論文 - 坂田 洋一
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Arabinogalactan proteins are required for apical cell extension in the moss Physcomitrella patens. 査読あり
K. Lee, Y. Sakata, S-L. Mau, F. Pettolino, A. Bacic, R. S. Quatrano, C. D. Knight, J. P. Knox
The Plant Cell 17 3051 - 3065 2005年11月
担当区分：筆頭著者 記述言語：英語 掲載種別：研究論文（学術雑誌）
高等植物の細胞壁に含まれ、成長・分化への関与が示唆されているアラビノガラクタンタンパク質 (AGP)がコケ植物ヒメツリガネゴケ (Physcomitrella patens)にも存在することを初めて明らかにし、遺伝子ターゲティングによりPpAGP1遺伝子が原子体頂端細胞の先端成長に重要な働きをしていることを示した。
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Potential immunosuppressive and antiinflammatory activities of Malaysian medicinal plants characterized by reduced cell surface expression of cell adhesion molecules. 査読あり
S. Tanaka, Y. Sakata, L. Ao, M. Matumoto, K. Morimoto, N. Akimoto, G. Honda, M. Tabata et al
Phytotherapy Research 15 681 - 686 2001年12月
担当区分：筆頭著者 記述言語：英語 掲載種別：研究論文（学術雑誌）
細胞接着分子であるICAM-1とVCAM-1は、免疫細胞の細胞表面に特異的に発現し、免疫反応や炎症の形成に深く関与している。本分子の発現を抑制する物質は、現代病であるアレルギー性炎症やその慢性化に対する有効性が期待されることから、アルカロイド、テルペノイド、フェノール性化合物を含む種々の天然並びに合成化合物の作用を調査し、その構造活性相関を論じた。
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Influence of natural and synthetic compounds on cell surface expression of cell adhesion molecules, ICAM-1 and VCAM-1. 査読あり
S. Tanaka, Y. Sakata, K. Morimoto, Y. Tambe, Y. Watanabe, G. Honda, M. Tabata et al
Planta Medica 66 108 - 113 2001年03月
担当区分：筆頭著者 記述言語：英語 掲載種別：研究論文（学術雑誌）
細胞接着分子であるICAM-1とVCAM-1は、免疫細胞の細胞表面に特異的に発現し、免疫反応や炎症の形成に深く関与している。本分子の発現を抑制する物質は、現代病であるアレルギー性炎症やその慢性化に対する有効性が期待されることから、アルカロイド、テルペノイド、フェノール性化合物を含む種々の天然並びに合成化合物の作用を調査し、その構造活性相関を論じた。
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High affinity of the 5'-upstream region of a winged bean chymotrypsin inhibitor gene for nuclear matrix. 査読あり
M. Minami, G. Morisawa, M. Hayashi, Y. Sakata, Y. Habu, M. Iwabuchi, T. Meshi
Plant Cell Physiology 40 109 - 113 1999年01月
担当区分：筆頭著者 記述言語：英語 掲載種別：研究論文（学術雑誌）
WCI遺伝子の発現制御における核マトリクスの役割を解析する目的で，WCI遺伝子を解析したところ，WCI遺伝子の5'上流域は核マトリクス結合領域(MAR)活性を持つことが示された。一方，偽遺伝子であるWCI-P1は器官特異的な転写活性を持たないが，この遺伝子の5'上流域はMAR活性を示さなかった。このことは，WCI遺伝子の器官特異的な発現に，クロマチンレベルの制御が働いていることを示唆している。
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Transcription regulation of a Kunitz chymotrypsin inhibitor gene which is expressed abundantly in seeds and tuberous roots of winged bean.
Y. Sakata, S. Tamura, Y. Yamazaki, Y. Ohdaira, T. Kuwano, N. Takashima et al.
T. Ando et al. (Eds.) Plant nutrition - for sustainable food production and environment. 1997年09月
担当区分：筆頭著者 記述言語：英語 掲載種別：研究論文（学術雑誌）
WCIはシカクマメの種子および塊根に多量に蓄積し，茎にも少量蓄積する。種子の主要なWCIタンパク質をコードするWCI-3b遺伝子の5'上流域1.0kbpは形質転換タバコの成熟種子においてGUSレポーター遺伝子の高レベルの発現を誘導した。GUS活性は葉では認められなかったが，茎で発現が観られた。組織化学的解析よりGUS遺伝子は胚と茎の師部において発現していることが明らかとなった。これらの結果から，WCI遺伝子の胚と茎におけるには転写レベルの制御が働いており，そのシスエレメントは5'上流1.0kbpの領域に存在していることが示された。
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The RY sequence is necessary but not sufficient for the transcription activation of a winged bean chymotrypsin inhibitor gene in developing seeds.
