスター発表
開催地:慶応大学
植物ホルモンであるストリゴラクトンシグナルとリン酸欠乏応答反応の関連性の解析を行った。シロイヌナズナにストリゴラクトンを処理することで根毛伸長、アントシアニンの蓄積、酸性フォスファターゼの分泌が促進され、植物生長の阻害が観察された。これらの反応はリン酸欠乏応答と類似の反応であり、リン酸欠乏条件下においてストリゴラクトン欠損変異体では以上の形質発現が抑制されていたこと、RNAseq解析よりストリゴラクトン欠損変異体においてリン酸欠乏応答遺伝子の発現が変化していたことからストリゴラクトンはリン酸欠乏のシグナル因子として作用している可能性が明らかとなった。
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マメ科植物からのダイズシストセンチュウ新規孵化促進物質の探求
町田 教暢、近藤 竜彦、佐々木 康幸、浅見 忠男、矢嶋 俊介、伊藤 晋作
日本農芸化学会関東支部2013年度支部大会 2013年11月
開催年月日: 2013年11月
記述言語:日本語 会議種別:ポスター発表
開催地:慶応大学
マメ科植物からのダイズシストセンチュウ孵化促進物質の探索を行った。既知の孵化促進物質であるグリシノエクレピンが単離されたインゲンに加えて、アズキ、ササゲを用いて溶媒分画を行った結果、インゲン以外の植物において、グリシノエクレピンとは異なる画分で活性が確認されたことから、これらの植物は主要な孵化促進物質としてグリシノエクレピン以外の物質を生産している可能性が考えられた。
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ダイズシストセンチュウに対する孵化促進物質の解析
町田 教暢、近藤 竜彦、佐々木 康幸、矢嶋 俊介、浅見 忠男、伊藤 晋作
植物化学調節学会第48回大会 2013年10月
開催年月日: 2013年10月
記述言語:日本語 会議種別:ポスター発表
開催地:新潟大学
マメ科植物からのダイズシストセンチュウ孵化促進物質の探索を行った。既知の孵化促進物質であるグリシノエクレピンが単離されたインゲンに加えて、アズキを用いて溶媒分画を行った結果、インゲン以外の植物においても孵化物質を生産していることが明らかとなった。しかしグリシノエクレピンとは異なる画分で活性が確認されたことから、アズキにおける主要な孵化促進物質はグリシノエクレピン以外の物質である可能性が考えられた。
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ストリゴラクトン受容・シグナル伝達におけるD14の機能とその分子メカニズムの解析
中村 英光、薛 友林、宮川 拓也、侯 峰、秦 慧民、福井 康祐、石 玄、伊藤 晋作、戸塚 直哉、宮内 裕美子、浅野 敦子、田之倉 優、浅見 忠男
植物化学調節学会第48回大会 2013年10月
開催年月日: 2013年10月
記述言語:日本語 会議種別:ポスター発表
開催地:新潟大学
D14の触媒部位に変異を導入した D14H297A は SL 結合能を保持していたものの、SL 分解活性が失われており、D14-SLR1 複合体形成能も失わ れていた。また、D14-SL 複合体の結晶構造解析の結果、反応産物である水酸化 D 環(D-OH)が D14 と複 合体を形成していることが見出され、D-OH は、触媒部位から少し離れたリガンド結合ポケットの入口に蓋 をする形で位置し、幾つかの芳香族アミノ酸残基に囲まれていた。変異型 D14F245A タンパク質は SL 分解活性能を保持していたが、Y2H における SLR1 との複合体 形成能は失われていた
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ストリゴラクトンシグナル因子D14とDELLAタンパク質の相互作用の解析
吉澤 真人、中村 英光、Park Seung-Hyun、伊藤 晋作、福井 康祐、伊藤 瑛海、上田 貴志、浅見 忠男
植物化学調節学会第48回大会 2013年10月
開催年月日: 2013年10月
記述言語:日本語 会議種別:ポスター発表
開催地:新潟大学
ストリゴラクトンシグナル伝達因子とジベレリンシグナル伝達因子の間のタンパク質相互作用に着目し、その解析を行った。その結果D14はストリゴラクトン依存的にSLR1と結合し、その結合ドメインは[S/T/V][LHR1][VHIID]のどれかであることが明らかとなった。
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イネの分げつにおけるストリゴラクトンとジベレリンのクロストークの解析
山上 大智、伊藤 晋作、浅見 忠男
植物化学調節学会第48回大会 2013年10月
開催年月日: 2013年10月
記述言語:日本語 会議種別:ポスター発表
開催地:新潟大学
ストリゴラクトンは枝分かれを抑制する植物ホルモンであり、イネにおいては分げつの生長を負に制御している。ジベレリンは種子発芽や茎の伸長、花芽形成など植物の様々な成長過程を制御する植物ホルモンだが、ジベレリンが枝分かれに関与する結果も報告されている。そこでイネの分げつ生長におけるストリゴラクトンとジベレリンの相互作用について解析を行った。
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ミヤコグサにおけるグリシノエクレピンA応答遺伝子の探索
細井 昂人、今井 美咲、佐々木 康幸、矢嶋 俊介、浅見 忠男、伊藤 晋作
植物化学調節学会第48回大会 2013年10月
開催年月日: 2013年10月
記述言語:日本語 会議種別:ポスター発表
開催地:新潟大学
ミヤコグサを用いてダイズシストセンチュウ孵化促進物質であるグリシノエクレピンA応答遺伝子の解析を行った。その結果、複数の応答遺伝子を取得することが出来た。それらの遺伝子の中には、フラ
