論文 - 鈴木 誠
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小石川後楽園大泉水における水練について 査読あり
鈴木 誠・齋藤 豊子
日本庭園学会誌 ( 37 ) 15 - 24 2023年03月
担当区分：筆頭著者 記述言語：日本語 出版者・発行元：日本庭園学会
本研究は、小石川後楽園の大泉水に着目し、往時の利用形態について考察した。水戸藩小石川藩邸では初代徳川頼房（1603-1661）時代から庭づくりが始まり、2代光圀（1628-1701）が完成させた。大泉水は3代綱條時代の元禄15年（1702）桂昌院訪問時や、翌年の大地震後の改修等何度かの改変があったが、水戸には水府流泳法が今に伝わり水戸藩主は初代より代々水練を奨励してきた。水府流水術の母体は江戸の水戸藩邸での游泳にあり、3代藩主綱條が小石川藩邸で藩士の水術を上覧したとの記録も遺る。
小石川後楽園大泉水に関する史料、水深、池畔構造等から藩士の水連が行われたかを考察し、現在の大泉水とほぼ同じ構造形態をもった江戸時代後期、水戸徳川家第9代藩主徳川斉昭の藩主時代（1829～1844）に水練が行われていた可能性があると考察した。 -
オーストラリアにおける日本庭園の多様化と日本の国際交流の変化について 査読あり
牧田 直子, 服部 勉, 鈴木 誠
ランドスケープ研究 88 ( 5 ) 385 - 390 2025年
記述言語：日本語 出版者・発行元：公益社団法人 日本造園学会
DOI： 10.5632/jila.88.385
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人のつくった川～荒川下流の自然と文化的景観 招待あり
鈴木誠
100年後の安心のためのTOKYO強靭化世界会議論文集 CD60 10 - 15 2024年05月
担当区分：筆頭著者 記述言語：日本語 掲載種別：研究論文（国際会議プロシーディングス） 出版者・発行元：100年後の安心のためのTOKYO強靭化世界会議実行委員会
荒川下流の自然と、人のつくった川としての文化的景観としての意義について論述した。またその自然と文化的景観を守り育む活動実施主体、NPO法人あらかわ学会の紹介を記述した。なお、初出掲載誌は東京都公園協会機関誌、都市公園 №191、2010.12.、p.10-15
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NPO法人あらかわ学会による東京都足立区の「里帰り桜」に関する調査結果報告 査読あり
矢澤 優理子, 鈴木 誠
ランドスケープ技術報告集 3 ( 0 ) 5 - 9 2024年04月
記述言語：日本語 掲載種別：研究論文（学術雑誌） 出版者・発行元：公益社団法人 日本造園学会
その他リンク： https://www.jila-zouen.org/wp-content/uploads/2024/04/4550d735618816cc2483d81ad46e8591.pdf
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鈴木 誠, 齋藤 豊子
日本庭園学会誌 2023 ( 37 ) 37_15 - 37_24 2023年
記述言語：日本語 出版者・発行元：日本庭園学会
本研究は、小石川後楽園の大泉水に着目し、往時の利用形態について考察した。水戸藩小石川藩邸では初代徳川頼房（1603-1661）時代から庭づくりが始まり、2代光圀（1628-1701）が完成させた。大泉水は3代綱條時代の元禄15年（1702）桂昌院訪問時や、翌年の大地震後の改修等何度かの改変があったが、水戸には水府流泳法が今に伝わり水戸藩主は初代より代々水練を奨励してきた。水府流水術の母体は江戸の水戸藩邸での游泳にあり、3代藩主綱條が小石川藩邸で藩士の水術を上覧したとの記録も遺る。<br>小石川後楽園大泉水に関する史料、水深、池畔構造等から藩士の水練が行われたかを考察し、現在の大泉水とほぼ同じ構造形態をもった江戸時代後期、水戸徳川家第9代藩主徳川斉昭の藩主時代（1829～1844）に水練が行われていた可能性があると考察した。
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ワシントンの桜と足立区の里帰り桜 招待あり
鈴木誠
都市公園 ( 234 ) 34 - 35 2022年03月
担当区分：筆頭著者 記述言語：日本語 掲載種別：研究論文（その他学術会議資料等） 出版者・発行元：（公社）東京都公園協会
足立区に里帰りした、ワシントンからの桜について、その歴史と現況についてまとめた。
