講演・口頭発表等 - 鈴木 伸治
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ジブチにおける水資源データベースの検証と流域水循環に関する研究 国際会議
鈴木綾太・鈴木伸治・渡邉文雄・島田沢彦
日本沙漠学会第32回学術大会 2021年05月 日本沙漠学会
開催年月日: 2021年05月
記述言語:日本語 会議種別:ポスター発表
ジブチ農業省とFAOがまとめた水資源データベースを基に,調査項目や利用状況を更新するために現地調 査を行ったところ,座標の誤差や記載があるもののすでに使用されていない地点が存在した.またマップに記載されていない井戸が多数存在した.また,調査結果をもとに地下水解析を行ったところ, 調査時の水位標高より深く水位がある計算となり,誤差は 9.4 m(RMSE)までの再現となった.これはワジの層を本研究で最適化出来なかったことが考えられ,今後の研究の課題となることが示唆された.
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裸地における表面流去のリスク評価に関する時空間解像度の向上 国際会議
久保田幸・鈴木伸治・渡邊文雄・伊藤博武
2020年度(第69回)農業農村工学会大会 2020年08月 農業農村工学会
開催年月日: 2020年08月
記述言語:日本語 会議種別:ポスター発表
開催地:鹿児島大学(Web開催)
網走市の農地を対象に,近年解像度が向上している衛星画像と傾斜データを重ね合わせることで,時間的,空間的に高い解像度で裸地における広域的な表面流出のリスク評価を試みた。その結果,1時間単位の降雨,10 mの空間解像度で土壌流亡が起こりやすい箇所および時期を特定することができた。
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スピルリナを用いた土壌の保水性改善に関する予備的研究
鈴木伸治・山本美帆・鈴木淳一郎・渡辺 智・渡邉文雄
日本沙漠学会第31回学術大会 2020年05月 日本沙漠学会
開催年月日: 2020年05月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:岡山大学
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ウガンダにおける点滴灌漑を用いたトマトへの計画灌漑水量とCROPWAT を用いた灌漑水量との比較 国際会議
エマニエル・エノウ・渡邉文雄・鈴木伸治・小林維円
日本沙漠学会第31回学術大会 2020年05月 日本沙漠学会
開催年月日: 2020年05月
記述言語:日本語 会議種別:ポスター発表
開催地:岡山大学
簡易点滴灌漑により異なる潅水量でトマトを生育し,CROPWATで求めた消費水量と比較することにより,最適な灌漑水量について検討した。
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ウガンダ東部の地上降雨の特徴 国際会議
小林維円・渡邉文雄・鈴木伸治・Okiria EMMANUEL・Tom KANYIKE
日本沙漠学会第31回学術大会 2020年05月 日本沙漠学会
開催年月日: 2020年05月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:岡山大学
ウガンダ東部において,観測を継続している雨量計で得られた地上降雨データに加え,その近郊に新たに設置した雨量計で観測されたデータを用い,地上観測降雨の特性・空間的な分布の特徴を明らかにした。
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ジブチ共和国、ディキル地域における水資源調査報告
鈴木綾太・齋藤修平・Dayah Aden・鈴木伸治・渡邉文雄
日本沙漠学会第31回学術大会 2020年05月 日本沙漠学会
開催年月日: 2020年05月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:岡山大学
水資源マップの更新のために合計18ヶ所の地点を調査した結果、約2分の1の地点で新たな情報を得ることが出来た。加えて表流水を除く大半の井戸には、ポンプが設置されていながら、水資源マップに記載がなかったことから、農業省やFAOが把握していない情報が数多くあると考えられ、今後の同国の水資源の管理のためには、全方位的な継続的な現地調査を重ねる必要があると考える。
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近年の降雨パターンの変化が農地に及ぼす影響-速報- 招待あり
鈴木伸治
日本熱帯農業学会第126回講演会 2019年11月 日本熱帯農業学会
開催年月日: 2019年11月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:沖縄県宮古島市マティダ市民劇場
近年,干ばつの強度や継続時間の増加,大雨の頻度,大雨時の降水量が増加している。干ばつや大雨といった気象の極端現象は,作物の生育を制限するような農地土壌の極端な乾燥と湿潤を引き起こす可能性がある。本報告では,これらの点について明らかにされつつある事象を紹介した
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湛水発生のメカニズムの検討と作物根が及ぼす影響に関する研究
鈴木綾太・鈴木伸治・渡邉文雄
日本沙漠学会2019年第30回学術大会 2019年05月 日本沙漠学会
開催年月日: 2019年05月
記述言語:日本語 会議種別:ポスター発表
開催地:東京農業大学世田谷キャンパス
トウモロコシを用いて,雨水や土壌面湛水の浸透に及ぼす根成孔隙の影響を検討した。その結果,作物根による顕著な効果は認められなかった。飽和透水係数が影響する毛管飽和状態は5 cmより薄いことが示唆された。湛水発生時の最大の体積含水率は、毛管飽和状態に対して小さい値を示した。このことから,表層が不飽和な状態でも湛生が生じていることが明らかとなった。
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Study on long term trends of intense rainfall in Tokyo, Japan which causes water ponding 国際会議
Shinji SUZUKI, Masato AOKI, Eri MITANI, Ryota SUZUKI and Fumio WATANABE
The 3rd Agriculture and Climate Change Conference 2019年03月
開催年月日: 2019年03月
記述言語:英語 会議種別:ポスター発表
