論文 - 谷口 亜樹子
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Properties of amylase in germinated grain seeds 査読あり
Akiko Yamada Taniguchi , Moka Kikuchi ,Mikoto Horikawa, Machiko Kazami, Haruko Noguchi and Katsumi Takano
THE RESERCH SOCIETY for SCIENCE of DIETARY HABITS 45 ( 2 ) 2025年03月
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サラシアを利用した食品の商品開発 査読あり
谷口(山田)亜樹子、堀川未琴、菊池萌伽、風見真千子、野口治子、佐藤広顕
食生活研究 45 ( 2 ) 2025年01月
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Production and component analysis of "Shirasu" (whitebait) from Kamakura, Japan 査読あり 国際誌
Akiko Yamada Taniguchi, Machiko Kazami, Haruko Noguchi
Journal of Aquaculture & Marine Biology 2024;13 ( 3 ) 141 - 144 2024年12月
記述言語:英語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
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Production and component analysis of miso-like seasoning using kidney beans 査読あり 国際誌
Akiko Yamada Taniguchi, Machiko Kazami, Haruko Noguchi
Journal of Bacteriology & Mycology 2024;12 ( 3 ) 122 - 126 2024年12月
記述言語:英語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
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Nutritional composition of sea squirts from Iwate Prefecture, Japan 査読あり 国際誌
Akiko Yamada Taniguchi, Machiko Kazami, Haruko Noguchi
Journal of Aquaculture & Marine Biology 13 ( 3 ) 117 - 119 2024年10月
記述言語:英語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
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代替食品について 招待あり
谷口(山田)亜樹子
食品の包装 56 ( 1 ) 2024年08月
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ヌルデを用いた鎌倉時代の「ひしを製造」の復元 査読あり
浦川由美子、佐藤祐子、武藤信吾、谷口(山田)亜構子
食生活 44 ( 5 ) 311 - 317 2024年05月
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低利用および未利用資源を活用した新規食品の開発 招待あり
谷口 山田 亜樹子
食品の包装 55 ( 2 ) 2024年02月
出版者・発行元:包装食品技術協会
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低利用および未利用資源の食品素材としての有効活用に関する研究
谷口(山田)亜樹子
日本食品保蔵科学会誌 50 ( 1 ) 35 - 45 2024年01月
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
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Akiko YAMADA TANIGUCHI, Machiko KAZAMI, Haruko NOGUCHI
Advances in Agriculture, Horticulture and Entomology 2023 ( 01 ) 2023年04月
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品種および栽培方法の違いがペピーノ(Solanum muricatum Ait.)の特性に与える影響 査読あり
風見真千子、家根川舞、大島宏行、大目紗葵、佐藤広顕、髙畑健、野口治子、谷口(山田)亜樹子
日本食品保蔵科学会誌 49 ( 01 ) 2023年01月
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果実由来アントシアニンの赤色に対するアスコルビン酸の影響と還元剤添加による退色防止効果 査読あり
野口治子、風見真千子、谷口(山田)亜樹子
日本食品保蔵科学会誌 48 ( 1 ) 2022年01月
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
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久寿餅原料の発酵期間における酵素生産菌の探索 査読あり
野口治子、風見真千子、谷口(山田)亜樹子、髙野克己
伝統食品の研究 48 2021年12月
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
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カムカム果汁の赤色退色と変色要因の探索 査読あり
野口治子、風見真千子、谷口(山田)亜樹子、津久井亜紀夫、髙野克己
日本食品保蔵科学会誌 47 ( 6 ) 2021年12月 47 ( 6 ) 2021年12月
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
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大豆ホエーへの浸漬処理が加熱調理サケの品質に与える影響 査読あり
風見真千子、星谷一慶、小野萌子、野口治子、大島宏行、谷口(山田)亜樹子、髙野克己
日本食品保蔵科学会誌 47 ( 4 ) 195 - 200 2021年08月
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
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神津島産サバの魚醤油の試醸と料理への利用 査読あり
谷口(山田)亜樹子、風見真千子、野口治子、武藤信吾、高橋睦、小林義光、佐藤広顕
日本食品保蔵科学会誌 46 ( 4 ) 281 - 286 2020年12月
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
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Morphological differences in vegetative and fruit characteristics among eight pepino (Solanum muricatum Ait.) cultivars in Japan 査読あり
Takahata K, Mizumura H, Shinohara H, Kim OK, Ishikawa T, Niwa K, Fujisawa H, Tada K, Irisawa T, Mitsui Y, Nishio Z, Yoshida M, Mitarai Y, Taniguchi Yamada A, Noguchi H, Kazami M, Kawaguchi Y, Kiryu Y, Kawabata S, Baba T.
