2020/08/05 更新

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江口 文陽 (エグチ フミオ)

EGUCHI Fumio

教授

プロフィール


1965年群馬県生まれ、東京農業大学大学院農学研究科博士後期課程修了(博士)、日本学術振興会特別研究員、東京農業大学非常勤講師、高崎健康福祉大学助教授、教授を経て2012年4月東京農業大学教授。同大学院指導教授、2016年4月東京農業大学「食と農」の博物館長、独立行政法人日本学術振興会学術システム研究センタープログラムオフィサー。2020年4月東京農業大学地域環境科学部森林総合科学科学科長。
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27歳で東京農業大学からきのこの育種技術で博士の学位を授与される。日本学術振興会特別研究員(三年間)。大学の教員になりたい希望が強く公設試験場や民間企業の内定先には就職せず、33歳までは小学校・中学校・高等学校・進学予備校・専門学校・短大・大学の非常勤講師で生活、特に30歳から33歳までの3年間は9時から21時半まで非常勤講師・最大時90分、50分などの講義で週30コマを担当、22時から夜中2時まで実験、3時から6時までの3時間睡眠・・・・ 生活の先が見えないつらい時間を過ごした。
33歳までの流しの研究者の時代(32歳フリーターのような状態で結婚)、33歳で高崎健康福祉大学に採用され助教授(大学設置審教員資格審査合格)、36歳で教授(大学設置審教員資格審査合格)など激動の人生を送った。研究・教育活動、国内外の各大学の実態を数多く見て現在に至っている。大学人とはいかなるものかといった強い信念❝哲学❞を強く持っている。

出身学校 【 表示 / 非表示

  • 1984年04月
    -
    1988年03月

    東京農業大学   農学部   林学科(林産学コース)   卒業

取得学位 【 表示 / 非表示

  • 東京農業大学 -  博士(林学)

学内職務経歴 【 表示 / 非表示

  • 2012年04月
    -
    継続中

    東京農業大学   地域環境科学部   森林総合科学科   教授  

  • 2016年04月
    -
    継続中

    東京農業大学   (その他の組織)   東京農業大学「食と農」の博物館   館長  

所属学会・委員会 等 【 表示 / 非表示

  • 1985年04月
    -
    継続中
     

    日本木材学会

  • 1988年06月
    -
    継続中
     

    日本きのこ学会

  • 1995年04月
    -
    継続中
     

    日本炎症再生医学会

  • 1995年04月
    -
    継続中
     

    日本農芸化学会

  • 1995年05月
    -
    継続中
     

    応用薬理研究会

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研究キーワード 【 表示 / 非表示

  • 木材劣化・木材腐朽

  • 特用林産物

  • 精油

  • 微細藻類

  • 担子菌

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論文 【 表示 / 非表示

  • 微細藻類を用いたのり面保護工の機能評価

    新田 壮真, 今冨 裕樹, 江口 文陽, 徳永 冠哉

    森林利用学会誌 ( 森林利用学会 )  35 ( 2 )   2020年  [査読有り]

    研究論文(学術雑誌)   共著

    <p>台風などによる林道や作業道ののり面の崩壊は数多く発生しており,林道,作業道に適用可能なのり面保護工において,より優れた工法の開発は急務である。近年,BSC 工法と呼ばれる微細藻類を用いたのり面保護工が開発された。本工法は藻類の繁茂により土壌表面の緊縛力を高め,支持力の上昇と早期緑化を図る手法であるが,林道や作業道における適用事例は数少ない。そこで本研究では林道および作業道における微細藻類を用いたのり面保護工の機能評価を行うために東農大演習林(東京都奥多摩町)内の林道と作業道において微細藻類施工区と無施工区を設置し,流出土砂量,植被率,相対光量子量等の経過観測を行った。その結果,流出土砂量は施工区にて無施工区と比較して両試験区とも積算流出土砂量が16%以上減少した。植被率は植生繁茂が大きくなる夏の時点で無施工区よりも施工区で1.5 倍以上大きくなった。また,微細藻類の繁茂は相対光量子量の影響を受けることが示されたが,以上の結果から光環境が十分でない林道および作業道においても微細藻類によるのり面保護工の効果が十分に発揮されると考えられる。</p>

    CiNii

  • クロレラ抽出残渣を栄養剤としたマイタケ栽培とその機能性

    森園由香、徳永冠哉、西島純基、宮澤紀子、江口文陽、吉本博明:

    応用薬理、96(1)27-33(2019).   96 ( 1 ) 27 - 33   2019年  [査読有り]

    研究論文(学術雑誌)   共著

  • A new record of the mycoparasitic habit of Collybia reinakeana RGR-FE-NSC strain against Aspergillus flavus, Fusarium oxysporum and Cladosporium sphaerospermum,

    Renato G. Reyes,Michael R. Umagat, Benjie L. Garcia, Ariel Joseph J. Barza, Ryo Sumi, Nobuo Mori, Noriko Miyazawa and Fumio Eguchi:

    International journal of pharmaceutical research and allied sciences   6 ( 3 ) 29 - 32   2017年  [査読有り]

    研究論文(学術雑誌)   共著

  • Immunomodulatory and Anti-IBDV Activities of the Polysaccharide AEX From Coccomyxa Gloeobotrydiformis.

