講演・口頭発表等 - 鈴木 伸治
-
ジブチにおける水資源データベースの検証と流域水循環に関する研究 国際会議
鈴木綾太・鈴木伸治・渡邉文雄・島田沢彦
日本沙漠学会第32回学術大会 2021年05月 日本沙漠学会
開催年月日: 2021年05月
記述言語:日本語 会議種別:ポスター発表
ジブチ農業省とFAOがまとめた水資源データベースを基に,調査項目や利用状況を更新するために現地調 査を行ったところ,座標の誤差や記載があるもののすでに使用されていない地点が存在した.またマップに記載されていない井戸が多数存在した.また,調査結果をもとに地下水解析を行ったところ, 調査時の水位標高より深く水位がある計算となり,誤差は 9.4 m(RMSE)までの再現となった.これはワジの層を本研究で最適化出来なかったことが考えられ,今後の研究の課題となることが示唆された.
-
裸地における表面流去のリスク評価に関する時空間解像度の向上 国際会議
久保田幸・鈴木伸治・渡邊文雄・伊藤博武
2020年度(第69回)農業農村工学会大会 2020年08月 農業農村工学会
開催年月日: 2020年08月
記述言語:日本語 会議種別:ポスター発表
開催地:鹿児島大学(Web開催)
網走市の農地を対象に,近年解像度が向上している衛星画像と傾斜データを重ね合わせることで,時間的,空間的に高い解像度で裸地における広域的な表面流出のリスク評価を試みた。その結果,1時間単位の降雨,10 mの空間解像度で土壌流亡が起こりやすい箇所および時期を特定することができた。
-
スピルリナを用いた土壌の保水性改善に関する予備的研究
鈴木伸治・山本美帆・鈴木淳一郎・渡辺 智・渡邉文雄
日本沙漠学会第31回学術大会 2020年05月 日本沙漠学会
開催年月日: 2020年05月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:岡山大学
-
ウガンダにおける点滴灌漑を用いたトマトへの計画灌漑水量とCROPWAT を用いた灌漑水量との比較 国際会議
エマニエル・エノウ・渡邉文雄・鈴木伸治・小林維円
日本沙漠学会第31回学術大会 2020年05月 日本沙漠学会
開催年月日: 2020年05月
記述言語:日本語 会議種別:ポスター発表
開催地:岡山大学
簡易点滴灌漑により異なる潅水量でトマトを生育し,CROPWATで求めた消費水量と比較することにより,最適な灌漑水量について検討した。
-
ウガンダ東部の地上降雨の特徴 国際会議
小林維円・渡邉文雄・鈴木伸治・Okiria EMMANUEL・Tom KANYIKE
日本沙漠学会第31回学術大会 2020年05月 日本沙漠学会
開催年月日: 2020年05月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:岡山大学
ウガンダ東部において,観測を継続している雨量計で得られた地上降雨データに加え,その近郊に新たに設置した雨量計で観測されたデータを用い,地上観測降雨の特性・空間的な分布の特徴を明らかにした。
-
ジブチ共和国、ディキル地域における水資源調査報告
鈴木綾太・齋藤修平・Dayah Aden・鈴木伸治・渡邉文雄
日本沙漠学会第31回学術大会 2020年05月 日本沙漠学会
開催年月日: 2020年05月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:岡山大学
水資源マップの更新のために合計18ヶ所の地点を調査した結果、約2分の1の地点で新たな情報を得ることが出来た。加えて表流水を除く大半の井戸には、ポンプが設置されていながら、水資源マップに記載がなかったことから、農業省やFAOが把握していない情報が数多くあると考えられ、今後の同国の水資源の管理のためには、全方位的な継続的な現地調査を重ねる必要があると考える。
-
近年の降雨パターンの変化が農地に及ぼす影響-速報- 招待あり
鈴木伸治
日本熱帯農業学会第126回講演会 2019年11月 日本熱帯農業学会
開催年月日: 2019年11月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:沖縄県宮古島市マティダ市民劇場
近年,干ばつの強度や継続時間の増加,大雨の頻度,大雨時の降水量が増加している。干ばつや大雨といった気象の極端現象は,作物の生育を制限するような農地土壌の極端な乾燥と湿潤を引き起こす可能性がある。本報告では,これらの点について明らかにされつつある事象を紹介した
-
湛水発生のメカニズムの検討と作物根が及ぼす影響に関する研究
鈴木綾太・鈴木伸治・渡邉文雄
日本沙漠学会2019年第30回学術大会 2019年05月 日本沙漠学会
開催年月日: 2019年05月
記述言語:日本語 会議種別:ポスター発表
開催地:東京農業大学世田谷キャンパス
トウモロコシを用いて,雨水や土壌面湛水の浸透に及ぼす根成孔隙の影響を検討した。その結果,作物根による顕著な効果は認められなかった。飽和透水係数が影響する毛管飽和状態は5 cmより薄いことが示唆された。湛水発生時の最大の体積含水率は、毛管飽和状態に対して小さい値を示した。このことから,表層が不飽和な状態でも湛生が生じていることが明らかとなった。