Acta Horticulturae 1299 43 - 50 2020年09月
記述言語:英語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
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青森県産りんごの品種による特性の比較と加工食品の製造 査読あり
谷口 山田 亜樹子、風見真千子、野口治子、佐藤祐子、﨡原絹子
食生活研究 40 ( 4 ) 45 - 51 2020年05月
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
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黒大豆味噌の試醸および機能性 査読あり
谷口(山田)亜樹子、風見真千子、野口治子
日本食品保蔵科学会誌 45 ( 3 ) 135 - 149 2019年06月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
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産地の異なるアカモクの成分比較とアカモクの食品への利用 査読あり
谷口(山田)亜樹子、栗彩子、佐藤祐子、風見真千子、野口治子
日本家政学会誌 70 ( 3 ) 133 - 139 2019年03月
担当区分:筆頭著者 記述言語:英語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
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食文化を学ぶ学生による日本食の認識調査と活動状況 査読あり
谷口(山田)亜樹子、風見真千子、野口治子、栗彩子、佐藤祐子
食生活研究 38 ( 6 ) 353 - 364 2018年09月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 出版者・発行元:食生活研究
「日本食」に着目し、日本食の歴史、日本特有の食文化とは何かをテーマにし、学生とともに考え、行事食を中心とした日本食を実際に製造する活動を行った。さらに、ゼミナールのテーマである未利用資源を利用した日本食を考案し、新規食品の開発を試みた。
その他リンク: http://syokuken.org
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小豆Vigna angularisの食品機能性と料理の試作 査読あり
谷口(山田)亜樹子
鎌倉女子大学紀要 ( 25 ) 2018年01月
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
小豆の栄養価について調査し,さらに,機能性について調べ,小豆の特性を明らかにすることを目的とした。また,小豆の利用法について考え,豆料理を考案した。
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海藻および鎌倉産アカモクSargassum horneriに対する女子大生の意識調査と料理の開発 査読あり
佐藤祐子,和田佳苗,谷口(山田)亜樹子
食生活研究 37 ( 5 ) 247 - 257 2017年07月
担当区分:責任著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
海藻はミネラルや食物繊維等の栄養価が高く,現代人に不足している栄養素を補う上で大きな役割を担う食品である。女子大生を対象にアンケート調査を実施した結果,多くが海藻を好み,海藻のイメージは身体に良いという結果であった。アカモクは知らない学生が多かった。
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えんどうPisum sativum L.の機能性と料理について 査読あり
谷口(山田)亜樹子
鎌倉女子大学紀要 ( 24 ) 109 - 112 2017年03月
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
えんどうの栄養価について調査し,さらに,機能性について調べ,えんどうの特性を明らかにすることを目的とした。また,えんどうの利用法について考え,豆料理を考案した。
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大豆の機能性と大豆料理の開発 査読あり
谷口(山田)亜樹子
鎌倉女子大学紀要 ( 23 ) 65 - 69 2016年03月
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
大豆の一般成分,ポリフェノール量,抗酸化活性量,大豆料理の検討を行った。抗酸化活性量(DPPHラジカル消去能)は他の豆に比べて高く,15.4 μmol/gであった。大豆の料理を考案し,栄養計算を行った。
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ヒト爪甲ならびに近位爪廓の乾燥・粗造化状態と水分喪失の加齢変化 査読あり
山崎俊介,栗林尚志, 石毛路子, 谷口(山田)亜樹子, 安部隆
日本発汗学会 22 ( 2 ) 64 - 68 2015年06月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