    Guo Q., Shao Q , Xu W., Rui L., Sumi R., Eguchi F., Li Z.:

    12   15 ( 2 ) 36   2017年  [査読有り]

    研究論文(学術雑誌)   共著

    DOI

  • Comparative elemental Composition and antioxidant activity of the fruiting bodies of Pleurotus djamor cultivated on sawdust and rice straw-based formulations,

    Reyes R.G., Umagat M.R., Dulay R.R., Kalaw S.P., Sumi R., Mori N., Eruchi F.,

    International Journal of Biology, Pharmacy and Allied Sciences   5 ( 10 ) 2572 - 2580   2016年  [査読有り]

    研究論文(学術雑誌)   共著

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著書 【 表示 / 非表示

  • 三枝教授のすばらしき菌類学教室②(取材協力:江口文陽=三枝教授の仮想モデル)

    香日ゆら (担当: 単著 )

    角川書店  2020年

  • 三枝教授のすばらしき菌類学教室①(取材協力:江口文陽=三枝教授の仮想モデル)

    香日ゆら (担当: その他 )

    角川書店  2019年

  • きのこの生理機能と応用開発の展望

    江口文陽 (監修・執筆) (担当: 監修 )

    , S&T出版株式会社(2017).  2017年

  • The functional effects of dietary fungi, 「Functional foods, nutraceuticals and natural products : Edited by Texas State University

    Eguchi F., Yoshimoto H., (担当: 単著 )

    DES Publications,Inc.  2016年

  • 図説知識ゼロからの林業入門

    江口文陽 (担当: 分担執筆 )

    家の光協会  2016年

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総説・解説記事 他 【 表示 / 非表示

  • きのこの多機能性を科学する

    江口 文陽

    木材保存 ( 日本木材保存協会 )  42 ( 1 ) 12 - 17   2016年  [査読有り]  [依頼有り]

    総説・解説(大学・研究所紀要)   単著

    きのこというとどのようなイメージを持つのだろうか?木材保存学の観点から見たきのこは,材を腐朽させたり変色させたりする厄介者といった捉え方もあるだろう。しかしながら,樹木や木材はきのこによって分解され良質な有機質肥料となって森林更新に役立つていることに違いない。また,低カロリーで食物繊維,ミネラル,ビタミンをはじめ生体調節作用を持った機能性物質を多く含んでおり,私たちの日常生活において罹患する可能性のある疾患の予防や治療効果,医薬品との相互的な利用による副作用軽減や機能の相乗・相加効果なども確認されている。わが国では,高齢社会の到来で医療費の負担が巨大化することから予防の観点からも国民の生活習慣の改善を進めている。近年,このような背景をもとにきのこの機能性には特に期待が寄せられている。しかしながら,特定のきのこで医療科学的評価によって効能が確認されても同一名のきのこすべてに対する科学的保証ではないことを認識する必要がある。すなわち,きのこなどの天然素材は,品種,栽培法,収穫ステージによってもその効能が大きく異なるからだ。健康素材としての観点から,きのこの栽培,効能解析,消費者が食す際のポイントについて解説する。

    CiNii

  • きのこの魅力を発信する拠点としての活動を目指して

    江口 文陽

    日本きのこ学会誌 : mushroom science and biotechnology ( 日本きのこ学会 )  21 ( 1 ) 1 - 2   2013年04月  [依頼有り]

    総説・解説(大学・研究所紀要)   単著

    CiNii

  • きのこで健康社会を建設する

    江口 文陽

    山林 ( 大日本山林会 )  ( 1547 ) 2 - 10   2013年04月  [依頼有り]

    総説・解説(大学・研究所紀要)   単著

    CiNii

  • 科学 きのこの持つ輝かしき"ちから"

    江口 文陽

    青淵 ( 渋沢栄一記念財団 )  ( 758 ) 23 - 25   2012年05月  [依頼有り]

