論文 - 矢部 和弘
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繊維ロープのアイ加工の違いによる強度評価 査読あり
矢部和弘,今冨裕樹,伊藤崇之
森林利用学会誌 34 ( 3 ) 131 - 136 2019年07月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
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高性能林業機械の賃貸借利用の実態(共著) 査読あり
今冨裕樹, 矢部和弘, 小口智行
森林利用学会誌 30 ( 3 ) 111 - 115 2015年07月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
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チェーンソー作業時の労働災害と防護服着用に関する現状分析 -中国地方を事例として- 査読あり
今冨裕樹,矢部和弘,池上雄紀
関東森林研究 65 ( 2 ) 193 - 196 2014年07月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
チェンソー作業時の防護服着用率は当地域では比較的高く,防護服に対する評価はおおむねよかった。しかし,問題点も指摘され改良改善の必要性が示された。
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轍が片勾配路面の分散排水および侵食防止効果に及ぼす影響 査読あり
矢部和弘,三平祐樹,福永健司,橘隆一
森林利用学会誌 29 ( 2 ) 91 - 96 2014年04月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
作業道の片勾配路面における分散排水効果に轍が影響を及ぼすか否かを模型実験によって検証した。
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安全な風倒木処理作業システム 招待あり
旗生規,矢部和弘
機械化林業 ( 713 ) 5 - 11 2013年04月
担当区分:責任著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
西日本における風倒木処理作業の事例を分析するとともに,傾き木を再現した実験を行い,その結果から安全な風倒木処理作業システムを提案した。
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巻枯らしスギ間伐林分における処理後6年の成長面から見た間伐効果 査読あり
佐藤明,矢部和弘,水田圭亮,谷仲悠佳,神田祐季,日下慶,村尾未奈
関東森林研究 64 ( 1 ) 29 - 32 2013年03月
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
巻枯らし間伐の効果の発現時期は,通常の伐倒間伐と比較すると1から2年遅れるものの,同等の効果を示した。
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東京都多摩地域における森林作業道作設に関する調査研究(共著) 査読あり
荒川純彦,中村健一,新井一司,鳥海晴夫,志々目陸夫,矢部和弘,菅原泉
東京農総研研報 ( 8 ) 19 - 34 2013年03月
担当区分:責任著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(その他学術会議資料等)
森林作業道は地域の森林特性を明らかにした上で作設する必要がある。本論では地形因子の解析および排水溝設置に関する検討などを行い,さらに実際に作業道を作設し,作設後の維持管理の重要性等をまとめた。
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架線集材による風倒木処理作業の時間とその特徴 査読あり
旗生規,矢部和弘,仲川裕也,豊川勝生
森林利用学会誌 27 ( 4 ) 233 - 238 2012年10月
担当区分:責任著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
風倒木処理現場において作業功程の分析を行い,普通作業と風倒木処理作業においての違いを明らかにした。
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簡易バンドル枝条の自然乾燥(共著) 査読あり
實村昂士,矢部和弘,旗生規,豊川勝生
森林利用学会誌 26 ( 1 ) 51 - 56 2011年01月
担当区分:責任著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
林地残材の一部である枝条をバンドル化して効率よく乾燥させる方法を検討した。その結果,林道脇などの日向に縦置きしたものが最もよく短期間で乾燥した。
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林業における新規就労者への安全作業教育の調査(共著) 査読あり
豊川勝生,松隈茂,加藤隆,矢部和弘,市原恒一
森林利用学会誌 26 ( 1 ) 45 - 50 2011年01月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
林業新規就労者とその班員が所属する班長へのアンケート調査から安全教育の状況を調査した。
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作業道における片勾配の排水および浸食防止効果(共著) 査読あり
矢部和弘,旗生規,豊川勝生
東京農業大学農学集報 55 ( 3 ) 249 - 255 2010年12月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
作業道の浸食防止を目的に片勾配が施工されている。その分散排水効果および浸食防止効果を理論解析,模型実験,現地実験により明らかにした。
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安全で効率的な風倒木処理作業システム -西日本の事例研究-(共著) 査読あり
旗生規,矢部和弘,實村昂士,豊川勝生
森林利用学会誌 25 ( 4 ) 227 - 232 2010年10月
