論文 - 野村 こう
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Goat genetic resources and breeding strategies in Thailand
S.Anothaisinthawee, K.Nomura, T.Oishi, T.Amano
The journal of animal genetics, 38 2010年03月
担当区分：責任著者 記述言語：英語 掲載種別：研究論文（学術雑誌）
タイ国におけるヤギ飼養の現状、タイ在来ヤギならびに外来品種論、およびこれらを活用してタイで進行中の新たなヤギ品種育種につき述べた総説。
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Weight loss during winter and cashmere yields in three breeds of Mongolian native goat
M.Yokohama, M.Kanno, K.Nomura他4名(7名中3番)
Journal of agriculture science, Tokyo university of agriculture, 54 2009年09月
記述言語：英語 掲載種別：研究論文（大学，研究機関等紀要）
モンゴル国内で飼養されている3集団のヤギの冬季体重損耗率とカシミヤ毛の品質を調査した。直径12-15μmの最も細いカシミヤをもつBD集団の体重損耗率は23.7％で3集団中最も少なく、直径16-19μmの最も太い毛のZW集団の体重損耗率は36.06％と最も多かった。細い毛は体温保温効果が高く、体重の損耗を防いでいると推察された。
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Variation in mitochondrial DNA and maternal genetic ancestry of Ethiopian cattle populations
H.Dadi, M.Tibbo, Y.Takahashi, K.Nomura, H.Hanada, T.Amano
Animal genetics, 40 2009年08月
担当区分：責任著者 記述言語：英語 掲載種別：研究論文（学術雑誌）
mtDNA解析にてエチオピア在来牛10集団の母系系統を調査したところ、これらのウシには他のアフリカ在来牛に認められるゼブー系の遺伝子は認められず、アフリカボスタウルスに属する遺伝子のみが認められた。
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マイクロサテライトDNA多型情報にもとづく龍神地鶏の遺伝的多様性
岡孝夫、井野靖子、高橋幸水、野村こう他4名(8名中4番)
東京農業大学農学集報、 53 2009年03月
担当区分：責任著者 記述言語：日本語 掲載種別：研究論文（大学，研究機関等紀要）
龍神地鶏は和歌山県に数十羽が飼養されるのみである。1994年と2007年のサンプルをマイクロサテライトマーカーで調査したところ、遺伝的多様性は他の日本系に比較して少なく、また経時的に減少していることが判明した。一方、龍神地鶏の遺伝的位置は他の日本鶏とは独立しており、地域に固有の品種であることが示された。
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ミトコンドリアDNA情報にもとづく沖縄、奄美在来豚の系統遺伝学的研究
高田勝、岡孝夫、高橋遼平、野村こう、花田博文、天野卓、秋篠宮文仁
日本養豚学会誌, 45 2008年12月
記述言語：日本語 掲載種別：研究論文（学術雑誌）
mtDNA解析の結果、沖縄・奄美の在来豚は、アジアの家畜豚及びアジアイノシシと同一の大きなクラスターに属するものの、沖縄在来豚のうちアグーは欧米品種の影響を受けたサブクラスター、アヨーはアジアイノシシと同一のサブクラスターに属することを明らかにした。
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マイクロサテライトDNA多型による会津地鶏の遺伝的多様性と遺伝的位置
岡孝夫、井野靖子、野村こう他8名(11名中3番)
日本家禽学会誌、 45 2008年10月
担当区分：責任著者 記述言語：日本語 掲載種別：研究論文（学術雑誌）
純系会津地鶏の1989年、2004年、2006年採取サンプルついてマイクロサテライトマーカーを用いた遺伝的解析を行ったところ、1989年から2006年の間にわずかではあるが遺伝的多様性の減少と分化が認められた。
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A high-resolution comparative radiation hybrid map of ovine chromosomal regions that are homologous to human chromosome 6 (HSA6)
C.H.Wu, K.Nomura他7名(9名中2番)
Animal genetics, 39 2008年10月
担当区分：筆頭著者 記述言語：英語 掲載種別：研究論文（学術雑誌）
USUoRH5000により、ヒト6番染色体に相当するヒツジ8,9,20番染色体上に合計208個のマーカーをマップした。これらのマーカーはウシに86.3％、イヌに85.8％、ウマに69.3％、ヒトに88.7％のオーソロガスを示した。
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Miclrosatellite analysis reveals high genetic diversity but low genetic structure in Ethiopian indigenous cattle populations
H.Dady, M.Tibbo, Y.Takahashi, K.Nomura, H.Hanada, T.Amano
Animal genetics, 39 2008年08月
担当区分：責任著者 記述言語：英語 掲載種別：研究論文（学術雑誌）
エチオピア在来牛10集団の遺伝的特性について30種のマイクロサテライトマーカーを用いて調査した。遺伝的多様性の98.7％は集団内にあり、集団間の変異は1.3％に過ぎなかった。集団内には近親交配によるとみられる有意なヘテロ接合体率不足が観察された。エチオピア在来牛は遺伝的に高度な雑種集団で遺伝的多様性が高く、かつヨーロッパ系牛およびインド系牛とは異なるものであった。これらの特性はエチオピアの過酷な環境への適応であり、エチオピア在来牛が育種素材として有望であることを示唆している。
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Common erythrocyte antigens among cattle and their close relatives revealed by analysis of monoclonal antibodies
K.Nomura, K.Kurogi, M.Morita, M.Kanemaki et al.
