講演・口頭発表等 - 本間 裕人
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エノキタケの子実体発生不良に関する基礎的検討
熊岡竜之進、小島睦美、本間裕人、内野昌孝、志波優、徳岡昌文、篠田清嗣、小島正和、山口真弥
日本きのこ学会 第26回(2023年度)大会 2023年08月 日本きのこ学会
開催年月日: 2023年08月
記述言語:日本語 会議種別:ポスター発表
開催地:近畿大学 奈良キャンパス 国名:日本国
エノキタケの子実体発生の原因究明のため基礎的検討を行った。
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きのこ類を用いて発酵させた新規甘酒様発酵飲料の開発
本間裕人,山口和真,数岡孝幸,舘 博,徳田宏晴
日本きのこ学会第22回大会 2018年09月 日本きのこ学会
開催年月日: 2018年09月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:函館アリーナ・サン・リフレ函館
耐熱性アミラーゼを生産するきのこ類を選抜し、甘酒の試醸を行ったところ、市販甘酒よりも高い糖度の甘酒を製造することが出来た。
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担子菌バイオリアクターによるトリクロサンの除去
山口和真、本間裕人、数岡孝幸、舘博、藤本尚志、徳田宏晴
日本生物工学会第70回大会 2018年09月 日本生物工学会
開催年月日: 2018年09月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:関西大学千里山キャンパス
殺菌剤として広く利用されてきたトリクロサンは水生生物への悪影響が懸念されされている。そこで担子菌によるトリクロサンの除去目的に、有料菌株の検索、取得菌のトリクロサン除去特性の解明、およびトリクロサン除去用バイオリアクターの構築を行った。
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ナメコのムチン層に生息する細菌類の分離
本間裕人,若井大晟,堅田亜利紗,徳田宏晴
日本きのこ学会第20回大会 2016年09月 日本きのこ学会
開催年月日: 2016年09月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:静岡県男女共同参画センターあざれあ
ナメコの表面のヌメリに生息している細菌叢の解析を行ったところ、Lactococcus lactis subsp.cremoris、Leuconostoc citreumなどの乳酸菌および、Ewingella americanaなど菌が高い頻度で正青くしていることを明らかにした。
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担子菌を用いた2-メルカプトベンゾチアゾール除去システムの構築
徳田宏晴・野村春香・松井徹・本間裕人・小泉幸道
日本きのこ学会25周年記念大会(第十八回大会) 2014年09月 日本きのこ学会
開催年月日: 2014年09月
記述言語:日本語 会議種別:ポスター発表
開催地:京都大学百周年時計台記念館
きのこ類を用いて2-メルカプトベンゾチアゾールの除去を行った。
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新規に分離したD-乳酸資化性菌による高光学純度L-乳酸の調製
二井広平,舩岡侑未,小泉幸道,本間裕人,中西載慶,徳田宏晴
第65回日本生物工学会大会 講演要旨集 2013年09月 日本生物工学会
開催年月日: 2013年09月
記述言語:日本語 会議種別:ポスター発表
開催地:広島国際会議場
DL-混合乳酸中のD乳酸を乳酸資化性菌に資化させることにより,高光学純度のL-乳酸を調製した。
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きのこ類の生産する耐塩性および耐アルコール性アミラーゼの探索とその利用
安井文,本間裕人,徳田宏晴,中里厚実,中西載慶
第65回日本生物工学会大会 講演要旨集 2013年09月 日本生物工学会
開催年月日: 2013年09月
記述言語:日本語 会議種別:ポスター発表
開催地:広島国際会議場
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きのこの発酵作用を用いた国産キノアからの味噌の試醸
杉浦絢美,中村和夫,川村拓未,本間裕人
日本きのこ学会第17回大会 講演要旨集 2013年09月 日本きのこ学会
開催年月日: 2013年09月
記述言語:日本語 会議種別:ポスター発表
開催地:県立広島大学
アレルゲンフリーな疑穀類であるキノアを原料として、きのこ類の発酵作用を利用して味噌を作製した。
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ツクツクホウシタケが生産するプロテアーゼの精製と性質
竹川千裕,中村和夫,大山拓次,本間裕人
日本きのこ学会第17回大会 講演要旨集 2013年09月 日本きのこ学会
開催年月日: 2013年09月
記述言語:日本語 会議種別:ポスター発表