-
Study on long term trends of intense rainfall in Tokyo, Japan which causes water ponding 国際会議
Shinji SUZUKI, Masato AOKI, Eri MITANI, Ryota SUZUKI and Fumio WATANABE
The 3rd Agriculture and Climate Change Conference 2019年03月
開催年月日: 2019年03月
記述言語:英語 会議種別:ポスター発表
開催地:Budapest, Hungary
強度の強い雨の頻度が増えている。農地に及ぼす影響を調べるため,表面流出の直接のきっかけとなる表面湛水の観測手法を開発した。また表面湛水を引き起こす降雨強度を土壌の吸水特性から評価した。さらに,表面湛水(表面流出)を引き起こす雨の頻度の長期的な変動傾向について検討した。
-
湛水の直接観測手法の開発と湛水を生じさせうる降雨の長期変動傾向の検討 国際会議
鈴木伸治,青木将人,渡邉文雄
2018年度土壌物理学会大会 2018年10月
開催年月日: 2018年10月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
-
我が国の黒ボク土畑を対象とした土壌の極端な乾湿の長期変動傾向の検討
鈴木伸治,芥川力也,青木将人,渡邉文雄
日本沙漠学会第29回学術大会 2018年05月 日本沙漠学会
開催年月日: 2018年05月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:石巻専修大学
我が国では近年,降雨パターンの変化によって,農地土壌が極端な乾湿の変化を繰り返すことが懸念されている。本研究では,現地での観測と湛水発生モデル,および土壌水分シミュレーションを用いて,土壌の乾湿や湛水発生の長期変動傾向について検討した。その結果,作物の生育に支障が生じるほどの連続干天と,土壌侵食の引き金となる強度の大きい降雨の両者の発生頻度がともに増加していることが明らかになった。
要旨集:p. 20-21. -
ウガンダにおける簡易式点滴灌漑を用いたトマト栽培のための適正給水量
Denis Bwire・渡邉文雄・鈴木伸治・陸智志
日本沙漠学会第29回学術大会 2018年05月 日本沙漠学会
開催年月日: 2018年05月
記述言語:英語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:石巻専修大学
ウガンダにおいて貯水タンクからの重力潅漑によるトマトの栽培を行い,タンクからの距離に伴う干害水量の違いが生育に及ぼす影響や,適正潅漑水量について検討した。
要旨集:p. 24-25. -
ジブチ国沙漠地帯における硬盤層の特性
鈴木伸治,大山洋平,田中聡,渡邉文雄
日本沙漠学会第28回学術大会 2017年05月 日本沙漠学会
開催年月日: 2017年05月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:於千葉工業大学東京スカイツリータウンキャンパス,東京都
硬盤層の出現深さの分布範囲の調査結果と陽イオン濃度の分析結果を示すとともに,塩類による土壌効果のメカニズムについて考察した。
講演要旨集p.10-11. -
ウガンダにおける灌漑農業の現状と課題
デニス・ブイレ,渡邉文雄,鈴木伸治
日本沙漠学会第28回学術大会 2017年05月 日本沙漠学会
開催年月日: 2017年05月
記述言語:英語 会議種別:ポスター発表
開催地:於千葉工業大学東京スカイツリータウンキャンパス,東京都
ウガンダにおける灌漑農業の現状と課題について述べた。
講演要旨集p.56-57. -
ケニア国サンブル県における土壌の吸水度を用いた表面流出量推定の可能性
キルイ・サミエル・キプケモイ,渡邉文雄,鈴木伸治,鶴巻拓哉
日本沙漠学会第28回学術大会 2017年05月 日本沙漠学会
開催年月日: 2017年05月
記述言語:英語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:於千葉工業大学東京スカイツリータウンキャンパス,東京都
現地土壌の吸水度を基に表面流出量を推定するとともに,有機物混入による撥水性を高めた際の流出に及ぼす影響について検討した。
講演要旨集p.24-25. -
フィールドサイエンスの入り口で-学生・院生を迎えるにあたって- 招待あり
鈴木伸治
農業農村工学会第54回土壌物理研究部会研究集会 2015年10月 農業農村工学会土壌物理研究部会
開催年月日: 2015年10月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:於佐賀大学本庄キャンパス,佐賀県
学部学生・大学院生にフィールドサイエンスを指導するうえでの効果や改善点を吟味し,解決方法について示した.
