論文 - 篠原 弘亮
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Pseudomonas viridiflava によるチンゲンサイ腐敗病(新称)
佐山 玲、篠原弘亮、藤井直哉、西山幸司
北日本病害虫研究会報 2001年11月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
秋田県内のチンゲンサイに発生した腐敗症状の病原がPseudomonas viridiflavaであることを明らかにし、病名を腐敗病とすることを提案した。
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植物病原細菌の炭素源利用試験に用いる共通基礎培地の検討
西山幸司、門田育生
日本植物病理学会報 2001年08月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
植物病原細菌の同定には、多くの細菌学的性質の検査を必要とする。特に、炭素源利用能の検査はその6割程度を占め、細菌種によって検査に用いる基礎培地が異なり煩雑であることから、植物病原細菌に共通して利用可能な基礎培地を開発した。
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山形県庄内地方で発生したフリージア首腐病について
阿部雄幸、佐藤智浩、後藤新一、佐藤純
北日本病害虫研究会報 2000年11月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
山形県内のフリージアに発生した首腐病は、既知病原種以外にErwinia ananatisが原因であることを明らかにした。
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Bacterial Blight of Welsh Onion: A New Disease Caused by Xanthomonas campestris pv. allii pv. nov.
Kadota, I., Uehara, H., Nishiyama, K.
Journal of General Plant Pathology 2000年11月
担当区分:筆頭著者 記述言語:英語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
沖縄県内のネギに発生した葉枯れ症状の原因が細菌であることを明らかにし、その病原細菌が新たな病原型であることから、Xanthomonas campestris pv. alliiを提案した。
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Pseudomonas syringae の各種 pathotype strain におけるコロナチン生産能
森脇丈治、門田育生、西山幸司
日本植物病理学会報 1999年12月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
Pseudomonas syringae の46 pathovarについて、植物に対する毒素であるコロナチンの生産能について、生産遺伝子の有無と生物検定を用いて調査し、新たに6 pathovarの基準菌株がコロナチンの生産能を有していることを明らかにした。さらに、P.s.pv.coronafaciensの基準菌株は、コロナチン生産能を有することなどから、基準菌株として不適当であることを報告した。