開催地:県立広島大学
冬虫夏草の一種であるツクツクホウシタケの生産するプロテアーゼの精製を行い、セリンプロテアーゼであることを明らかにした。
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きのこ類を用いた段仕込み法・塩折法によるビートパルプの糖化
本間裕人,根本千明,徳田宏晴,中西載慶
日本きのこ学会第17回大会 講演要旨集 2013年09月 日本きのこ学会
開催年月日: 2013年09月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:県立広島大学
伝統的な醸造学的手法である、段仕込み法と塩折法を用い、ビートパルプから高濃度糖液の調製を行った。
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食塩によってプロテアーゼ生成が促進される耐塩性きのこ株
渡辺峰子,中村和夫,本間裕人,中西載慶
日本きのこ学会第16回大会 講演要旨集 2012年09月 日本きのこ学会
開催年月日: 2012年09月
記述言語:日本語 会議種別:ポスター発表
開催地:東京農業大学
漢方薬の一種であるツクツクホウシタケは培養すると菌糸体の形態が二形態をとる。このそれぞれの形態におけるプロテアーゼについて活性の違いを調べた。
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食用きのこ類を用いた味醂の製造
本間裕人,保坂拓郎,徳田宏晴,中村和夫,中西載慶
日本きのこ学会第16回大会 講演要旨集 2012年09月 日本きのこ学会
開催年月日: 2012年09月
記述言語:日本語 会議種別:ポスター発表
開催地:東京農業大学
食用きのこを麹菌の代わりに用い、味醂の製造を試みた。その結果、市販の味醂よりはやや糖度が劣るもののきのこ類を用いても味醂製造は可能であった。また、きのこ類のアミラーゼはアルコール耐性を有しているものも多く存在していることが示された。
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ツクツクホウシタケのプロテアーゼ活性に及ぼす菌糸体の形態の影響
竹川千裕,中村和夫,本間裕人,中西載慶
日本きのこ学会第16回大会 講演要旨集 2012年09月 日本きのこ学会
開催年月日: 2012年09月
記述言語:日本語 会議種別:ポスター発表
開催地:東京農業大学
漢方薬の一種であるツクツクホウシタケは培養すると菌糸体の形態が二形態をとる。このそれぞれの形態におけるプロテアーゼについて活性の違いを調べた。
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食用きのこ類を用いた醤油の製造
本間裕人, 永嶋涼太, 徳田宏晴, 中村和夫, 中西載慶
日本きのこ学会 第15回大会 講演要旨集 2011年08月 日本きのこ学会
開催年月日: 2011年08月 - 2011年09月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:信州大学 農学部
高い耐塩性を有するプロテアーゼを生産するきのこ類のスクリーニングを行い、マンネンタケ、エノキタケ、ツクツクホウシタケ、ヌメリツバタケ、カワラタケ、ホシアンズタケなど19株を選抜した、きのこ醤油の醸造を試みた。
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Lactobacillus coryniformis394を用いた複合バイオプロセスによるロイテリンおよびD-乳酸の生産
菅沼愛、徳田宏晴、本間裕人、中里厚実、中西載慶
日本生物工学会第60回大会 講演要旨集 2010年10月 日本生物工学会
開催年月日: 2010年10月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:宮崎シーガイア
Lactobacillus coryniformis394を用いて、抗菌物質ロイテリンを生産する方法について発表した。
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耐塩性プロテアーゼを有するキノコ株の選抜
中村和夫, 川村拓未, 本間裕人, 中西戴慶
日本きのこ学会第14回大会講演発表要旨集 2010年09月 日本きのこ学会
開催年月日: 2010年09月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:東京大学
きのこ類のプロテアーゼの中には高い耐塩性を有するものも存在している。これまであまり調べられてこなかったこれら耐塩性プロテアーゼについて検討したところ、マンネンタケ、スエヒロタケ、ヌメリツバタケ、ツクツクホウシタケ、タモギタケなどの活性が高く、これらの活性は麦麹のコウジカビよりも高かった。
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食用きのこ類を用いた糸状菌熟成チーズの製造〜第2報〜
本間裕人, 佐々木薫, 徳田宏晴, 中西載慶
日本きのこ学会第14回大会講演発表要旨集 2010年09月 日本きのこ学会