-
網走地域における降雨パターンの変動にともなう土壌水分の応答
鶴巻尚斗・鈴木伸治・伊藤博武・渡邉文雄・三井ともみ
2015年度土壌物理学会大会 2015年10月 土壌物理学会
開催年月日: 2015年10月
記述言語:日本語 会議種別:ポスター発表
開催地:於佐賀大学本庄キャンパス,佐賀市
北海道網走地域を対象に,降雨パターンの変動について解析するとともに,連続した乾燥とその後の降雨による土壌水分の変化の特徴を明らかにした。
講演要旨集p.86-87. -
沙漠緑化・沙漠化防止・気候変動研究の近況報告
鈴木伸治
第26回草炭緑化協会定期講演会 2015年10月 草炭緑化協会
開催年月日: 2015年10月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(招待・特別)
開催地:於早稲田大学理工学術院 西早稲田キャンパス
エチオピアの沙漠化のメカニズムを考察し,ジブチの沙漠地帯で土壌がどの程度乾燥するのかを検討した。さらに,北海道の網走地域を対象に,気候変動が土壌水分におよぼす影響について検討した。
講演要旨集p. 1-6. -
畦間灌漑における適正給水量の推定に関する研究
Hayat Khan Shams・渡邉文雄・鈴木伸治・木村雅治
日本沙漠学会第26回学術大会 2015年05月 日本沙漠学会
開催年月日: 2015年05月
記述言語:英語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:於カレッジプラザ,秋田市
畦間灌漑の適正な給水量を明らかにすることを目的に,アフガニスタンのBadam Baghで現地試験を行い,浸潤量について解析を行った。
講演要旨集p. 21-22. -
エチオピア中央部における沙漠化のメカニズム
鈴木伸治
東京農業大学沙漠に緑を育てる会20周年記念シンポジウム 2014年12月 東京農業大学沙漠に緑を育てる会
開催年月日: 2014年12月
記述言語:日本語 会議種別:シンポジウム・ワークショップ パネル(指名)
開催地:東京農業大学,東京都
エチオピア中央部の気象と土壌の特徴をまとめ,沙漠化のメカニズムについて考察した。
-
マルチの被覆率が土壌面蒸発抑制に及ぼす影響
樫野充・渡邉文雄・鈴木伸治・Hayat Khan Shams・高橋悟
日本沙漠学会第25回学術大会 2014年05月 日本沙漠学会
開催年月日: 2014年05月 - 2014年06月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:於東京都市大学横浜キャンパス,横浜市
マルチ材として麦わらとグラベルの蒸発抑制に及ぼす影響について検討し,節水効果の推定を行った。
講演要旨集p. 47-48. -
フィルムマルチの色が地温とトマトの収量に及ぼす影響
ハヤット カン シャムス・渡邉文雄・鈴木伸治・高橋悟
日本沙漠学会第25回学術大会 2014年05月 日本沙漠学会
開催年月日: 2014年05月 - 2014年06月
記述言語:英語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:於東京都市大学横浜キャンパス,横浜市
マルチの施用やその色がトマトの収量に及ぼす影響について,アフガニスタンのQarghaにて現地試験を行った。
講演要旨集p. 49-50. -
アフガニスタンの灌漑農業の現状と課題
Hayat Khan Shams・渡邉文雄・鈴木伸治・高橋悟
日本沙漠学会第24回学術大会日本沙漠 2013年05月 日本沙漠学会
開催年月日: 2013年05月
記述言語:英語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:於広島大学,東広島市
アフガニスタンの灌漑農業の現状と課題について考察した。
講演要旨集p. 61-62. -
寒冷地農地における土壌凍結期の水分動態に関する研究
三井ともみ,鈴木伸治,伊藤博武,高橋悟
第63回農業農村工学会関東支部大会 2012年10月 農業農村工学会関東支部
