書籍等出版物 - 鈴村 源太郎
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日本農業の構造変化と展開方向-2000年センサスによる農業・農村構造の分析-(農林水産政策研究叢書第2号)
鈴村 源太郎 他( 担当: 共著 , 範囲: 第5章「水田農業における農家以外の農業事業体の新展開」)
農山漁村文化協会 2003年03月
記述言語:日本語 著書種別:学術書
農家以外の農業事業体については、これまでも政策的に注目されてきたものの、そのシェアは微々たるものであった。しかし、2000年農業センサスで土地利用型部門における協業経営体が急増した。本書では、水田部門における同事業体の特徴と地域性、および地域農業の担い手としての役割を検討すると共に、事業体数が特に増加した宮城、富山、福井、滋賀の4県を対象に、土地利用型部門における展開可能性を分析した。
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第三セクターの農業法人による地域農業の担い手育成-秋田県鹿角市の「八幡平地域経営公社」-
鈴村 源太郎( 担当: 単著)
農-英知と進歩 1997年09月
記述言語:日本語 著書種別:学術書
当時、全国的に市町村農業公社が経営不振にあえぐ中、有限会社形態の農業法人の活躍が期待されていた。そのため、本報告では、自治体が出資する農業法人の担い手としての可能性を探った。市町村出資の有限会社は、当時農業生産法人とは認められなかったため、当初は作業受託のみの事業展開だったが、出資を返上後の農業生産法人化をも目指すのが当該事例の特徴であった。報告では、実態調査に基づく課題と展望の析出を試みた。