開催地:Budapest, Hungary
強度の強い雨の頻度が増えている。農地に及ぼす影響を調べるため,表面流出の直接のきっかけとなる表面湛水の観測手法を開発した。また表面湛水を引き起こす降雨強度を土壌の吸水特性から評価した。さらに,表面湛水(表面流出)を引き起こす雨の頻度の長期的な変動傾向について検討した。
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湛水の直接観測手法の開発と湛水を生じさせうる降雨の長期変動傾向の検討 国際会議
鈴木伸治,青木将人,渡邉文雄
2018年度土壌物理学会大会 2018年10月
開催年月日: 2018年10月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
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我が国の黒ボク土畑を対象とした土壌の極端な乾湿の長期変動傾向の検討
鈴木伸治,芥川力也,青木将人,渡邉文雄
日本沙漠学会第29回学術大会 2018年05月 日本沙漠学会
開催年月日: 2018年05月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:石巻専修大学
我が国では近年,降雨パターンの変化によって,農地土壌が極端な乾湿の変化を繰り返すことが懸念されている。本研究では,現地での観測と湛水発生モデル,および土壌水分シミュレーションを用いて,土壌の乾湿や湛水発生の長期変動傾向について検討した。その結果,作物の生育に支障が生じるほどの連続干天と,土壌侵食の引き金となる強度の大きい降雨の両者の発生頻度がともに増加していることが明らかになった。
要旨集:p. 20-21. -
ウガンダにおける簡易式点滴灌漑を用いたトマト栽培のための適正給水量
Denis Bwire・渡邉文雄・鈴木伸治・陸智志
日本沙漠学会第29回学術大会 2018年05月 日本沙漠学会
開催年月日: 2018年05月
記述言語:英語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:石巻専修大学
ウガンダにおいて貯水タンクからの重力潅漑によるトマトの栽培を行い,タンクからの距離に伴う干害水量の違いが生育に及ぼす影響や,適正潅漑水量について検討した。
要旨集:p. 24-25. -
ジブチ国沙漠地帯における硬盤層の特性
鈴木伸治,大山洋平,田中聡,渡邉文雄
日本沙漠学会第28回学術大会 2017年05月 日本沙漠学会
開催年月日: 2017年05月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:於千葉工業大学東京スカイツリータウンキャンパス,東京都
硬盤層の出現深さの分布範囲の調査結果と陽イオン濃度の分析結果を示すとともに,塩類による土壌効果のメカニズムについて考察した。
講演要旨集p.10-11. -
ウガンダにおける灌漑農業の現状と課題
デニス・ブイレ,渡邉文雄,鈴木伸治
日本沙漠学会第28回学術大会 2017年05月 日本沙漠学会
開催年月日: 2017年05月
記述言語:英語 会議種別:ポスター発表
開催地:於千葉工業大学東京スカイツリータウンキャンパス,東京都
ウガンダにおける灌漑農業の現状と課題について述べた。
講演要旨集p.56-57. -
ケニア国サンブル県における土壌の吸水度を用いた表面流出量推定の可能性
キルイ・サミエル・キプケモイ,渡邉文雄,鈴木伸治,鶴巻拓哉
日本沙漠学会第28回学術大会 2017年05月 日本沙漠学会
開催年月日: 2017年05月
記述言語:英語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:於千葉工業大学東京スカイツリータウンキャンパス,東京都
現地土壌の吸水度を基に表面流出量を推定するとともに,有機物混入による撥水性を高めた際の流出に及ぼす影響について検討した。
講演要旨集p.24-25. -
フィールドサイエンスの入り口で-学生・院生を迎えるにあたって- 招待あり
鈴木伸治
農業農村工学会第54回土壌物理研究部会研究集会 2015年10月 農業農村工学会土壌物理研究部会
開催年月日: 2015年10月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:於佐賀大学本庄キャンパス,佐賀県
学部学生・大学院生にフィールドサイエンスを指導するうえでの効果や改善点を吟味し,解決方法について示した.
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網走地域における降雨パターンの変動にともなう土壌水分の応答
鶴巻尚斗・鈴木伸治・伊藤博武・渡邉文雄・三井ともみ
2015年度土壌物理学会大会 2015年10月 土壌物理学会
開催年月日: 2015年10月
記述言語:日本語 会議種別:ポスター発表
開催地:於佐賀大学本庄キャンパス,佐賀市
北海道網走地域を対象に,降雨パターンの変動について解析するとともに,連続した乾燥とその後の降雨による土壌水分の変化の特徴を明らかにした。
講演要旨集p.86-87. -
沙漠緑化・沙漠化防止・気候変動研究の近況報告
鈴木伸治
第26回草炭緑化協会定期講演会 2015年10月 草炭緑化協会
開催年月日: 2015年10月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(招待・特別)
開催地:於早稲田大学理工学術院 西早稲田キャンパス
エチオピアの沙漠化のメカニズムを考察し,ジブチの沙漠地帯で土壌がどの程度乾燥するのかを検討した。さらに,北海道の網走地域を対象に,気候変動が土壌水分におよぼす影響について検討した。
講演要旨集p. 1-6. -
畦間灌漑における適正給水量の推定に関する研究
Hayat Khan Shams・渡邉文雄・鈴木伸治・木村雅治
日本沙漠学会第26回学術大会 2015年05月 日本沙漠学会
開催年月日: 2015年05月
記述言語:英語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:於カレッジプラザ,秋田市
畦間灌漑の適正な給水量を明らかにすることを目的に,アフガニスタンのBadam Baghで現地試験を行い,浸潤量について解析を行った。
講演要旨集p. 21-22. -
エチオピア中央部における沙漠化のメカニズム
鈴木伸治
東京農業大学沙漠に緑を育てる会20周年記念シンポジウム 2014年12月 東京農業大学沙漠に緑を育てる会
開催年月日: 2014年12月
記述言語:日本語 会議種別:シンポジウム・ワークショップ パネル(指名)
開催地:東京農業大学,東京都
エチオピア中央部の気象と土壌の特徴をまとめ,沙漠化のメカニズムについて考察した。