開催年月日: 2012年10月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:於大宮ソニックシティ ,さいたま市
北海道網走地域の火山灰土壌を対象に,凍結による下層土の乾燥と融解による表層の土壌水分の増加の特徴を,夏季と比較することにより明らかにした。
講演要旨集p. 40-43. -
根の二種類の評価方法の比較
鈴木伸治,中川大地,渡邉文雄,高橋悟
日本沙漠学会第23回学術大会 2012年05月 日本沙漠学会
開催年月日: 2012年05月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:於帯広畜産大学,帯広市
イネ科とマメ科の作物根を対象に,根長密度とRoot Frequency Impactの関係を比較し,土壌や作物の種類によらず,両者が指数関数の関係にあることを明らかにした。
講演要旨集p. 13-14. -
エチオピア中央部における放射収支の特徴
飯塚圭子,鈴木伸治,高橋悟,渡邉文雄
日本沙漠学会第23回学術大会 2012年05月 日本沙漠学会
開催年月日: 2012年05月
記述言語:日本語 会議種別:ポスター発表
開催地:於帯広畜産大学,帯広市
エチオピア国中央部における熱収支の特徴を,放射収支の面から考察した。
講演要旨集p. 59-60. -
東京農業大学世田谷キャンパス圃場の耕起による土壌の物理性変化と根の伸長
三井ともみ,鈴木伸治,渡邉文雄,高橋悟
日本沙漠学会第22回学術大会 2011年05月 日本沙漠学会
開催年月日: 2011年05月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:於東京農業大学世田谷キャンパス,東京都
耕起が土壌硬度,保水性,排水性,およびイネ科の作物根の伸長に及ぼす影響を調べた。
講演要旨集p. 38-39. -
エチオピア中央部における熱収支の特徴と土壌の熱伝導特性との関係
飯塚圭子,鈴木伸治,高橋悟,渡邉文雄,佐々木美奈子
日本沙漠学会第22回学術大会 2011年05月 日本沙漠学会
開催年月日: 2011年05月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:於東京農業大学世田谷キャンパス,東京都
エチオピア国中央部において熱収支の観測を行い,その結果を報告するとともに,地中熱流量と土壌の熱伝導率についての関係について考察を行った。
講演要旨集p. 40-41. -
寒冷地農地における凍土層および下層土のマトリックポテンシャルの定量化
葛城拓也,鈴木伸治,伊藤博武,高橋悟
2010年度土壌物理学会大会 2010年10月 土壌物理学会大会
開催年月日: 2010年10月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:於鳥取大学, 鳥取市
北海道網走地域の火山灰土壌を対象に、凍結に伴う凍土の水ポテンシャルの低下に対するマトリックポテンシャルと浸透ポテンシャルの寄与について検討した。また野外において下層に水ポテンシャルセンサーを埋設し,凍土層と下層のマトリックポテンシャルの変化を観測した。
講演要旨集p. 106-107. -
エチオピア中央部の畑地における乾季初期の土壌面蒸発量と土壌水分量の評価
鈴木伸治,渡邉文雄,高橋悟,佐々木美奈子,飯塚圭子
2010年度土壌物理学会大会 2010年10月 土壌物理学会
開催年月日: 2010年10月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:於鳥取大学, 鳥取市
エチオピア国中央部において,乾季初期における土壌面蒸発量の定量化を試み,蒸発に伴う土壌水分の応答について検討した。
講演要旨集p. 124-125. -
Decreasing soil-frost depth and its influence on the snowmelt infiltration in Tokachi, Hokkaido, Japan 国際会議
Iwata, Y., Hirota, T., Hayashi, M., Suzuki, S., and Hasegawa, S.