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シロイヌナズナにおけるストリゴラクトン応答遺伝子の解析
伊藤 賢、細井 昂人、今井 美咲、佐々木 康幸、矢嶋 俊介、浅見 忠男、伊藤 晋作
植物化学調節学会第48回大会 2013年10月
開催年月日: 2013年10月
記述言語:日本語 会議種別:ポスター発表
開催地:新潟大学
シロイヌナズナにおけるストリゴラクトン応答遺伝子の解析を行った。ストリゴラクトン生合成変異体と野生型株での遺伝子発現の差異を検討した結果、リン酸応答遺伝子の発現が変化していたことから、ストリゴラクトン生合成変異体ではリン酸応答が変化している可能性が示唆された。
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マメゾウムシの同族異種間の認識に関わる成分の解析
中根 権人、福田 一人、篠塚絢美、田島 昌典、下村 健二、佐々木 康幸、大澤 貫寿、伊藤 晋作、矢嶋 俊介
日本農薬学会第38回大会 2013年03月
開催年月日: 2013年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:筑波大学
マメゾウムシはアズキ、ササゲ等豆類に卵を産みつけ食害する貯穀害虫である。これまでに揮発性の性誘引フェロモンに関して研究を行い、種間で性誘引フェロモンの構造が異なるにも関わらず、狭空間では異種雌雄関わらず交尾行動を起こすことが知られている。そこで、マメゾウムシにおける性フェロモンと種間認識の関係を明らかにするため、構造未同定である雄体表中に存在する交尾行動を誘発する物質の構造解析を試みた。
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枝分かれ抑制におけるストリゴラクトンとジベレリンのクロストーク
中村 英光、伊藤 瑛海、Park Seung-Hyun、伊藤 晋作、福井 康祐、吉澤 真人、侯 峰、石 玄、宮川 拓也、上田 貴志、田之倉 優、浅見 忠男
日本農芸化学会2013年度大会 2013年03月
開催年月日: 2013年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:東北大学
ストリゴラクトン受容体候補であるD14タンパク質はジベレリン受容体GID1タンパク質と同じα/β-hydrolaseファミリーに属するタンパク質であるため、ジベレリン受容機構と同様にストリゴラクトン依存的にD14と結合するタンパク質が存在すると仮定し、スクリーニングを行った結果、ジベレリン情報伝達に関与するSLR1がストリゴラクトン依存的にD14と結合することが明らかとなった。
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ストリゴラクトン生合成阻害剤を利用した稲の枝分かれ抑制変異体の探索
山上 大智、福井 康祐、伊藤 晋作、中村 英光、市川 裕章、羽方 誠、浅見 忠男
日本農芸化学会2013年度大会 2013年03月
開催年月日: 2013年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:東北大学
これまでに開発したストリゴラクトン生合成阻害剤TIS13を用いてイネの第二分げつ伸長を抑制する変異体をイネFOXラインよりスクリーニングした。その結果、複数の候補ラインを得ることが出来た。
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植物病原菌に対するgallic acid誘導体の抗真菌効果
中川 泰伯、伊藤 晋作、佐々木 康幸、矢嶋 俊介
日本農芸化学会2013年度大会 2013年03月
開催年月日: 2013年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:東北大学
植物病原菌に対するgallic acid誘導体の効果を検討した。使用した4菌種に対してgallic acid誘導体は炭素鎖が長くなる程強い抗真菌活性を示した。また、その阻害メカニズムを検討した結果、酸素消費を抑制している可能性が考えられた。
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シロイヌナズナにおけるリン酸欠乏とストリゴラクトンの関係
伊藤 晋作、野副 朋子、石毛 太一郎、志波 優、今井 美咲、中西 啓仁、西澤 直子、浅見 忠男、矢嶋 俊介
日本農芸化学会2013年度大会 2013年03月
開催年月日: 2013年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:東北大学
植物ホルモンであるストリゴラクトンシグナルとリン酸欠乏応答反応の関連性の解析を行った。シロイヌナズナにストリゴラクトンを処理することで根毛伸長、アントシアニンの蓄積、酸性フォスファターゼの分泌が促進され、植物生長の阻害が観察された。これらの反応はリン酸欠乏応答と類似の反応であり、リン酸欠乏条件下においてストリゴラクトン欠損変異体では以上の形質発現が抑制されていたこと、RNAseq解析よりストリゴラクトン欠損変異体においてリン酸欠乏応答遺伝子の発現が変化していたことからストリゴラクトンはリン酸欠乏のシグナル因子として作用している可能性が明らかとなった。
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シロイヌナズナのリン酸欠乏応答におけるストリゴラクトンの影響
伊藤 晋作、野副 朋子、中西 啓仁、西澤 直子、矢嶋 俊介、浅見 忠男
植物化学調節学会第47回大会 2012年10月