加齢とともにヒト爪甲ならびに近位爪廓は乾燥することが知れている。粗造化状態と水分喪失の加齢変化について調べた。
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いんげん豆の機能性と調理食品の開発 査読あり
谷口(山田)亜樹子
鎌倉女子大学紀要 ( 22 ) 61 - 66 2015年03月
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
いんげん豆の一般成分,ポリフェノール量,抗酸化活性量,豆料理の検討を行った結果,水分約16%,たんぱく質約20%,炭水化物約58%,灰分約3.5%で,ポリフェノール量,抗酸化活性量は他の豆に比べて高かった。いんげん豆の四季の料理を考案した。
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女子大生の落花生に対する意識調査とその加工食品の開発 査読あり
松井友美,佐藤祐子,谷口(山田)亜樹子
食生活研究 34 ( 5 ) 28 - 37 2014年07月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
学生の82%が落花生を「好き」と回答し,落花生で最も多い栄養成分を「脂質」と答えた学生は84%であった。乾燥落花生は安価で入手が容易である上に,鶏肉の揚げ衣に使用したり,ごはんやケーキに混ぜたりと料理や菓子に手軽に利用することで全体の栄養価を上げることができる食品である。
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女子大生の魚醤油に対する意識調査とその利用法 査読あり
佐藤祐子 松井友美 谷口(山田)亜樹子
食生活研究 34 ( 6 ) 21 - 27 2014年07月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
一般的に利用が拡大していると思われた魚醤油は若年層において身近な調味料とはかけ離れていることが分かった。魚醤油は,独特の風味を持つためサラダドレッシングやスープ,カレー等へ隠し味としての利用が好まれる。新たに魚醤油を菓子材料に混ぜ,風味づけとしての利用法を提案した。今後,魚醤油の利用頻度を高めるために魚醤油の更なる新利用法の提案が必要である。
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乾燥落花生の機能性と調理および加工食品の開発 査読あり
谷口(山田)亜樹子
鎌倉女子大学紀要 ( 21 ) 51 - 59 2014年01月
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
一般的に利用が拡大していると思われた魚醤油は若年層において身近な調味料とはかけ離れていることが分かった。魚醤油は,独特の風味を持つためサラダドレッシングやスープ,カレー等へ隠し味としての利用が好まれる。新たに魚醤油を菓子材料に混ぜ,風味づけとしての利用法を提案した。今後,魚醤油の利用頻度を高めるために魚醤油の更なる新利用法の提案が必要である。
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女子大生の豆類の摂取に関する意識調査 査読あり
谷口(山田)亜樹子,ヒューズ美代
鎌倉女子大学紀要 ( 20 ) 41 - 48 2013年03月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
女子大生の豆類の意識調査を実施した。豆類の種類,摂取頻度,よく食べる豆料理や食品開発に関するアイディアである。豆類の食品開発は,外国風料理,菓子類についても研究を取り入れ,美味しさと栄養面の両方を求める消費者のニーズにあった新しい豆類の食品開発が必要であると考えた。
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ライ小麦の発芽種子アミラーゼの精製および性状 査読あり
谷口(山田)亜樹子,山﨑,菊池修平,高野克己
日本家政学会誌 63 ( 11 ) 331 - 339 2012年10月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
ライ小麦発芽種子からアミラーゼを分離・精製し,その性状を明らかにした。α-アミラーゼpH5.5,40℃,β-アミラーゼはpH5.0,30℃で最大活性を示し,pH安定性は前者がpH5.0〜7.0,後者がpH4.5〜6.5,温度安定性は40℃および50℃以下であった。両酵素ともモノヨード酢酸,PCMBで活性が阻害され,SH酵素であり,また,Cd2+,Hg2+,Ni2+によっても阻害された。両酵素とも高分子量のアミロースによく作用した。
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女子大生の弁当に対する意識調査 査読あり
谷口(山田)亜樹子,山口真由
鎌倉女子大学紀要 ( 19 ) 51 - 59 2012年01月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
女子大生を対象者として,昼食時における弁当持参の状況,弁当に対する意識調査を行った。調査の7割の学生が自宅で弁当を作り持参していた。持参する理由として経済的,節約になるが77%と非常に高く,次いで体に良い,栄養のバランスが良いとの回答が13%であった。食生活の改善にお弁当の工夫も重要であることがわかった。