開催年月日: 2010年09月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:東京大学
きのこ類を用いて糸状菌熟成チーズを作成する方法を開発し、実際に作成して分析を行った。
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微生物によるDL-乳酸の光学分割
鈴木三知代、本間裕人、徳田宏晴、中里厚実、中西載慶
日本農芸化学会関東支部2009年度大会 講演要旨集 2009年10月 日本農芸化学会関東支部
開催年月日: 2009年10月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:玉川大学
乳酸資化性菌を利用し、乳酸の光学純度向上させる方法について発表した。
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食用きのこ類を用いた糸状菌熟成チーズの製造
本間裕人、徳田宏晴、中西載慶
日本きのこ学会 第13回大会講演要旨集(於武庫川女子大学) 2009年09月
開催年月日: 2009年09月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
ヒラタケなどの食用きのこを用いたチーズの熟成を目的として、きのこの菌体調製法やチーズ熟成条件などについて検討を行い、ハーブ様の特有の香りを有し、アミノ酸含量などは市販の糸状菌チーズと同等であるチーズの製造法を確立した。
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食品系廃棄物からの水素生産における原料の前処理効果
徳田宏晴、田中努、本間裕人、中西載慶
日本食品保蔵学会第58回大会 要旨集 2009年06月 日本食品保蔵学会
開催年月日: 2009年06月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:東京聖栄大学
乾燥おからを原料として水素生産を行う際、前処理として通電処理を行ったところ水素発生量が増加した。酵素処理を併用したところ水素発生量はさらに増加した。また発酵残渣量も大きく減少した。
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食用きのこ類を用いた新規味噌様食品の製造
本間裕人、徳田宏晴、中西載慶
日本食品保蔵学会第58回大会要旨集(於東京聖栄大学) 2009年06月
開催年月日: 2009年06月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
食用きのこ類を麹菌の代わりに米や大豆に生育させてきのこ麹を製麹し、食塩を加えて混合破砕して熟成させ「きのこ味噌」を試醸した。完成したきのこ味噌は一般成分分析や熟度に関する分析などから、一般の味噌に近いものであると評価できた。
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草本系作物残渣における担子菌類の生育特性
本間裕人、石井彩、徳田宏晴、須田亙、中西載慶
日本きのこ学会第12回大会 講演要旨集 2008年09月 日本きのこ学会
開催年月日: 2008年09月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:九州大学
担子菌栽培用培地としての利用の可能性を探るため、6種類のイネ科作物残渣における104株の担子菌の生育を調べた。その結果ライ麦が、最も培地としての適性が高く、ヒラタケ科の菌の生育が良好であった。
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複数糖類含有培地におけるL-乳酸生産菌(L.paracasei 1532)の蔗糖分解特性
本間裕人、山下秀明、徳田宏晴、上野孝、中西載慶
第60回日本生物工学会大会 発表講演要旨集 2008年07月 日本生物工学会
開催年月日: 2008年07月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:東北学院大学
異化代謝産物抑制のかかり難いL-型乳酸生産菌L.paracasei 1532の蔗糖分解酵素酵素を精製し、その諸性質を調べた。分子量は66.2 kDa、等電点はpI5.60であった。基質特異性を調べたところ、イソマルトース、p-NPαGなどに対して高い分解活性を示した。よって本酵素は蔗糖分解能を有するα-グルコシダーゼであることが示唆された。
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食品系廃棄物からの水素生産における原料の前処理効果
田中努、徳田宏晴、本間裕人、鈴木昌治、中西載慶
第60回日本生物工学会 講演要旨集 2008年07月 日本生物工学会
開催年月日: 2008年07月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:東北学院大
モデル生ごみおよびオカラを対象として、これを原料とした水素生産において、①電解処理(30V、24時間)あるいは②電解+酵素処理により、ガス生成速度、生成量が増加することを示した。
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雑草類における担子菌類の生育特