Journal of agriculture science, 39. Tokyo University of Agriculture 2008年06月
担当区分：筆頭著者 記述言語：英語 掲載種別：研究論文（大学，研究機関等紀要）
ウシとその近縁家畜に共通する赤血球抗原を探索したところ、ウシA2抗原が種を越えて最も広範に分布すること、ウシFc抗原がウシ亜科に広く存在し、ヤギ亜科には存在しないことを見出した。
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Breed differentiation among Japanese native chickens by specific skull features determined by direct measurements and computer vision techniques
Y.Ino, T.Oka, K.Nomura他13名(16名中3番)
British poultry science, 49 2008年05月
担当区分：責任著者 記述言語：英語 掲載種別：研究論文（学術雑誌）
日本鶏11品種と野鶏の頭蓋骨を、従来の直接計測法と、コンピューターによる画像解析にて分析した。直接計測法ではチャボや野鶏を含む小型の頭蓋骨をもつグループと大型の頭蓋骨の2つのグループに区別された。一方、コンピュータ画像解析によれば頭蓋骨の大きさは関係なく、3つのグループ、すなわち野鶏を含むバンタムグループ、小国グループ、シャモグループの3つに分類された。
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Indigenous African cattle breeds: origins, classification and genetic diversity
H.Dadi, K.Nomura, T.Amano
The journal of animal genetics, 35 2007年10月
担当区分：責任著者 記述言語：英語 掲載種別：研究論文（学術雑誌）
アフリカにおける養牛の現状およびアフリカの在来牛品種について述べた総論。
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An ovine whole-genome radiation hybrid panel used to construct an RH map of ovine chromosome 9
C.H.Wu, K.Nomura他4名
Animal genetics, 38 2007年10月
担当区分：筆頭著者 記述言語：英語 掲載種別：研究論文（学術雑誌）
USUoRH5000ラジエーションハイブリッドパネルを使用してヒツジ9番染色体上に、マイクロサテライトマーカー26、遺伝子5、BES16の合計47マーカーをマップした。
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Genetic relationships among Kenyan and other East African indigenous chickens.
J. M. Mwacharo, K. Nomura, H.Hanada, H. Jianlin, O. Hanotte and T. Amano
Animal genetics, 38 2007年10月
担当区分：責任著者 記述言語：日本語 掲載種別：研究論文（学術雑誌）
ケニア在来鶏10集団と近隣の東アフリカの在来鶏について系統遺伝学的解析を行い、東アフリカ在来鶏は互いに近縁であるが、商用肉用ならびに卵用鶏とは遺伝的に区別されることを見出した。さらに在来鶏はケニア/ウガンダ集団とエチオピア/スーダン集団の2集団に分類されたが、これは地勢と一致するものであった。またケニア北部のマルサビット集団が遺伝的に特異な集団であるをことを見出した。
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Analysis of mtDNA sequences shows Japanese native chickens have multiple origins.
T.Oka, Y.Ino, K.Nomura et al.