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Silkworm Pupae for Production of New Liquid Seasoning Ⅱ 査読あり
谷口(山田)亜樹子,坂蒔美稔子,菊池修平.高野克己
Food Preservation Science 36 ( 6 ) 295 - 300 2011年12月
担当区分:筆頭著者 記述言語:英語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
さなぎの食品への有効利用として,カイコのさなぎに醤油麹およびキチナーゼ製剤を用い,良質で機能性のあるさなぎ調味液の開発を行った。アミノ酸,タウリンやGABAが多く,さらに抗酸化作用のある機能性に富んだ調味液が確認された。
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おからに対する現代の意識 査読あり
浦川由美子,佐藤祐子,根本恵美,桑原礼子,松井友美,谷口(山田)亜樹子
食生活研究 31 ( 5 ) 28 - 42 2011年07月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
おからに対する現代の意識調査を行い,さらに過去の文献から地方におけるおから料理の検索調査,おからの認知度,おからを使用した料理の考案を紹介した。
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女子大生の「食生活指針」に基づく食生活意識調査 査読あり
谷口(山田)亜樹子,山口真由
鎌倉女子大学紀要 ( 18 ) 71 - 77 2011年03月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
食の教育の必要性が大きく取り上げられるようになり,「食育」を推進していくことが重要になっている。食生活指針の項目について女子大生の食生活意識調査を行ったところ,学生の食生活の改善,授業での食育を充実させることが必要であると確認された。
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Properties of Amylase from Germinated Waxy Wheat Seed 査読あり
谷口(山田)亜樹子,菊池修平,高野克己
The Japan Society Home Economics 61 ( 4 ) 203 - 211 2010年04月
担当区分:筆頭著者 記述言語:英語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
モチコムギアミラーゼの性状を調べた結果,分解生成物からアミラーゼⅠはβ-アミラーゼ,Ⅱはα-アミラーゼ,Ⅲはマルトペンタオース生成酵素であり,アミラーゼⅠ,Ⅱともにアミロペクチンに最もよく作用し,モチ小麦アミラーゼの特性を示した。アミラーゼⅢは,アミロペクチンに対する作用性は低く,プルランを分解した。
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小麦粉加工品に及ぼすホエータンパク質の影響 査読あり
谷口(山田)亜樹子
鎌倉女子大学紀要 ( 17 ) 1 - 6 2010年01月
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
ホエータンパク質を小麦粉加工品に利用することを目的とし,うどん,食パン,饅頭およびクッキーにホエータンパク質を添加し,その影響について調べたところ,ホエータンパク質を添加することにより物性が改善され,生地改良剤として有効であることが示唆された。
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Silkworm Pupae for Production of New Liquid Seasoning I 査読あり
谷口(山田)亜樹子,坂蒔美稔子,菊池修平,高野克己
Food Preservation Science 35 ( 6 ) 285 - 289 2009年12月
担当区分:筆頭著者 記述言語:英語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
さなぎの食品への有効利用として,カイコのさなぎにプロテアーゼおよびキチナーゼ製剤を用い,良質で機能性のあるさなぎ調味液の開発を行った。アミノ酸,タウリンやGABAが多く,機能性に富んだ調味液が確認された。
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Purification and Properties of cellulase from Tilapia Stomach 査読あり
谷口(山田)亜樹子
東横学園女子短期大学紀要 ( 42 ) 9 - 17 2008年01月
記述言語:英語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
テラピア胃から精製を行い1種のセルラーゼを得た。本酵素は pH3.0,45℃で最大活性を示し,pH3.0-5.0,50℃まで安定であった分子量56,000,pI7.8,セルロースおよびアガロースを分解した。Hg2+, PCMBにより活性が阻害された。