第19回国際土壌学会 2010年08月
開催年月日: 2010年08月
記述言語:英語 会議種別:ポスター発表
開催地:Brisbane, Australia
自然な積雪条件で土壌凍結が発達した区(自然積雪区)と,除雪によって土壌凍結を発達させた区(除雪区)を設け,融雪水の浸透を観測した。自然積雪区では土壌凍結が融雪水の浸透を妨げなかったのに対し,除雪区では融雪水の浸透を妨げた。
-
エチオピア国中央部における伝統作物テフの消費水量の定量化
久保歩,渡邉文雄,鈴木伸治,高橋悟
日本沙漠学会第21回学術大会 2010年05月 日本沙漠学会
開催年月日: 2010年05月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:於いであ株式会社,東京都
エチオピア国の主食であるインジェラの原料であるテフの水分消費特性と適切な播種時期について検討した。
講演要旨集p. 11-12. -
乾燥地域における土壌の吸水度を用いた流出量の推定
小林維円,渡邉文雄,鈴木伸治,堀田朋樹,高橋悟
日本沙漠学会第21回学術大会 2010年05月 日本沙漠学会
開催年月日: 2010年05月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:於いであ株式会社,東京都
エチオピア国中央部において負圧浸入計を用いた土壌の吸水度と初期水分量の関係を明らかにした。また,吸水度を用いて表面流出量を推定し,現地観測データとの検証を行った。
講演要旨集p.13-14. -
降雨および乾燥に対する中部エチオピア畑圃場における土壌水分の応答
鈴木伸治,真田篤史,中村謙仁,久保歩,高橋悟
2009年度土壌物理学会大会 2009年10月 土壌物理学会
開催年月日: 2009年10月
記述言語:日本語 会議種別:ポスター発表
開催地:明治大学 生田中央校舎メディアホール, 川崎市
アフリカ大地溝帯の中に位置するエチオピア国中央部は,雨季と乾季の植生のコントラストが鮮やかで,作物生産は降雨の年変動に著しく左右される。本研究では,降雨および乾燥による土壌水分状態の変化を明らかにすることを目的とし,深さごとの土壌水分量と気象に関する観測を行った。その結果,乾季には土層全体で生長阻害水分点を下回るほど土壌が乾燥し,降雨の遅れや不足によって,土壌水分量が容易に作物生育に十分ではなくなることが明らかになった。
講演要旨集p. 72-73. -
負圧浸入計による土壌の吸水度評価-設定負圧の検討-
小林維円,渡邉文雄,鈴木伸治,高橋悟
日本沙漠学会第20回学術大会 2009年05月 日本沙漠学会
開催年月日: 2009年05月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:於森林総合研究所,つくば市
野外において負圧浸入計を用いて土壌の吸水度を測定する際に設定する最適な負圧について,異なる土性と乾燥密度に設定した土壌試料を対象に検討した。
講演要旨集p. 19-20. -
ネリカ栽培における水分消費特性について
北中真人,鈴木伸治,渡邉文雄,西牧隆壯,高橋悟
日本沙漠学会第20回学術大会 2009年05月 日本沙漠学会
開催年月日: 2009年05月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:於森林総合研究所,つくば市
土壌の種類や水管理を変えてネリカ稲の水分消費特性について検討した。
講演要旨集p. 23-24. -
Improvement of agricultural productivity in the Central Ethiopia based on effective use of rain water 国際会議
Suzuki,S., Takahashi, S., Toyoda, H., Watanabe, F., Sanada, A. and Nakamura, K.