Y. Sakata, Y. Chiba, H. Fukushima, N. Matsubara, Y. Habu, S. Naito, T. Ohno
Plant Molecular Biology ( 34 ) 1997年05月
担当区分：筆頭著者 記述言語：英語 掲載種別：研究論文（学術雑誌）
WCIはシカクマメの種子および塊根に多量に蓄積する。WCI遺伝子の特異的発現を制御する機構を解明するため，WCI-3b遺伝子の5'上流域の転写活性を形質転換タバコを用いて解析した。5'上流域より順次欠失させた解析より，転写開始点上流-882～-623の領域が種子における転写の活性化に関わるシスエレメントを複数もつことが示された。3'側から順次欠失させた解析から，WCI-3b遺伝子の種子における高レベルの転写の活性化には-882～-174の領域が必要であり，RY配列がシスエレメントの１つであることが示された。
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Evolution of a multigene family that encodes the Kunitz chymotrypsin inhibitor in winged bean:a possible intermediate in the generation of a new gene with a distinct pattern of expression.
Yoshiki Habu, Surin Peyachoknagul, Yoichi Sakata, Kazuhiro Fukasawa, Takeshi Ohno
Molecular & General Genetics ( 254 ) 1997年01月
担当区分：筆頭著者 記述言語：英語 掲載種別：研究論文（学術雑誌）
シカクマメの種子と塊根に蓄積するWCIをコードする遺伝子ファミリーのプロモーター領域の転写活性をトランスジェニックタバコを用いて解析した。その発現パターンから、主要なWCIタンパク質をコードするWCI-3遺伝子のみが種子において高い転写活性ををもち、他の遺伝子群は種子において弱い転写活性しかもたず、その内の１つは種子以外の器官における転写活性を獲得していることが明らかとなった。
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A gene encoding a major Kunitz proteinase inhibitor of storage organ of winged bean is also expressed in the phloem of stems.
Yosiki Habu, Hisayo Fukushima, Yoichi Sakata, Hisashi Abe, Ryo Funada
Plant Molecular Biology ( 32 ) 1996年12月
担当区分：筆頭著者 記述言語：英語 掲載種別：研究論文（学術雑誌）
WCIはシカクマメの種子及び塊根に多量に蓄積し、茎においても少量蓄積する。茎におけるWCIの蓄積組織を同定するため、シカクマメにおけるWCI抗体を用いた組織化学的解析から、WCIタンパク質は師部に蓄積していることが明らかとなった。また、トランスジェニックタバコを用いたGUSタンパク質の局在性の解析から、師部におけるWCI遺伝子の師部における発現には転写段階の制御が働いていることが明らかとなった。
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Transcriptional activities of a winged bean Kunitz chymotrypsin inhibitor gene in stable and transient expression systems.
Yoichi Sakata, Hisayo Fukushima, Yoshiki Habu, Shigeki Furuya, Satoshi Naito,Takeshi Ohno
Bioscience, Biotechnology and Biochemistry ( 58 ) 1994年11月
担当区分：筆頭著者 記述言語：英語 掲載種別：研究論文（学術雑誌）
シカクマメの種子と塊根に蓄積するプロテアーゼインヒビター(WCI)遺伝子の発現をトランスジェニックタバコ種子およびシカクマメ種子におけるパーティクルガン法を用いて解析した。トランスジェニックタバコ種子における発現に重要な領域はシカクマメ種子における一過的な転写の活性化にはほとんど寄与しないことを報告し、これら2つの発現系は異なる制御機構を持つことを明らかにした。
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Ubiquitous nuclear proteins bind to 5'upstream region of major Kunitz chymotrypsin inhibitor gene in winged bean.
Yoshiki Habu, Yoichi Sakata, Kazuhiro Fukasawa, and Takeshi Ohno
Plant Molecular Biology ( 23 ) 1993年12月
担当区分：筆頭著者 記述言語：英語 掲載種別：研究論文（学術雑誌）
シカクマメの種子と塊根に蓄積する主要なプロテアーゼインヒビター(WCI-3)をコードする２つの遺伝子の5'上流域約1.1kbpの塩基配列は互いに99％の相同性を持つことを明らかにするとともに、この5'上流域に結合する２種類のDNA結合タンパク質をシカクマメ核抽出物より検出した。これら結合タンパク質がHMGタンパク質としての性質を有していることを報告した。
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Structure and regulated expression of Kunitz chymotrypsin inhibitor genes in winged bean [Psophocarpus tetragonolobus (L.) DC.].
Yoshiki Habu, Surin Peyachoknagul, Katsuhiro Umemoto, Yoichi Sakata, Takeshi Ohno
Journal of Biochemistry ( 111 ) 1992年02月
担当区分：筆頭著者 記述言語：英語 掲載種別：研究論文（学術雑誌）
シカクマメの種子と塊根に蓄積するプロテアーゼインヒビター(WCI)は多重遺伝子族によりコードされており、4つの機能的な遺伝子と3つの偽遺伝子から成ると推定された。WCIのmRNAおよびタンパクは成熟過程の種子および塊根で蓄積し、種子におけるmRNAの蓄積は成熟中期に一過的に起っていた。本論文により、WCI遺伝子の発現の器官特異性および時期特異性を明らかにした。