開催年月日: 2012年10月
記述言語:日本語 会議種別:ポスター発表
開催地:山形大学
植物ホルモンであるストリゴラクトンシグナルとリン酸欠乏応答反応の関連性の解析を行った。シロイヌナズナにストリゴラクトンを処理することで根毛伸長、アントシアニンの蓄積、酸性フォスファターゼの分泌が促進され、植物生長の阻害が観察された。これらの反応はリン酸欠乏応答と類似の反応であり、リン酸欠乏条件下においてストリゴラクトン欠損変異体では以上の形質発現が抑制されていたことからストリゴラクトンはリン酸欠乏下において重要な役割を担っている可能性が示唆された。
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ストリゴラクトン生合成阻害剤を用いた変異体の探索
山上 大智、福井 康祐、伊藤 晋作、中村 英光、羽方 誠、市川 裕章、浅見 忠男
植物化学調節学会第47回大会 2012年10月
開催年月日: 2012年10月
記述言語:日本語 会議種別:ポスター発表
開催地:山形大学
これまでに開発したストリゴラクトン生合成阻害剤TIS13を用いてイネの第二分げつ伸長を抑制する変異体をイネFOXラインよりスクリーニングした。その結果、複数の候補ラインを得ることが出来た。
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新奇IAA制御剤の探索
白井 郁也、早瀬 大貴、伊藤 晋作、北畑 信隆、根岸 直希、河岡 明義、浅見 忠男
植物化学調節学会第47回大会 2012年10月
開催年月日: 2012年10月
記述言語:日本語 会議種別:ポスター発表
開催地:山形大学
Eucalyptus globulus を用いたフェノタイプスクリーニングを行った。スクリーニングの結果、E.globulus の難発根系統の発根 率を上昇させる化合物のひとつとして MA65 が選抜された。これはシロイヌナズナにおいてもオーキシン 様活性が見られたが、矮化作用も見られた。そのため、さらに高活性・高選択性の化合物の創製を目指して、構造展開を行った。続いてオーキシン活性阻害化合物の探索をするため、シロイヌナズナにおけるフェノタイプスクリーニン グも行った。その結果、オーキシン活性を阻害する化合物として MPCA を見出した。
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ストリゴラクトン生合成阻害剤の植物に対する効果
伊藤 晋作、戸塚 直哉、梅原 三貴久、花田 篤志、山口 信次郎、浅見 忠男
日本農芸化学会2012年度大会 2012年03月
開催年月日: 2012年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:京都女子大学
ストリゴラクトン生合成阻害剤の効果を、イネ、ミヤコグサ、ソルガム、シロイヌナズナにおいて検討した。ストリゴラクトン生合成阻害剤TIS108はイネ、ミヤコグサ、ソルガムにおいてストリゴラクトン内生量を減少させた。シロイヌナズナにおいてはストリゴラクトンを検出できなかったが、ストリゴラクトン欠乏時に発現量が上昇するストリゴラクトン生合成遺伝子の発現量が上昇していたことからシロイヌナズナにおいてもTIS108はストリゴラクトン生合成を様々な植物で阻害可能であることが明らかとなった。
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新奇トリアゾール系発根促進剤の探索と機能解析
白井 郁也、福井 康祐、伊藤 晋作、北畑 信隆、根岸 直希、河岡 明義、浅見 忠男
日本農芸化学会2012年度大会 2012年03月
開催年月日: 2012年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:京都女子大学
Eucalyptus globulus を用いたフェノタイプスクリーニングを行った。スクリーニングの結果、E.globulus の難発根系統の発根 率を上昇させる化合物のひとつとして MA65 が選抜された。これはシロイヌナズナにおいてもオーキシン 様活性が見られたが、矮化作用も見られた。そのため、さらに高活性・高選択性の化合物の創製を目指して、構造展開を行った。
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新規ストリゴラクトンミミックDebranoneの創製研究
福井 康祐、伊藤 晋作、浅見 忠男
日本農芸化学会2012年度大会 2012年03月
開催年月日: 2012年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:京都女子大学
ストリゴラクトン生合成変異体d10変異体の第二分けつ伸長を抑制する化合物をスクリーニングした結果、CPMFを得た。CPMFを構造展開した結果、4-bromo-debranoneが最も強い活性を示し、ストリゴラクトン生合成変異体であるd10変異体の第二分げつ伸長は抑制するが、ストリゴラクトン情報伝達変異体であるd3及びd14変異体の第二分げつ伸長は抑制しないことから、4-bromo-debranoneはストリゴラクトンミミックとして作用する可能性が明らかとなった。
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Gibberellin regulates strigolactone biosynthesis. 国際会議
Ito S, Umehara M, Hanada A, Yoshida S, Kyozuka J, Ueguchi-Tanaka M, Matsuoka M, Shirasu K, Yamaguchi S, Asami T.
