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今井 伸夫 (イマイ ノブオ) IMAI Nobuo 准教授 |
出身大学院 【 表示 / 非表示 】
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東京農業大学 農学研究科 林学 博士後期課程 修了
2003年04月 - 2007年03月
国名:日本国
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東京農業大学 農学研究科 林学 博士前期課程 修了
2001年04月 - 2003年03月
国名:日本国
学外略歴 【 表示 / 非表示 】
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京都大学 霊長類研究所 研究員
2013年04月 - 2016年03月
国名:日本国
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京都大学 農学部 研究員
2009年06月 - 2013年03月
国名:日本国
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京都大学 生態学研究センター 研究員
2007年04月 - 2009年05月
国名:日本国
論文 【 表示 / 非表示 】
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Co-limitation towards lower latitudes shapes global forest diversity gradients 査読あり 国際誌
Liang J, Gamarra JGP, Picard N et al.
Nature Ecology and Evolution 6 1423 - 1437 2022年08月
記述言語:英語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
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Mapping the spatial distribution of fern thickets and vine-laden forests in the landscape of Bornean logged-over tropical secondary rainforests 査読あり 国際誌
Takeshige R, Onishi M, Aoyagi R, Sawada Y, Imai N, Ong R, Kitayama K
Remote Sensing 14 3354 2022年07月
記述言語:英語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
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伐採後熱帯二次林に密生するマント群落がバイオマス回復速度へ与える影響
竹重 龍一, 大西 正徳, 青柳 亮太, 澤田 佳美, 今井 伸夫, 北山 兼弘
日本森林学会大会発表データベース 133 ( 0 ) 449 2022年05月
記述言語:英語 出版者・発行元:日本森林学会
<p>熱帯二次林の地上部バイオマス(AGB)は二次遷移の進行に従い、撹乱数十年で成熟林水準まで回復するとされてきた。しかし、ボルネオ島の伐採後二次林では、残存木がシダやツルの密生群落(密生マント群落)に被覆され、数十年に渡りAGB回復が停滞したとみられる森林が広く観察される。本研究では、密生マント群落に被覆された伐採後二次林のAGB回復の実態解明に向け、以下の3つを行った。まず、密生マント群落の被覆傾度に応じて設置した17個の地上調査区を用い、2014–2019年の回復速度を実測した。次にドローン画像を教師に衛星画像分類モデルを構築し、植生図を作製した。また、衛星画像より2014年と2019年のAGB地図を作成して、植生図と組み合わせて解析することで、地上調査区で観測された局所的な現象が景観レベルで広く観察されるかを検証した。</p><p>密生マント群落に高度に被覆された森林は、低被覆林と比べAGB回復速度が1/4程度と遅かった。調査対象地の約3割が密生マント群落に被覆され、景観レベルの解析でも高度被覆林におけるAGB回復が遅いことが示された。本研究より、密生マント群落被覆によるAGB回復阻害がボルネオの伐採後の森林で広く起きていることが示唆された。</p>
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暖温帯二次林における土壌呼吸に占める子実体呼吸の割合の季節変化
榮 航太朗, 田中 恵, 小南 裕志, 今井 伸夫
日本森林学会大会発表データベース 133 ( 0 ) 632 2022年05月
記述言語:英語 出版者・発行元:日本森林学会
<p> 大量の炭素を貯蔵している森林土壌からの炭素放出(土壌呼吸)に関する詳細な理解は、気候変動予測の高精度化において重要である。土壌呼吸を構成する菌類はしばしば子実体を形成するが、その存在は一時的かつ発生予測が困難である。そのため土壌呼吸は、一般に子実体を除いて測定されており、既存の土壌呼吸速度は子実体呼吸分だけ過小評価である可能性が高い。子実体呼吸の測定例は多いが、土壌と子実体の呼吸を同時測定した例は無い。</p><p> そこで本研究は、1)分類群、森林タイプごとの子実体呼吸速度の比較、2)土壌呼吸に対する子実体呼吸の寄与率とその季節変化、を明らかにすることを目的とした。農工大FM多摩丘陵の暖温帯二次林であるコナラ、アラカシ、スギ林に、25 m<sup>2</sup>区を計16個設置した。2021年4-11月、土壌呼吸、子実体の採取(計82個体)とその直後における呼吸速度の測定、種同定を行った。</p><p> 子実体呼吸は、含水率が高い個体ほど、測定時の温度が高いほど高かったが、子実体のサイズは影響しなかった。土壌呼吸に対する寄与率は、最大で1%(5月, コナラ林)であった。子実体の総バイオマスは初夏と秋に高い傾向にあったが、寄与率に季節変動はみられなかった。</p>
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Interspecific differences in the responses of root phosphatase activities and morphology to nitrogen and phosphorus fertilization in Bornean tropical rain forests
Hirano Y, Kitayama K, Imai N
Ecology and Evolution 12 e8669 2022年03月
担当区分:責任著者 記述言語:英語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
書籍等出版物 【 表示 / 非表示 】
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関岡 東生 , 市川 隆, 今井 伸夫, 上原 巌 , 江口 文陽 , 大林 宏也, 武生 雅明, 橘 隆一, 田中 恵, 辻井 寛, 堀内 正樹, 前川 洋平, 宮澤 紀子, 本橋 慶一, 桃井 尊央, 矢部 和弘, 山崎 晃司, 吉野 聡
家の光協会 2023年 ( ISBN:9784259518752 )
記述言語:日本語