本間裕人、代真理子、徳田宏晴、中西載慶
第11回日本きのこ学会大会講演要旨集 2007年09月 日本きのこ学会
開催年月日: 2007年09月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:旭川市民文化会館
担子菌栽培用の培養基への雑草類の利用を目的として、これらにおける担子菌類の生育特性について検討を行い、①イネ科植物では全般的に菌の生育が良好であること、②ヒラタケ科の菌がいずれの雑草においても良好な生育を示すこと、などを明らかにした。
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メタン発酵における原料生ゴミの電解処理効果
徳田宏晴、本間裕人、入江満美、牛久保明邦、中西載慶
第59回日本生物工学会大会 発表講演要旨集 2007年09月 日本生物工学会大会
開催年月日: 2007年09月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:広島大学
メタン発酵原料として用いる生ゴミを、電解法によって前処理することにより、原料の無菌化、可溶化がはかれると共に、発酵性が向上することを明らかにした。
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スギ林で発生する食用菌Strobilurus ohshimae(スギエダタケ)の培養特性と子実体発生
本間裕人、篠山浩文、信田幸大、天知誠吾、藤井貴明
第54回日本木材学会大会 研究発表要旨集 2004年08月 日本木材学会
開催年月日: 2004年08月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:札幌コンベンションセンター
スギエダタケは美味な食用菌であるため、栽培化を目指して研究した。本菌の子実体発生は熟成期間の長さや菌掻きの有無などにはあまり影響を受けなかったが、水分条件などには敏感に影響を受けた。一方、本菌は木材腐朽菌であると考えられるため木材成分の分解性を調べたところ、本菌は代表的なリグニン分解菌であるカワラタケなどと異なりブナよりもスギでリグニン分解率が高く、スギでのリグニン分解率はカワラタケよりも高かった。
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スギ担子菌Strobilurus ohshimae(スギエダタケ)の子実体形成とリグニン分解能について
本間裕人、信田幸大、篠山浩文
日本菌学会第46回大会 講演要旨集 2002年05月 日本菌学会
開催年月日: 2002年05月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:信州大学農学部
スギは抗菌性が高く一般的な食用キノコ栽培には向かないが、スギ林で発生する菌であれば栽培に使用できる可能性が考えられる。そこで食用菌スギエダタケをスギ木粉で栽培することを試みた。本菌はスギ木粉培地で良好に生育し、25℃で最も菌糸の生育が良く、約20日で容器全体に菌糸が蔓延する。しかしその後、温度を下げ菌かきを行ったが子実体の発生は認められなかった。そこで覆土して10℃に移したところ子実体が発生した。
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スギ担子菌Strobilurus ohshimae(スギエダタケ)の酵素生産性とリグニン分解能について
本間裕人、信田幸大、篠山浩文、天知誠吾、藤井貴明
日本農芸化学会2002年度(平成14年度)大会 講演要旨集 2002年03月 日本農芸化学会
開催年月日: 2002年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:東北学院大学
スギ資源の需要拡大を目的として、スギ林で発生する食用担子菌スギエダタケの酵素生産性とリグニン分解能力について検討した。本菌の多糖類分解酵素生産性を調べたところ、セルラーゼ、キシラナーゼの生産は認められなかった。リグニン分解能力を検討したところ、本菌は30日間で9.2%のリグニンを分解していた。著名な3種のリグニン分解酵素の活性を調べたところ、ラッカーゼの顕著な活性が示された。
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菌生菌Asterophora lycoperdoides(ヤグラタケ)の培養特性および人工環境下における子実体形成
本間裕人、谷部睦美、篠山浩文、吹春俊光
日本菌学会第45回大会 講演要旨集 2001年05月 日本菌学会
開催年月日: 2001年05月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:日本獣医畜産大学
ヤグラタケは野外では食用菌であるクロハツの古い子実体の上部に子実体を形成する。その特異的な生態から本菌は特徴的な培養特性、子実体形成メカニズムを有することが予想されるため検討した。本菌の厚膜胞子をPDA培地に接種し、25℃明所にて培養したところ、約4日で発芽し、8日ほどで子実体形成が起こり、約10日で子実体が成熟した。よって本菌は人工環境下でも良好に生育し、極めて短期間で子実体を形成することが示された。