Kantaoui Forum 9 - TJASSST'2008 2008年11月
開催年月日: 2008年11月
記述言語:英語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:Sousse, Tunisia
エチオピア国における有用技術実証調査の展望について述べた。
-
エチオピア国の乾期におけるアグロフォレストリ内外の環境
小林維円,鈴木伸治,高橋悟,渡邉文雄
日本沙漠学会第19回学術大会 2008年05月 日本沙漠学会
開催年月日: 2008年05月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:於岡山大学,岡山市
エチオピア国中央部において,アグロフォレストリが乾期の微気象に及ぼす影響について検討した。
講演要旨集p. 3-4. -
ネリカ普及にむけた半乾燥地におけるため池連結灌漑システムの適応可能性
北中真人,堀田朋樹,西牧隆壯,鈴木伸治,高橋悟
日本沙漠学会第19回学術大会 2008年05月 日本沙漠学会
開催年月日: 2008年05月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:於岡山大学,岡山市
ネリカ栽培の可能性をエチオピアの気象データに基づく灌漑水収支シミュレーションを用いて検証した。
講演要旨集p. 1-2. -
土壌凍結深の違いが農地環境と地表面熱収支に与える影響
根本学,広田知良,岩田幸良,鈴木伸治,桑尾和伸,長谷川周一
日本気象学会2007年度秋季大会 2007年10月 日本気象学会
開催年月日: 2007年10月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:北海道大学,札幌市
土壌凍結深の違いが農地の地表面を境界とした熱収支におよぼす影響について検討した。
講演予稿集p. 380. -
暖かい冬が引き起こした土壌凍結層の発達と融雪水の浸透の抑制 国際会議
岩田幸良・広田知良・鈴木伸治・桑尾和伸・長谷川周一・林正貴・井上聡
第49回土壌物理学会シンポジウム・ポスターセッション 2007年10月 土壌物理学会
開催年月日: 2007年10月
記述言語:日本語 会議種別:ポスター発表
開催地:九州大学,福岡市
2007年には気温が高かったにもかかわらず,通常,雪が降るところが雨に変わったことで凍結層が厚くなり,凍結層が融雪水の浸透を抑制した。温暖化時には現在よりも融雪水の浸透が抑制される可能性があることが示唆された。
講演要旨集p. 48-49. -
なぜ誘電土壌水分センサは負の温度依存性を示すのか?
鈴木伸治,廣田知良,岩崎秀威,桑尾和伸,岩田幸良
第49回土壌物理学会シンポジウム・ポスターセッション 2007年10月 土壌物理学会
開催年月日: 2007年10月
記述言語:日本語 会議種別:ポスター発表
開催地:九州大学,福岡市
周波数の低い水分センサは,ECの影響を受けやすい。またECには正の温度依存性があり,ECの増加によってその傾向が強くなる。このことから周波数の低い水分センサは,ECの大きい土壌に対して正の温度依存性を示すと結論付けられた。
講演要旨集p. 32-33. -
Water content and matric potential of soil under different soil frost conditions 国際会議
Suzuki, S., Iwata, Y., Hiirota, T., Hasegawa, S., and Arima, J.
American Geophysical Union Fall Meeting 2006年12月 American Geophysical Union
開催年月日: 2006年12月
記述言語:英語 会議種別:ポスター発表
開催地:San Francisco, USA
土壌凍結の違いが下層土の水分動態におよぼす影響を明らかにし,融雪水浸透のメカニズムについて考察を加えた。
Poster No. H11F-1330. -
誘電土壌水分センサの影響範囲
鈴木伸治,廣田知良,岩田幸良
日本農業気象学会北海道支部2006年大会 2006年12月 日本農業気象学会北海道支部
開催年月日: 2006年12月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:北海道大学,札幌市
土壌の誘電特性を利用した市販されている種々の土壌水分センサの影響範囲について実験的に明らかにした。
講演要旨集p. 18-19. -
凍結を伴う寒冷地農地の温度・水環境
鈴木伸治
第45回農業土木学会土壌物理研究部会研究集会 2006年10月 農業土木学会土壌物理研究部会
開催年月日: 2006年10月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(招待・特別)
開催地:北海道大学,札幌市
北海道の道東地方における近年の土壌凍結深の減少に伴って、下層土の乾燥の度合いや上向きの水移動が弱まり、融雪水の浸入を許すため、下向きの水移動が卓越し、地温が高く推移することを明らかにした。
要旨集pp.17-22. -
土壌凍結深の違いによる下層土壌水分移動の変化
岩田幸良,鈴木伸治,廣田知良,長谷川周一,有馬純一
農業環境工学関連学会2006年合同大会 2006年09月 農業環境工学関連学会
開催年月日: 2006年09月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:北海道大学,札幌市
土壌凍結の発達に伴って下層の土壌水分が上向きに移動し、下層が乾燥するが、土壌凍結深が浅い年には、下層の土壌水分が湿潤に推移することを明らかにした。
講演要旨集Paper number. 041222. -
土壌凍結深が融雪水の浸透形態におよぼす影響
鈴木伸治,岩田幸良,廣田知良,長谷川周一,有馬純一
農業環境工学関連学会2006年合同大会 2006年09月 農業環境工学関連学会
開催年月日: 2006年09月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:北海道大学,札幌市
凍土の地温が-0.2℃以上になると、完全に融解していなくとも融雪水が凍土を浸透することを明らかにした。
講演要旨集Paper number. 041223. -
Compacted sub-surface soil of upland cropping systems in Tropical savanna region and root distribution patterns of grass and legume pasture.
