講演・口頭発表等 - 國井 洋一
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大川⻁太郎,國井洋一
令和7年度日本造園学会関東支部大会 2025年12月 公益社団法人 日本造園学会関東支部
開催年月日: 2025年12月
記述言語:日本語 会議種別:ポスター発表
開催地:東京農業大学 世田谷キャンパス
本研究では様々な用途として使われている利根川堤防を対象地とし、堤防上から見える景観の複雑性について調査を実施した。調査においてはフラクタル解析やVQMを用いてそれぞれ異なった視点から評価することにより、景観の複雑性と変化との関係性を明らかにした。
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米山和也,國井洋一
令和7年度日本造園学会関東支部大会 2025年12月 公益社団法人 日本造園学会関東支部
開催年月日: 2025年12月
記述言語:日本語 会議種別:ポスター発表
開催地:東京農業大学 世田谷キャンパス
本研究では、景観の影響を客観的に分析するため、アパホテル&リゾート〈横浜ベイタワー〉を対象に写真データを取得した。同ホテルは35階建てで方角や高さによって異なる景観を持ち、内向きかつ景観のない客室も含む多様な条件で調査が可能である。を本研究では得られた景観画像をフラクタル解析により数値化し、複雑さの比較を通じて高さや方角との関係を客観的に明らかにすることを目的とした。
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点群データを用いた柳瀬川ふれあい橋の水位別被害把握モデルの構築
鈴井日乃,上小倉夢翔,國井洋一
令和7年度日本造園学会関東支部大会 2025年12月 公益社団法人 日本造園学会関東支部
開催年月日: 2025年12月
記述言語:日本語 会議種別:ポスター発表
開催地:東京農業大学 世田谷キャンパス
測量分野である3次元測量の技術を用いて取得した点群データから、地形の標高を水位として、データを作成することを提案した。対象地は、埼玉県柳瀬川のふれあい橋として計測を行い、点群データを標高ごとに着色して、河川周辺が浸水する高さを示した。それにより、高低差に合わせてメッシュを形成することで河川の水面を再現することが可能であると推測し、3次元空間での水位ごとの危険度合いの可視化の実現と、今後のふれあい橋付近の状態把握及び水害対策への有用性を検討した。
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宮迫真芽,國井洋一
令和7年度日本造園学会関東支部大会 2025年12月 公益社団法人 日本造園学会関東支部
開催年月日: 2025年12月
記述言語:日本語 会議種別:ポスター発表
開催地:東京農業大学 世田谷キャンパス
本研究では教会内の祈りをささげる空間においてフラクタル解析を用いる。フラクタル解析は画像全域における景観の複雑さを定量的に表す手法であるため、各教会の景観の数値化が可能である。すなわち、教会内部の景観を分析することにより、キリスト教の宗派ごとの文化や思考の相違を数値により示す ことができる。これにより、教会建築における文化的な差異を数値的に把握でき、文献だけでなく写真からキリスト教の宗派における歴史・思考の分析が可能になると考えられる。
110 -
藤田慧,國井洋一
令和7年度日本造園学会関東支部大会 2025年12月 公益社団法人 日本造園学会関東支部
開催年月日: 2025年12月
記述言語:日本語 会議種別:ポスター発表
開催地:東京農業大学 世田谷キャンパス
本研究では、箱根温泉を対象として、露天風呂から眺望される自然景観に着目し、露天風呂から見える景観画像に対してフラクタル解析を適用し、景観の複雑性を示す客観的な数値指標を設定することで、温泉景観を構成する要素を科学的に評価すると同時に入浴者が露天風呂から景観を眺める際に抱く感覚・感情を調査し、景観特性と心理的癒しとの関係性を検討する。これらを通じて温泉地の景観設計や観光資源の価値向上に資する知見を提供することを最終的な目的とする。
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越水風翔,藤吉晃太,國井洋一
令和7年度日本造園学会関東支部大会 2025年12月 公益社団法人 日本造園学会関東支部
開催年月日: 2025年12月
記述言語:日本語 会議種別:ポスター発表
開催地:東京農業大学 世田谷キャンパス
本研究では、空間を客観的に評価する指標として黄金比に着目し、地上レーザスキャナ(TLS)を用いて三次元的に計測および可視化を行った。これにより普遍的な評価を行うことが可能となり、造園空間においてはデザインが良好となる計画を行う上で有用性が考えられる。
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ゲームエンジンを用いた3D モデルの差異が物理シミュレーションに与える影響把握
麻生莉音,國井洋一
令和7年度日本造園学会関東支部大会 2025年12月 公益社団法人 日本造園学会関東支部
開催年月日: 2025年12月
記述言語:日本語 会議種別:ポスター発表
開催地:東京農業大学 世田谷キャンパス
本研究では、3 種類の機材を用いて作成したモデル空間に対して物理シミュレーションを実施し、有機的要素の生成
に有用な3D モデル基準を明確にする。これにより、有機的要素を扱うデジタルツインの発展の一助となることが期待される。
106 -
藤生宇宙,⿊川龍一,國井洋一
令和7年度日本造園学会関東支部大会 2025年12月 公益社団法人 日本造園学会関東支部
開催年月日: 2025年12月
記述言語:日本語 会議種別:ポスター発表
開催地:東京農業大学 世田谷キャンパス
日本は災害大国であり、ハード面の対策だけでなく、ソフト面の対策も行われてきた。1998年東日本豪雨災害の郡山市では洪水ハザードマップ閲覧者が、非閲覧者より避難率が高く、避難開始のタイミングが早かったことが明らかになっている。既往研究においては、山形市西原地区の洪水ハザードマップを閲覧し、所持している住民が全体の25%程度にとどまり、若年層のハザードマップ認知の低さが示された。ハザードマップは災害対策において有用であるにも関わらず、十分に活用されていない。そこで3Dハザードマップが災害教育において与える影響について、アンケート調査から明らかにすることを目的とした。