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平岩米吉邸「白日荘」の庭園について －昭和時代初期上原敬二設計による「動物文学」の舞台としての実用の庭の観点から 招待あり 査読あり
鈴木誠
日本庭園学会誌 ( 35 ) 1 - 8 2021年03月
担当区分：筆頭著者 記述言語：日本語 掲載種別：研究論文（学術雑誌） 出版者・発行元：日本庭園学会
本研究の対象は、「動物文学」の編集者であり、動物研究者である平岩米吉（1898-1986）の居宅「白日荘」の庭園である。白日荘は2020年に再開発が決定したことから、同邸宅と庭園の現況並びに歴史調査が公益財団法人日本自然保護協会により実施され報告書として刊行された。その調査の庭園に関する内容に基づき本研究報告をまとめた。<br>白日荘は、東京都目黒区自由が丘三丁目12−2に位置し、敷地総面積1095坪（3618.89㎡）である。調査方法は、現地調査と文献調査とした。<br>研究結果として、この庭園は1920年代の日本で流行した、洋風庭園として設計施工されたもので、設計者は上原敬二博士（1889-1981）。施工は上原造園研究所が担当し昭和4年（1929）に完成した。しかし美しく仕上げられた庭園は、その後すぐに平岩の研究対象の犬などの動物を放し飼いにする庭へと変貌していた。令和元年（2019）10月時点では、庭園の要所である西洋風ガーデン・プールと庭門に、洋風庭園の趣を残していた。庭園の完成から現在に至るまで、動物を飼う場所として、また動物を葬送し記念する場所としての庭へと変貌していた。その意味では、平岩米吉にとっての実用性を重んじた庭園となっており、1920年代当時の庭園デザインに流行した考え方であった実用的な庭園を具現化したものであった。
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Changing Perspectives on Japanese Gardens Outside of Japan 招待あり 査読あり 国際誌
Makoto SUZUKI
The Journal of the North American Japanese Garden Association ( 8 ) 74 - 81 2021年03月
担当区分：筆頭著者 記述言語：英語 掲載種別：研究論文（学術雑誌） 出版者・発行元：North American Japanese Garden Association
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造園の学術・技術と職能 招待あり
鈴木誠
東京農業大学農学集報 65 ( 4 ) 87 - 94 2021年03月
担当区分：筆頭著者 記述言語：日本語 出版者・発行元：東京農業大学
：造園学の原論として，造園の学術の発祥と展開を論述した。この綜説では，造園学の発展に伴い密接に関係した造園の技術と職能の展開についても考察し，学術との相互関係に言及した。本論は， 1. 「造園」の源流としての「庭造（にわづくり）」， 2. 欧米における「庭造」から「造園」への技術的展開と職能の形成，3. 日本における近代造園の発祥と展開， 4. 造園学・造園技術者団体の組織形成と学術団体・教育機関の創設 5. 現代造園の学術／技術／職能， 6. 造園の学術／技術／職能の相互関係，の 6章からなり， 日本農学会編『日本農学 80年史』（養賢堂， 2009) 所収の拙稿「研究領域の展開《造園学，緑地環境科学》」並びに「個別
分野の発展《造園学》」の内容を追補し改稿してまとめた。 -
海外における日本庭園への視点の変遷 招待あり
鈴木誠
ランドスケープ研究 84 ( 4 ) 350 - 353 2021年01月
担当区分：筆頭著者 記述言語：日本語 出版者・発行元：（公社）日本造園学会
海外の日本庭園について、日本国外の人々の庭園観の変遷について総説的にまとめた。
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人口減少下のスウェーデンが生んだ公園のデザインと利用 招待あり
鈴木 誠
デザイン学研究特集号 28 ( 2 ) 10 - 15 2020年11月
担当区分：筆頭著者, 最終著者, 責任著者 記述言語：日本語 掲載種別：研究論文（学術雑誌） 出版者・発行元：一般社団法人 日本デザイン学会
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人口減少下のスウェーデンが生んだ公園のデザインと利用 公園デザインのストックホルム派とFIKAの考察
鈴木誠
デザイン学研究 28 ( 2 ) 10 - 15 2020年03月
担当区分：筆頭著者 記述言語：日本語 掲載種別：研究論文（学術雑誌） 出版者・発行元：日本デザイン学会