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「食生活指針」に基づく女子大生の食生活の意識調査 査読あり
谷口(山田)亜樹子
東横学園女子短期大学紀要 ( 41 ) 137 - 143 2007年01月
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
食生活指針に基づき,女子大生の食生活の意識調査を行ったところ,食事を通して健康を意識し,栄養のバランスや精神的,社会的な価値を考えるよい機会となった。この結果から,食の教育の必要性が考えられ,「食育」を推進していくことが重要と確認された。
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モチコムギ麦芽アミラーゼの精製および性状 査読あり
谷口(山田)亜樹子
東横学園女子短期大学紀要 ( 40 ) 69 - 78 2006年01月
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
モチコムギは交配によって作られ,アミロースがなく,デンプンの糊化特性の優れた新規のコムギの品種である。その麦芽アミラーゼの精製および性状を明らかにした。アミロペクチンを特異的に分解する酵素であった。
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Effects of Whey Protein on Food Products Using Wheat Flour 査読あり
谷口(山田)亜樹子,高野克己, 菊池修平
日本食品保蔵科学会 31 ( 5 ) 239 - 244 2005年09月
担当区分:筆頭著者 記述言語:英語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
ホエータンパク質を小麦粉加工品に利用することを目的とし,うどん,中華麺,食パンおよび饅頭にホエータンパク質を添加し,その影響について調べた。各種小麦粉加工品ともにホエータンパク質を添加することにより物性が改善され,この結果からホエータンパク質は,生地改良剤として有効であることが示唆された。
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Purification and Properties ofβ-galactosidase from Tilapia Intestine -Digestive Enzyme of Tilapia-Ⅹ− 査読あり
谷口(山田)亜樹子,高野克己
Fisheries Science 70 ( 4 ) 688 - 694 2005年08月
担当区分:筆頭著者 記述言語:英語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
テラピア腸管からβ-ガラクトシダーゼを抽出し,各種クロマトグラフィーにて精製を行い,1種のβ-ガラクトシダーゼを得た。本酵素は40℃, pH5.0で最大活性を示し,p-ニトロフェニルガラクトピラノシドを最も良く分解した。Hg2+, PCMBにより活性が阻害された。
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ジャガイモおよび小麦デンプンのα-アミラーゼ分解性に及ぼす高圧処理の影響 査読あり
野口 智弘, 谷口 (山田) 亜樹子, 佐藤 広顕, 鈴木 敏郎, 松本 信二, 高野 克己
日本食品保蔵科学会誌 29 ( 6 ) 335 - 339 2003年12月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
生デンプンの新規糊化技術の開発を目的とし,高圧処理によりデンプンの結晶構造や表面構造を変化させ, アミラーゼによる分解性とデンプンの結晶性や表面構造との関係について検討した。その結果,デンプンは高圧処理により,その結晶性が低下し,酵素反応の反応速度が増加する構造へ変化することで,アミラーゼによる分解性が増大することが明らかとなった。
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ブナ化したシロサOncorhynchus ketaを用いた魚醤油の製造における各種プロテアーゼ製剤の影響 査読あり
谷口(山田)亜樹子, 菊池修平,高野克己
日本食品保蔵科学会誌 29 ( 1 ) 17 - 23 2003年01月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
ブナシロサケの有効利用として各種プロテアーゼ製剤を用い,良質な魚醤油を開発することを目的とし,シロサケを原料に魚肉のみ,内蔵添加,3種の酵素剤添加の5種の魚醤油を製造し,魚醤油熟成中の成分の経時的変化を調べた。全窒素,ホルモール窒素はプロテアーゼA,パパイン,アロアーゼ添加魚醤油の順に高かった。耐塩性のプロテアーゼA添加魚醤油は,アミノ化率が最も高く約62%であった。
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プロトプラスト融合による多酸性麹菌の造成 査読あり
谷口(山田)亜樹子,鈴木昌治,小泉武夫