106 -
ゲームエンジンを用いた剪定シミュレーションによる樹木の維持管理手法の検討
渡辺大貴,國井洋一
令和7年度日本造園学会関東支部大会 2025年12月 公益社団法人 日本造園学会関東支部
開催年月日: 2025年12月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:東京農業大学 世田谷キャンパス
本研究ではゲームエンジンを活用した剪定シミュレーションを構築した。さらに、アンケート調査を行うことで、剪定シミュレーションの有効性を検討した。
32-33 -
山崎雅治,國井洋一
令和7年度日本造園学会関東支部大会 2025年12月 公益社団法人 日本造園学会関東支部
開催年月日: 2025年12月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:東京農業大学 世田谷キャンパス
本研究の目的は、TLSとUAVを活用し、樹木の衰退度を定量的に診断する手法を検討することである。従来の診断は主観的評価に依存していたのに対し、本研究では測量技術を組み合わせることで、樹木衰退度の把握を試みた。
30-31 -
王金陽,國井洋一
令和7年度日本造園学会関東支部大会 2025年12月 公益社団法人 日本造園学会関東支部
開催年月日: 2025年12月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:東京農業大学 世田谷キャンパス
庭園などの身近な自然環境は,人間にとって精神的回復や癒しの傾向がある1)と考えられる。特に注意回復理論(ART)による庭園の「離脱」効果2)から見ると,室町時代で成熟した禅宗庭園は癒しの効果が顕著である。現時点で庭園の癒しに関する研究は,景観構成に関する定量的な分析が不十分であるため,庭園の癒し空間を評価するための心理指標と景観指標の確立がない。そこで本研究では,慈照寺・鹿苑寺・龍安寺の癒し空間を対象に心理評価および景観の定量的分析を行い,癒し空間を評価するための心理指標と景観指標を確立し,癒し空間の構築に有用な知見を得ることを目的とした。
28-29 -
3D都市モデルに準拠したレーザ計測による樹木モデルの構築手法の提案
熊崎理仁,杉浦司,伊藤武仙,加茂春菜,國井洋一,松川元希
令和7年度日本写真測量学会 秋季学術講演会 2025年11月 一般社団法人 日本写真測量学会
開催年月日: 2025年11月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:山形県山形市「山形テルサ」
本研究では都市デジタルツイン基盤システムtrinomeでの活用性を見据えた、樹木モデルの詳細度の整備と構築手法を提案する。
95-96 -
地上計測による広域ガウシアン・スプラッティングの復元手法の提案
熊崎理仁,藤原龍,國井洋一
令和7年度日本写真測量学会 秋季学術講演会 2025年11月 一般社団法人 日本写真測量学会
開催年月日: 2025年11月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:山形県山形市「山形テルサ」
本研究では3DGSによる復元においてGUIベースで操作可能なPostshotを用いた手法を提案する。
33-36 -
山崎雅治,國井洋一
令和7年度日本写真測量学会 秋季学術講演会 2025年11月 一般社団法人 日本写真測量学会
開催年月日: 2025年11月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:山形県山形市「山形テルサ」
本研究の目的は、TLSとUAVを活用し、樹木の衰退度を定量的に診断する手法を 検討すること である。従来の診断が主観的評価に依存していたのに対し 、本研究では測量技術を組み合わせることで、樹木衰退度の把握を試みた。
具 体的には、TLSにより取得した点群データの反射率情報を用いて樹皮や葉の状態を評価するとともに、UAVにより取得した近赤外画像から算出したNDVIを利用して樹木の健全度を分析した。さらに、これら2つ の評価結果を、従来の衰退度診断手法によって算出された衰退度の数値 と比較することで 、測量機材による手法の有効性や精度を検証した。
41-44 -
車載写真レーザ測量システムを用いた街路樹の維持管理手法の構築
國井洋一
東京農業大学「産学官・地域連携HUB」シンポジウム SMBC×東京農業大学研究シーズマッチング 2025年11月 東京農業大学
開催年月日: 2025年11月
記述言語:日本語 会議種別:ポスター発表
開催地:東京農業大学国際センター
街路樹は、都市空間を創出する緑として重要な存在である。一方、植樹される地盤の周囲は舗装面がほとんどであるため、根が十分に伸びにくい環境であることが多い。街路樹の維持管理に対する現状としては、単木毎に観察してカルテの作成および更新が行われている。このような作業には多大な労力が必要となることから、維持管理が十分に行き届かない街路樹も必然的に増加することとなる。そのため、都市部では前述のように街路樹がインフラへ影響を及ぼす事案もしばしば発生し、やむなく強剪定されているのが現状である。一方、土木の分野においては、主に都市部における数値地形図データを取得するための手法として、MMS(Mobile Mapping System)が用いられている。そこで本研究では、MMSおよび地上レーザスキャナ(Terrestrial Laser Scanner: TLS)を用いて街路における沿道の点群データを取得し、点群データから街路樹を抽出して維持管理に役立てる仕組みの構築を目的とした。
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Masaharu YAMAZAKI, Yoichi KUNII
IFLA World congress 2025年09月 International Federation of Landscape Architecture
開催年月日: 2025年09月
記述言語:英語 会議種別:ポスター発表
開催地:Nantes, France 国名:フランス共和国