デザイン学研究 特集号 ［人口減少下の環境デザインを考える 令和のデザインサーヴェイ］の特集論文の一つとして招待を受け、人口減少下のスウェーデンが生んだ公園のデザインと利用 公園デザインのストックホルム派とFIKAの考察として論考した。
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肥後細川庭園の縮景と「小嵐山図」にみる見立てと寓意 招待あり
鈴木誠
日本庭園学会誌 ( 34 ) 97 - 102 2020年03月
担当区分：筆頭著者 記述言語：日本語 出版者・発行元：日本庭園学会
2019年度日本庭園学会全国大会 東京大会公開シンポジウム「江戸時代の大名庭園から近代庭園へ」関連報告2、として肥後細川庭園の庭園概要とその意味するところをまとまた。
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現代中国の日本庭園の現況・利用・評価に関する研究 査読あり
趙啓蒙・呂文静・鄧舸・真田張格瑋・服部勉・鈴木誠
ランドスケープ研究 81 ( 5 ) 461 - 466 2018年03月
担当区分：責任著者 記述言語：日本語 掲載種別：研究論文（学術雑誌）
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Civic Japanese Gardens: the gardens as regional resource and a place for community interaction 招待あり 査読あり
Naoaki DONUMA, Makoto SUZUKI
Journal of the North American Japanese Garden Association 4 68 - 72 2017年12月
記述言語：英語 掲載種別：研究論文（学術雑誌）
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オーストラリアの日本庭園のインターネットを活用した広報の現状と課題 査読あり
牧田直子・鈴木誠
東京農業大学農学集報 62 ( 1 ) 21 - 33 2017年06月
担当区分：責任著者 記述言語：日本語 掲載種別：研究論文（学術雑誌）
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葛飾区山本亭庭園を活用した伝統的鉢植えによる柴又帝釈天参道の修景活動に関する調査報告 査読あり
早川佳代、鈴木 誠
ランドスケープ研究 増刊・技術報告集 9 58 - 63 2017年03月
記述言語：英語 掲載種別：研究論文（学術雑誌）
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足立区都市農業公園の開設と変遷
島崎華奈子,鈴木 誠
あらかわ学会年次大会2016講演論文集 2016 48 - 51 2017年02月
担当区分：責任著者 記述言語：日本語 掲載種別：研究論文（研究会，シンポジウム資料等）
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「日本庭園」象徴と実像～世界無形文化遺産とシビック・ジャパニーズガーデンからの考察～ 招待あり
鈴木 誠
造園修景 131 ( 131 ) 5 - 11 2016年10月
担当区分：筆頭著者 記述言語：日本語 掲載種別：研究論文（学術雑誌）
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Studies of the Japanese Gardens Created in South Korea: Historical Backgrounds and Significant Characteristics of the Remaining Japanese Gardens 査読あり
Makoto Suzuki, Kunihiro Sasaki, Tsutomu Hattori, Takashi Awano, Yoshiki Matsumoto, Tsuyoshi Hirasawa, Kwang-pyo Hong, Sang-heun Hur, Ju-han You, Hyukjae Lee
The 15th Internatinal Landscape Architectural Symposium of Japan, China, and Korea (Landscape as Urban Infrastructure) Program and Proceedings 15 179 - 184 2016年10月
担当区分：筆頭著者 記述言語：英語 掲載種別：研究論文（国際会議プロシーディングス）