日本食品保蔵科学会誌 28 ( 3 ) 127 - 134 2002年05月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
稲麹粒から分離したA.oryzae groupの多酸性株N1株と清酒用麹菌A.oryzae RIB176株からNTG処理により変異株を取得し,プロトプラスト融合により澱粉分解酵素生産能が高く,クエン酸生産能の高い有用な融合株F株を造成することができた。小仕込試験を行った結果,A.oryzaeRIB-176株に比べF株で製造したもろみの方がクエン酸量は約2倍高く,製品の清酒の酸度も2倍高い値を示した。
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テラピア腸管アミノペプチダーゼの精製ならびに性状 査読あり
谷口(山田)亜樹子, 高野克己
日本水産学会誌 68 ( 3 ) 349 - 355 2001年12月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
テラピア腸管からアミノペプチダーゼⅠ,Ⅱを得た。アミノペプチダーゼⅠ,Ⅱの最適pHは7.0およ6.5,最適温度は45℃および50℃であり,活性はpH6.5〜9.0,pH6.5〜8.5および45℃,50℃以下で安定であった。両酵素ともに金属酵素で,EDTA,ο-フェナントロリンによって阻害され,Zn2+,Co2+,Mg2+により活性の回復が認められた。両酵素はDFP,TPCKによっても阻害され,ⅠはAla-pNA,ⅡはLeu-pNAに良く作用した。
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稲麹粒から分離した多酸性麹菌Aspergillus oryzaeのクエン酸生産能 査読あり
谷口(山田)亜樹子,鈴木昌治,小泉武夫
日本食品保蔵科学会誌 27 ( 6 ) 339 - 342 2001年12月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
稲麹粒より分離したA.oryzaeタイプの50株の中から多酸性麹菌 N-1株,N-4株を供試し両菌株の製麹後の酸度とクエン酸量を検討した。 N-1株,N-4株はA. awamoriの麹より酸度,クエン酸量は低かったが,清酒用麹菌のA. oryzae RIB-176株の麹に比べて酸度,クエン酸量は約4倍高かった。N-1株は製麹温度32℃,精米歩合73.8%, N-4株は製麹温度37℃,精米歩合53.6%で製麹し,高い酸生産能を示した。
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テラピア腸管カルボキシペプチダーゼの精製ならびに性状 査読あり
谷口(山田)亜樹子, 高野克己
日本水産学会誌 67 ( 6 ) 1096 - 1102 2001年11月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
テラピア腸管よりカルボキシペプチダーゼⅠ,Ⅱ,Ⅲの3種を分離精製し,その性状を明らかにした。各酵素とも35℃で最大活性を示し,カルボキシペプチダーゼⅠの最適pHは8.0,ⅡおよびⅢは8.5であった。カルボキシペプチダーゼⅠは,カルボキシル末端が疎水性アミノ酸残基の基質に,ⅡおよびⅢはカルボキシル末端が親水性アミノ酸残基の基質に良く作用した。3種ともにo-フェナントロリンナどの金属キレート剤により活性の阻害を受けた。
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追熟中のキウイフルーツ(Actinidia deliciosa (A. Chev.) C.F. Liang et A.R. Ferguson, cv.Hayward)のα-グルコシダーゼの精製ならびに性状について 査読あり
谷口(山田)亜樹子,谷口正幸,高野克己,松本信二
日本食品保蔵科学会誌 27 ( 3 ) 133 - 139 2001年06月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
キウイフルーツからα-グルコシダーゼを精製した。分子量は18,000,等電点は4.9,pH6.5,45℃で最大活性を示した。活性はpH5.0〜7.0,40℃で安定であった。p-ニトロフェニル-α-D-グルコピラノシドに対するKm値は1.9mMであり,DTNB,PCMB,Zn2+,Cu2+Ni2+,Cd2+,Hg2+で阻害された。酵素はマルトースからマルトヘキサオースの各糖をグルコースに分解したが,アミロースには作用しなかった。
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追熟中のキウイフルーツ(Actinidia deliciosa (A. Chev.) C.F. Liang et A.R.Ferguson, cv.Hayward)のアミラーゼの 精製ならびに性状について 査読あり
谷口(山田)亜樹子,谷口正幸,高野克己,松本信二
日本食品保蔵科学会誌 27 ( 1 ) 3 - 10 2001年01月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
キウイフルーツからアミラーゼを抽出,精製を行い,アミラーゼⅠ,Ⅱの2種類の精製酵素を得た。分子量はⅠは43,000,Ⅱは40,000,両酵素ともにpH7.0,55℃で最大活性を示した。可溶性澱粉に対するKm値はⅠが9.5mg/ml,Ⅱが17.9mg/mlを示し,両酵素ともHg2+で阻害された。Ⅰは反応初期にG5を生成しその後,G4,G3,G2を生成した。ⅡはG4,G3,G2を生成した。