    総説・解説(大学・研究所紀要)   単著

    CiNii

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学術関係受賞 【 表示 / 非表示

  • 日本木材学会賞

    2015年03月17日   日本木材学会   食用・薬用きのこの生産技術の開発と薬理機能への応用  

  • 森喜作賞

    2010年07月15日    

  • 中川威雄技術奨励賞

    2009年06月25日    

  • あさを賞

    2005年06月30日    

  • 日本きのこ学会奨励賞

    2001年07月28日   日本きのこ学会  

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その他競争的資金獲得実績 【 表示 / 非表示

  • 炎症再生医学と神経科学からのアプローチによるきのこの多機能性発現メカニズムの解明

    提供機関:  日本学術振興会  科研費 基盤研究B

    研究期間: 2020年  -  2023年  代表者:  江口文陽

  • 加齢性疾患に対する高次機能性きのこ栽培技術の開発とその効能評価

    提供機関:  日本学術振興会  科研費 基盤研究C

    研究期間: 2014年  -  2017年  代表者:  江口文陽

  • ヒト飲食により多機能性を発現するきのこの生体内での作用機序の解明

    提供機関:  日本学術振興会  科研費 基盤研究C

    研究期間: 2011年  -  2013年  代表者:  江口文陽

  • きのこ(ヒカゲシビレタケ)を活用した神経疾患改善剤の開発

    提供機関:  日本学術振興会  科研費 基盤研究C

    研究期間: 2008年  -  2010年 

  • 感染性処理因難廃棄物「紙おむつ」処理システムの検討 研究課題 研究課題/領域番号 14658026

    提供機関:  日本学術振興会  科研費 萌芽研究

    研究期間: 2002年  -  2003年  代表者:  江口文陽

研究発表 【 表示 / 非表示

  • 食生活におけるえのき氷の利用効果

    宮澤紀子、吉本博明、市村昌紀、土屋千代栄、江口文陽

    第62回日本木材学会大会  (北海道大学(札幌))  2012年03月  -  2012年03月  日本木材学会

  • えのき氷のヒト飲食による血清脂質改善効果

    江口文陽、宮澤紀子、吉本博明、市村昌紀、土屋千代栄、加藤憲之、川田剛裕、松田隆秀

    第62回日本木材学会大会  (北海道大学(札幌))  2012年03月  -  2012年03月  日本木材学会

  • Wild edible mushrooms as sources of nutraceuticals.

    Renato G Reyes, Sofronio P Kalaw, Rich Milton R Dulay, Tadahiro Kikukawa, Fumio Eguchi

    IUMS2011  (札幌コンベンションセンター(札幌))  2011年09月  -  2011年09月  International Union of Microbiological Societies 2011 Congress

  • Recent aspect In complementary medicines to the metabolic syndrome/life style-related diseases using by mushroom.

    Yasuo Watanabe, Shizuo Yamada, Shoichi Kurihara, Fumio Eguchi

    IUMS2011  (札幌コンベンションセンター(札幌))  2011年09月  -  2011年09月  International Union of Microbiological Societies 2011 Congress

  • 鉄欠乏性貧血の予防を目的とした鉄強化ヒラタケの生産

    加藤亮,江口文陽,熊倉慧,吉本博明,檜垣宮都,菊川忠裕

    第15回日本きのこ学会  (信州大学(伊那))  2011年09月  -  2011年09月  日本きのこ学会

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担当経験のある授業科目 【 表示 / 非表示

  • 東京農業大学   林産化学

  • 東京農業大学   きのこ学

  • 東京農業大学大学院   林産化学特論

  • 東京農業大学   木材劣化生物学

  • 高崎健康福祉大学   生活環境論

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産学連携の基本姿勢 【 表示 / 非表示

  • 我が国の経済社会が独自の先進的技術を保持して国際競争力の中で維持・躍進するためには、これまで以上に優れた知的財産権を創出し、各種製造業(ものづくり)を基軸とした社会の活性化が不可欠です。そのためには、社会のニーズに対応したシーズを展開していくことが必要です。さらに、シーズの価値観を現在のニーズとマッチさせることはもとより、少し先行した時代のニーズへと対応させるべき先見性を磨くことが重要ではないでしょうか。新規生産物の創出のためには、大学や公設試験研究機関などの「学」の持つシーズと社会のニーズとをいかに結びつけるかが低迷するわが国の経済への何よりのカンフル剤となることは確かです。このことは林業・林産業界にとっても極めて重要なポイントと考えます。
    現在、「学」の保有するシーズの中には、林産物・特用林産物を扱う産業界や製造ラインとのマッチングによって新規有用製品を作り出すことが予想されるものも多いと考えます。
     現在のわが国では、産学連携といった言葉が「流行り」のように目に付くようになりました。しかしながら実社会における産学連携事例の中には、その取り組みが誤った観点において推進され、成果なき連携になっていることも多いようです。
     真の効率的な産学連携の成果を産むためには、産業界と研究者がお互いに高いレベルの意識をもって研究開発の促進や製品化をスピーディーに行うことが重要です。
     すなわちそれは掛算(×)の方式による基本姿勢で臨むことと考えています。企業側が2の能力があり、大学側(私)が1の能力だとします。2×1=2であり、企業側にメリットはありません。したがって、互いが2であれば、2×2=4として互いがそれまでの倍の利益を得ることとなります。よって産学連携においては、互いに2以上の力を持って臨むことが不可欠であり、私自身が最低2の能力やシーズを持っていたいと考えています。