論文 - 篠原 弘亮
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Inhabitancy and Colonization on Healthy Rice Plants by Glomerella cingulata
Yoshida, S., Tsukiboshi, T., Arie, T., Shinohara, H., Koitabashi, M., and Tsushima, S.
Journal of Phytopathology 2006年
担当区分:筆頭著者 記述言語:英語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
Glomerella cingulataについて、gfp遺伝子導入株を作製し、健全なイネ体における挙動の解明を試みた。
(Vol. 154) -
Phylogenetic analysis of Xanthomonas albilineans strains from Okinawa, Japan, through a comparison of the gyrB and rpoD genes in geographically distinct strains
Tsushima, S., Shinohara, H., Nakazato, T., Ando, S., Sugisawa, T., Tabei, Y.
Journal of Phytopathology 2006年
担当区分:筆頭著者 記述言語:英語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
サトウキビ白すじ病の病原であるXanthomonas albilineansについて、3つの遺伝子を用いて系統解析を行い、本細菌種には、5つの遺伝子型が存在することを明らかにした。
(Vol. 154) -
Phylogenetic relationships between the lettuce root rot pathogen Fusarium oxysporum f. sp. lactucae races 1, 2, and 3 based on the sequence of the intergenic spacer region of its ribosomal DNA
Fujinaga, M., Ogiso, H., Tsushima, S., Nishimura, N., Togawa, M., Saito, H., Nozue, M.
Journal of General Plant Pathology 2005年12月
担当区分:筆頭著者 記述言語:英語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
Fusarium oxysporum f. sp. lactucaeのIGS領域の塩基配列を基に系統解析を行い、Fusarium oxysporum f. sp. lactucaeのraces 1-3はそれぞれ系統的に異なることを明らかにした。71:402-407
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イネ科植物などの細菌フローラの解析とその利活用
篠原 弘亮
日本植物病理学会細菌病談話会論文集 2005年09月
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
環境影響評価手法の開発や微生物農薬の効率的利用に向けた基盤的情報を集積する一環として、イネに生息している細菌の網羅的な解析を3年間行い、イネに生息している細菌のフローラを解明した。イネには、特定の細菌群が安定して生息していることを明らかにするとともに、栽培品種から初めてイネの生育を促進する窒素固定細菌を分離したことを報告した。
23: 90-97 -
細菌迅速同定支援システム「microForce-ID」
對馬誠也
植物防疫 2005年08月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
植物病原性細菌の他、農業環境中から分離される有用細菌など農業生産に関係する細菌の同定に必要なこれら細菌の生理・生化学的性状の情報をデータベース化して、農業環境に生息している細菌を迅速に同定できるシステムを構築し、関係機関からの細菌の同定依頼対応など、本システムの利活用について報告した。
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細菌迅速同定支援システム「microForce-ID」
西山幸司、小板橋基夫、吉田重信、對馬誠也
インベントリー 2005年04月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
農業環境中に生息し、農業生産に関係する細菌の同定に必要なこれら細菌の遺伝子情報と生理・生化学的性状の情報をデータベース化して、農業環境に生息している細菌を迅速に同定できるシステム構築の構想について報告した。
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分散型データベースによる「微生物インベントリー(microForce)」のWeb公開
對馬誠也、月星隆雄、吉田重信、長谷部亮、酒井順子、小川直人、土屋健一
インベントリー 2005年04月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
細菌の危険度レベルや化学物質分解菌など、各種データベースを統合して利用できるシステムを開発し、インターネット上で公開した。
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Ralstonia solanacearumによるニガウリ青枯病の発生
上原勝江、門田育生、西山幸司、對馬誠也
日本植物病理学会報 2005年02月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
沖縄県内のニガウリに発生した青枯症状の病原がRalstonia solanacearumであることを明らかにし、病名を青枯病とすることを提案した。
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Cloning and characterization of a gene rpg1 encoding polygalacturonase of Rhizopus oryzae
Yoshida S, Suzuki F, Tsukiboshi T
Mycological research 2004年12月
担当区分:筆頭著者 記述言語:英語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
クワの病原糸状菌であるRhizopus oryzaeのポリガラクトロナーゼをコードする遺伝子(rpg1 )を特定した。
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Grouping of bacteria isolated from leaf sheaths and panicles of intact rice plants
Enya, J., Tsushima, S., Yoshida, S., Tsukiboshi, T.
