Papers - ABE Shinta
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多摩川風致地区における風致要素の風致地区計画への位置付けに関する研究
阿部 伸太
(社)日本造園学会造園 雑誌 56 ( 5 ) 1997.05
Language:Japanese Publishing type:Research paper (scientific journal)
本研究は、都市化が進行した地域の中では比較的多くの風致が保全されている多摩川風致地区を対象に、風致要素として樹林地,住宅地,公園に着目し,都市化の中で変化していく実態の解明を目的とした。研究の結果、 都市化の中において風致要素は質的、規模的に変化しな がらも、指定当初に対象としていた風致の脈絡は保全されていることが明かとなった。 (pp313-318)
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都市の公園緑地計画における風致地区の意義
阿部 伸太
(社)日本造園学会造園 雑誌 56 ( 5 ) 1993.05
Language:Japanese Publishing type:Research paper (scientific journal)
風致地区内での営造物公園の設置に着目、風致地区の公園緑地計画上の価値の発見を目的とした。市街地の拡大状況,土地利用の変遷,公園整備史の把握を行った結果、都市化が激化した中での風致地区内における公園の整備の活性化、公園緑地計画における風致地区の都市の骨格としての重要性が解明され、風致地区の公園予備地 としての性格の内包性と、その都市の独自性を継承した公園緑地計画を推進していく上での有効性を解明した。 (pp313-318)
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地域制緑地思潮の変遷に関する研究
蓑茂寿太郎、平野侃三
(社)日本造園学会 造園雑誌 54 ( 5 ) 1991.05
Authorship:Lead author Language:Japanese Publishing type:Research paper (scientific journal)
都市化が推移していく中での地域制緑地計画思潮の変遷の解明を目的として、地域制緑地の思潮史及び制度史の把握、各時代的特徴と相互の関連を究明した。その結果、都市化の状況の変化に応じて、規制内容が変化し、様々な緑地に対する制度が整えられていく一方で、地域制緑地による都市緑地計画手法は重要であるとする思想は変化していないことが解明され、都市化の中で地域制 緑地を活用した計画学的研究の必要性が認められた。
担当部分:共同研究につき本人担当部分は抽出不可能(阿 部伸太 蓑茂寿太郎 平野侃三,pp311-316)