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キビ(Panicum miliaceum,L.)発芽種子アミラーゼの精製ならびに性状について 査読あり
谷口(山田)亜樹子
東京農業大学農学集報 45 ( 4 ) 331 - 339 2000年11月
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
キビ発芽種子からα-アミラーゼおよびβ-アミラーゼを分離,精製した。α-アミラーゼはpH 5.5,40℃,β-アミラーゼはpH5.0,30℃で最大活性を示し,pH安定性は前者がpH5.0〜7.0,後者がpH 4.5〜6.5,温度安定性は40℃および50℃以下であった。両酵素ともモノヨード酢酸,PCMBで活性が阻害され,SH酵素であり,Cd2+,Hg2+,Ni2+によっても阻害された。両酵素とも高分子量のアミロースによく作用し,環状オリゴ糖には全く作用しなかったが,プルランを分解した。
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テラピア胃リパーゼの精製ならびに性状 査読あり
谷口(山田)亜樹子,高野克己,鴨居郁三
日本水産学会誌 67 ( 1 ) 96 - 101 2000年08月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
テラピア胃よりリパーゼを分離精製し,その性状を明らかにした。本酵素は,pH6.5,40℃で最大活性を示し,その活性はpH5.0〜7.0,50℃で30分間まで安定であった。分子量は約54,000であり,活性は,PCMB,EDTAによって阻害された。短鎖から長鎖トリアシルグリセロールを分解し,また,モノアシルグリセロール,ジアシルグリセロールよりトリアシルグリセロールをよく分解した。
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テラピア腸管リパーゼの精製ならびに性状 査読あり
谷口(山田)亜樹子,高野克己,鴨居郁三
日本水産学会誌 67 ( 1 ) 78 - 84 2000年07月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
テラピア腸管よりリパーゼを分離精製し,その性状を明らかにした。本酵素は,pH7.5,35℃で最大活性を示し,その活性はpH6.5〜8.5,40℃で30分間まで安定であった。分子量は約46,000であり,活性は,Cu2+,Cd2+, Ni2+,Hg2+, PCMB,CH2ICOOHによって阻害された。特に短鎖脂肪酸トリアシルグリセロールに対する作用性が大きく,また,1,2-ジアシルグリセロール,1-モノアシルグリセロールをよく分解した。
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テラピア胃アミラーゼの精製ならびに性状 査読あり
山田亜樹子,高野克己,鴨居郁三
日本水産学会誌 62 ( 2 ) 269 - 274 1996年03月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
テラピア胃よりアミラーゼを分離精製し,その性状を明らかにした。本酵素は,pH6.0,35℃で最大活性を示し,活性はpH5.5〜7.5,40℃で1時間まで安定であった。分子量は約40,000で,可溶性デンプンに対すKm値は5.8mg/mlを示した。活性はCu2+,Zn2+,PCMB,DTMBによって阻害され,また本酵素は可溶性デンプン,アミロペクチン,アミロースなどの多糖以外にマルトオリゴ糖も分解した。
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テラピア(Tilapia nilotica)の消化酵素ならびにその飼料開発に関する基礎的研究
山田亜樹子
1994年12月
記述言語:日本語 掲載種別:学位論文(博士)
テラピアの胃および腸管より15種のデンプン分解酵素,タンパク質分解酵素,脂質分解酵素を精製し,それらの性状を明らかにした。各酵素によるin vitroの飼料消化試験を行い,さらにテラピアに各種飼料成分を投与してin vivoにおける消化試験ならびに分解の様相を検討したところ,胃および腸管における消化挙動が各酵素の作用特性を十分に反映しており,消化酵素の性状ならびにin vitro試験によりin vivoにおける飼料消化の大要が評価できることが明らかになった。
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アワ発芽種子アミラーゼの精製ならびに性状について 査読あり
山田亜樹子,高野克己,鴨居郁三
東京農業大学農学集報 39 ( 2 ) 72 - 78 1994年08月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
アワ発芽種子からα-アミラーゼおよびβ-アミラーゼを分離・精製し,その性状を明らかにした。α-アミラーゼはpH5.0,30℃,β-アミラーゼはpH5.5,40℃で最大活性を示し,pH安定性は前者がpH5.5〜6.0,後者がpH4.5〜6.0,温度安定性は40℃および50℃以下であった。両酵素ともモノヨード酢酸,PCMBで活性が阻害され,活性発現にSH基が関与していることが推察された。