11th World Congress on Parasitic Plants 2011年06月
開催年月日: 2011年06月
記述言語:英語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:MartinaFranca/Italy
ストリゴラクトンの生合成を制御する因子を探索した結果、ジベレリンがストリゴラクトン生合成を負に制御することが明らかとなった。この制御メカニズムはジベレリン情報伝達因子であるSLR1タンパク質が関与し、ストリゴラクトン生合成遺伝子の発現量を制御することが明らかとなった。加えてジベレリン処理した植物に根寄生雑草を接種したところ、有意に寄生率が低下していた。以上の結果からストリゴラクトンはジベレリンによって生合成を制御されていることが明らかとなった。
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新奇作物増収剤開発(1):特異的ストリゴラクトン生合成阻害剤の創製
伊藤晋作, 梅原三貴久, 花田篤志, 増口潔, 森昌樹, 山口信次郎, 浅見忠男
日本農芸化学会2011年度大会発表要旨集 2011年03月
開催年月日: 2011年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:京都女子大学
ストリゴラクトン生合成阻害剤のイネに対する効果を検討した。ストリゴラクトン内生量を定量した結果、TIS108が非常に強いストリゴラクトン内生量抑制活性を有することが明らかとなった。加えていくつかのストリゴラクトン生合成阻害剤ではイネの分げつを促進し、バイオマスの増加を示すことが明らかとなった。
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新規ストリゴラクトン生合成阻害剤の探索
伊藤晋作, 梅原三貴久, 花田篤志, 早瀬大貴, 森昌樹, 山口信次郎, 浅見忠男
日本農薬学会第36回大会発表要旨集 2011年03月
開催年月日: 2011年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:玉川大学
新たなストリゴラクトン生合成阻害剤を見いだすために、農薬等として使用されているトリアゾール基を有する化合物群からストリゴラクトン内生量を減少させることの出来る化合物をスクリーニングした。その結果、テブコナゾールをストリゴラクトン生合成阻害剤のリード化合物として得ることが出来た。テブコナゾールを構造展開した結果、より強力なストリゴラクトン生合成阻害剤を見いだすことが出来た。
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Strigolactone biosynthesis inhibitors regulate parasitic weed germination 国際会議
Ito S, Kitahata N, Umehara M, Hanada A, Ueno K, Mashiguchi K, Yoneyama K, Kyozuka J, Mori M, Yamaguchi S, Asami T
20th International Conference on Plant Growth Substances 2010年06月
開催年月日: 2010年06月
記述言語:英語 会議種別:ポスター発表
開催地:Tarragona/Spain
ストリゴラクトン生合成阻害剤を見いだすためにストリゴラクトン欠損様形質を誘導する化合物のスクリーニングを行い、得られた化合物についてストリゴラクトン生合成阻害活性やその副作用を検討することで根寄生植物の発芽を阻害するストリゴラクトン生合成阻害剤の探索を行った。
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Screening of strigolactone biosynthesis inhibitor for the control of parasitic weeds 国際会議
Ito S, Kitahata N, Kato A, Hanada A, Yoneyama K, Umehara M, Suzuki Y, Yoneyama K, Kyozuka J, Yamaguchi S, Asami T
10th World Congress on Parasitic Plants 2009年06月
開催年月日: 2009年06月
記述言語:英語 会議種別:ポスター発表
開催地:Kusadasi/Turkey
ストリゴラクトン生合成阻害剤のスクリーニングを行った。ストリゴラクトン内生量や根寄生植物の発芽、イネの分げつ等の測定を行うことで、ストリゴラクトン生合成変異体様の形態を示す化合物をいくつか取得することが出来た。