担当区分:責任著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
近年,台風襲来による風倒木被害が増加している。この風倒木の処理は非常に危険である。そこで,安全で効率的な風倒木処理作業システムをアンケート調査,聞き取り調査,実験から考察した。
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列状間伐による木質バイオマス利用の可能性-東京農業大学大桁山分収林を事例として-(共著) 査読あり
吉野聡,矢部和弘,佐藤孝吉
東京農業大学農学集報 55 ( 1 ) 31 - 37 2010年06月
担当区分:責任著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(大学,研究機関等紀要)
東京農業大学大桁山分収林において列状間伐を実施し,その結果得られた収益より木質バイオマス利用の可能性を検討した。
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システムダイナミックスによる中国・遼寧省の食料需給モデル構築事例(共著) 査読あり
許怡、矢部和弘、杉本隆重
システム農学 22 ( 1 ) 49 - 57 2006年04月
担当区分:責任著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
中国・遼寧省は穀倉地帯として有名であり、近隣諸国への食料輸出には優位な地理状況であることから、遼寧省の食料需給の今後の状況をシステムダイナミックスにより推定し、食料の輸出可能量を算出した。その結果、遼寧省内の食料自給率は向上すると同時に、輸出可能量も2010年には2000年の約2倍にまで増加することが明らかとなった。
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高性能林業機械における賃貸借利用の現状分析(共著) 査読あり
今江健、矢部和弘、小野耕平、豊川勝生
森林利用学会誌 19 ( 4 ) 259 - 262 2005年03月
担当区分:責任著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
高性能林業機械は高額であるため賃貸借利用の有効性について検討した。全国の林業事業体および森林組合に対し賃貸借利用に関するアンケートを実施した結果、賃貸借利用の実績のある事業体の多くから有効であるという回答が得られた。しかし、利用料金が高い、メンテナンスが不十分、オペレータの養成ができないなどの問題点も浮上した。賃貸借を行う事業者によってもそれぞれに違った問題点があることが明らかとなった。
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森林流域の蒸発散が基底流出の逓減に与える影響 査読あり
矢部 和弘
東京農業大学農学集報 49 ( 2 ) 58 - 63 2004年09月
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(大学,研究機関等紀要)
森林の蒸発散が基底流出に与える影響を東丹沢大洞沢において検討した。基底流出の逓減は不圧逓減曲線が良く一致した。その逓減係数は樹木の肥大成長,樹液流量の季節変化と同様の傾向を示した。季節ごとの逓減係数は樹木成長の休止期(12月から2月)を1とすると成長期(3月から6月)に2.4倍,成熟期(7月から11月)に1.8倍に増大した。
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風化花崗岩山地における流出土砂量と森林被覆との関係 査読あり
矢部 和弘
社団法人砂防学会 砂防学会誌 56 ( 4 ) 4 - 11 2003年11月
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
風化花崗岩山地からの流出土砂量を流砂量式により表現し、さらに実測値による検討を行った。また,60年間蓄積された土砂資料を用い、森林被覆率の推移と流出土砂量の関係を解析した。その結果、流砂量式は、washloadを産出しない流域からの土砂流出をよく表現することが明らかとなった。また、風化花崗岩山地における土砂流出は森林の被覆率によってほぼ決定されることが明らかとなった。
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短期水収支法による森林地帯の蒸発散量の季節変化 査読あり
矢部和弘,中嶋伸行,西尾邦彦
東京農業大学農学集報 46 ( 4 ) 229 - 234 2002年03月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(大学,研究機関等紀要)
東丹沢大洞沢において短期水収支法を用い、蒸発散量の季節変化を追跡した。短期水収支法における水収支期間の取得方法について基底流出の逓減率を用いた新たな方法を提案した。蒸発散量の季節変化はサインカーブで表現でき、その変化は気温の季節変化と対応する結果が得られた。
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小網代におけるアカテガニの放仔活動の時間特性(共著) 査読あり
矢部和弘,岸由二
慶應義塾大学日吉紀要自然科学 ( 30 ) 75 - 82 2001年09月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(大学,研究機関等紀要)
三浦半島小網代湾において放仔を行うアカテガニの個体数をカウントし、その時間特性を解析した。その結果、日没時刻と放仔頻度の間に関係が見られ、その関係は平均値24.7(分)、標準偏差14.5(分)の正規分布曲線とほぼ一致することがわかった。
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東丹沢大洞沢における流出土砂量推算式の検討(共著) 査読あり
矢部和弘,中嶋伸行,西尾邦彦
東京農業大学農学集報 45 ( 3 ) 217 - 225 2000年12月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(大学,研究機関等紀要)
東丹沢大洞沢において流砂理論の適用を試み、流出土砂量の実測値に基づき検証した。流砂理論にはShields式を採用した。その結果、理論値と実測値はほぼ一致し、流砂理論の山地への適用が可能であることを明らかにした。