NIAS International Workshop on Genetic Resources of the Agricultural Microorganisms 2004年11月
担当区分:筆頭著者 記述言語:英語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
微生物遺伝資源を網羅的に把握することを目的に、イネから分離される細菌を調査した。葉鞘および穂から細菌を分離して、分離株を遺伝子解析によって同定し、イネの各部位から分離される細菌種を明らかにした。
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Erwinia amylovora biovars 1-3及びE. pyrifoliaからの16S rDNA PCR RFLPを用いたE. amylovora biovar 4の特異的識別
松浦貴之、塚本貴敬、水野明文、對馬誠也
農林水産省 植物防疫所調査研究報告 2004年03月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
我が国の植物防疫行政において最も重要な病害である火傷病の病原菌の識別を遺伝子解析手法を基に開発し、火傷病菌と近縁であるナシ枝枯病菌との識別が可能であることを報告した。
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日本野生植物寄生・共生菌類目録の作成とWeb公開
月星隆雄、吉田重信、篠原弘亮、對馬誠也
日本植物分類学会誌 和文誌「分類」 2004年02月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
糸状菌および細菌の寄主植物の和名、学名と糸状菌および細菌の学名、異名、発生状況および文献の情報を収集し、データベース化するとともにインターネット上で公開した。
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Pseudomonas syringae pv. coronafaciens によるライムギかさ枯病の発生
月星隆雄、門田育生、西山幸司、對馬誠也
日本植物病理学会報 2003年05月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
茨城県内で栽培されていたライムギの葉に発生した斑点症状の病原がPseudomonas syringae pv. coronafaciensであることを明らかにし、病名をかさ枯病とすることを提案した。
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沖縄県におけるサトウキビから分離される細菌の収集と特性解明
篠原 弘亮
(独)農業生物資源研究所 微生物遺伝資源探索収集調査報告 2003年03月
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
沖縄県内で栽培されているサトウキビに発生している各種細菌病を調査し、採集した試料から細菌の分離、同定を行った。診断、同定の結果、白すじ病、赤すじ病および疑似赤すじ病が、沖縄県各地で発生している現状が明らかになった。さらに、分離、同定した菌株は、農林水産省微生物ジーンバンクに登録した。
15: 29-35 -
Reclassification of Pseudomonas huttiensis, an inhabitant of rice plants
篠原 弘亮
(独)農業環境技術研究所 NIAES Annual Report 2001/2002 2003年03月
記述言語:英語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
Pseudomonas huttiensisは、蒸留水から分離された報告のみであったが、本細菌は、イネからも頻繁に分離されることを明らかにした。さらに、本細菌種はPseudomonas属ではなく Herbaspirillum属である可能性が高いことを報告した。
p.47 -
福島県で発生したモモ急性枯死症状と病原細菌の検討
菅野英二、伊藤恵造、佐々木正剛
北日本病害虫研究会報 2002年11月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
福島県内のモモに発生した急性枯死症状の原因を検討し、罹病樹から分離されたErwinia属細菌が原因である可能性が高いことを報告した。
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秋田県で発生したアスパラガス軟腐病(新称)
藤井直哉、塩谷純一朗、佐山 玲、深谷富夫、西山幸司
北日本病害虫研究会報 2002年11月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
秋田県内のアスパラガスに発生した腐敗症状の病原がErwinia carotovora subsp. carotovoraであることを明らかにし、病名を軟腐病とすることを提案した。
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Erwinia chrysanthemiによるツルムラサキ軟腐病(新称)
加藤智弘、菅野博英、篠原弘亮、佐藤健治
北日本病害虫研究会報 2002年11月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
山形県および宮城県内のツルムラサキに発生した腐敗症状の病原がErwinia chrysanthemiであることを明らかにし、病名を軟腐病とすることを提案した。
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健全イネでの常在が明らかになったPseudomonas huttiensisの再分類
對馬誠也、月星隆雄、吉田重信、西山幸司、門田育生
インベントリー 2002年04月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
Pseudomonas huttiensisは、蒸留水から分離された報告のみであったが、本細菌は、イネからも頻繁に分離されることを明らかにした。さらに、本細菌種はPseudomonas属ではなく Herbaspirillum属である可能性が高いことを報告した。
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Erwinia carotovora subsp. carotovora によるズッキーニ軟腐病(新称)
藤井直哉、佐山玲、深谷富夫、西山幸司
北日本病害虫研究会報 2001年11月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
秋田県内のズッキーニに発生した腐敗症状の病原がErwinia carotovora subsp. carotovoraであることを明らかにし、病名を軟腐病とすることを提案した。