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マングローブ林の生態系生態学
今井伸夫, 古川恵太, 中嶋亮太, 檜谷昴( 担当: 共訳)
東京農大出版会 2021年04月
記述言語:日本語 著書種別:学術書
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Alongi D. M. (Daniel M.), 今井 伸夫, 古川 恵太, 中嶋 亮太 , 檜谷 昂
東京農業大学出版会 2021年 ( ISBN:9784886945051 )
記述言語:日本語
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図解知識ゼロからの林業入門
今井伸夫( 担当: 分担執筆)
家の光協会 2016年
記述言語:日本語 著書種別:学術書
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Co-benefits of Sustainable Forestry: Ecological Studies of a Certified Bornean Tropical Rain Forest
Imai N, Titin J, Kita S, Ong R, Kitayama K (Kitayama K ed.)( 担当: 共著 , 範囲: 7章, Co-benefits of sustainable forest management for carbon sequestration. pp.129-148)
Springer 2013年01月 ( ISBN:978-4-431-54141-7 )
記述言語:英語 著書種別:学術書
近年、熱帯諸国では、これまでの無秩序な森林伐採に対する反省から持続的森林管理が導入され始めている。この主目的は木材の持続的利用であるが、炭素貯留に対するプラス効果も持つ可能性がある。無秩序伐採林・持続的管理林・原生林において、生態系内の炭素貯留量を定量した。生態系モデルCENTURYを用いて様々な伐採/気候変動シナリオを組み込んだ炭素動態シミュレーションも行い、持続可能な施業方法の提案を行った。
MISC 【 表示 / 非表示 】
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菌根菌への炭素配分に関する研究 招待あり
今井伸夫
アグリバイオ 1 ( 7 ) 67 - 71 2017年09月
担当区分:筆頭著者 記述言語:英語 掲載種別:記事・総説・解説・論説等(商業誌、新聞、ウェブメディア)
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脅かされる熱帯林の生物多様性 -その現状と保全へのアプローチ
北山兼弘, 今井伸夫, 鮫島弘光
森林科学 63 13 - 17 2011年
記述言語:日本語 掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌) 出版者・発行元:日本森林学会
科研費(文科省・学振)獲得実績 【 表示 / 非表示 】
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熱帯林生態系のリン制限仮説の再検証:新たなパラダイムの創出
2022年04月 - 現在
科学研究費補助金 基盤研究(B)
今井伸夫
担当区分:研究代表者
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土壌栄養が菌根菌への炭素配分に及ぼす影響
2022年01月 - 現在
科学研究費補助金 国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(A))
今井伸夫
担当区分:研究代表者
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先端根圏に共生する菌根菌への炭素配分に関する研究
2019年04月 - 2022年03月
科学研究費補助金 基盤研究(C)
今井伸夫
担当区分:研究代表者
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森林生態系における菌根菌への炭素配分:リアルタイム菌糸呼吸測定法の開発
2017年04月 - 2019年03月
科学研究費補助金 若手研究(B)
今井伸夫
担当区分:研究代表者
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菌根菌呼吸への炭素配分に関する研究
2015年04月 - 2017年03月
科学研究費補助金 若手研究(B)
今井伸夫
担当区分:研究代表者
その他競争的資金獲得実績 【 表示 / 非表示 】
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生物多様性レジリエンスを踏まえた半自然草地の保全・再生手法の開発
2020年 - 現在
東京農業大学
資金種別:競争的資金
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先端根圏における菌根菌呼吸の分離測定手法の開発
2018年04月 - 2021年03月
民間財団等
担当区分:研究代表者 資金種別:競争的資金
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多摩川源流域における「耕作跡地の二次草原」の生物多様性とその時空間動態
2018年04月 - 2020年03月
民間財団等
担当区分:研究代表者 資金種別:競争的資金
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東南アジア8か国における熱帯林減少の駆動因:長期・地域スケールでの解析
2017年04月 - 2019年03月
京都大学東南アジア研究所
担当区分:研究代表者 資金種別:競争的資金
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低インパクト伐採が熱帯林のリター分解に及ぼす影響
2016年10月 - 2017年09月
民間財団等
担当区分:研究代表者 資金種別:競争的資金
委員歴 【 表示 / 非表示 】
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日本森林学会 Journal of Forest Research 副編集長
2022年05月 - 現在
団体区分:学協会
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Frontiers in Forests and Global Change Associate editor
2021年06月 - 現在
団体区分:学協会
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日本マングローブ学会 Mangrove Science 編集委員
2019年12月 - 現在
団体区分:学協会
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日本生態学会 Ecological Research 編集委員
2019年01月 - 現在
団体区分:学協会
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日本森林学会 Journal of Forest Research 編集委員
2018年04月 - 2022年04月
団体区分:学協会