講演・口頭発表等 - 勝田 亮
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IGF-1 依存性がん細胞に対して抗腫瘍活性を示すtyroscherin とその立体異性体の合成研究
勝田 亮、柴田 智恵、石神 健、渡邉 秀典、北原 武
第55回 有機合成化学協会関東支部シンポジウム 2008年05月 有機合成化学協会関東支部
開催年月日: 2008年05月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:東京理科大学(野田)
TyroscherinはIGF-1依存性ヒト乳がん細胞に対し選択的な抗腫瘍活性を示す化合物で、この作用機構および構造活性相関の解明を目的に本化合物の合成研究を行った。
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抗腫瘍活性を有するTyroscherinの合成研究
勝田 亮、柴田 智恵、石神 健、渡邉 秀典、北原 武
日本農芸化学会2007年度大会 2007年03月 日本農芸化学会
開催年月日: 2007年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:東京農業大学世田谷キャンパス
IGF-1依存性がん細胞に対して、選択的増殖抑制活性を示すtyroscherinの合成研究について報告した。
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DNAプライマーゼ阻害活性を有するSch 642305の合成
勝田 亮、石神 健、渡邉 秀典
日本農芸化学会2006年度大会 2006年03月 日本農芸化学会
開催年月日: 2006年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:京都女子大学
ケトスルホキシドの字アニオンを用いた立体選択的アルキル化と山口法によるマクロラクトン化を鍵反応としたDNAプライマーゼ阻害活性を有するSch 642305の合成について報告した。
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DNAプライマーゼ阻害活性を有するSch642305の合成 国際会議
勝田 亮、石神 健、渡邉 秀典
第49回 香料・テルペンおよび精油化学に関する討論会 2005年11月 香料・テルペンおよび精油化学に関する討論会
開催年月日: 2005年11月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:福井
DNAプライマーゼの阻害活性を示すラクトン化合物であるSch 642305の合成研究について報告した。本化合物は特異なシクロヘキセノンとトランス縮環した10員環ラクトン構造を有しており、これをケトスルホキシドのジアニオンのアルキル化と、山口法によるラクトン化を経て立体選択的に構築する方法について報告した。
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Synthesis of Fungal Nonenolides, Microcarpalide and Sch642305 国際会議
Ken Ishigami, Ryo Katsuta, Hidenori Watanabe, Takeshi Kitahara
The 2nd Yamada Symposium, Key Natural Organic Molecules in Biological Systems 2005年09月 YS-2 Organizing Committee
開催年月日: 2005年09月
記述言語:英語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:Hyogo
抗マイクロフィラメント剤として単離された10員環マクロリドであるMicrocarpalideとDNAプライマーゼの阻害剤であるSch642305の全合成を行った。Microcarpalideに関してはSharplessの不斉ジヒドロキシル化、Juliaオレフィン化、山口ラクトン化などを経て、効率的合成に成功した。Sch642305に関しては、酵母還元により得られるキラルビルディングブロックを原料に、ケトスルホキシドのジアニオンアルキル化と山口ラクトン化を経て、立体選択的な合成に成功した。