Animal genetics, 38 2007年06月
担当区分：責任著者 記述言語：英語 掲載種別：研究論文（学術雑誌）
日本の在来鶏についてmtDNAにて母系系統を解析したところ、7系統を見出した。さらに幾つかの品種の成立に関して従来説と矛盾する結果を得た。日本在来鶏は中国・韓国に由来するものと、東南アジアに由来するものに区別され、さらにそれぞれが地鶏小国のグループと軍鶏のグループに分かれた。以上のことから赤色野鶏から家禽化された鶏から非ゲームタイプが生まれ、これが中国に広がったこと、ゲームタイプは中国と東南アジアの両方で進化したことが考察された。
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Improvement of hepatocyte viability after cryopreservation by supplementation of long-chain oligosaccharide in the freezing medium in rats and humans
Miyamoto Y., S.Suzuki, K.Nomura, S.Enosawa
Cell transplantation, 15 2006年10月
記述言語：英語 掲載種別：研究論文（学術雑誌）
低温保存後の肝細胞の生存・活性率上昇の要因を探るため、トレハロースとその関連オリゴ糖添加した保存液を作成し、組成の検討を行った。その結果特に高分子オリゴ糖添加時に好成績を得た。
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Genetic diversity of Bangladeshi water buffalo populations estimated by blood protein and mitochondrial DNA polymorphism
M.O.Faruque, A.Ali, Y.Takahashi, K.Nomura, T.Kono, H.Hanada, T.Amano
Buffalo journal, 22 2006年03月
担当区分：責任著者 記述言語：英語 掲載種別：研究論文（学術雑誌）
バングラデシュ国内6地域における水牛の遺伝学的調査を行なった。血液蛋白多型解析の結果、東部と南部集団が他地域と分かれるものの、バングラデシュ水牛集団はインドのリバー水牛と同一のクラスターに属した.一方mtDNA解析の結果、バングラデシュ水牛の母系系統はほとんどがリバータイプだが、東部の一部にスワンプタイプの遺伝子が見出された。
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A novel osteometrical method using computer vision techniques for comparison of morphological differences
Takamatsu, J. et.al (12名中10番)
Journal of the Yamashina institute for ornithology, 36 2005年03月
記述言語：英語 掲載種別：研究論文（学術雑誌）
レーザースキャナとコンピュータービジョンによる3次元解析により、ニワトリ5品種の頭骨形状を測定し、品種による特性の数値化を試みた。
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Independent mitochondrial origin and historical genetic differentiation in North Eastern Asian cattle
Mannen, T., M. Yokohama, K. Nomura, T. Amano 他(11名中10番)
Molecular phylogenetics and evolution, 32 2004年05月
担当区分：筆頭著者 記述言語：英語 掲載種別：研究論文（学術雑誌）
日本、韓国、モンゴル在来牛のmtDNAとSRY型を調査したところ、これらの牛はタウリン系牛であったが、モンゴル在来牛の母系祖先にのみゼブー系牛遺伝子が20%検出された。
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Phylogenies using mtDNA and SRY provide evidence for male-mediated introgression in Asian domestic cattle
KIKKAWA, T, T. TAKADA, Sutopo, K. NOMURA, T. NAMIKAWA, H. YONEKAWA, and T. AMANO
Animal genetics, 34 2003年02月
担当区分：筆頭著者 記述言語：英語 掲載種別：研究論文（学術雑誌）
世界の家畜牛を雄親、雌親双方の遺伝子情報を用いて調査したところ、三島牛、モンゴル在来牛、韓牛、中国黄牛は両親ともタウリン型、スリランカ在来牛は両親ともゼブー型だった。一方、東南アジアの在来牛には両親の由来の異なるものが様々の割合で存在した。またインドネシア在来牛はバリ牛/ゼブー型が9割、ネパール在来牛にはヤク・ゼブー型が2割存在し、これらの地域の家畜牛成立に2大家畜牛以外のウシの関与があることが明らかになった。
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Genetic relationship among Mongolian native goat populations estimated by blood protein polymorphism
NYAMSAMBA, D., K. NOMURA, K.NOZAWA, M. YOKOHAMA, Yo. ZAGDSUREN, and T. AMANO
Small ruminant research, 4 2003年02月
担当区分：筆頭著者 記述言語：英語 掲載種別：研究論文（学術雑誌）
モンゴル国内8ヶ所の8集団計440頭のヤギにつき、その血液蛋白多型支配遺伝子を指標に値を指標に調査したところ、モンゴル国内集団相互の関係は非常に近接していた。これら8集団を他の東および東南アジアのヤギ集団と比較したところ、モンゴルの在来ヤギは韓国、日本、中国といった集団に遺伝的に近く、インドの集団とは別の系統であることを明らかにした。