This study aims to propose a method for estimating carbon fixation by the Normalized Difference Vegetation Index of individual trees acquired by UAV in urban areas. The target site for this study is the Setagaya Campus of Tokyo University of Agriculture. The methodology will use i-Tree Eco, an urban tree assessment tool developed and provided by the USDA Forest Service, to calculate carbon fixation for individual trees. i-Tree Eco is designed to quantify urban forest structure, environmental impacts, and community value, a software application designed to use field data from a complete inventory of trees or randomly placed plots, along with local hourly air pollution and meteorological data.
P045 -
Kazuki SUGAI, Yoichi KUNII
IFLA World congress 2025年09月 International Federation of Landscape Architecture
開催年月日: 2025年09月
記述言語:英語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:Nantes, France 国名:フランス共和国
The digitalization of Landscapes management in Japan is accelerating with advancements in 3D modeling and remote sensing technologies1)2). Many urban parks, developed during the period of rapid economic growth from the mid-1950s to the early 1970s, now face severe maintenance challenges due to aging infrastructure, financial constraints, and labor shortages. In address these issues, the Ministry of Land, Infrastructure, Transport, and Tourism (MLIT) has launched initiatives such as Project PLATEAU, which aims to construct nationwide 3D city models. However, current 3D models rely primarily on aerial photogrammetry conducted by manned aircraft, which has a fundamental limitation: the difficulty of accurately reconstructing vegetation on the ground surface. This paper explores a method to improve the positional accuracy and reproducibility of Landscapes using UAV-based photogrammetry with RTK-GNSS.
2.1-CO-S2-4, -
動体レーザ測量システムによる街路樹の維持管理方法について
趙子健, 國井洋一, 坂井良太
令和7年度日本写真測量学会 年次学術講演会 2025年06月 一般社団法人 日本写真測量学会
開催年月日: 2025年06月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:東京大学生産技術研究所
街路樹は、都市の無機質な景観に緑をもたらす重要な存在であり、安らぎを与えるだけでなく、排気ガスの浄化や日射の抑制、騒音低減などの物理的効果もある。一方で、都市部では舗装や建物の近くに植えられることが多く、根の成長が制限され支持力の確保が難しい。さらに、成長により建物や電線、標識などを遮る可能性があり、定期的な剪定などの維持管理が必要となる。
123-124 -
渡辺大貴,國井洋一
2025年度日本造園学会全国大会 2025年05月 公益社団法人日本造園学会
開催年月日: 2025年05月
記述言語:日本語 会議種別:ポスター発表
開催地:東京大学本郷地区キャンパス
樹木剪定において、管理者と事業者間では目標樹形や剪定方法の共有が重要視されている。本研究では、剪定前後の樹形の変化を直感的に把握することを目的として、樹木に対する剪定シミュレーションの開発を行った。結果として、剪定作業を仮想空間上で繰り返し模索することが可能であると考察される。
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UAVにより取得した樹木のNDVIと炭素固定量の関係性について
山崎雅治,國井洋一
2025年度日本造園学会全国大会 2025年05月 公益社団法人日本造園学会
開催年月日: 2025年05月
記述言語:日本語 会議種別:ポスター発表
開催地:東京大学本郷地区キャンパス
樹木の光合成による炭素固定化は、CO2を吸収して木材内部に固定化することで排出量を削減し、脱炭素社会実現に有効な手段である。本研究では、樹木の炭素固定量を定量的に把握することを目的とし、UAVにより取得したNDVIと都市樹木の評価ツールであるi-Tree Ecoにより算出した炭素固定量との関係性を考察した。