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テラピア胃プロテアーゼの精製ならびに性状 査読あり
山田亜樹子,高野克己,鴨居郁三
日本水産学会誌 59 ( 11 ) 1903 - 1908 1993年11月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
テラピア胃よりプロテアーゼを分離精製し,その性状を明らかにした。本酵素はチロシン,フェニルアラニンなどの疎水性アミノ酸残基のアミノ基側のペプチド結合を加水分解するアスパラギン酸プロテアーゼであった。
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ヒエ発芽種子アミラーゼの精製ならびに性状について 査読あり
山田亜樹子,高野克己,鴨居郁三
東京農業大学農学集報 37 ( 3 ) 173 - 180 1993年01月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
ヒエ発芽種子からα-アミラーゼおよびβ-アミラーゼを分離,精製し,その性状を明らかにした。α-アミラーゼはpH6.0,50℃,β-アミラーゼはpH7.040℃で最大活性を示し,pH安定性は前者がpH6.0〜6.5,後者がpH6.5〜7.0,温度安定性は何れも50℃(30分)以下であった。両酵素ともモノヨード酢酸,PCMBで活性が阻害され,活性発現にSH基が関与していることが推察された。
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テラピア腸管α-グルコシダーゼの精製ならびに性状 査読あり
山田亜樹子,高野克己,鴨居郁三
日本水産学会誌 58 ( 11 ) 2189 - 2195 1992年11月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
テラピア腸管から2種のα-グルコシダーゼを分離,精製し,性状を明らかにした。両酵素は水銀,DTNBで阻害され,G2,G3,G4,G5,G6の各オリゴ糖をグルコース単位で分解したが,これらに対するKm値,分子量,等電点に差異が見られた。
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凍結粉砕による糸状菌(Fusarium graminearum)菌体からの分離タンパク質の調製ならびにその性状について 査読あり
山田亜樹子,高野克己,鴨居郁三
日本食品低温保蔵学会誌 18 ( 1 ) 11 - 17 1992年03月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
糸状菌(Fusarium graminearum)菌体タンパク質の抽出法,分離タンパク質の性状について検討した。抽出は,凍結粉砕処理が自己消化処理,アルカリ処理,酵素処理に比べ優れ,その収率は約82%であった。溶解性はpH4.5付近で最少,乳化安定性,保油性は大豆分離タンパク質より優れていた。
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テラピア腸管アミラーゼの精製ならびに性状について 査読あり
山田亜樹子,高野克己,鴨居郁三
日本水産学会誌 57 ( 10 ) 1903 - 1909 1991年10月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
テラピア腸管より2種類のアミラーゼⅠ,Ⅱを分離,精製し,性状を明らかにした。両酵素ともDTNB,PCMBで阻害されSH酵素であり,デンプンをG2,G3,G4単位で分解するエキソ型アミラーゼで,アミラーゼⅠとⅡでは高分子アミロースと低分子アミロースに対する親和性に差異が認められた。
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テラピア腸管プロテアーゼの精製ならびに性状について 査読あり
山田亜樹子,高野克己,鴨居郁三
日本水産学会誌 57 ( 8 ) 1551 - 1557 1991年08月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
テラピア腸管より2種のプロテアーゼを分離・精製し,性状を明らかにした。システインプロテアーゼはTyr,Pheなどの疎水性アミノ酸残基のカルボキシル基側のペプチド結合を,セリンプロテアーゼはArg,Lysなどの親水性アミノ酸残基のカルボキル基側のペプチド結合に特異的に作用した。
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テラピア腸管のアミラーゼおよびプロテアーゼに関する研究
山田亜樹子
1989年03月
記述言語:日本語 掲載種別:学位論文(修士)
テラピア腸管よりアミラーゼおよびプロテアーゼを分離,精製し,性状を明らかにした。アミラーゼは2種類得られ,両酵素はデンプンを非還元末端よりG2,G3,G4単位で分解するエキソ型アミラーゼであった。また,プロテアーゼはシステインプロテアーゼ,セリンプロテアーゼの2種類が得られ,前者はTyr,Pheの疎水性アミノ酸残基のカルボキシル側のペプチド結合を,後者はArg,Lysの親水性アミノ酸残基のカルボキシル側のぺプチド結合に作用した。