Suzuki, S. and Noble, A. D.
平成18年度農業土木学会大会 2006年08月 農業土木学会
開催年月日: 2006年08月
記述言語:英語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:宇都宮大学,宇都宮市
東北タイの硬盤を伴う畑地の土壌物理性と、イネ科、マメ科牧草の根系の関係を明らかにした。
講演要旨集p. 934-935. -
土壌凍結の発達が弱いときの融雪水の浸透
岩田幸良,廣田知良,林正貴,鈴木伸治
平成18年度農業土木学会大会 2006年08月 農業土木学会
開催年月日: 2006年08月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:宇都宮大学,宇都宮市
土壌凍結深が浅い場合、融雪水の浸透が妨げられないことを明らかにした。
講演要旨集p. 992-993. -
異なる凍結深における農地の土壌水分と地温の比較
鈴木伸治,岩田幸良,廣田知良,長谷川周一,有馬純一
水文・水資源学会2006年度研究発表会 2006年08月 水文・水資源学会
開催年月日: 2006年08月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:岡山大学,岡山市
土壌凍結深の異なる観測区を設置して土壌水分と地温を比較したところ、土壌凍結深の深い区では、凍結に伴って下層に上向きの強い水の流れと地温の低下が起こることを明らかにした。
要旨集Paper number. 78. -
The co-composting of waste bentonites from the processing of vegetable oil and its impact on selected soil properties of a light textured sand. 国際会議
Soda, W.,Noble, A. D., Suzuki, S., Simmons, R., Sindhusen, L., and Bhuthorndharaj, S.
The 1st International Symposium on the Management of Tropical Sandy Soils for Sustainable Agriculture 2005年11月
開催年月日: 2005年11月
記述言語:英語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:Khon Kaen, Thailand.
植物油の精製で用いられるベントナイトをコンポスト化することによって疎水性と酸性を改良し、土壌改良資材として有用であることを明らかにした。
Proceedings paper number. 426. -
北海道・十勝地方の微気象特性および積雪・土壌凍結深の長期変動傾向
廣田知良,岩田幸良,鈴木伸治,濱嵜孝弘,鮫島良次,林正貴,長谷川周一,井上聡
農業環境工学関連7学会2005年合同大会 2005年09月 農業環境工学関連7学会
開催年月日: 2005年09月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:金沢大学,金沢市
十勝地方における冬季の雪面蒸発量と土壌凍結に伴う水分移動について報告した。
講演要旨集p. 292. -
炭化のLCA解析に関する基礎的考察農業集落排水汚泥を対象とした温室効果ガスへの影響
鈴木伸治,凌祥之,執行盛之
平成15年度農業土木学会大会 2003年08月 農業土木学会
開催年月日: 2003年08月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:那覇市
集落排水汚泥を炭化処理する際の環境負荷と、炭素固定による環境保全機能ついて解析した。
講演要旨集p. 644-645. -
不飽和土壌の不凍水量の初期水分依存性
鈴木伸治,柏木淳一,長谷川周一
平成14年度農業土木学会大会 2002年08月 農業土木学会
開催年月日: 2002年08月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:津市
凍土の初期水分依存性が土壌の比表面積に関係していることを明らかにした。
講演要旨集p. 358-359